闇姫無双 7 |
俺たちが白蓮の元に来てはや数ヶ月
そして今は城壁の上
桃香「わあ〜、すっごいね。これ全部白蓮ちゃんの兵隊さん?」
白蓮「まぁな、実際のところ正規兵が半分と義勇兵が半分っていったところか」
桃香「そうなんだ・・・・私たちも力つけなくちゃね」
愛紗「そうですね・・・桃香様」
鈴々「鈴々もがんばるのだ」
一刀「でも・・・このうち何人生き残るかな・・・」
趙雲「そうですね、最悪半分というのも・・・・」
愛紗「ご主人様?」
白蓮「・・・お前たち・・・そうだよな、これから戦だからな・・・」
一刀「俺は多くの人を救いたい・・・けど、戦なれはしたくないな」
愛紗「ご主人様、そのようなこと、私がさせません」
桃香「そうだよ、愛紗ちゃんや鈴々ちゃん、趙雲さんもいるんだし」
一刀「ありがとう、愛紗、桃香」
趙雲「ココの兵は私が守ってみせますぞ」
愛紗「趙雲殿、ぜひ我が真名を受け取ってくれまいか?」
趙雲「私も同じことを考えていました・・・・是非」
愛紗「我が真名は愛紗、以後愛紗と及びください」
趙雲「ならば、私の真名は星(セイ)だ、今後ともよろしく」
鈴々「鈴々も渡すのだ。鈴々の真名は鈴々(りんりん)というのだ」
桃香「あ〜皆ずるい、私も〜」
白蓮「お〜い、私のこと忘れてないか?」
一刀「そんなことないよ、白蓮」
白蓮「そっそうか、ならいいだ」
一刀に笑顔を向けられ赤くなる白蓮
そしてあの真名交換と大討伐から数週間後の今
白蓮「あ〜、朝廷から本格的にやつらを退治せよとの命令書が着たんだが・・・・」
星「やっとですかな、いささか遅いようにも・・・・」
白蓮「そういうなよ、力がないのは前からだろ・・・・でだ、桃香これは好機じゃないか?」
桃香「好機?」
白蓮「そうだ、独立のための好機だと私は思うのだが・・・」
一刀「そうだね、ココで名を上げれば独立も夢じゃないかもな」
白蓮「北郷が言うとおりだな、お前たちはここでくすぶってる輩じゃないだろ?」
桃香「そっか、わかった。愛紗ちゃん、鈴々ちゃん、ご主人様、私に力を貸して」
愛紗「もちろんです、桃香様」
鈴々「鈴々もいいのだ、お姉ちゃん」
桃香「ご主人様?」
一刀「ん?あっいいよ、桃香の好きなようにね」
桃香「うん」
愛紗(ご主人様?なにやら考え事をしていたようですが・・・・)
一刀「それじゃぁ、俺たちも準備しようか」
三人「「「はい」」」
その夜、俺は一人白蓮の元に行った
一刀「白蓮?いるか?俺だ一刀だ」
白蓮「ん?一刀か・・・あいてるぞ」
一刀「お邪魔します」
白蓮「それで、何か用なのか?」
一刀「昼のことなんだがな、ありがとうな」
白蓮「あ〜あれのことか、気にするな、私がそうしたかったんだから」
一刀「そうゆうことじゃないんだ、その、気使わせたな・・・・」
一刀「俺たちが白蓮の邪魔してるってことは知っているつもりだ・・・だから、その・・・」
白蓮「なんだ、知っているのか・・・いいんだ、桃香の元にお前が降り立ったのだから・・・」
一刀「白蓮」
白蓮「なぁ北郷。少しの間だけでいい、私に胸を貸してくれないか」
一刀「あぁ、かまわないよ」
俺は白蓮を抱きしめた、白蓮は少しの間黙っていたが・・・・
白蓮「・・・・私は、桃香がうらやましい・・・私塾でも先生に認められるだけの才を持って、今は武に秀でた義妹も・・・・そして、北郷お前も桃香の元にいる・・・」
一刀「・・・白蓮」
白蓮「いいんだ、でも・・・・少しでもいい、泣かせてくれ・・・・・」
一刀「あぁ」
白蓮「・・・・うわぁああああああああああああああ」
その日の夜、俺は泣き疲れた白蓮のそばで眠った
愛紗と彼女はいたようだったが・・・・
飢餓 不作 重い税などで暴走した民たちは黄色い布を頭に巻き暴走している
一刀「黄布党か」
愛紗「そうですね、私も桃香様に会わなかったらそうなっていたかも知れませぬ」
一刀「愛紗は・・・ならないよ、タブン」
愛紗「ご主人様、ありがとうございます」
今、愛紗とは壁一枚はさんで背中同士を合わせるように、話をしている
一刀「なぁ、愛紗」
愛紗「はい、何でしょう?」
一刀「生き残ろうな・・・必ず」
愛紗「はい、ごしゅ、いえ、一刀様」
白蓮「ん?・・・誰かいるのか・・・・?」
一刀「白蓮がおきそうだから俺はもおいくよ」
愛紗「はい、一刀様、おやすみなさいませ」
白蓮「ん?・・・ほん・・・・・ごう・・・?」
一刀「白蓮・・・・俺はここにいるよ」
俺は白蓮の頭をなでながら落ちつかせる
白蓮「うぁあ、北郷・・・きゅう」
白蓮はなでられ、赤くなりうつむいた
黄布党は主犯とされる、張三姉妹が曹操に討たれ、瓦解した
それに伴い、俺たちは白蓮の元を独立した
白蓮「これで平和になればいいのだがなぁ」
一刀「そうだといいな」
愛紗「ご主人様!兵の準備完了しました」
一刀「そうか。それじゃ白蓮、俺たちはいくよ」
白蓮「そうか。また会おうな、できれば敵としてではなく・・・」
一刀「そうだな、白蓮ありがとうな」
白蓮「なに、こんなことしかできないし・・・・」
俺たちが独立のために兵を募集することを白蓮が了承したのはいいのだが
多くて500程度だと思っていた募集はその倍以上の3千までに増え、俺たちがいかに有名だということを思い知らされた
一刀「そんなこというなよ、なぁ白蓮」
白蓮「なんだ?」
一刀「もし・・・行くところがなくなったら俺たちのところに来てくれないか?」
一刀「俺たちは白蓮を迎えたいし」
白蓮「あっあぁ・・・その時はな・・・」
桃香「ご主人様〜、出発できるよ」
一刀「それじゃぁ、行こうか」
愛紗「では、全軍前進」
こうして俺たちは兵を引き連れ白蓮の元から独立を果たした
行くあてのない俺たちに二人の天士が舞い降りる
次回 はわわ あわわに遭遇!?
おまけ
「なぞの侍女」
私は天の御使い、北郷一刀様がここ、幽州に着てからお使いしている侍女です
あの方はとても優しく、私にもお優しくしてくれます
私は近くの邑の出ですが、昔から武を極めんと鍛錬をしていましたが
ある日邑を襲った賊に終われ、がけから転落
その時に公孫賛様に助けていただき、今は北郷様にお仕えしています
私はがけから落ちたときは死を覚悟しましたが、今は生きていたよかったと思っています
こんなところに間諜が来るとは思えませんが、あの方のために私頑張ります
一刀「―――、話しないか?」
―――「はい、北郷様!」
私はこの方についていきたいです・・・
あとがき
いや、スミマセン、色々ぶっ飛ばして話がごちゃごちゃに・・・・
それでですね、侍女の名募集しようかと
さすがに 凪や明命とか思春はすでに魏や呉にいますからねぇ
なにやらPCが重いので早々に切り上げます
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駄文&ノープラン第七弾 やっぱ拠点はしんどいです |
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コメント | ||
ワクワク(readman ) うげ・・・ほんとうだ (護衛) 5/9の黄布党ではなく黄巾党です(劉趙) 気が向いたら直しておきます(護衛) p8、一刀の台詞で「話しないか?」は「話さないか?」だと思います(仮)。(鐵 恭哉) p5、一刀の台詞で「もお」は「もう」だと。(鐵 恭哉) 執筆お疲れ様です。白蓮ってば良い女だなぁ・・・・これが袁家のバカにやられると思うと腹が立ってくる・・・ともあれ侍女の名前が思いつかない・・・蜀に囚われずオリキャラにしたらどうでしょう?(狩人) |
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