テスト2
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薬草を探していた司馬徽は、一人の少年を見つける…

 

「さっき落ちてきた流星はやっぱり…」

 

「あの噂の……」

 

「朱里、私がこの少年を背負いますから、薬草をお願いしますね」

 

「分かりました」

 

薬草の入ったかごを朱里に渡し少年を背負う

 

「暗くなる前に、戻りましょう」

 

「はい、先生」

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「うぅ……ここは……?」

 

「はわわ!先生、目が覚めたみたいです」

 

身体を起こそうとすると女の子が部屋から出て行った……

 

ここは…どこだ?

 

部屋を見回すと、まったく身に覚えの無い部屋で古いと言うかなんと言うか……

 

「目が覚めたようですね」

 

「あ、はい……ところでここは?」

 

「ここは、――」

 

俺は、質問をしていき自分の現状を確認していった……

 

そしてお互いに自己紹介をして、しばらくここで厄介になることになった。

 

この時代の、常識や文字、そして…真名の存在を学ぶために……

 

 

 

字の練習をしていると…

 

「一刀お兄様、ご飯出来ましたよ」

 

「分かった朱里、すぐ行くよ」

 

筆を置き部屋を出る。

 

数ヶ月経つと…打ち解けたのか、ここの門下生の一人と、兄妹のような関係になり

 

この世界に来て身内が居ない一人で心細かった心に、家族と言う名の支えが出来た。

 

「そういえば一刀お兄様、字の練習はどうですか?」

 

「読みはだいぶ出来るようになったけど…自分で書いた字が綺麗に書けないかな」

 

「肩や手に力入れすぎてませんか?」

 

「…あ、それはあるかも……でも、よく分かったな?」

 

「それは、一刀お兄様の妹ですから」

 

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字の読み書きが出来るようになったころ、朱里が先生の下で新しい知識を学ぶ事になり

 

俺は、武の方を鍛えこの後に来る時代に備える……三顧の礼まで朱里…妹を守るために。

 

「……ふぅ、一回戻るか……?」

 

遠くから悲鳴……方向は、あっちか――

 

 

 

「あわわ、やめて…やめて…ひっ!」

 

「暴れるんじゃねえ!こんな所じゃ助けなんて誰もこねえよ!」

 

おら!と、言う声に合わせて布が破ける音と女の子の悲鳴があがる。

 

女の子を胸元を押えようとするが、盗賊がその両手首を掴んで女の子の頭上に固定する。

 

「ひっひっ…おか犯され……」

 

「そこまで……だ!」

 

俺は、卑怯と言われようと無我夢中で盗賊の後ろから木刀で頭を何度も殴りつけ……

 

――初めて……人を殺した――

 

俺は、荒い呼吸で、倒れている盗賊を見つめたまま女の子の泣き声を……

 

女の子を見るとボロキレになった青い服で胸元を押えて泣いていた。

 

震える手でボタンを外し制服の上着を脱いで女の子にかけて

 

「ごめん…もっと早くに来れれば…」

 

「ぁ、ぁ、ありがとうごじゃいましゅ…」

 

再び、動かない盗賊を見つめ

 

「……こいつの…」

 

「…?」

 

「こいつの、仲間…来る前に、安全な所に行くぞ」

 

「あわっ」

 

女の子を抱き上げて急いでこの場を離れる、こいつの仲間以外にも血の匂いで獣が来る場合もある。

 

「あわわ、でも私、水鏡塾に…」

 

「大丈夫…俺もそこしか安全な場所は知らないから……」

 

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襲われた恐怖、人を殺した恐怖

 

お互い身体が震えているが、抱き合ってるぬくもりで今だけでも動ける事に感謝しながら

 

水鏡塾まで、走り続けた……

 

 

お互いの名前も知らないまま

 

半身を見つけたかの様に―――

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書きたいものが書けないので気分転換という名のテスト終了。

ではこれで。

 

説明
書き方を…微妙に変えてみてるのかな?
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コメント
よーぜふ様 襲われてた女の子の名前が出てないのも7時間しか寝れないのもきっと孔明の罠です。(akieco)
ヒトヤ様 出会いのお話はここで終わりです。(akieco)
だからなんという終わり方を…気になって7時間しかねれないじゃまいか!(よーぜふ)
え?まさか終わり?(ヒトヤ)
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朱里 真・恋姫†無双 

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