恋姫†学園ver1.00 第三部〜蜀〜
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第三部 〜蜀〜

 

 バタッ!扉が勢いよく開けられた

「桃香様!!」

 飛び込んできたのは黒い髪の毛に一部分だけ白く染まっている、たとえるならブラック・ジャ…

「おい、私の髪をそのような者と一緒にするな!」

 まぁ、黒と白の二色の髪の毛をしている女の子、名前は焔耶。副生徒会長補佐をしている。

「そんな紹介今はどうでも良い!それよりも、桃香様っ!起きてください!」

 そんな扱いしなくでも良いのに……だったらナレーションしなきゃいいんだろ!!別にあんたのためにナレーションしてたわけじゃないんだからねっ!

「ふぇ?っ!焔耶ちゃん!違うよ、寝てなんかいないよ!こう……そ、そうだよ!良い考えが浮かばないかな〜ってこう、精神統一?をしながら考えてただけだよ!!」

「桃香様寝ていらっしゃったのはもうばれてますから…」

「えっ!だから寝てないって、ねっお願い焔耶ちゃん。どうかこのことは愛紗ちゃんにだけは黙っておいて」

「まぁ桃香様がそうおっしゃるなら」

「ありがとう!本当来てくれたのが焔耶ちゃんで助かったよ」

「いえ、感謝されるのはうれしいのですが…」

「それでどうした焔耶ちゃん?凄くあわててるようだけど」

「そうでした桃香様!あの噂を聞きましたか!?」

「あの噂?……あっ麗羽ちゃんがご主人様に下僕になれって言ったこと?」

「!?知っているのならば、なぜそのように寝ていらっしゃったのですか」

「いやぁ〜だって一年も我慢したんだよ、やっぱり我慢した分一気に感情が出ちゃったんじゃないかな〜って思って」

「一年我慢したのなら桃香様や私たちだって一緒です」

「どうしたんですか桃香様?急に笑顔になられて」

「やっぱり焔耶ちゃんもご主人様のこと好きだったんだな〜って」

「なっ!?何をおっしゃいますか桃香様!私は別にあんな桃香様に手を出しておきながら……も…おぼ…」

「もぅ、焔耶ちゃんったら素直じゃないな」

「素直などと!桃香様、私は純粋にあの馬鹿男に怒っているだけでして…」

「ふふっ、焔耶ちゃんったら本当に可愛いんだから」

「確かに、一刀の話になった時の焔耶はいつもと違うな」

「ええっ!?」

「なっ!何でお前がここに居る!!」

「いや何でって、今回は普通にドア開けて入って来たんだが…」

「何だって!?というか「今回は」ってお前はいつもどんな入り方をしているんだ!!」

「ちょっと、焔耶ちゃん落ち着いて」

「っ!?桃香様止めないでください私はこいつをぶちのめさないと気がすみません!!」

「だからって焔耶ちゃんの鈍砕骨で殴ったらパサケさん死んじゃうって!」

「大丈夫です桃香様、こやつはこれぐらいでは死にません!」

「そういう問題じゃないって!」

「俺が勝手に入ってきたと怒っているようだが、ちゃんと俺はノックもしたんだぞ」

「ならば私がきづかないはずがないだろ!!」

「「私が」ってことは私は気づかないと焔耶ちゃんは思ってるってことなんだ…」

「っ!?貴様っ!よくも桃香様を!!」

「いや、今のは完璧にお前のせいだろ」

「知らん!おとなしく私の鈍砕骨の餌食になれ!!」

「まぁ、冗談もこれくらいにしておいて…」

「なっ!?私の一撃を片手で止めただ…と」

「いや今のこの攻防も多分読者には伝わってないと思うんだよね」

「さっきからお前は何を言っているんだ!!」

「いやだからね。さっきからナレーションないからノックされても気づかないんだって」

「ナレーションだと!」

「そういえばさっき焔耶ちゃんが厳しく言ったせいでいじけてたよね」

「桃香様はその時寝ておられませんでしたか?」

「いいんだよ細かいことは」

「そうだよ細かいことを気にしてちゃだめだよ焔耶ちゃん」

「私が悪いのですか桃香様!?」

「まぁそんな焔耶はほっといて…おいそこでいじけてるナレーション」

 えっ?何か俺に用っすか?

「「用っすか?」じゃねえよ。お前がナレーションしないと何が起きてるのかわかりづらいだろうが!」

 わかりづらいって…

 俺だってがんばってナレーションしてたんだよ、それなのに焔耶ったら俺のこと邪魔者呼ばわりして…

「大丈夫だって、焔耶ちゃんも悪気はなかったんだし…」

「私はっ」

「焔耶ちゃん」

「桃香様、っ」

「ほらここは一回謝ってすっきりしようや」

「そうだよ焔耶ちゃん」

「と、桃香様がそういうなら…おいっナレーション」

 なんでございましょうか

「さ、さっきはすまなかったな、その…邪魔者扱いしてしまって……その、今度からはそういう風に扱わないようにするから。機嫌を直してくれないか」

 まっ、そこまで言われちゃ〜しかたないよね

「っ、貴様っ!人が下手に出ていれば」

「ちょ、焔耶ちゃん落ち着いて!!」

 そういって焔耶は桃香に腰を、パサケに鈍砕骨を押さえられて焔耶はこのナレーション様に攻撃できずにいた、あぁ何て気分が良いんだろう!

「貴様〜〜〜!!」

「まぁ、とりあえずナレーション戻ってきたのは良いが。今度は焔耶が暴れだすし…ナレーションお前後適当におわしといてくれ。」

「えっ?ナレーションさんに後おまかせするの!?

 パサケの一言に桃香は驚いていたが

「いや〜、どうせこの先するのさっきもした話だから同じ話してもつまらないんだよな〜」

 まぁ確かにそうだよね〜

「何で二人だけで納得しちゃうの!?私にも教えてよ」

「は〜な〜せ〜!」

 まぁそんな感じで焔耶を取り押さえながらパサケは桃香に麗羽が建てた新しい寮とその寮に三国の将たちが入る件について説明していった…

 

 まぁその話を聞いて、桃香は喜び焔耶は桂花みたいな反応をしたのはみなさまの想像の程度におまかせします。

「ほ〜、そんなに手を抜いておっては、早くもナレーション交代かの〜」

 ちょっと何であなたが出てきてるんですか!?あなたの出番はまだ当分先でしょうが!

「いやぁな、ただ待っているだけというのもつまらないものでな〜」

 まぁ確かに待ってるだけではつまらないですよね。それにあんた結局出てきたところでそこまで出番が…

「ほほぉ〜どうやらお主は鷲を怒らせたいと見えるな〜」

 いやぁ〜別に怒らせようだなんてこれっぽちも思っちゃいませんよ!!ほっ…本当ですからね!!

「ふむ、まぁ今回はここで少し出ることが出来たしよしとするか…」

 あぁ〜助かった…

「今後もちょくちょく出てみようかの」

 ちょ!!??…それはマジでやめてくださいって!!

「いやいや、そんなに遠慮せんでも…」

 いやいや!遠慮とかじゃなくて本当にでなくてもいいですから…

「まったく、そんなことをいいながらも…」

 いや…だから、本当に……まじで………

「……いやい……鷲も…」

 ……

「…」

(パ)「以下永遠に続きそうなのでここらへんでおわしときますね」

(桃)「以上!恋姫†学園ver1.00第3部〜蜀〜でした!」

(焔)「桃香様!?いったい何をやっておられるのですか!?」

説明
恋姫†学園第3部〜蜀〜です。まぁ気軽に読んでいただければ大変うれしいです。それと読んだ感想又は投稿主はまだ始めたばかりなのでアドバイスなどを気軽にコメントしていただけれると助かります。
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コメント
何だか登場人物がカオスになってきてるような?(スターダスト)
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