闇姫無双 拠点 帰還中にて |
俺たちがあの連合を抜けて帰還中だが
やはり、主だった兵や将がいないため
付近の村々では賊の攻撃を受けたりしていた
拠点1 桃香の場合
桃香「ご主人様・・・あっちの邑でもこの前賊が来たって」
一刀「そっちもか・・・黄色いやつらがいなくなっても変わらないのか・・・」
桃香「ご主人様・・・・」
愛紗「ご主人様・・・兵の準備完了しました」
一刀「ありがとう、愛紗・・・・朱里・・・いける?」
朱里「はい・・・愛紗さん、いきましょう」
愛紗「わかった・・・では、ご主人様行ってまいります」
一刀「気おつけて」
しあ「一刀〜!うちらもでてるんやろ?」
一刀「そうだね・・・恋?」
恋「だいじょうぶ・・・・ちんQ」
ちんQ「はいなのです・・・では、いくのです」
しあ「うっしゃぁ」
華雄「一刀さま・・・・」
一刀「華雄・・・ごめんね、またなんだ・・・」
華雄「何をいいますか、そんな顔しないでください」
一刀「ごめんね・・・斗詩」
斗詩「はい・・・それじゃぁ華雄さんいきましょう」
華雄「あぁ・・・では」
現在劉備軍は街の近くにいるが村を襲う賊の討伐にひっきりなしにでている
最初は愛紗 鈴々 朱里の部隊が
次にしあ 恋 ちんQの部隊が
さっき華雄 かすみ 斗詩 雛里の部隊も討伐にでた
今この場に残っているのは・・・・俺と桃香と秋蓮だけになる
秋蓮は付近の捜索と警護を兼ねているので俺と桃香だけがここにいる
桃香「やっぱりご主人様はすごいなぁ」
一刀「すごい?どうして?」
桃香「だってあの愛紗ちゃんや華雄さんを簡単に操っているんだもん」
一刀「そうでもないよ・・・皆、力ない人を守りたいから俺が言うことを聞いてくれるだけだよ」
桃香「私もご主人様のようになりたいなぁ」
一刀「俺はそのままの桃香でいいとおもうな」
桃香「今のままの私?」
一刀「そう・・・すこしおっちょこちょいで民のことを一番に考えて、たまに周りを見れなくなる桃香のままで」
桃香「ぶー、ご主人様それってほめてるつもりなの?」
一刀「そう膨れるなって・・・桃香には戦慣れしてほしくないんだよ・・・いくらこんな時代だからだってね」
桃香「・・・・ご主人様」
一刀「さて、誰が一番早く帰ってくると思う?」
桃香「えっとね〜、愛紗ちゃん!」
一刀「それはどうして?」
桃香「だって〜、愛紗ちゃんさっき行くときいつもご主人様に向けてる目してたもん」
一刀「そうか・・・・俺は華雄かな・・・少し顔赤かったし」
桃香「あれ〜?ご主人様・・・・少しは乙女心わかったのかなぁ〜?」
一刀「今だけかもしれないな・・・・さぁ、皆を出迎えよう」
桃香「うん、行こう。ご主人様」
桃香(私強くなるよ・・・・ご主人様の隣に立って恥ずかしくないように・・・)
拠点 斗詩の場合
斗詩「ご主人様〜」
一刀「ん?斗詩、どうしたんだ?」
斗詩「えっとですね・・・これから街行きますけど・・・ご主人様もどうかなって」
一刀「そっか、なら一緒に行ってくれるかい?」
斗詩「もちろんです。じゃぁいきましょう」
一刀「とっ斗詩。そんなにひっぱらなくても街は逃げないよ」
斗詩に引っ張られ街に来た一刀
一刀「にぎわってるなぁ」
斗詩「そうですね・・・・どこから回りましょう?」
一刀「そうだなぁ・・・・特に決め手ないなら少し歩こうか」
斗詩「はい・・・あの、腕組んでもらっていいですか?」
一刀「いいよ、ほら、おいで」
斗詩「はっはい!失礼します(わぁ、暖かい)」
一刀「迷子にならないようにね」
斗詩「はい(これって逢引とかになるんでしょうか?)」
俺は斗詩と腕を組みながらあっちへいったりこっちへいったり
そうしているうちに腹の虫も鳴き始め
一刀「腹がへったなぁ・・・・斗詩なにか食べたいものある?」
斗詩「そうですね・・・あの、ご主人様?」
一刀「どうしたの?」
斗詩「あのですね・・・私、料理得意なのでその・・・私の料理食べてくれませんか?」
一刀「そりゃうれしいけど・・・いいの?俺なんかで」
斗詩「はい、私はかっ一刀様に食べてほしいので・・・」
一刀「それじゃぁ・・・斗詩が得意なもの作ってもらおうかな」
斗詩「はい!任せてください」
俺は斗詩に引かれるまま食材を買い、兵たちがいるところより少し離れた場所で斗詩が調理するのを見ていた
斗詩「・・・で、よし!ご主人様、できましたよ」
一刀「おおぉ!うまそうだな・・・食べても?」
斗詩「いいですよ・・・はい、お箸と蓮華です」
一刀「ありがとう・・・・それじゃぁ、いただきます」
斗詩が作ってくれた物は・・・麻婆豆腐、チンジャオロース、回鍋肉(鶏肉版)
一刀「(ほむほむ)うまいよ、斗詩」
斗詩「ありがとうございます。えへへ、うれしいな」
一刀「ねぇ、斗詩」
斗詩「はい、なんですか?」
一刀「こんなに料理うまいのにどうして武将なんかに?」
斗詩「それは違いますよ・・・・最初は料理まったくできなかったんですが・・・・文ちゃんがせがむうちにできるようになったんです」
一刀「そうなんだ・・・・ごちそうさま」
斗詩「はい、おそまつさまです・・・・」
食べ終わり、後片付けをしていると・・・
鈴々「いい匂いなのだ」
恋「・・・・ごはん」
劉備軍きっての腹ペコたちに見つかった
鈴々は俺が料理できるとしらないので斗詩をジーと見つめてる
斗詩「そんなに見なくても作ってあげますから・・・すこし待っててくださいね」
二人「「わかったのだ(こくり)」」
斗詩「それではご主人様、これをもってきてくれますか?」
一刀「あぁ・・・」
二人で少しはなれた調理場所に食器を持っていく
一刀「斗詩」
斗詩「はい」
一刀「また、食べさせてくれよ・・・・」
斗詩「はい!」
桃香「ごしゅじんさま〜!」
一刀「それじゃぁ、斗詩。俺いくね」
斗詩「はい、ご主人様」
その後数日間 斗詩は上機嫌だった
拠点 秋蓮の場合
一刀「こっちがこうで・・・・これが・・・ここか・・・」
一刀「ふぅ・・・・大分このあたりの賊もいなくなったな」
一刀「でも、またでてくるんだよなぁ・・・・」
一刀「さて、夜も遅いし、今日はこのくらいで・・・・寝よう」
俺は天幕に入り、寝ようとした
一刀(誰か来たな・・・・誰だろう・・・・こんな時間に・・・)
誰が着たのかわからないでいると、月明かりがその者を照らした
一刀「秋蓮?」
秋蓮「・・・・・」
秋蓮の手には短剣と思われる刃物が握ってあり
秋蓮「・・・・お前を殺しにきた・・・やっと、好機がきた」
一刀「そうなんだ・・・・なら、苦しまないようにしてくれ」
秋蓮「!?・・・お前は・・・抵抗しないのか?」
一刀「大切な人に殺されるなら文句ないかな」
一刀「それに秋蓮の実力があれば、俺はとっくに死んでるだろ・・・だけど、ソレをしなかった」
一刀「それは、殺すことに躊躇いがあるからなんじゃ?」
秋蓮「ふふふ、そうかもしれないな・・・・私は迷っていたのかもしれない」
一刀「ねぇ、秋蓮。その聞くことしかできないけどさ・・・・話してよ」
秋蓮「あぁ・・・・私は、お前の元に来る前に言われたのだ・・・・もし生きていたのなら・・・・隙をみて北郷を殺せとな」
一刀「そうか・・・でも、やめてくれたよね」
秋蓮「あぁ・・・前の私なら何もためらわずやっていただろう・・・・たとえ曹操様が命じたことでなくてもな・・・・このことは桂花・・・・曹操様の下にいる軍師が提案したことだ・・・・曹操様は何もしらない」
一刀「そんなに脅えないで・・・・大丈夫、何もしないよ・・・大丈夫」
秋蓮「ははは、私が脅えてると・・・そうかもしれないな・・・私はこんな目にあっているのに姉者と曹操様だけは守りたいと思っている・・・・」
一刀「いいんじゃないかな・・・・皆だれしも守りたいものがあるから強くなるんだし・・・・」
一刀「ねぇ、秋蓮・・・・その、一緒に寝よう」
秋蓮「私はお前を殺そうとしたのだぞ?「それでもいいよ」つくづくお前は変わっているな」
一刀「そうかな?よく言われるけど、実感ないんだよな」
秋蓮「そうだろうさ・・・今夜限りだぞ・・・・私にお前の暖かさを分けてくれ」
一刀「あぁ、寝よう・・・秋蓮」
布団に入ると秋蓮はすぐに寝息をたて・・・寝てしまった
一刀「かすみ・・・いるんだろ?それに・・・・華雄にしあも」
カスミ「はい・・・華雄としあには外をお願いしてます」
一刀「このことは他の人には・・・・内緒にね」
かすみ「わかりました・・・・秋蓮の心をお守りになさるんですね」
一刀「そんなたいそうなことじゃないよ・・・・けど、守ってあげたいな」
かすみ「では、今度しあ、華雄、私ともどもかわいがってくださいね・・・それで内緒にしますゆえ」
一刀「あはは、手厳しいな・・・・判った・・・・それじゃぁ、おやすみ」
かすみ「おやすみなさいませ、北郷様」
秋蓮(優しいな・・・・今は寝た振りでもしておこう・・・)
次の日かすみが起こしにいくと・・・・
安心しきった秋蘭の寝顔があったそうだ・・・・
あとがき
秋蓮以外はその場で考えたものです
秋蓮が仲間?なってすぐに思いついたのが今回のもので
実は一刀を殺すために劉備軍に着たんじゃないか!?とか色々考えられる時代なので
さて次も三人くらいだそうと思いますが・・・・希望ありますでしょうか?
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コメント | ||
ちんQの名前は・・・いいのか・・・?w(うわなにを・・・・・ry(クロスアルス) 愛紗、しあ、恋の三人で。(poyy) そうそう今のところ一刀は武器もっていなので凪状態です(護衛) 愛紗に勝ったことが・・・・わすれてた!(護衛) 執筆お疲れ様です。 恐ろしいほどの更新速度ですね・・・(凄い!) そういえば一刀って愛紗などに一騎打ちで勝ってましたよね?にしては一刀のセリフに矛盾があるかと・・・ そういえば武器も気になりますね。 次回も楽しみに待ってます〜(狩人) もうちょい集計してから書きましょう・・・目指せ一日6人分(むりぽ〜(護衛) 秋蓮の話よかったです。これから華琳と戦うことになったら秋蓮は苦悩すると思うけど、幸せになってほしいです。 ちなみに希望としては、恋、星、朱里の三人です。(ベレーボー) 更新速いなww元董卓軍の3人・・・かな(スーシャン) |
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