闇姫無双 17
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主に曹操から逃げる俺たちは油断していた

曹操が袁招を破るのに時間がかかると・・・

その考えはすでに壊されてしまった

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兵「でッ伝令!曹操軍・・・袁招軍を破りこちらに迫ってきてます」

桃香「もう!?そんな、まだ半分も進めてないのに・・・」

一刀「しかたがないよ・・・・俺からの提案だ、隊を二つに分けよう」

朱里「速度が速いものが先に入蜀して待つということですか?」

一刀「そうゆうこと・・・桃香、君は先に行って待っててくれ」

桃香「そんな・・・私もご主人様と!」

一刀「あまえるな!君はみんなの旗だろう!君は君しかできないことをせよ!」

桃香「ご主人様・・・うん、わかったよ!ご主人様」

一刀「愛紗・・・桃香をたのんだ」

愛紗「はい・・・・ご主人様もお気をつけて」

一刀「わかった・・・・皆も気をつけて」

一刀「さて・・・誰が残りたい?」

かすみ「私は北郷様と共に・・・」

一刀「ありがとう・・・かすみ」

恋「・・・恋も・・・・」

一刀「うれしいが・・・・いいのか?」

恋「いい・・・・ご主人様・・・・大事」

一刀「ありがとう・・・恋」

ちんQ「呂布どのがのこるのでしたら、ねねも残るのですぞ」

恋「・・・・ちんQ・・・・ありがと?」

ちんQ「おぉぉ、呂布殿がねねにお礼を・・・これはがんばればなりませんぞ」

??「おにいちゃん」

一刀「鈴々・・・・一緒に来てくれるのか?」

鈴々「おにいちゃんは鈴々が守るのだ」

秋蓮「私も残ろう・・・」

一刀「秋蓮・・・・ありがとう」

一刀「それじゃぁいこう」

『御意』

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曹操軍

華琳「守備兵がいない?ということは劉備は城にて決戦を望んでいるということなのかしら」

桂花「はい、華琳様と決戦できることを誇りに思い死んでいくでしょう」

風「それはどうですかね〜、劉備さんはともかくあのお兄さんがそんなことするでしょうか?」

華琳「風は違うとでも?」

風「そうですねぇ〜・・・風なら袁招軍を足止めしてる間に城を捨てて、何処か別の場所ににげますねぇ〜」

桂花「でも、それじゃぁ民はどうなるというの?」

風「仮にも大徳の持ち主・・・なら、民は付いていきたいと思うのではないでしょうか〜?」

華琳「仮に風のいうことが事実だとしても、城を捨てた者の下に誰が着くのかしら?」

風「そこまでは風にも・・・・」

華琳「まぁいいわ、城に着けばわかることよ」

・・・・・

桂花「華琳様・・・城の中には誰一人としておりません」

華琳「本当に城を捨てるなんてね・・・やられたわ」

華琳「稟!春蘭たちを使い付近を捜索しなさい・・・・もし民が着いているとしたら・・・そう遠くにまだ行ってないはずよ」

稟「はっ!」

風「おやおや・・・本当にやるとは・・・・あのお兄さんもなかなかやりますねぇ〜」

華琳「風!敵のことを褒めてないで策を考えなさい」

風「・・・・ぐぅ」

桂花「おきなさい!」

風「おおぉ!寝てませんよ?」

華琳「それで、風。何か思いついたかしら?」

風「そうですねぇ・・・・このあたりにいるとおもうのですよ〜」

華琳「ここは・・・・誰か!」

兵「はっ!」

華琳「稟にココに行くように伝えなさい」

兵「はっ!」

桂花「華琳様楽しそうですね」

華琳「ええ・・・楽しいわ」

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一刀「あせらなくていい・・・確実にすすむんだ!」

民「北郷様・・・わしらは助かるのでしょうか?」

一刀「大丈夫・・・俺たちが守るから」

民「北郷様・・・」

かすみ「ただいま戻りました」

一刀「おかえり・・・どう?」

かすみ「はい・・・ごにょごにょごにょ」

一刀「そうか・・・・なら付近の警戒に・・・」

かすみ「はい」

俺たちが橋を渡り切ったそのすぐ後に

恋「・・・・ご主人様・・・・来る」

一刀「そうか・・・・兵の皆は民の誘導を・・・俺たちが橋の前で防衛線を張る」

鈴々「来るのだ!」

一刀「いけ!」

兵「はっ!」

一刀「秋蓮・・・おそらく夏侯惇がくると思うけど・・・・いいの?」

秋蓮「ふふ、何をいまさら・・・ソレに私は一度死んだ身、たとえ相手が姉者だとしても手をぬくきはないぞ」

一刀「そうか・・・・ちんQ下がってろ!」

ちんQ「言われなくてもそうするのです」

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恋「・・・・来た」

俺たちの前に広がる曹操軍、その中にはやはり、夏侯惇が・・・・

夏侯惇「キサマが北郷か?」

一刀「そうだよ・・・・」

夏侯惇「お前が・・・秋蘭を・・・・」

秋蓮「姉者・・・」

夏侯惇「きさまの首、私が貰い受ける!」

恋「・・・・させない」

鈴々「お兄ちゃんは鈴々が守るのだ!」

夏侯惇「くっ!呂布に張飛か・・・お前らにかまってる暇はない!」

じりじりと寄ってくる曹操軍

??「春蘭様・・・ここは我らが・・・」

夏侯惇「そうか・・・なら、頼むぞ!凪」

凪「はい!わが名は楽進!魏の将だ」

かすみ「北郷様・・・彼女が相手なら私が・・・」

一刀「いいの?実の妹だろ?」

かすみ「実の妹ですから実力をわからせるのです」

一刀「二人とも怪我ないようにね」

かすみ「それは・・・・はい、では行きますよ、凪!」

二人『はぁあああああ!』

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??「流琉いくよ」

流琉「・・・わかった・・・季衣」

鈴々「にゃ?つるぺた春巻きがきたのだ」

季衣「つるぺた春巻きいうな!」

『ドゴーーーン!』

流琉「えぇええい!」

『ドスン!』

鈴々「そんな攻撃あたらないのだ」

 

夏侯惇「ふん!では私の相手はお前か?呂布」

恋「・・・・ご主人様・・・・傷つけさせない」

夏侯惇「ふん、ならばやってみろ!」

恋「・・・・おそい」

各員思い思いの敵と対峙していると

『ヒュン!』

どこからか矢?が飛んできて、俺の右ほほを掠めていった

少し当たったのか・・・血がにじみ出てきた

秋蓮「北郷!くそっ!どこだ・・・・そこかぁ!」

『ヒュンっ!ドスッ!・・・ぐあぁぁ!』

秋蓮「北郷・・・大丈夫か!?今手当てを・・・」

その言葉、行為に夏侯惇が・・・キレタ

夏侯惇「ほ・ん・ご・う!きさま〜!」

華琳「やめなさい!春蘭!」

春蘭「しかし・・・華琳様」

華琳「やめなさい・・・・でなければ、アナタは死ぬことになるわ」

春蘭「それはどういう意味で・・・!」

夏侯惇の周りをかすみ、恋、秋蓮、鈴々が武器を構え必殺の間合いで取り囲んでいた

もし、北郷が少しでも斬られれば・・・・彼女たちはためらわず振り下ろすだろう

華琳「もういいわ、北郷。今回は見逃してあげる・・・けれど、次は覚悟しなさい」

華琳「引き上げるわよ・・・」

兵「はっ!」

春蘭「・・・北郷!きさまは必ず・・・私が殺す!」

こうして曹操軍は撤退していったが・・・・一人の少女がその場に残った

??「始めまして、お兄さん。風は程cというのです」

一刀「その程cちゃんが俺に何の用かな?」

程c「そうですね・・・ひと言で申し上げますと・・・お兄さん、風と一緒に魏にきてくれませんか?」

一刀「残念だけど、その誘いは受けれないよ」

程c「劉備軍の主だからですか?」

一刀「それもあるけど・・・守りたい子たちを置いていけないよ」

程c「守りたい子というのはそこにいる武将たちのことで?」

一刀「そうだよ。皆俺の大事な人たちだからね」

程c「そうですか・・・・残念です。では、もしお兄さんたち劉備が天下統一したら・・・風を仲間に入れてくれますか?」

一刀「いいよ・・・・確実とはいえないけどね」

程c「なら・・・お兄さんに風の真名を預けます。風の真名は風というのですよ」

一刀「いいの?・・・ありがとう、風」

鈴々「お兄ちゃんなにしてるのだ!?早くいくのだ!」

一刀「わーまって!それじゃ、またね。風」

風「はい、またです、お兄さん」

一刀「待ってくれよ・・・みんな」

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??「にしても風、何であんなこといったんだ?」

風「おや?宝慧には気に召さなかったですか〜?」

宝慧「そうゆうことじゃねぇが・・・・アレは敵だろう」

風「そうですね〜、華琳様より先にあっていたら・・・・どうなっていたことか」

宝慧「ほれたな」

風「それを聞くのは無粋ですよ〜」

宝慧「ふん、ならこの乱世生き残れ、そうすれば・・・・」

流琉「風さん何を言っているんですか?」

風「おやおや、流琉ちゃんじゃぁありませんか、にゅふふ、なんでもないですよ〜」

流琉「?」

風「それより・・・・いえ、なんでもないですぅ〜」

風(星ちゃんが・・・うらやましいですよ〜)

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あとがきという言い訳

次は入蜀だ!

さてまだ先ですが焔耶は桃香馬鹿なんでしょうかねぇ

白蓮とタンポポはすでに・・・な状態でしたが

明命はどうなったでしょうか

書きたいこと 見せたいこと 知ってほしいことまだまだあります

そのためにがんばるので皆さん応援してください

説明
ついに張飛の本気が・・・・ないですがね
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コメント
良いなあ。(readman )
執筆お疲れ様です〜 風と宝慧の会話w  いよいよ次回からは蜀編ですか・・・楽しみに待ってます〜(狩人)
風いいですね、まさかの宝慧でしたww(tomasu)
タグ
一刀  鈴々 ちんQ 春蘭 

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