真・恋姫無双アナザーストーリー 雪蓮√ 今傍に行きます 第8.3話
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真・恋姫無双アナザーストーリー 

雪蓮√ 今傍に行きます 第8.3話

 

 

 

 

【雪蓮の夏休み計画】

 

「まずい、まずいわ……」

 

試験も終わり、答案用紙が帰ってきて夏休みまであと数日と迫ったある日、私は悩んでいた

 

「ん?なにがまずいの?あ〜!わかった!テストの点数悪くて追試だったんでしょ〜」

 

優未ったら得意げに言っちゃって。

 

まあ、私の点数を見れば直ぐにその考えが間違ったって気づくでしょ

 

私は全部の答案用紙を優未に見せた

 

「ん……」

 

「ふふ〜ん♪どれどれ……なにこれ!?」

 

案の定、優未ったらありえないとばかりに驚いてるわね

 

「なんでこんなに点が良いわけ?!」

 

「勉強してるもの」

 

「いつ?!」

 

「学園で」

 

「そ、それだけでこんな点数取れるわけ無いじゃん!」

 

「実際に取ってるし」

 

「うぅ〜〜〜〜!」

 

「はい」

 

「はいってなに?」

 

「優未のテスト」

 

「……」

 

「ほらほら、早く出しなさい♪」

 

「……ほら!もう直ぐ先生が来るし!」

 

「大丈夫よ、まだ5分もあるわ」

 

「えっと、あ!琳に借りてたCD返さないと!」

 

「それなら優未が居ない時に琳が来て返しといたわ」

 

「か、勝手に人の鞄漁らないで?!」

 

「あなただって私の鞄漁るでしょ」

 

「えっと、えっと……あ!次の洗濯物取り込まないと!」

 

「ここは、学園なのにどこに洗濯物があるの?」

 

だんだん、言い訳がおかしくなってきてるわよ、優未

 

「えっと、えっと、えっと……うわ〜〜〜〜ん!雪蓮のバカ〜〜〜〜っ!」

 

「はいはい、よしよし」

 

「うぅ〜〜、……で、何で悩んでたのよぉ」

 

拗ねながらも私の悩みを聞こうとする優未

 

「あなた、夏休みはどうするの?」

 

「そりゃもちろん。7月中に宿題全部終わらせるでしょ〜」

 

「本当に7月中に終わるのかしら?」

 

「終わらせるの!で、あとは一刀君と夏休みをめいいっぱ、い……あ」

 

どうやら気づいたようね。そう……

 

「どうしよう!私、一刀君の電話番号知らない!」

 

「やっぱり、優未も知らないのね」

 

「え……ってことは雪蓮も?」

 

「ええ」

 

「教えてもらわないと!」

 

「それもそうなんだけど」

 

「?何か問題でもあるの?」

 

「ええ、実は……」

 

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「え〜〜〜〜〜!一刀君は夏休みの間部活ぅ?!」

 

そう、一刀は7月の初めに腕にひびが入り部活を休んでたんだけど、つい最近、愛紗が剣道部の部長に気に入られてそのまま入部

 

一刀のお目付け役になったのよね。そこまでならまだ良いんだけどギブスが外れ次第、猛特訓になると一刀が泣いて話していた

 

「どうしよう!夏休みは一刀君と海でしょ、山でしょ!花火にも行きたいし!それに、それに……一杯!」

 

「はいはい、そう言う妄想は家でやってね」

 

「妄想じゃないもん!絶対に実現させるんだから!」

 

「でも殆ど部活よ?」

 

「う゛……どうしよう〜雪蓮〜〜〜〜」

 

「そうね……」

 

私と優未で悩んでいると

 

「ほ〜ら、もう授業始まるわよ。恋する乙女は授業が終わってからにしなさい」

 

いつの間にか、先生が来ていたのね、気づかなかったわ

 

「うわ!いつの間に来たの、先生!」

 

「私はお化けじゃないわよ。ほらほら、席に着きなさい。音無さん」

 

「は〜い、それじゃ、後でね〜雪蓮」

 

「ええ、あとで相談しましょ」

 

「あら、本当に恋の話だったのかしら?先生も教えて欲しいわ〜」

 

「先生には教えないよ〜」

 

「あら、意外といけずなのね音無さんは」

 

「「はははははは!」」

 

教室中に笑いが広がる

 

「そりゃ、先生、独り身だから相談してもな!」

 

「こら!そこの男子!言っちゃいけないことを言ったわね。きょうは重点的に当てるから覚悟してなさい!」

 

「そんな〜〜〜!」

 

あんな事言えば結果は見えてるでしょうに……

 

私は呆れながら微笑んだ

 

「さ!授業始めますよ。今日は色々な本にもなった三国時代よ」

 

三国時代……

 

「はぁ〜……」

 

私は軽く溜息をついた

 

私は三国志の話は好きじゃないのよね、もちろん、三国時代も好きじゃない

 

理由は判らないけど嫌いなのよね、特に魏は……

 

「なんでかしらね?」

 

私は窓の外を見ながら独り言を言っていた

 

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授業終了のチャイムが鳴り、優未が近づいてきた

 

「さあ、さっきの話の続きしよ〜って、あれ雪蓮どうしたの?」

 

「ん〜?ちょっと、さっきの授業でね〜。私、三国時代って嫌いなのよね」

 

「え、なんで?」

 

「わからないわよ、そんなの。理由があるなら私が知りたいくらいよ」

 

「ふ〜ん……」

 

優未は指を顎に当てて何かを考えていた

 

「ねえ、ちなみに、魏・呉・蜀・董・袁、どれが一番嫌い?」

 

「袁」

 

「早っ!考える暇も無いくらい早っ!」

 

「当たり前よ。とくに袁術」

 

「ふ〜ん、次は?」

 

「魏ね。あとの3つは、まあ普通かしらね」

 

「やっぱり……」

 

「何か言った?」

 

「へ?ああ、ううん!なんでもないよ〜」

 

なんでもないなら、顎に指を当てて考えないで欲しいんだけど?

 

「それよりさ、どうするのよ、夏休み!」

 

「そうね、まずは一刀に電話番号聞くついでに相談しましょうか」

 

「それだ!今すぐ行こうよ雪蓮!」

 

「まだ2時限目が残ってるでしょ」

 

「でもでも!終わったら一刀君は地獄の特訓なんでしょ!」

 

「流石に昼食を摂る時間くらいあるでしょ」

 

多分ね……

 

「何か言った?」

 

「なんでもないわ」

 

「よ〜し、それなら授業終わったら一刀君の教室に特攻だ〜〜〜♪」

 

「元気ね、あんたはいつも」

 

「それが私の取り柄だからね♪」

 

私も優未のこんな性格は嫌いじゃないわよ

 

「とりあえず、次の授業がそろそろ始まるから席に戻りなさい」

 

「次の授業ってなんだったっけ?」

 

「あなたの『大好き』な数学よ」

 

「うえ〜〜、数学なんて嫌いだ〜〜〜!こんなの好きな人はおかしいよ!」

 

「あなたは体育以外全部嫌いじゃないの」

 

「そんな事無いも〜ん」

 

「じゃ、他に何がすきなのよ」

 

「えっとね……えっと……」

 

ないのね……

 

「そ、そんな目で見ないでよ!あっ!水泳とか得意だよ!

 

「……はぁ〜」

 

それも体育でしょうに……

 

私は苦笑いを浮かべ溜息をついた

 

「うぅ〜〜!勉強なんて出来なくてもいいも〜んだ!一刀君に養ってもらうから!」

 

むっ!

 

「聞き捨てなら無いわね。一刀は私と暮らすのよ♪」

 

「ぶーぶー」

 

ふふふ、誰にも一刀は渡さないんだから

 

優未とじゃれていると本日最後の授業開始となるチャイムが鳴り響いた

 

「とにかく、終わったら一刀君のクラスに乗り込むからね!」

 

「わかったわよ」

 

そういうと優未は自分の席に戻っていった

 

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「かっずとく〜〜〜〜ん!」

 

授業が終わり優未と私は帰り支度を済ませ、一刀のクラスへと向かった、が

 

「あれ?居ないよ?」

 

「愛紗の姿も無いわね」

 

「もしかしてもう部活に行っちゃったとか!?」

 

でも、クラスの全員が居ないのは変ね……一人や二人は居ると思うんだけど……ん?

 

「なるほどね」

 

「どうしたの?早く探しに行こうよ!」

 

「大丈夫よ、ここで待ってれば一刀は来るわ」

 

「なんでわかるの?」

 

「あれ?雪蓮に優未?どうしたの」

 

やっぱりね

 

一刀は体操服を着て歩いてきた。体操服姿……良いかも♪

 

「あのね、一刀君に相談したいことがあったの!」

 

「わかった。それじゃお昼一緒に食べよう。……今日も愛紗の特訓だから……」

 

あらあら、随分と肩落としちゃって、そんなにきついのかしら?

 

「一刀さま、そんな言い方では私が苛めているみたいではありませんか」

 

「あら、愛紗も居たのね」

 

愛紗ったら腰に手を当てて不服そうな顔しちゃって

 

「だってさ、愛紗。校庭500周とか無理だから!それに愛紗の攻撃を30分も避け続けるなんて無理だよ」

 

「うわ〜、随分と無茶なことしてるのね。愛紗」

 

「雪蓮殿、無茶ではありません。私は余裕で出来ますよ。これでも優しいほうです」

 

「いや、現代っ子には無理でしょ」

 

優未ったらそんな事言っちゃって……でも、優未なら余裕そうよね

 

「何をおっしゃいますか!そもそも!」

 

「はいはい、それより一刀、早く着替えてきちゃいなさい」

 

「あ、ああ」

 

話が長くなりそうだったから正解かしらね。愛紗は不服そうだけどね

 

「まったく……雪蓮殿は一刀さまに甘すぎます」

 

「あら、好きな人には甘えて欲しいもの♪」

 

「そう言うものでしょうか……」

 

愛紗も十分かわいいと思うのよね。……厳しくなければね

 

「それより、愛紗。あなた一体どんな訓練メニューを組んでるのよ」

 

「どんなとは?」

 

「一刀に聞いたわよ校庭500周に片腕立て500回、片手素振り500回、片手懸垂500回、極めつけは30分間避け続けるだなんて何考えてるのよ」

 

「流石にそれはきついっしょ!愛紗やりすぎ〜」

 

「むぅ〜、私なら余裕なんだがな」

 

そりゃ、愛紗なら余裕でしょう

 

「まあ、それはいいわ。所で夏休みはずっと部活ってどういうことよ。これじゃ、一刀と遊べないじゃない」

 

「そうだ!そうだ!一刀君と遊ばせろ〜〜!」

 

「だが、私が決めたことではない。不動殿に言ってくれ」

 

「不動殿って部長の?」

 

「そうだ。これは不動殿が決めたこと、我々ではどうすることも出来ない」

 

「よし!なら今すぐその不動さんに!」

 

「その前に!一刀とお昼よ♪」

 

そして、一刀に……ふふふ♪

 

「お待たせ。さ、お昼食べに行こうか」

 

私と一刀、優未に愛紗の4人で学食に向かった

 

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「へ?!不動先輩に直談判するって?!」

 

「そうよ。なにそんなに驚いてるのよ」

 

「そうだよ!一刀君とひと夏の一時を手に入れるんだよ!」

 

「で、でも、不動先輩は一度決めたことは取り消さないよ」

 

「そこはやっぱり……」

 

「やっぱりね」

 

私と優未はニヤリと笑い

 

「「実力行使よね」」

 

「はぁ?!さ、流石にそれは無理でしょ!」

 

「やってみないとわからないじゃない、それに大丈夫よ。私達が勝つから」

 

「そ、その根拠は?」

 

「勘よ♪」

 

「か、勘?!」

 

「そんなに驚かなくてもいいんじゃないの?一刀」

 

「だ、だってさ……」

 

「そうだ、そんな簡単には勝てないぞ。不動殿は立派な武人だ」

 

「ふっふっふ……私の出番だね!」

 

優未が腰に手を当てて立ち上がったけど、そんなに自信あるのかしら

 

「失礼だが、そこまでの武はないと私は見ているのだが」

 

「ひどっ!愛紗酷い!そう思うよね!雪蓮〜」

 

「ごめん、私もそう思うわ」

 

「が〜〜ん!か、一刀君もそう思う?」

 

そんな涙を溜めてそんな目で見たら否定できないわよ。特に一刀なんて

 

「い、良い所まで行けるんじゃないかな?多分……」

 

多分の声が小さいわよ。一刀

 

私が呆れながら見てると後ろから誰かが近づいてくる気配がした

 

「だよねだよね!ほらみろ!その不動って人を見事倒してやる!」

 

「ほう、それは楽しみじゃ。では、手合わせ願おうかのう」

 

「ふ、不動先輩!」

 

「うむ、楽しそうに食事をしていたのでな、私も混ぜてもらおうと思ったでござるが……なにやらそれがしを倒すと息巻いている者がおるでござるな」

 

「いや、これはそのですね。不動先輩……」

 

一刀が慌ててどうするのよ。まったく

 

私は一刀に助け舟を出した

 

「それは一刀の夏休みを手に入れる為よ」

 

「ん?お主は確か……」

 

「天音雪蓮、あなたと同じ3年よ」

 

「わ、私も雪蓮と同じクラスの音無優未!」

 

「おお、転校初日に一躍我が校の有名人になったものでござるか」

 

「私ってそんなに有名人だったの?」

 

「雪蓮って本当、そう言うの疎いよね」

 

優未に呆れられちゃったわね

 

「仕方ないじゃない。興味ないしそういうのに」

 

「してその、我が校の有名人と、自称スポーツ万能だが成績はペケなお二人が私と勝負でござるか?」

 

「だ、誰がペケよ!」

 

「ああ、すまん、ドベでござったな」

 

「ドベでもない!成績は下の中だ!」

 

「「「……」」」

 

みんな優未を哀れんだ目で見てるわ。可哀想に……

 

「な、なんで皆黙るのよ!それにそんな目で見るな〜〜〜」

 

「優未……あんた良くここに入学できたわね」

 

「雪蓮まで!うえええええん!一刀く〜〜〜ん!皆が苛めるよ〜〜〜〜〜!」

 

「はい。抱きつくのはなしよ」

 

「うぅ〜〜!雪蓮の意地悪!」

 

これじゃ、話が進まないじゃない

 

「で、さっきの話だけど」

 

私は話を戻し不動を見た

 

「うむ、手合わせなら受けてたつでござる。もしそれがしに勝てたら北郷殿の夏休みの件、考慮しよう」

 

「い、いいんですか、不動先輩!」

 

「うむ、だが、もしそれがしから一本も取れなければ、北郷殿の練習メニューを倍にするでござるがな」

 

「ば、倍!?」

 

あらら、一刀が顔面蒼白になっちゃったわ

 

「大丈夫よ、勝てばいいんだから」

 

「そ、そうは言うけどな雪蓮」

 

「もう、私が信じられないわけ?」

 

「そうじゃないけど」

 

「なら、がんばれくらい言ってよね」

 

「う、うん、がんばれ雪蓮。雪蓮なら勝てるよ」

 

そこまでは言って無いんだけどな

 

「任せなさい♪」

 

「一刀君、私は?」

 

「優未も頑張って」

 

「うん♪」

 

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「でははじめるでござるぞ」

 

私たちは昼食を摂り終え食休みの後、剣道場に来た

 

「ルールは無制限一本勝負でござる。先に一本取った方が勝ちでござるよ」

 

「わかったわ」

 

「私の力を見せてやる!」

 

「では、どちらから来るでござるか?」

 

「私からいくよ!」

 

優未ったら元気良く手を上げたけど相手の実力わかってるのかしら?

 

「本当は戦斧みたいな長くて重いのが良いんだけどね。しかたないか」

 

「なんか危ない事言ってるけど……」

 

「私に聞かないでよ。私だって優未がこういったのするところはじめてなんだから」

 

戦斧って、どこぞの三国志じゃあるまいし何考えてるのよ、あの子は

 

「軽っ!竹刀ってこんなに軽いの?」

 

優未は片手で竹刀を振り回していた

 

って、ちょっと、あれは流石に早すぎじゃないの?竹刀が見えないわよ

 

「ねぇ、一刀君、重石の付いたリストバンドとか無いの?」

 

「え……あるけど、片方2.5kgしかないよ」

 

「なら4つ貸して」

 

「「は?」」

 

そりゃ、聞き返すわよ。片腕5kgよ普通の女の子じゃ無理よ

 

「だから4つ」

 

「わ、わかった……はい」

 

「うんありがと♪……これでよしっと」

 

一刀からリストバンドを受け取り腕に装着した優未はまた竹刀を振り回し始めた

 

「おお、まだ軽いけどこれくらいで良いか」

 

「あの子、一体どれだけ重いの持てるのよ」

 

「……」

 

横を見ると愛紗が無言で優未を睨んでみていた

 

「?」

 

まあ、いいわ。とりあえず試合ね

 

「では、はじめるでござるぞ。審判!」

 

「は、はい!これより不動如耶と……えっと……」

 

審判役の女子がすまなそうに優未のほうを見た

 

「音無優未!」

 

「す、すいません!音無優未の試合を開始します!時間無制限一本勝負……はじめ!」

 

「いっくよ〜〜〜!てやっ!」

 

「むっ!」

 

優未の攻撃を難なく防ぐ不動。やっぱり強いわね……にしても

 

「ね、ねえ、雪蓮。優未ってあんなに強かったの?」

 

「そうね、私もここまでとは思わなかったわ」

 

「いえ、あれは両手に負荷があるために互角に見えるだけです。あれが無ければ直ぐに終わっているでしょう」

 

「確かに愛紗の言う通りかもね。リストバンド4つ着けて互角ってことは無ければそれ以上の力ってことよね」

 

「俺よく抱きつかれて骨折れなかったよな……」

 

「でも、そのおかげで勝てるかもしれないんだから、応援しないとダメよ」

 

「そうだね。優未頑張れ!」

 

「っ?!うん、がんばるよ!」

 

一刀が応援してくれたことが嬉しかったのか優未はこっちを向いて手を振ってきた。そこに……

 

「隙ありでござる!」

 

「「「あ」」」

 

優未の頭に綺麗に面が入った

 

「一本!それまで」

 

「えええ!ちょ!今のなし〜〜〜〜!」

 

「一本は一本でござる。隙を見せた音無殿が悪いのでござる」

 

「うぅ〜〜。ごめんね、一刀君。勝てなかったよ」

 

「そんな事無いよ。最初の方は互角だったじゃないか。逆に俺が謝らないと、応援したばっかりに負けちゃって」

 

「ううん!私嬉しかったよ!あそこで私が手を振らなければよかったんだし」

 

「優未」

 

「一刀君」

 

「はいはい、イチャイチャするのはそこまでよ」

 

「べ、別にイチャイチャなんてして無いよ!」

 

「そうだよ。ただ一刀君に慰めてもらおうと!……あ」

 

本音が出たわね

 

「そう、でも判ってるの優未。これで後がなくなったんだからね」

 

「う゛……すいません」

 

「よろしい、それじゃ次は私ね」

 

「頑張ってね、雪蓮」

 

「まかせなさい。剣道やったことないけどね」

 

「え、今なんて?」

 

「だから、剣道初心者、ルールも知らないわ♪」

 

「し、知らないわって、どうするつもりなの雪蓮!」

 

「何とかなるわよ」

 

「その根拠は何処から出てくるのよ」

 

「勘よ」

 

「また勘なの?」

 

「あら、私の勘は結構当たるのよ?」

 

「そっか、ならなんとかなるのかな」

 

「任せてよ一刀」

 

私は一刀にVサインをして準備をした

 

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「それでは良いでござるか?」

 

「ええ」

 

「初心者と言えど手加減はせぬでござるよ」

 

「もちろん、手加減して勝っても嬉しく無いわ」

 

「ふむ、中々の覇気でござるな」

 

「では、これより不動如耶と天音雪蓮の試合を開始します……はじめ!」

 

「はっ!」

 

「はぁぁ!」

 

私と不動の竹刀が激しくぶつかり合う

 

?なにかしら、内側から溢れて来るのは……

 

私は戸惑いながらも竹刀を振るう

 

「たぁ!」

 

「ふっ!」

 

楽しい……楽しいわ、ふふふ

 

「ふむ、笑みを浮かべて余裕でござるか?」

 

「まさか、こっちは必死よ?でも、そうね……この持ち方はなんだか私らしくないわね」

 

「なら、好きに構えてよいでござるよ」

 

「あら、いいの?なら……」

 

私は両手持ちから片手持ちに変えた

 

「あ、あの持ち方って……」

 

「ん?どうしたんだ優未」

 

「え?な、なんでもないよ!」

 

「そっか、なら応援しようよ。雪蓮がんばれ!」

 

「がんばれ〜雪蓮!負けたら承知しないんだからね!」

 

負けた本人が何言ってるのよ

 

私は呆れながらも笑みを浮かべた

 

「はあっ!」

 

「おっと、また隙を突いて来たわね」

 

「公式試合ではないのでな少々それがしの流儀ではないことをしてみようと思っただけでござるよ」

 

「あらそう、なら、私も、私なりにやらせてもらう、わ!」

 

「むっ!」

 

私は回転からのなぎ払いをお見舞いした

 

「なかなか……」

 

「まだまだよ、大分馴染んで来た感じだからね!」

 

「では、それがしも普段出来ないことをしてみるでござるか!」

 

それから私たちは20分近く打ち合っていた

 

「はぁ、はぁ、天音殿は本当に初心者でござるか?はぁ、はぁ」

 

「そ、そうよ。はぁ、はぁ、私もこんなに動けたことがビックリだわ」

 

「では、そろそろお互い体力も無くなってきたでござろう。次の一撃で仕舞いにしようではござらんか?」

 

「そうね。私も疲れてきたわ。次で終わりにしましょう」

 

「……」

 

「……」

 

(ごくんっ)

 

一瞬の静寂、この静まり返った堂内で、誰かの唾を飲み込む音が聞こえた瞬間

 

私と不動、お互い同時にしかけた

 

「「はあああ!」」

 

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次の瞬間、私と不動はお互いに胴に竹刀が入っていた

 

「ど、どっちが早かったんだ?」

 

「う〜ん、若干、雪蓮の方が早かったように見えるけど……」

 

「え、えっと……」

 

審判の娘が困ったように私と不動を見ていた

 

「……どうやらそれがしの方が若干遅かったようでござる」

 

「い、一本!それまで!勝者、天音雪蓮!」

 

審判が勝者である私の名前を呼んで竹刀を下ろした

 

「いい試合でござった。どうだ、天音殿も入部してみては」

 

「残念だけど、あまり興味ないわね」

 

「そうか、それは残念でござるな……では、入部したいと思ったらいつでも来るでござるよ」

 

「気が向いたらね。それで、一刀の件だけど」

 

「うむ、武士に二言はない。週に2・3回にしよう。ただし、合宿があるのでその時は無理でござるが」

 

「それでかまわないわ。一刀と会える日があればそれでいいもの♪」

 

「北郷殿は好かれておるでござるな」

 

「不動には譲らないわよ♪」

 

「それは残念でござるな」

 

不動は残念といいながらもそれほど残念そうには見えなかった

 

「さてと、早速だけど、一刀借りていくわよ」

 

私は一刀を引っ張り腕に抱きつく

 

「ちょ、雪蓮!あたってるんだけど」

 

「あら、優未見たいに大きくなくてもそんな反応見せてくれるのね♪」

 

一刀ったら顔赤くしちゃってかわいい♪

 

「まあ、今日はよいでござる。元々今日は部活は無い日でござるからな」

 

「なら一刀裏庭に行きましょ」

 

「ああ、判ったけど……いつまで腕に抱きついてるの」

 

「ず〜っと♪」

 

「ずるいよ雪蓮!私も一刀君に抱きつきた〜い」

 

「優未は負けたからダメよ、これは勝った人のご褒美なんだから♪」

 

「ぶーぶー!横暴だ!」

 

優未の抗議の声を無視して私は一刀に抱きつきながら剣道部を後にした

 

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私と一刀、それに優未となぜか愛紗まで学園の裏庭に来ていた

 

「さて、ここまでは長い前置きだったけど、ここからが本題よ」

 

「あれが前置きだったの?」

 

「そうよ、本題に入る為の重大な前置きよ」

 

「そうそう、これからが重要なんだから!」

 

優未は頷きながら私に合図を送ってきた

 

「まずはこれよ」

 

私はスカートのポケットからあるものを取り出した

 

「携帯電話?」

 

「そ、携帯電話」

 

一刀の頭の上に?マークが浮いたように見えた

 

「一刀は私の電話番号知らないわよね」

 

「ああ」

 

「私も一刀の電話番号は知らない」

 

ここまで言って判らないってどこまで鈍感なのかしら?

 

「だから、番号交換しましょってことよ」

 

「おおっ!」

 

一刀は納得したのか左手に右手を握り締め叩いた

 

「判ったようね、それじゃ、交換しましょう」

 

「雪蓮が終わったら次は私だよ!」

 

優未も携帯を取り出し今か今かと待っていた

 

「あ、あの私もよろしいでしょうか?使い方は最近覚えたので」

 

愛紗も遠慮しがちに携帯を取り出した

 

「これでよしっと、これからはいつでも連絡が取れるわね一刀♪それじゃ……」

 

次の本題に入ろうとした時、後ろから声が聞こえてきた

 

「あら、丁度良かったわ。一刀とあなたたちを探していたのよ」

 

「一刀さん、こんにちは!」

 

後ろには琳と桃香が立っていた

 

「あら、桃香、私たちには挨拶はないの?」

 

「そ、そんなことないですよ〜。今言おうとしたんです!」

 

本当にわかりやすい子ね。素直に忘れてたって言えばいいのに

 

「で?一刀に一体何のようなのかしら?」

 

「ええ、夏休みに入る前に携帯の番号を教えてもらおうと思って」

 

「私もです!」

 

どうやら考えることはみんな同じみたいね

 

「ああ、いいよ。今も雪蓮たちと交換した所だったんだ」

 

「へぇ……そうなの……」

 

琳の目が怪しく光り、私を捉えた

 

「抜け駆けなんてずるいんじゃないかしら?」

 

「あら、別に抜け駆けなんてしてないわよ?優未に愛紗も居るのだから」

 

「「……」」

 

私と琳はお互いに睨みあった

 

「と、とりあえず、交換しちゃお?」

 

一刀は場の空気に気づいて話をそらしてきた

 

「……それもそうね。先に目的を終わらせてしまいましょう」

 

琳は携帯を取り出し一刀と番号の交換を済ませた

 

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「さて、電話番号を琳たちと交換したところで話を戻すわよ」

 

「ちょっと待ちなさい。雪蓮が何を言いたいのか察しがつくから、先に話させてもらってもいいかしら?」

 

琳はニヤリと笑い私を見てきた

 

「はぁ、仕方ないわね」

 

私もなんとなく言いたい事が判ったが、そのまま譲るのが癪だったので、呆れた風に琳へ譲った

 

「それじゃ、一刀」

 

「は、はい?」

 

「夏休み、暇はあるのかしら?」

 

「えっと、とりあえず雪蓮が勝ち取ってくれたからあるよ」

 

「勝ち取る?まあいいわ、なら3泊4日くらいは取れるわよね」

 

「た、多分」

 

「歯切れが悪いわね、男なら決断しなさい!」

 

「だ、大丈夫です!」

 

「よろしい、なら、夏休みの第二週、金曜日から月曜日まで私の別荘に行くわよ」

 

「……は?」

 

やっぱりね……やっぱり、琳も考える事は同じだったか

 

雪蓮は一人納得をしていたが、一人だけ異議を唱えた

 

「ちょっと!なんで一刀君だけなのよ!まさか、二人だけで甘いひと時を!」

 

「ええ!そうなんですか?琳さん」

 

「桃香……さっき説明したでしょ?」

 

「ああ!そうでした!えへへ」

 

桃香は思い出したのか舌をだして笑った

 

「ちょっと〜話が見えないんだけど?」

 

「申し訳ありませんが私も」

 

少し不貞腐れた優未に、すまなそうにしている愛紗

 

「わかったわ。簡単に言うとここに居る全員で私の別荘に行くってことよ」

 

「「ええええ?!」」

 

琳の言った事に驚く二人

 

「そんなに驚く事じゃないでしょ。優未」

 

「だ、だって雪蓮!一刀と旅行だよ!」

 

「私はなんとなくわかってたわよ」

 

「それも勘?」

 

「面倒だからそれでいいわ」

 

「で、でも、大丈夫なのか、琳?こんな大勢で」

 

「心配いらないわ。プライベートビーチだし、旅費もいらないわよ」

 

「流石に旅費まで払わせるわけには行かないわよ」

 

「いいのよ。たいした額じゃないわ」

 

「どんだけブルジョアなのよ琳は!」

 

すぐさまツッコム優未に琳は

 

「ならあなただけでも払う?」

 

「ぜひ、私めも無料でお願いします」

 

切り替えしが早い事

 

「なら必要なものはメールで送るわ。雪蓮たちとも交換しておきましょう」

 

こうして私たちも琳と交換をした

 

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帰り道、優未は用事があるとのことなので校門を出て直ぐ分かれた

 

愛紗は部活。琳と桃香は買い物をするといい途中で別れ、今は一刀と二人きり

 

そう言えば一刀と二人だけになるのは初めてよね

 

「……」

 

横を見ると一刀の横顔が直ぐ近くにあった

 

「ん?なに?」

 

「なんでもないわよ」

 

私は早くなる鼓動を隠すようにそっけなく言った

 

胸のドキドキが一刀に聞こえちゃったらどうしよう

 

「……」

 

「……」

 

しばらくお互い無言で歩いていると一刀から話しかけてきた

 

「ねえ、雪蓮」

 

「な、なにかしら?」

 

う〜、なに緊張してるのよ私!いつも通りでいいのよ

 

「夏休みさ、琳たちとの旅行以外でも何処かに遊びに行こうな、二人で」

 

「え、ええ、そうね。二人で……?」

 

え?今、一刀なんて言ったの?二人で?そ、それって、デートってこと?!

 

私の顔は一気に熱くなり傍から見たら真っ赤になっていただろう

 

「あれ、雪蓮?どうしたんだ?顔が赤いぞ?」

 

「ひゃ!な、なんでもないわ!」

 

一刀は急に私のおでこに手を当ててきて思わず声をあげてしまった

 

「でも、熱があるみたいだよ」

 

「へ、平気だから!気にしないで」

 

「でも……」

 

それでも食い下がってくる一刀に

 

「本当に平気だから、ちょっと熱いだけよ」

 

「ならいいけど、無理はするなよ?」

 

「ええ、ありがとう一刀」

 

一刀の優しさにうれしくなる

 

「え、雪蓮?」

 

一刀は驚き私を見てきた

 

一刀がなぜ私を見てきたのかが判らなかったが私の左手が温かい事に気づき見てみると気づかぬうちに私は一刀の手を握っていた

 

「ご、ごめんなさい!」

 

「ううん、別にいいけどさ、ちょっとびっくりしただけだから」

 

私は直ぐに手を離そうとしたが一刀が嫌がっていないようだったからそのまま手を繋いでいた

 

一刀の手は大きくてとても温かかった。繋いでるだけで安心している自分が居た

 

だが、それも長くは続かず

 

「それじゃ、俺こっちだから」

 

「あ……」

 

一刀が手を離したことにより声が出てしまった

 

その途端、自分の中で寂しさが襲ってきた

 

「それじゃね」

 

一刀は手を振り歩いていく

 

いや、待って……

 

「一刀っ!」

 

私は叫び一刀に向かって走り出す

 

「なっ……ん?!」

 

一刀が振り向いた瞬間、私は一刀の口にキスをしていた

 

「ん……ちゅ」

 

私は一刀から少し距離を置き振り向く

 

「それじゃあね、一刀!」

 

一刀は呆けたまま手を振り替えしてくる

 

「ふふふ♪」

 

一刀との夏休み、か……夏休みが楽しみだわ♪

 

私は気分良くスキップをして帰った

 

-12ページ-

葉月「どうも〜葉月です。今回は如何だったでしょうか」

 

雪蓮「ちょっと更新遅れてない?」

 

葉月「申し訳ない……色々と今忙しい時期で、年度切り替えとか、年度切り替えとか……」

 

雪蓮「色々大変なのね」

 

葉月「ぐすん、さて、今回は雪蓮さんのお話だったのですが、なぜか優未も活躍しちゃいました」

 

雪蓮「本当よ〜、でも、リストバンド4個は多いんじゃないの?」

 

葉月「いやいや、お忘れかもしれませんが、呉の武将なので妥当かと」

 

雪蓮「そう言えばそうだったわね。忘れてたわ」

 

優未「ひどい!一話から……二話から居たのに!」

 

雪蓮「でも、正体がわかったのってもう少し後じゃない」

 

優未「がーん、ぐすん……」

 

葉月「まあまあ、それにしても優未はどんなけ一刀にぞっこんなんですか。声かけられただけであの状態って」

 

優未「だって〜、筋肉ダルマが自分の心に素直になれっていうから〜」

 

葉月「素直になりすぎでしょ」

 

雪蓮「だめよ、一刀は私のものなんだから♪」

 

優未「ちょっとくらい、いいでしょ〜」

 

雪蓮「だ〜め♪」

 

優未「ケチ!ケチケチ雪蓮!」

 

雪蓮「言ったわね!」

 

優未「言ったわよ!」

 

葉月「あの、こんな所で喧嘩を」

 

雪蓮・優未「葉月は黙ってて!」

 

葉月「は、はい……」

 

雪蓮「覚悟は出来てるんでしょうね、優未」

 

優未「私に勝てると思ってるのかな、雪蓮?」

 

葉月「お、お願いだからここで暴れないで〜〜〜〜!」

 

雪蓮「なによ、邪魔しないでよ葉月」

 

優未「そうだそうだ!これは一刀を手に入れるための戦いなんだ!」

 

葉月「せめて、〆てから勝手にやってください!」

 

雪蓮「仕方ないわね、それじゃ、次回はまた本編に戻るわ」

 

優未「夏休みに入った雪蓮たち、そこで雪蓮はあるものを見つけちゃったの」

 

葉月「では、みなさん、また次回にお会いしましょう」

 

雪蓮「またね〜」

 

優未「次回もちゃんと読んでね♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪蓮「さ、始めるわよ、優未!手加減なんてしないからね」

 

優未「こっちだって手加減しないんだから!」

説明
投票第一位の雪蓮のお話になります
夏休みを控えある重大なことに気がついた雪蓮
さて、どうなるのでしょうか?
では、お楽しみください
2010/03/16:誤字修正
2011/03/19:文字修正
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コメント
F458様>なるほど!たしかにひらがなの方がしっくりきますね。(葉月)
p1の「…命いっぱい」を平仮名のほうがシックリする気が・・・。(F458)
雪蓮さんは徐々に記憶は戻っているのですが、断片的なモノが多いので、つなぎ合わせるのが大変じゃないですかね?…まぁ、嫌いな勢力を即答する辺り、相当頭にキテいたということでしょうが(笑)アド交換まで終わったけど全員だからこれでイーブンか…不意打ちなキスでまた一歩前進した雪蓮さん、次回も楽しみにさせていただきます。(レイン)
不動さんは女性ですよ〜 詳しくはBasesonの作品『春恋乙女』をチェックしてみてください。 はてさて、夏休み到来ですかぁ・・・・どうなることやら(2828)(峠崎丈二)
今更ですけど、不動先輩って女性ですか?もし・・・だったら、一刀のことどう想っているのかな?(COMBAT02)
そっか。忘れてたけど大史慈だったな。素で忘れてたよ(酷  まぁなんだ…頑張りたまへ(生暖かい目(闇羽)
優未が可哀想かなとか思いつつ、ここに来て戦いの感覚が掴めてきたり最初の出会いから随分と久しぶりな二人きりだったり…そこへ積極的になった雪蓮からの先制攻撃ですか。これは恋人でなくても恋人以上に発展できるフラグですね!いや〜、男1女5で開放的になる旅行など夏休み編は非常に楽しみですね♪(自由人)
御報告 1p:雪蓮√ 今傍に行きます 第8.2話→第8.3話 2p:休んでたんだけ→休んでたんだけど 3p:とくに袁術。→袁術。」 4p:相談したことがあったの→相談したいことが 5p:優未が腰を手に当てて→腰に手を 7p:片手持ちに変えた」→“」”不要 流儀ではないことをしていようと→してみようと ではないかと?仕様でしたらすみません。(自由人)
毎度のことだけど、優未さんがかませすぎる・・・・(存在的な意味で スペックは申し分ないはずなのになんでだろ?(まーくん)
「し、知らないわって、どうするつもりなの優未!」←どうするつもりなの雪蓮!では?(トウガ・S・ローゼン)
このハーレム展開をどう雪蓮√にもっていくのか気になってきた。なんとなく、あっ!ハーレム√に入ってしまった。うーんまぁいいかってノリになりそうな・・・葉月さん信じてます。(tomato)
愛紗は雪蓮が孫策だと知りませんよね。いつ知るんでしょう?(rababasukan)
一瞬優未が本来?誰だか忘れていましたw てか普通に見たら一刀と雪蓮ってすでに付き合ってる行動ですよねぇ・・・w(よーぜふ)
ちょっと思ったことなんですが、愛紗って無印の愛紗ENDのですよね・・・もし一刀と雪連が結ばれたりしたら・・・愛紗ってちょっと可哀想と思ったんですが・・・。(スーシャン)
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恋姫†無双 真・恋姫†無双 雪蓮 孫策 

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