真・恋姫†無双〜魏√その後〜新たなる道標 |
天の御使い 北郷 一刀は天へ帰った。
魏という大国に大いなる平穏という宝を残して
数々の乙女たちの心に生きながらこの外史からきえた
そして3年の年月が過ぎ・・・・
人間の歴史に欠かすことのできない新たな戦の種火が燻り始めた
さあ、あなたを改めて外史の世界へ・・・・・
季衣「たいへんです〜〜っ 華琳さま〜〜〜っ 春蘭さま〜〜〜っ」
ぱたぱたと玉座の間に走ってくる音が聞こえる、まったく今日もあきれるぐらい元気ね
華琳「おはよう季衣、流琉。元気なのはいいことだけれど廊下を走ってはだめよ?」
流琉「あっ、ごめんなさい。おはようございます華琳さま、秋蘭さま、春蘭さま、風さん、稟さん」
季衣「おはようございます華琳さま、春蘭さま、秋蘭さま、風ちゃん、稟ちゃんでも大変なんです〜〜っ」
春蘭「まったく、そんなに急いでどうしたのだ?寝坊でもしてお前の好きな限定団子でも買えなかったのか」
一刀がこの世界から消えて早くも三年も月日が過ぎてしまった。
アレからしばらくは落ち込みがちだった武将たちもすっかり元気を取り戻していた。
一刀・・・見てる?アレからみんな成長したのよ?
春蘭は前より大人っぽい色気もだせるようになったし(いまだに成長を続けているらしい胸は納得できないわね)
季衣は私の背を追い越してしまったわ(胸はまだ勝っているのよ?)
季衣「春蘭さまじゃないんですからそんなことで大騒ぎしませんよ〜」
春蘭「なんだとう〜〜〜〜っ」
・・・・・本当よ?
流琉「ほら、季衣、そんなことより報告」
秋蘭「どうしたんだ?流琉」
春蘭の妹である秋蘭が流琉に話を続けるように促す
流琉「五胡との国境の村が五胡の軍勢を発見。村に進軍しているそうです」
五胡とは西方に存在する五つの部族の総称であり同時に西方を支配する蛮族だ
季衣「五胡の軍勢は一万、村には常駐兵百に義勇兵五百なんだけど・・・・」
流琉に続き季衣も報告をしてくれる
稟「一万に対しこちらは千にも満たないわけですね・・・」
秋蘭「それではまるで勝ち目がない、姉者!今から兵を集めていくらほど都合がつく?」
一万対七百では戦にすらならず向かっていったところで犬死にしかならない。
秋蘭の問いに軍部を代表し魏の武を司る春蘭は少し思案しながら私に告げる
春蘭「今からであれば霞の騎馬兵なら追いつけるかと」
流琉「あの・・・・早馬の伝令さんは増援はいらないと・・・・・」
華琳「なんですって!?誰?その伝令を出したのは?」
流琉「義勇軍の一番偉いヒトみたいです」
季衣「ねえ流琉〜こんなことまえにあったよね?ほら、風ちゃんや稟ちゃんの時・・・」
季衣が言葉を続ける。でも・・・・
風「あの時とは状況が違うのですよ〜、あの時は民の少ない砦であり、袁紹さんの性質を理解していた
からこその策であったわけなので〜」
稟「ええ、報告の村は西方の村でも地下水源も豊富なこともあり大き目の村です。ここを侵略してくる
となるとここを拠点に周りの国々を侵略してくる可能性もありますし、なによりも・・・・」
稟がこちらに視線を向ける、そう、何よりも・・・・
華琳「そうね、民を見捨てるようでは覇王としての私の名に傷をつけてしまうわね。
先行部隊として霞に兵一万で向かわせなさい、副官として凪と・・・そうね、稟。行ってくれるかしら」
あのとき、天に向かって誓った”一刀が帰ってきたときまで私らしく胸を張って生きる”
あの誓いを守るためにも
あとがき
はじめまして、天智です
小説の投稿初心者が長編とか無謀過ぎる気がしますが・・・・・
応援してくだされば光栄です
みなさまよろしく〜
説明 | ||
真恋姫無双の魏のアフターストーリーです いまさらながら再びはまってしまったので書きたくなった 呼んでいただければ光栄ですw 注:オリキャラが登場したりや一刀が少し強くなったりしてます。 |
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コメント | ||
なんか義勇軍の一番偉い人ってあの男っぽい(VVV計画の被験者) 一刀が義勇軍の一番偉い人ですよねw(リンドウ) もしかすると義勇軍の偉い人って・・あの男かな?(hiroyuki) 続きが気になる話ですね(hokuhin) |
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