魔界のブックマーク小ネタ集〜SA(サポートアクション)編〜 |
〜コンビネーションは完璧?〜
「ザケル!」
「サイス!」
電撃と聖なる刃が複数の敵を焼き、切り裂く。
「ザケルガ!」
「サイス!」
貫通力のある電撃が複数の敵を一気に貫き、残った敵を聖なる刃が確実に仕留める。
「ギガ・ラ・セウシル!」
敵達の周囲にバリアーを張り、逃げ道を塞ぐ。
「チェック・メイトだ!バオウ・ザケルガ!!!」
巨大な電撃の龍の牙がバリアーごと敵達に襲い掛かり、完全に撃破した。
「やったわね、清麿くん」
「ああ。俺達のコンビネーションは完璧さ」
見事な連携で勝利し、にっこりと微笑みあう清麿と恵。
「やったのう、ティオ!」
「と、当然よ!あ、あんな奴ら敵じゃないわ!」
ガッシュの満面の笑顔に顔を赤くするティオ。
「ウヌ?ティオ、顔が真っ赤なのだ。風邪かのう?」
「な、何でもないわよ!」
(やれやれ…相変わらずだなこいつ等は…)
(あらあら…ティオはもうちょっと素直にならないとね…)
コンビネーションは完璧でも、恋愛面はまだまだなガッシュとティオだった。
〜味方でも…〜
「ビドム・グラビレイ!!」
「オォオオオ!」
ブラゴの両手から放たれた強力な重力波が敵達に炸裂する。
「ディカポルク!」
「え〜い!こいつめ〜!」
キャンチョメが巨大化して、重力波で押し潰されている敵達を更に踏み潰して倒した。
「フン…オレ達だけで十分だったがな」
「ブラゴ!どうして貴方はいつもそうなの!」
ぶっきらぼうなブラゴを叱るシェリーだが、当のブラゴは全く聞く耳を持たない。
「ハ、ハイ…全く仰る通りでございます〜」
「ヒイイイイ…!ブラゴは味方でも怖いよ〜敵だともっと怖いけど…」
頼もしいが怖いブラゴに怯えまくるフォルゴレとキャンチョメだった…。
〜最強の連携攻撃?〜
「ゼガルガ!」
キッドの口から砲身が出て、回転を加えたエネルギー弾を放つ。
「ディカポルク!」
キャンチョメが巨大化して、敵達を踏み潰す。
「もう一度だキャンチョメ!ディカポルク!」
もう一度巨大化し、更に追い討ちをかける。
「よし、今だ!フォルゴレくん!」
「キャンチョメ!ミュージックスタート!」
「いくよ、フォルゴレ!」
キャンチョメはどこからか取り出したラジカセのスイッチを入れる。
「チッチ、チッチ、オッパ〜イ♪ボイン、ボイ〜ン♪」
フォルゴレは突然自分の持ち歌「チチをもげ!」を踊りだした。
((……………………))
全く予想外の出来事に敵も味方も皆固まってしまう。
「よし、今だキッド!」
「うん!」
ナゾナゾ博士の指示を受けてキッドが敵陣に向かって空中高くジャンプする。
「ミコルオ・マ・ゼガルガ!!」
キッドの体全体から放出された巨大な機械の精が敵達を包み込んで潰した。
「どうだね、清麿くん?これが私達の最強の連携攻撃だ」
「さっすが博士!凄いや!」
「ハハハハハ!私達が本気を出せばざっとこんなものさ!」
「どうだ!僕達のコンビネーションは凄いだろ?」
得意満面の笑みを浮かべるナゾナゾ博士、キッド、フォルゴレ、キャンチョメ。
「確かに凄いな…だが一つだけ聞かせてくれ」
「何かね?」
「攻撃の途中に歌って踊る必要がどこにある!」
「ああ、アレは敵にスキを作る為さ」
「隙?」
「敵がフォルゴレくんのダンスに見とれているスキにミコルオ・マ・ゼガルガを叩き込む…これが実に効果的なのだよ」
「………………………」
確かに隙を作って確実に攻撃を当てるのは効果的だ…だが、余りのくだらなさに全員が呆れて固まってしまった…。
更に清麿達(ブラゴとシェリー除く)は、ビッグ・ボインのボイン・チョップを思い出してしまった…。
終わり。
<あとがき>
SA(サポートアクション)は術での連続攻撃なので決まればとても爽快です。
でも、シナリオ毎に術も分岐も変化するので複雑です…攻略本が無いと見たい術を捜すのは難しいです。
SAは原作でもやって欲しい、欲しかったと思った同時攻撃もあって楽しいです。
説明 | ||
・仲間と協力して強力な術を発動できるシステム。 ・ゲームのCMのガッシュの「術を繋げて敵を討て!」というセリフ通りのシステム。 ・キャンチョメのディカポルクでも敵にダメージを与える事が出来る。 ・絆の力を1つ消費する事で出す事が出来、絆の力は3個まで持つ事が出来る。 |
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