真恋姫無双 未来から来た子達 五胡編 11 |
この作品は、オリジナル要素を大量に含みます
原作重視の方は、注意して下さい
キャラクター崩壊の可能性もあります
オリキャラありです
それでも良い方は、どうぞ
五胡
???「・・・・・」
于吉「お目覚めでのようすね」
???「・・・?」
于吉「どうですか、生き返った気分は」
???「・・・・・」
于吉「これから仲間を紹介します、では皆さん入ってきても良いですよ」
蛾遮塞「やっとか、待ちくたびれたぞ」
迷当「その人が新たな仲間ですか」
治無載「・・・・・」
于吉「早速ですが、彼は今から幽州に行ってもらいます」
迷当「あそこは確か、曹操が支配していた地でしたっけ」
蛾遮載「今はもう俺達の土地だ。たしか今あいつが居るはずだが」
于吉「おそらく、曹操は取り返しに来るでしょう、ですから念のため彼にも行ってもらいます。良いですか?・・・さん」
???「…御意」
呉軍
賢「おお、ここも久しぶりじゃの」
光達は思春達と合流して長沙に到着した
まずは長沙で一休みしてから、一刀達と合流することにした
あの戦いで俺達は思わぬ拾い物をした、まず孫堅の体、そしてもう一つが
福「ほら、二人共もすぐ着くよ」
二匹「ガウ」
そう、黄祖が連れていた二匹のサーベルタイガーである
光「本当に飼うのか、その二匹」
賢「出来れば飼いたいが、あいつ等はこの時代の生き物じゃない、五胡との戦いが終われば、元の時代に戻すさ」
福「ほら、王雷に瑠奈」
光「もう、名前までつけているんですけど」
賢「ほっとけ」
光「そういえば、孫堅は長沙太守に任命され事があったんだっけ」
賢「そうだな、その頃から『江東の虎』と呼ばれるようになったんだっけたな」
祭「堅殿、すぐに部屋を用意しますので、しばらくお待ちしてください」
賢「いいよ、あっちの世界の生活に慣れたから、普通の客室でも構わないさ」
祭「なりません、堅殿は元王、しっかりした部屋で寝てもらわないと困ります!」
賢「やれやれ、だからあんまり戻りたくなかったんだよね、この王様生活」
祭「今、思春と明命が管輅を連れてきます」
賢「そういえば、雪蓮と蓮華は?」
広間
広間には二人の姉妹が話し合っていた
蓮華「姉様、これからどうします?」
雪蓮「出来れば、王様代わってほしいわね、そうすれば私が一刀の所に…キャ☆」
蓮華「ネエサマ?」
雪蓮「ごめん、冗談だから!後ろにいる般若を戻して!」
蓮華「姉様‥‥あの人本当にお母様なの」
雪蓮「姿は違っても間違いなく、あの人はあたし達の母さんよ。あたしと祭が保障する」
そんな時、たわわ軍師こと、陸孫、真名は穏が入ってきた
穏「雪蓮様、小蓮様がお見えですぅ」
雪蓮「え、シャオが?」
小蓮「やっほー、姉ちゃん達」
蓮華「シャオ、どうしたの?城で待っていなさいって言ってたでしょう」
小蓮「お母さんがいるって聞いたから、飛んできたの」
雪蓮「飛んできたって、どうやって」
小蓮「管輅ちゃんと一緒に星になって」
雪蓮「星って」
祭「策殿、権殿、管輅が来ております。庭に集合してほしいそうですぞ」
雪蓮「わかったわ」
庭
庭には呉の要人そして光達が集まっていた
管輅「さて、孫堅よ今からお前の魂を元の体に移すぞ」
賢「ああ、頼む」
管輅は何か呪文を唱えると賢の体が光りだした。管輅の呪文が終わると、賢から出た光りは孫堅の体に移った
管輅「終わったぞ、起きろ孫堅」
王蓮「なんだ、もう終わりか。あっという間だったな。つまらん」
管輅「つまらんって、この呪文にかなりの氣を使った私の身にもなれ!」
王蓮「分かった、分かった。んー、この体も懐かしいな」
蓮華「母さん?」
王蓮「おう!孫堅文台、復活だ!」
王蓮はピースサインして豪快に笑った
雪蓮「この軽い乗り、やっぱり母さんね」
蓮華「確かに、昔と変わっていない」
その時、真っ先に王蓮に向かったのはシャオだった
シャオ「お母さん!」
王蓮「シャオ!大きくなったな!」
シャオはそのまま、王蓮に抱きつき、王蓮もしっかりと受け止めた
光「賢さん?」
王蓮「おお、光。そうだっだ、この世界の私の真名を言うのをわすれてたな。姓は孫、名は堅、字は文台。そして真名は王蓮だ。姿は変わっても中身は変わっておらんから、安心しろ。これからは王蓮と呼んでくれ」
光「分かりました、王蓮さん」
王蓮「かっかか、そんなに緊張するな」
雪蓮「そういえば、光ってお母さんの知り合い?」
王蓮「知り合いも何も光は私の息子だ」
呉軍「えええええええええええええ!」
王蓮の爆弾発言に呉軍全員が驚いた
光「息子でも本当の息子じゃないので、どちらかと言うと養子ですね」
雪蓮「そ、そう。ああ、ビックリした私達に弟が出来たと思ったよ」
王蓮「さて、ドッキリはこの辺にして。ワイト、お前が来たって事は何かあったのか?」
王蓮が振り向くと、そこに白装束の男が立っていた
ワイト「あ、やっぱりばれていましたか。‥‥蜀と魏が合流し、幽州に向かったそうなので、報告にまいりました」
王蓮「それで?私達は援軍として向かえと?」
ワイト「曹操さんが言うには兵は要らないそうです」
王蓮「そうか。雪蓮!指揮は私がやっても良いな?」
雪蓮「構わないわ、母さんがやった方がいいと思うし」
王蓮「よし、祭!お前は全兵を集めて冥琳達と蜀に向かえ」
祭「御意」
王蓮「祭、雪蓮、蓮華は私達と一緒に幽州に向かう」
雪蓮「了解」
蓮華「しかし、私達だけで幽州に向かうのは危険なのでは」
王蓮「なーに、流星になれば一刻も掛からない」
サヤ「戦国様、私達はどうすれば」
戦国「お前達は思春達と一緒に蜀に向かえ。俺は光達と一緒に幽州に向かう」
サヤ「分かりました、どうか御武運を」
飛鳥「戦国、頑張って」
戦国「ああ」
ワイト「それでは、王蓮さん達はこの鏡を触ってください」
王蓮達は光に飲まれてそのまま空へ向かった
思春「蓮華様、どうかご無事で」
明命「それじゃ私達もも蜀に向かいましょう」
穏「は〜い」
その頃、一刀達は
一刀視点
俺達は大軍を連れて幽州に向かっていた
何人か子孫達は桃香達と一緒に盛都に戻った
この戦いに同行している子孫は才、歩、優矢、岬、そして医者として空。蜀から、愛紗、星と恋が同行してくれている。そして、もしものために華佗も同行してもらっている
一刀「なあ華琳、何で岬達を連れてきたんだ」
華琳「‥あの子達の力が必要だって思い知ったからよ。正直、今回の戦いは絶対に負けられないの!」
華琳の言葉には力がこもっていた
一刀「幽州を取り戻すための戦いだ、俺も頑張るよ」
華琳「あら?貴方は居るだけでいいのよ」
一刀「え?」
華琳「貴方が居るだけで兵の士気が上がるから、立っているだけで良いわ」
一刀「あ、そう」
華琳「ふふ、そんなに落ち込まないの。貴方が必要なのは事実なんだから」
こんな風に数日が経って俺達は幽州付近の町に着いた
一刀「なんか、ゴーストタウンみたいだな」
華琳「何その『ごーすとたうん』って」
一刀「そのまま、訳すと幽霊町、つまりお化けが出そうなほど静かな町って事だ」
そう、町にはとても静かで、全く人の気配を感じさせなかった
春蘭「にしても、本当に静かだな」
秋蘭「おそらく、五胡の勢力に怯えているのだろう」
優矢「はい、幾つか視線を感じますが出てくる気配がありません。相当五胡にひどい目に合わされたのでしょう。早く、元の状態に戻さないと」
才「ああ、そのためにもまず幽州を取り戻さないといけないな」
町を通りすぎようとすると、門の近くに何人かの人影が見えた
一刀「なあ、華琳あそこに居るのって、もしかして雪蓮達じゃないか?」
華琳「あら、本当だわ」
雪蓮は俺達に気が付いてこっちに向かってきた
雪蓮「かーずと♪」
雪蓮はそのまま俺に抱き付いてきた
一刀「雪蓮?どうやってこっちに来たの?」
雪蓮「ふふふ、流星になってこっちに来たの」
一刀「ああ、そういう事か、それじゃ思春達は?」
雪蓮「あの子達は今盛都に向かっているの、あと数日経ったら桃香達と合流できるわ」
一刀「そうか、じゃあ今は雪蓮達しか居ないの」
雪蓮「そういうこと」
王蓮「おい、雪蓮そろそろ私の紹介をしろ」
雪蓮の後ろには蓮華達が立っており光の隣に蓮華を大人っぽくした女性がいた
一刀「雪蓮、この人は?」
王蓮「久しぶりだな、北郷一刀。まあ、この体で会うのは初めてか、かっははは」
一刀「もしかして、賢さん?」
王蓮「そうだ」
一刀「でも、姿が」
王蓮「ああ、この事の説明は面倒だな。とりあえず自己紹介だけさせてくれ。姓は孫名は堅、字は文台だ」
一刀「孫堅!」
王蓮「かっははは、そう驚くではない。お前はこの世界に長く居るのだからな」
一刀「いや、でも確か孫堅はとっくに」
王蓮「死んだぞ、だがまた生き返った」
一刀「生き返ったって」
王蓮「お前の事は、蓮華達から聞いた。何かよろしくやっているそうではないか」
王蓮はいたずらっぽく笑っていた
一刀「よろしくって」
王蓮「まあ、お前だったら娘達を任せられるから安心だ」
蓮華「ちょ、ちょっとお母さん何言い出すのよ!//////」
王蓮「まあ、今はおいとくか。一刀よお前に私の真名を預ける」
一刀「真名を?」
王蓮「ああ、私の真名は王蓮だよろしくな北郷一刀」
一刀「はい、よろしくお願いします」
王蓮「とりあえず、今は幽州に向かうとするか。おそらく五胡は既に戦の準備が整っているはずだ」
一刀「分かりました」
その頃、幽州
???「キシャシャシャ、もうすぐ戦だ!お前達、曹操軍を血祭りに上げるぞ」
五胡兵「おおおおお!」
気味の悪い奇声で笑う男、元魏軍の兵、名は許貢。今は五胡の兵となり幽州の城を守っている
許貢「カカカカ、楽しみだな曹操、お前の首を撥ねる時がようやく来たのだからな。なあ…よ」
???「………」
許貢が隣に居た男に話しかけたが、返事は返ってこなかった
許貢「チッ、于吉様も変な奴送りつけてきたな」
???「…来た」
許貢「ん?おお曹操、ようやく来たか」
三国軍
一刀「あれが、幽州の城か、敵も準備万端のようだな」
華琳「ええ、斥候から聞いた話だと五胡から武将らしき人物が来たそうよ」
一刀「そうか、それじゃ華琳士気のために軍に声を」
華琳「分かっているわ」
華琳「聞け!我が軍よ!我々は五胡の勢力によって我が土地を奪われた!だがこの戦いで奪われた大地を取り戻す!我らの大地から五胡を追い出すぞ!」
魏軍「うおおおおお!!!!!!!」
一刀「すごい士気の高まりだな、これなら勝てるんじゃないか?」
秋蘭「油断大敵だ北郷、だがたしかにこの士気の高まりはすごいな」
華琳「突撃!」
華琳の号令によって、魏軍と五胡の兵がぶつかり合った
歩「どうやら、こっちが圧しているみたいだね」
才「ああ、だが油断するな。何か策があるのかもしれない」
兵「敵軍約二千、背後から攻めて来ました!」
華琳「やっぱりね、才、歩、霞達と一緒に出て」
才「おう、任せな」
歩「この戦い、絶対勝つからね」
戦場
霞と一緒に兵を連れて戦場に行った才達は
才「ちっ、いきなり戦場かよ」
歩「あれ?もしかしてビビっているの?」
才「ふざけるな、ただ戦う覚悟を決めているだけだ」
霞「さて二人共、死ぬかもしれないけどそれでも戦う?ウチはこのまま戻っても構わんと思うけど」
二人「「逃げるなんか毛頭無い!」」
霞「後悔しても知らんよ」
魏兵「敵の矢が来ます!」
矢の雨は歩達に向かってきた
歩「早速、ウチの出番ね」
歩は巨大な鉄扇を広げ氣を集中させた
歩の武器、『風刃扇』(ふうじんせん)は氣を流すことで突風を生み出す事が出来る。突風だけではなく竜巻やカマイタチも可能
歩が生み出した突風は全ての矢を吹き飛ばした
霞「さすが歩!ウチの自慢の子孫や!」
才「敵の動きが鈍くなった今が好機だ、突撃!」
その頃、雪蓮達は
雪蓮「ああ、つまんないな。もう少し強い敵とかいないの?『ゴン』いたーい」
王蓮「この馬鹿娘が!戦場でそんな言葉を出すな!」
光「王蓮さん!」
王蓮「構わんさ、私が居なくなってこの馬鹿がだらける様になって。ハア、冥琳、お前かなり苦労しただろ」
冥琳「ええ、それはもう過労で倒れそうになるほど大変でした」
雪蓮「ふえーん、冥琳の裏切り者!こういう時は『そんなことありませんよ』とか言うもんでしょ!」
蓮華「姉さん達、ここは戦場よ」
蓮華の言う通り、光達は戦場のど真ん中にいた
王蓮「さて、久々の戦だ、血が騒ぐぞ」フフフ
雪蓮「そうね」フフフ
光「…やっぱり親子だね」
祭「そうだな」
華琳側
春蘭「華琳様、才達がまだ戻っていないようです」
華琳「そう、霞達が心配だわ、ちょっと見てくるわ」
一刀「おい、一人じゃ危ないぞ」
華琳「あら?なら貴方も来る?」
華琳達が到着すると
華琳「何よこれ!」
一刀達が見たのは、巨大な裂け目が出来た大地と多くの死体だった
まだ霞達が戦っているのが見えた、だが様子がおかしい
歩「一刀君、早くここから離れなさい!」
華琳「歩、いったいどうなっているの?」
歩「敵の武将が来て、こっちが圧されているのよ!」
才「ハアハア、何だこいつ!」
霞「とんでもない、バケモノやな」
???「……」
近くまで行くと、傷だらけの才と霞が武器を構えて、黒い鎧を装備した敵と睨み合っていた
華琳「霞!才!無事なの?」
才「曹操、来るな!」
???「!……曹操…」
霞「ん、こいつ喋りおった」
???「…久しぶりだな、嵩の娘よ」
華琳「その傷!お前は!」
一刀「華琳?どうした」
華琳が男を見て、体が震え始めた
そして、憎しみが込められた言葉が
華琳「…張?」
あとがき
王蓮復活!
さて、お気づきの方も居ますが、孫堅が元の姿に戻った時にいう人物が王蓮になっています。姿が違いますから賢の姿の時は賢と表示し元の姿は王蓮と表示しています。
最近、受験勉強のため、パソコンをやる時間がかなり減った戦国です
話はまとめていますが、パソコンでやる時間が少ししかない
PSPゲーム、楽しみですね。早く買いたいです
今回、出てきた新キャラは張?と許貢です。それから、サーベルタイガーの王雷と瑠奈、これは自分が勝手につけた名前です
簡単な説明
許貢:かなりイカレタ男、魏を裏切り五胡に寝返ったと華琳達は思っているが、本当は
于吉が別の外史から連れて来た人物。呉√の外史に似ているが、部下ではなく許貢本人が孫策を毒矢で殺害し、それが曹操にばれて斬首された。その事を恨みこの外史で仕返しをしようとしている。首に斬首された後があり、布で隠している。
張?:元陶謙と部下。現在は五胡の兵になっている。あまり喋らず、謎が多い男。顔に大きな傷があり、首にも死因と思われる矢で刺された後がある。許貢と同じ、于吉によってよみがえった人物。制作者の勝手な設定で黄巾の乱の時点ですでに亡くなっている。死んだ時は既に老けた老人だったが、よみがえる時に若返った。華琳の事を嵩の娘と呼んでいる。
あとがき その2
一刀「おい、いつものオリキャラインタビューはないのか?」
制作者「すまん、だが真剣な話だ」
一刀「何だ」
制作者「一刀が死んだらどうなるかを考えていた」
一刀「おい!俺を殺す設定を考えていたのかよ!」
制作者「いや、そんな事はハゲ(毛頭無い)だ」
一刀「じゃあ、何で」
制作者「ある方が君を殺したいとかコメントにありましたから」
一刀「おい!!!!!」
制作者「もし、北郷一刀が死んだら、こうなります」
1.子孫達が主人公になる
2.この話が終わる
3.外史が崩壊
4.武将達に子を宿した事が発覚し、その子供が主人公になる
5.皆が後を追う様に死ぬ
制作者「5だけは絶対避けたいです」
一刀「とりあえず、俺が死なないならそれでいいや」
制作者「さて、それはどうでしょう」フフフフ
一刀「おいおい(汗)」
制作者「俺は、殺しはしないが痛めつける事はする」
一刀「お前かなりドSだな!」
制作者「大丈夫、するのはお前だけ♪」
一刀「テメー!」
制作者「とまあ、今日はこの辺で」
二人「「ありがとうございました」」
自分がイメージする許貢の手描きです