即興コント〜20:ビキニ
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お題:ビキニ

 

 

三郎 「なんでビキニ水着は良くて下着はダメなんだろう」

 

ヒカル「下着姿で歩きまわってほしいわけ?」

 

三郎 「うーん、それはそれが普通になったら有難味というものが無くなる気もするよなぁ」

 

ヒカル「ならいいじゃない、答え出たでしょ」

 

三郎 「だが街中をビキニで歩きまわるわけにはいくまい」

 

ヒカル「たしかにそうねぇ、ビーチやプールならともかく、そこら辺歩くのは恥ずかしいわね」

 

三郎 「じゃあプールで下着はいいか? っていうと……意外に普通な気もするよなぁ」

 

ヒカル「白のフリフリならともかく、カラフルなのや、スポーツブラなら別に構わないかもね」

 

三郎 「ふーむ」

 

ヒカル「な、なによ」

 

三郎 「やっぱお前みたいに脳に栄養行かないでおっぱいにばっか栄養が行く奴はワンピースじゃなくてビキニの方が似あうのかもなぁ」

 

ヒカル「それ……褒めてんの? けなしてんの?」

 

三郎 「両方だけど」

 

ヒカル「そうねぇ、まぁアタシみたいなナイスバディはなに着ても似合うかもしれないわねぇ」

 

三郎 「よく平然とそんなこと言えるな」

 

ヒカル「女の子に向かってあんなこと言えるアンタもどうかと思うけど」

 

三郎 「俺はさぁ、正直なんだよ、女体に関して真摯に率直に感想を述べてしまうようなタイプの人間なんだよ!」

 

ヒカル「そんな、力説されても……で、見たいの?」

 

三郎 「何が?」

 

ヒカル「決まってるじゃなぁ〜い、アタシのビキニ姿……三郎がそこまで見たいって言うなら見せてあげてもいいかなぁ」

 

三郎 「俺思うんだけどさぁ、メインヒロインだからって半恋人みたいな発言はどうかと思うぜ」

 

ヒカル「ふっ、ちゃんとアタシがメインヒロインだと認めているのね」

 

三郎 「ピンク頭はメインヒロインだろ、ギャルゲ的お約束で言うと」

 

ヒカル「しかしアンタももっとこう、無いの? 胸キュンみたいな反応」

 

三郎 「どうもベタ過ぎてなぁ、どうよ、そういうフツー過ぎるのって、そろそろ時代遅れじゃない?」

 

ヒカル「時代遅れて……アタシを誰だと思ってるの? 未来から来たタイムパトロールよ! 言うなれば時代を先に行き過ぎてるのよ!」

 

三郎 「その設定もほら、どっかで見たことあるじゃん」

 

ヒカル「アーアーきこえなーい……それより、ビキニの話はどうしたのよ!」

 

三郎 「おおビキニビキニ、そうだな、あれはやっぱ臍が見えるところが肝だよな」

 

ヒカル「アタシ、こう見えてもおヘソには自信あんのよ」

 

三郎 「お前な……着たいのか? 見せたいのか?」

 

ヒカル「アンタね、逆に聞くけど、見たくないの?」

 

三郎 「うーん、ちょっと見たい……と言っておかないと話が進まない」

 

ヒカル「でしょでしょ! 見たらまさに水爆級の破壊力なんだからね〜」

 

三郎 「お前は無理矢理ビキニ環礁と言いたいだけなんちゃうかと」

 

説明
30分でオチ、実はこのシリーズ書きながらキャラを立ててるというのはナイショだ
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