病姫仮想 蓮華
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蓮華「お姉さま!わたしは反対です!こんな男に真名を許すなど!」

蓮華「ですが・・・・真名の意味はお姉さまもご存知のはず!それなのに・・・・」

蓮華「おい、キサマ!いくら姉様の言ったこととはいえ・・・いい気になるなよ!」

 

蓮華「・・・眠れないのか?」

蓮華「そうだ・・・コレが私の初陣だ・・・・何が言いたい?」

蓮華「・・・そうだな・・・怖くないといえば・・・・嘘になるな・・・なっ!笑うな!私とて人だ・・・恐れくらいはある・・・・それよりもお前はどうなのだ?」

蓮華「そうか・・・・あんずるな・・・お前は私が守ってやる」

蓮華「いい気分転換になった・・・・私は寝るとしよう・・・・お前も早く寝ろよ・・・明日は早い」

 

蓮華「おまえ・・・・泣いているのか・・・?」

蓮華「そうか・・・こんな時代にもお前のような者はいるのか・・・・」

蓮華「お前は私たちの分まで、泣け・・・・その分私たちはお前を守ろう・・・・安心しろ死にはしない」

蓮華「私の真名は蓮華だ・・・今後そう呼ぶように・・・・認めてやる・・・・悔しいがな」

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蓮華「いるか?・・・なに、街に行くのだが・・・・お前もどうかと思ってな・・・かっ勘違いするなよ・・・他のものは皆忙しいから・・・・しかたがなくだ・・・・」

蓮華「いいものだな・・・・こうゆうのも・・・・あれは何だ?」

蓮華「おい、みろ。こいつ人懐っこいぞ・・・あはは、やめっ・・・こら・・・たのしいな」

蓮華「どうした?ぼーっと立って・・・・私がこのようにはしゃぐのが意外か?私とて・・・王族の前に女なのだ・・・べッべつにいいではないか・・・・それとも、お前はこんな私は嫌いなのか?」

蓮華「ならばいいだろう・・・・こんどはあっちに言って見ないか・・・」

蓮華「今日は楽しかったぞ・・・・また、着たいものだな・・・・」

 

蓮華「姉様、姉様!行かないでください!姉様ぁぁぁぁ!」

蓮華「曹操・・・・ユルサナイ・・・・・」

蓮華「きけぇぇぇ!呉の勇敢なる兵士たちよ!わが国を侵略しに来た曹操は卑怯にも我が姉、孫策を暗殺した、これは許されざることだ!ならば曹操に思い知らせてやれ!我ら孫呉に手を出したことを後悔させるために!」

蓮華「剣を取れ!槍を持て!曹魏を生かすな!根絶やしにしろ!我らの力!愚か者に刻みこめ!」

蓮華「ここに呉の大号令を発令する!逃がすな!追え!たとえ地の果てまで逃げようと!決して逃がすなぁあぁぁぁ!」

 

蓮華「姉様・・・私は王をやれていますか?」

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蓮華「冥琳!冥琳!逝かないでくれ!私にもっと・・・・冥琳!」

蓮華「冥琳・・・・ありがとう・・・・私をここまで立派にしてくれて・・・・」

蓮華「私は・・・・いい師を持った・・・・幸せ物だな・・・・」

蓮華「ああ、見ていてくれ・・・・姉様、冥琳が築き上げたかった平和な世を・・・」

蓮華「私は立ち止まることはできない・・・・呉の・・・王なのだからな」

蓮華「それでも・・・・なきたいときは・・・・胸を貸してくれ・・・・・」

蓮華「おまえと二人・・・・か、愛しい人は皆いなくなってしまうな・・・・・おまえはどこにも行かないでくれよ・・・・・」

 

蓮華「こら、小蓮!・・・すまない・・・・末妹だからといって甘やかされて育ったみたいだ・・・・おまえは・・・やさしいのだな・・・・」

蓮華「なぁ・・・・お前は元の世界に帰りたいと・・・・その・・・今でも思っているか?」

蓮華「きッ聞いてみただけだ・・・・笑うことはなかろう?」

蓮華「不安なのだ・・・・姉様も・・・・冥琳も・・・・この世を去った・・・・私の好きな人は皆・・・」

蓮華「おまえは・・・どこにも行かないだろ?頼む・・・・ずっと、私のそばで・・・・私を支えてくれ・・・・

もし・・・お前がいなくなると思ったら・・・・・私は・・・・・」

蓮華「ありがとう・・・・・」

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蓮華「・・・・ああ、おまえか・・・・そう、心配するな・・・・お前との子は元気だぞ・・・・ふふふ、考えもしなかったな・・・・私は母親になるなんてな・・・・」

蓮華「よせよせ・・・・照れるじゃないか・・・・・医者の言う予定日とやらは秋ごろらしい・・・・おまえも父親になるんだな・・・・うれしいか?」

蓮華「なぁ・・・・・どこにも行かないでくれよ・・・・・私と私たちの子がさびしい思いをするのは・・・・嫌だからな・・・・・その言葉・・・・信じているからな」

蓮華「ふぅ・・・・少し疲れた・・・しばし寝る事にするよ・・・・その・・・・そばにいてくれないか?」

蓮華「ありがとう・・・・」

 

蓮華「・・・・どこだ!・・・・どこにいるだ!?遊んでないで出てきてくれ・・・・xxx!」

蓮華「xxx!その女はだれだ!?お前の妻は私だろ!?」

蓮華「・・・いっいやだ・・・いやだ・・・・お前と離れたくない・・・・・やめろ・・・・そんな言葉聴きたくない・・・約束したはずだ・・・・私を・・・・やめろ!」

蓮華「何かお前を傷つけることを私が言ったのか!?言ってくれ!悪いところならば直す!だから・・・私のそばから離れないでくれ・・・・頼む!」

蓮華「まってくれ!いかないでくれ!・・・xxx!xxx!私を・・・一人にしないでくれ!」

 

蓮華「はっ!・・・はぁはぁ・・・夢・・・か・・・・嫌な夢を見るものだ・・・・xxx?・・・xxx!」

蓮華「誰か!思春!xxxをダンナ様を知らないか!?」

蓮華「そんな・・・・なぜだ・・・・なぜ隠していた!?」

蓮華「・・・・止めるな!私にはxxxが・・・・xxxが必要なのだ!」

蓮華「xxx・・・・xxx・・・・思春・・・・いつ帰ってくるのだ?」

蓮華「・・・・3ヶ月後・・・・長いな・・・」

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蓮華「ダンナ様・・・・早く帰ってきて・・・・」

蓮華「アトスコシ・・・・アトスコシデ・・・・アナタノコ・・・ガウマレルノヨ・・・・ハヤクカエッテキテ」

蓮華「ダンナサマ・・・・イツカエッテクルノカシラ・・・・・孫燈はモウ、一歳にナリマシタヨ」

蓮華「ダンナサマ・・・・ソントウガ・・・・ソントウガ・・・・」

蓮華「ネェ、ダンナサマ・・・・ワタシヲヒトリニシナイデ・・・・・ワタシハ、アナタガイナト・・・・」

『蓮華』

蓮華「ああ、だんなさま」

『蓮華・・・・遅くなったな・・・・』

蓮華「いえ・・・・ああ、ダンナ様・・・やっと、会えました」

『蓮華・・・おいで、こっちで一緒に暮らそう・・・・俺たちの子もいっしょだ・・・・』

蓮華「ああ、孫燈・・・ダンナ様・・・・これからはずっと・・・一緒にイラレルノデスネ?」

『ああ、ずっと一緒だ』

蓮華「だんなさまぁぁぁ!」

『さぁ、蓮華。孫燈・・・いこう」

蓮華「はい!」

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・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・

亞莎「よかったのですか?・・・・」

思春「これで・・・よかったと思うしかあるまい・・・・私とてあのような蓮華様を見ていたくは無い」

亞莎「そう・・・ですよね・・・・」

思春「xxx様が蜀を訪れるために赴いた数日後・・・・あのような」

亞莎「それから・・・・続けざまに孫燈サマまでもが・・・ですからね」

思春「ああ・・・・・」

亞莎「でも・・・よかったのですか?思春様自ら・・・手を汚して・・・・」

思春「あいつが居た時の人間は私とお前だけだ・・・・それに、蓮華様の友として・・・・送ってやりたかったからな」

亞莎「そう・・・・ですか・・・では、人目につかないところに・・・・」

思春「ああ・・・・頼む」

亞莎「はい・・・・あ、ふふふ・・・・蓮華様、うれしそうですね」

思春「きっとあいつに会えたのだろう・・・・」

亞莎「ええ、きっとそうですね・・・・よかったですね、蓮華様」

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蓮華『ええ、うれしいわ・・・・ダンナ様、孫燈』

蓮華『これからずっと一緒ですよ・・・・もう、どこにも行かせません』

蓮華『いいですよね?だんな様!?』

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あとがき

きっと他の人が書けばもっといい作品になるんでしょうね

ある意味病・・・そして、壊れた彼女を誰か・・・・救ってやってください

説明
いつまでネタ続くことやら
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コメント
幸せは主観的なものですからね(gmail)
壊れてしまった蓮華の最後は・・・とても、幸せだったんですね・・・(水上桜花)
病んでる。゚(゚´Д`゚)゚。(みっちー)
おお、ジョージ様が蓮華支援ssを書いてくださるのですね♪(護衛)
・・・・これは、ある意味で『救い』なんだろうな・・・・(峠崎丈二)
幸せネタが続いてたんで油断してたら・・・病がメイン題材でしたからこうなるのが本筋なんすがw(村主7)
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