真・恋姫†無双  星と共に 第5章
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真・恋姫†無双  星と共に  第5章(星拠点1)

 

 

とある日。

 

「星、居るか?」

 

一刀が星の部屋を訪れ、星の部屋の扉を開ける。

そして一刀が見た光景とは……。

 

「あ……」

「うん?」

 

一刀は着替えの最中であり、下着姿であった星を見てしまう。

 

「あ、わりぃ!」

 

一刀が急いで部屋の扉を閉め、部屋の外で待とうとするが……。

 

「何をそんな畏まっているのだ、一刀殿」

 

星が下着姿のまま部屋の扉を開ける。

 

「いや、服着ろよ」

「何を言っておられる。一刀殿、我らはそんな仲では無かろう。恋人ではないのか?」

「いや、否定はしないけどな……。それでもモラルとか色々あるだろ。そしてさっきも言ったが、服を着ろ。俺はともかく他の人間に見られたらな……」

「ふむ、それもそうですな。では部屋に入ろうではないか一刀殿」

「おいおい」

 

星が無理矢理一刀を部屋に連れ込み、星は着替えた。

星が着替えている間、一刀は星に背を向けて星の着替えを見ないようにしていた。

 

「それで一刀殿は何の御用で?」

「いや、星って今日は暇なんだろ?」

「暇ですが……」

「俺も暇だからさ、久々にデートしないかとな……」

「いいですな。この世界に来てからはしていなかったですし……、しましょうか、デートを……」

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二人はデートのために街に出かけた。

 

「この街も賑やかですな」

「ああ、前の世界とあんまり変わらないな」

「ですが、街はまだ小さいですな」

「あのな。そりゃあ星が俺達の仲間になった時はこの時以上の勢力になってだろ。俺達は……」

「そうでしたっけ?」

「愛紗に鈴々、朱里に翠に紫苑もいたんだぞ」

「皆は何をしているのだろうな」

「この世界に華琳や春蘭に秋蘭がいたんだ。皆、この世界にいると俺は信じているさ」

「私もいるのだろうか?」

「もしかしたらいるだろうな。でも本当に皆、この世界では今は何してるんだろうな……」

 

二人が街を歩く。服屋で服を見たり、外で食事をしたりした。

そんな時であった。

 

「隊長!」

「どうした!?」

 

警備隊の兵の一人が一刀達の下にやってきた。

 

「あっちの路地で喧嘩が!」

「分かった、すぐに行く。星、悪いけど……」

 

一刀が星の方を向くが、星の姿がなかった。

 

「星………まさか!?」

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警備兵が言っていた所は男が二人喧嘩していた。

 

「手前が悪いだろ!」

「いいや、手前だ!」

 

二人の男は酒で酔っ払っていたのかかなり荒れていた。

二人の男は暴れて暴れて、周りの店にも少しばかり被害が出ていた。

警備兵達も何とか周りの野次馬に何とか危害が無いようにしていると……。

 

「待てぃっ!!」

 

突然声が聞こえてくる。

皆がその声のする方を見る。

その声の主は家の屋根にいた。

 

「誰だ貴様は!?」

「美と正義の使者、華蝶仮面見参!!」

 

その華蝶仮面と自称する蝶々の仮面を付けた女性の出現に周りが凍りつく。

 

「とうっ!」

 

華蝶仮面は屋根から飛び降りる。

 

「こんな街中で喧嘩など、周りの人間の迷惑を考えたらどうだ!」

「なんだと!?」

「そんなおかしい仮面を付けやがって……」

「………」

 

華蝶仮面は『おかしい仮面』と言われて静かに怒る。

 

「貴様ーーーーーー!」

 

そして華蝶仮面は暴れ、その喧嘩相手二人は簡単に叩きのめしてしまった。

 

「我が名は華蝶仮面、それを覚えておくがいい! さらばだ!」

 

華蝶仮面は屋根に飛び移り、また別の家の屋根に飛び移り姿を消した。

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「ふぅ…」

 

華蝶仮面が仮面を外す。そう、華蝶仮面の正体は星であったのだ。

 

「お疲れ様、星」

「一刀殿、見ておられたのか」

「まあな。でもあまり華蝶仮面はこの世界じゃして欲しくないかな」

「何故?」

「まだ愛紗だったから良かったけど、華琳だと何言われるか分からないぞ。それに春蘭もいるんだし……」

「それでもやめられないのが私クオリティですぞ」

「ははは……」

 

一刀は苦笑いするしかなった。

 

「それではデートの続きと行きましょうか」

「そうだな」

 

そして二人は日が暮れるまでデートをしたのであった。

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おまけ

 

 

作者「第5章にして星の拠点だ」

一刀「何か蜀の時とあんまり変わらない感じだな」

作者「まあとりあえずはな。後々はちゃんと魏の将達も入れていくつもりだ」

一刀「それにしても星が現代語使ってるな」

作者「現代に居たんだから使っても問題ない。そして次回は普通に話が進むぞ。

投稿は今日の夜の予定だ。それでは!」

説明
この作品は真・恋姫†無双が前作(PS2)の続編だったらという過程で作られた作品です。
なお今回の拠点はオリジナルです。
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コメント
問題ヒーローの登場ですねwww(ブックマン)
もっと読みたいけど、短くても早い更新か長くて遅くなってしまうか...それが悩ましいですなw(にゃものり)
ちょっと短く感じちゃうかな。もうちょっと長く読んでいたいよ(GLIDE)
ん、なんだろう 現代でもなんかあったら華蝶仮面になってたのが思い浮かぶのは俺だけでしょうか?w(よーぜふ)
いつも楽しみにしてます!(samidare)
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真・恋姫†無双 一刀 真・恋姫無双  恋姫†夢想 第5章 

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