宇宙戦艦ヤマト 2001ALTERNATIVE ACT1‐4 |
時間は少々巻き戻る。
【EFSヤマトU飛行甲板 10:15】
「直れッ!」
出撃していく武を見送った“A‐01”の戦乙女達、そこに近付く者がいた。
「あんた達、皆無事のようね」
「! ・・・・・・・・・・・こ、香月博士!?」
「どうしてこんな所に?」
彼女達の前に現れたのは“香月 夕呼”博士であった。
だが本来彼女は横浜にいる筈、それが何故。
「まさかあんた達、あたしを幽霊か何かだと思ってるんじゃないでしょうね?」
夕呼は訝しそうな表情で一瞥すると気を取り直したのか上機嫌で説明を始める。
「あんた達の“着替え”を持ってきたんだから感謝しなさいよ」
「えっ!? 着替え・・・・・ですか」
「まさかあんた達その格好のままで艦内をうろつく気じゃないでしょうね」
「・・・・・・・!! ・・・・・・・/////////////////// ・・・・・・(汗)」
日頃横浜基地等で慣れすぎている所為で気付きにくいが“99式衛士強化装備”は非常に露出度が高いのだ。
とりわけ胸から臍の辺にかけては殆ど覆い隠す物は一切無い。
無論特殊なシースルー素材で完全に見えないようになってはいるがそれでも下手な全裸より淫靡な雰囲気を醸し出しているのも事実である。
「気を付けなさいよ、ここ(ヤマトU)には本当に男性しか居ないんだから」
「あ、ありがとうございます・・・・・・・・・」
みちるは気付いたのか毛布で恥ずかしそうに覆い隠しつつ夕呼に礼を述べた。
「ならさっさと着替えてきなさい、ビアティフ案内してあげて」
「分かりました、こちらです」
「は、は〜〜〜〜〜〜い」
A‐01はビアティフと呼ばれた女性士官の後ろに続いて更衣室に向かう。
「着替えたら士官食堂に集合よ、面白い物が見られるわ」
「!?」
狐に抓まれた様な表情で夕呼を見返すA‐01メンバーであった。
かくして30分後。
続きはこちらまで、R-18指定とさせてもらってますのであくまでも自己責任でお願い致します。
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