恋姫無双 未来から来た子達 董卓√5
[全10ページ]
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この作品は、オリジナル要素を大量に含みます。

原作重視の方は、注意して下さい

キャラクター崩壊の可能性もあります

オリキャラありです

それでも良い方は、どうぞ

 

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水関

 

 

才「北郷俺達の側につけ!」

 

北郷軍「ええええええ!!!」

 

才の一言で驚く北郷軍

 

 

才「言っとくがこれはお前達にとって利益ある話だ」

 

朱里「それはどういうことですか?」

才「お前は?」

朱里「はわわすみません、姓は諸葛名は亮、字が孔明です」

才「お前があの孔明か、それじゃそこにいる帽子を深く被った子供は」

雛里「あわわ、姓は?名は統、字は士元です」

 

二人の自己紹介を聞くと才は深い溜め息をついた

 

才「はぁ北郷、いくらあの孔明と士元だからって、ガキを戦場に連れてくるか?」

一刀「いや、見た目は子供でも頭脳はあの孔明と士元ですよ。実際俺達がここまで来れたのもこの子達のおかげですから」

 

才は再び二人を見るがやはりどう見ても自分の妹(福)ぐらいに見えた

 

才「まあ、いい。さっきの質問に答えよう。お前達に利益があるというのは、北郷、お前がこの戦を止めさせて本当に天の御使いになれるって事だ」

 

一刀「本当の天の御使い?」

才「ああ、今望たちが証拠を集めている。俺達は時間を稼ぐために戦っているからな」

一刀「望さんがいるの!」

光「そういえば知らないよね。未来家全員と空は董卓軍にいるよ」

一刀「それじゃ、歩さんや福ちゃんそれに空ちゃんも?」

才「そういうことだ」

 

朱里「それで、本当の天の御使いとはどういうことですか?」

才「今、天の御使いだと名乗っているのはお前だけだ。だが流星が各地で発見された事で偽者の疑いが出ている」

朱里「確かに、連合軍でもあんまり信じてもらえませんでした」

才「だろ、だからお前がこの戦いを終わらせればお互いに利益になる」

 

桃香「あのー?少しよろしいですか?」

才「お前は確か玄徳だったな」

桃香「はい、劉備と申します。あの、それって危険じゃないですか」

才「ああ、確かに危険だな。もし間に合わなければ俺達は死ぬ」

桃香「それじゃ、私達が保護するのはどうでしょう」

朱里「確かにそうすれば董卓さんや光さん達の命の保障が出来ます」

 

才・光「断る」

一刀「え?どうして?」

 

その言葉を聞いて二人の返事が同時に重なった

 

光「北郷、ゆ…董卓は何も悪い事をしていない。なのに何で地位を奪われなければならない」

一刀「それは…」

光「それにもし俺達が保護される事になったら俺達は洛陽を裏切る事になる」

一刀「…」

才「だから俺達はこの戦いで犠牲を最小限に押さえそして終わらせるつもりだ。そのためにも北郷俺達の側につけ」

 

 

一刀「………」

愛紗「御主人様」

 

北郷軍全員が一刀のことを見つめていた。相手も正直、董卓に協力しいしかし、彼女達は既に連合軍の人間として認識されている。そして何より一刀が董卓軍につく事は連合軍つまり他の国を敵に回すことになる。

 

一刀「俺は、光達の力になりたい」

光「それじゃ」

一刀「でも、董卓軍につくつもりは無い」

才「……」

一刀「だから俺も考えるよ、誰も傷つかない戦いにするために」

才「…わかった、少なくともお前が協力するならそれで良い」

 

一刀「才さん」

才「なら、お前たちに伝えておく。明日俺達は全力で袁紹軍と戦う。その時、空から混乱の種が飛んでくる」

一刀「それってどういうことですか?」

才「明日になれば分かる」

 

こうして、一刀達は才たちとの交渉が終わった

 

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その頃、旗を見て怪しんだ諸侯たちは、

 

 

 

曹孟徳こと、真名は華琳は袁紹の作戦(?)を聞いてから頭痛が絶えなかった

 

華琳「まったく、あの馬鹿の作戦を聞いてから頭が痛いわ」

「華琳様、大丈夫ですか?」

 

その華琳を心配そうに見ている魏の大剣、夏候惇こと、真名は春蘭

 

華琳「ええ、大丈夫よ。それより天の御使いの監視は続けている?」

春蘭「は、兵を監視につけ、しっかりと監視させています」

華琳「そう」

 

その時、魏の軍師、荀ケこと、真名は桂花が慌てて入ってきた

 

桂花「か、華琳様!報告です」

華琳「内容は?」

桂花「は、北郷軍が董卓軍らしき人物と話し合っている事を確認しました」

華琳「それで、他には?」

桂花「はい、董卓軍は明日総攻撃を仕掛けるそうです」

華琳「そう、なら相手の力を計る絶好の機会ね」

春蘭「しかし、この事他の諸侯に伝えなくてよろしいのですか?北郷軍が我々を裏切ったと?」

華琳「いいのよ、それにあの天の御使いがどう動くのかが楽しみだわ。ふふふ」

 

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その頃呉軍

 

呉の大将、孫策真名は雪蓮は退屈そうに頭を机につけていた

 

雪蓮「ああ、退屈。ねえ冥琳?明日は出られないの?」

「だめだ!」

 

彼女の親友にして、呉の名軍師周瑜こと、真名は冥琳は溜め息を出しなら即答した

 

雪蓮「それより、思春と明命どこに行ったの?」

冥琳「あの二人は天の御使いの偵察に言っている、そろそろ戻ってくるはずだ」

 

そして、丁度その二人甘寧、真名は思春と周泰、真名は明命が戻ってきた

 

思春「ただいま、戻りました」

冥琳「ご苦労、それで、収穫はあったのか?」

明命「はい、モフモフでした!」

思春「………」

冥琳「思春、お前が説明しろ」

思春「申し訳ございません、偵察に失敗しました」

冥琳「どういうことだ?」

 

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思春の話はこうだった

 

半刻前、北郷軍が動き出したためそのまま付いていく事にしたした二人は林を通って監視を続けていた

 

しかし

 

明命「きゃあ、お猫様、モフモフさせてください」

 

にゃー!(やめろ!俺は福様の下に戻らなければならないのだ!!!)

 

明命は董卓軍の偵察部隊のマタタビを発見して夢中になっていた

 

明命「はう、このお猫様こそお猫様の中のお猫様です♪この肌触り、肉急、そして輝くような毛皮、どれを見ても最高ですぅ」

思春「こら、幼平!何をしている!」

明命「思春様見てください、この御猫様!」

 

明命はそのまま猫又を思春に近づけた

 

にゃー!!!!!!!(やめろ!こいつからはもの凄く犬の匂いがするぞ!この忠犬が!!!)

 

 

思春「おい、嫌がっているぞ」

 

にゃー!(お前のせいだ!)

 

その時、一人の少女の声が聞こえた

 

福「マタタビ〜どこ?」

 

にゃー!(福様!こっちに来ないでください)

 

思春「ん?誰だお前は!」

 

思春は声に気付きすぐに福の方へ、向いた

 

福「あ、マタタビここにいたの」

 

福は明命に抱かれているマタタビに気付き、マタタビは明命の手を引っ掻き、福の下へ走り出した

 

 

福「もう、ダメでしょ、勝手に逸れちゃ」

 

福は二人を無視して、砦の方へ向かおうとしたが

 

思春「待て!なぜお前のような子供がここにいる!ここは戦場だぞ」

福「あ、やっぱりそのままっていうのは無理ですね」

 

福は歩き出そうとしたが、腕を掴まれて逃げられなかった

 

福「離して!」

思春「お前、董卓軍の人間だな?我々の所まで来てもらおうか」

福「イヤ!」

思春「抵抗するなら痛い目にあうぞ?」

福「痛い目にあうのは貴女よ!五月!」

 

福が叫ぶともの凄い勢いで何かがやって来た

 

思春「何だこいつは!」

 

二人の前に現れたのは巨大な狼であった、思春は福の腕を離し、剣を構えた

 

福「五月、逃げるわよ」

 

福は急いでマタタビと一緒に狼の上に乗り逃げていった

 

思春「待て!追うぞ」

明命「はい!」

 

しかし、相手の速さは尋常ではなくあっという間に姿が見えなくなった。そして、天の御使いの監視にも失敗してしまったというわけだ

 

思旬「処罰は何でも受けます。どうかお許しを」

 

思春は二人に頭を下げ、それに続き明命も頭を下げた

 

冥琳「この!「別に良いんじゃない?」…雪蓮?」

 

冥琳が二人に処罰を与えようとしたが止めた

 

雪蓮「天の御使いと董卓軍が何を企んでいるか知らないけど、そんなに悪い予感はしないわね」

冥琳「またいつもの勘か?」

雪蓮「ええ♪」

冥琳「仕方ない、二人共今回は孫策様に感謝しろ」

二人「ありがとうございます」

 

雪蓮「でも気になるわね、その子供」

思春「身長は大体シャオ様と同じぐらいでした」

冥琳「そんな子供が?」

思春「はい」

雪蓮「何かあるわねその子」

 

こうして、警戒はしているもの動き出さない事にした二軍であった

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水関

 

 

才「光、明日は暴れるからなしっかり睡眠をとって置け」

光「はーい」

 

光はそのまま自分の寝室まで歩いて行ったが

 

ムニュ

 

光の後ろにはセーラー服(?)を着た女性が抱きついていた

 

光「高順さん?何しているのですか?」

高順「愛の抱擁」

光「当たっているのですが」

高順「当てているのよ、それにあたしの事は『唯』でしょ」

光「分かったから唯さん、離れてくれませんか?でないと…」

 

丁度その時、もの凄い勢いで走ってくる人影が向かってきた

 

「唯!!!!何やってんだ!!!!!!」

唯「あ、嵐(らん)」

光「ぎ、魏続さん?!」

魏続「この、スケベ隊長!歩様直伝、閃光魔術」

 

 

魏続はそのまま光に向かってシャイニング・ウィザードをくらわした

 

光「ぐは!」

魏続「唯!隊長に何してんだ!」

唯「だから愛の抱擁よ」

魏続「嫌がっていただろ!」

唯「それは誤解よ、隊長は嬉しかったよね?」

光「俺にふっかけないで下さい。魏続さん達何でここに?」

魏続「隊長、俺の事は『嵐』だろ?」

光「そうでした、嵐さん達はどうしてここに?」

嵐「そ、それは」

唯「隊長が明日戦場に出るって聞いたから、あたし達も出られるのか聞きに来たの」

光「そういう事ですか。明日に言うつもりでしたけど、嵐さんは俺と一緒に戦場に出てもらうつもりです。唯さんは砦の守りに専念してもらうつもりです」

唯「ええ?あたしも出たい!」

嵐「お前は遠距離専門だろ。戦場で接近戦になったら間違いなく死ぬぞ」

光「それに『陥陣営』の名に期待してますよ。もしも危なくなった時は頼りにしています」

 

 

光の説得で何とか留守番する事にした唯

 

唯「はーい、でも危なくなったら助けるからね」

光「期待しています」

嵐「お、俺も頑張るぞ!」

光「嵐さんも期待してますよ。俺の背を預けますから」

 

光はニッコリと笑うと、二人は鵬を紅く染めた

 

 

光「それじゃ、明日は戦になりますからしっかりと睡眠を取って下さい。お休み」

二人「はい!お休みなさい!」

 

 

光(北郷に「女性には優しくこれ、男としての鉄則」とか言われたからこうしたが良いのかな?)

 

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そして翌日

 

連合軍の先陣には金ぴかの鎧を装備した兵がざっと五万、それに対して董卓軍は一万だった

 

先陣を指揮しているのは華雄そして中陣は才、光、魏続が立っていた

 

光「数じゃ負けているみたいだけど…」

 

華雄隊「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

華雄「怯むな!我々の力を連合軍に思い知らせてやれ!!!!」

 

華雄隊の兵達の士気はとてつもなく高かった

 

才「うまい具合に兵達のやる気が高まっているな」

光「やっぱり、ストレスを貯めるのは体に毒だね」

嵐「華雄様の兵から禍々しいオーラが漂っているぞ。正直あいつ等とは戦いたくないな」

才「その辺は、雲長に感謝だな」

 

その頃、袁紹軍

 

袁紹こと、真名は麗羽は大きく高笑いしていた

 

麗羽「おーほほほほほ、全く董卓軍の方は本当に猪なんですね。所詮、この袁、本初に挑む事が愚かなんですわ。おーほほほほ、全軍、雄雄しく 勇ましく 華麗に前進ですわ」

 

袁紹は知らないだろうが、実際苦戦しているのは袁紹軍であった

 

華琳「全く、この状況を理解できてないなんて、本当に馬鹿ね」

麗羽の隣にいたのは魏軍の大将、曹操であった。なぜ彼女がここにいるかというと、敵の実力を自ら確かめるためである

 

麗羽「あら?華琳さん、私が負けているとでも?」

華琳「本当、馬鹿ね」

 

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その時、袁紹軍の兵がやって来た

 

兵「報告します!」

麗羽「あら、もう敵を全滅できたのかしら?」

兵「いえ、それが我々が圧されているのです!!!」

麗羽「な、なんですて!!!!!」

 

袁紹軍と華雄隊は兵数に差があっても互角に戦っていた。そして、さらに援軍として嵐が二千の兵を引き連れて、やって来た

 

華琳「ふふ、やるわね相手も。ますます興味が出たわ」

 

兵「ふ、伏兵が左右同時から攻めて来ました」

 

麗羽「なんですてー!!!!!!」

 

 

その時、袁紹軍本陣の近くから二つの我門旗が現れた。麗羽達が向くと崖の上から二人の影が見えた

 

兵「『未』の二つの字があります」

華琳「あの時の少年ね、もう一人は誰だろう」

 

未来兄弟Side

 

才「やれやれ、敵の兵弱すぎだろ。全く調練された形跡が無い、しかも陣がバラバラ、全くまとまりが無いな」

光「それで?あそこに大将らしい人がいるけどどうする?」

才「確か福の情報によると、総大将は金髪でクルクルした髪の持ち主と聞いているが」

光「でも二人いるよ」

 

そう、袁紹の隣には同じ金髪クルクル髪の曹操も一緒にいたのだが

 

才「あと、とてつもなく馬鹿だと聞いている」

光「仕方ない、確かめるか。すみませーん質問しまーす」

 

袁紹軍Side

 

光「すみませーん質問しまーす」

 

崖の上から何の敵意も無く声をかけられて戸惑う兵たちだが曹操はやけに面白そうに観ていた

 

光「もし、敵陣が直進で攻めてきたらどうします?」

 

麗羽「ふん当然、雄雄しく 勇ましく 華麗に前進ですわ。そんな事も分からないのですか?」

華琳「まず、伏兵を左右に配置、先陣には囮として配置。敵がそのまま直進なら、近くまで引き連れて伏兵で左右から叩く」

 

光「ありがとうございまーす」

 

未来兄弟SIDE

 

二人「「間違いなく、あの長髪が総大将だ!!!!!!!」」

 

二人は敵の返答で一発で総大将を見つける事が出来た

 

才「つーか、あれが本初かよ!望から聞いていた情報とぜんぜん違うな!」

光「それより、これからどうする?」

才「そんな事は決まっているだろ、とっととここからずらかるぞ!」

光「だね」

 

 

袁紹SIDE

 

麗羽「ところで、さっきの二人は誰ですの?」

華琳「董卓軍の人間よ。多分武将並の力はあるわね」

麗羽「なぜ。それを早く言わないですの!!早くあの二人を捕らえなさい」

華琳「もう、遅いわね」

 

袁紹軍は二人を見失った、その時袁紹軍二枚看板の一人顔良こと、真名は斗詩が慌てて、やって来た

 

斗詩「姫!大変です!すぐ兵を撤退させないと」

麗羽「どうしたのですか、顔良さん?そんなに慌てて」

斗詩「そ、空からこんな物が」

 

斗詩は麗羽に一枚の紙を見せた

 

その頃連合軍

 

朱里「ご、御主人様、これって!」

一刀「まさか、こんな事が出来るなんて」

 

冥琳「雪蓮、どうする!」

雪蓮「どうするも何も、こんな事予想してなかったわよ」

 

連合軍では大きな混乱が起きていた

 

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あとがき

 

どうも、戦国です。今回出てきたオリキャラは魏続と高順でーす

 

つーか、光とうとう『種馬スキル』発動か?!

 

光「そんなわけないだろ!『迫撃掌』!!」

制作者「ぐは!」

 

それから、福の第三の仲間、巨大狼の五月はもののけ姫に登場する犬神の子供並の大きさです

 

二人ともかなりの実力の持ち主

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今回はオリキャラインタビューではなくこの二人の説明に出たいと思います

 

 

魏続(ぎぞく)

真名:嵐(らん)

武器:槍『双天』

 

光隊の副隊長。一人称は「俺」。見た目は思いっきり美少年、けどれっきとした女の子。クールな性格で光に対してあんまり素直でなくツンデレ。しかし最終的には「けどまあ、隊長の命令なら聞いてあげるけど////」など言い、結局頼まれ事とかを聞く。割合ツン3、デレ7。光に好意を抱いているが、巨乳が多いため胸がない事を気にしている。軍師としての才能もあり文武両道の武人。

 

 

高順(こうじゅん)

真名:唯(ゆい)

武器:弓「万里弓」

 

光隊所属。弓使いで、一里(約五百メートル)放れていても十回矢を放って一回外すほどの実力。しかし一発ずつしか放てず、さらに集中するのに三秒かかるため、接近戦になると不利になる。光隊で数少ない弓兵。魏続とは正反対で光に積極的にアプローチする。(巨乳)セーラー服みたいな服を着ていて、おしゃれなどが好き。歩の影響でコスプレまではまってしまった。目がかなり良く、両目視力5.0ほどある

 

説明
董卓√第五話です

最近、面白い話を投稿する人達が増えて、自分も頑張りたいです

皆さん、温かい目で見てください
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タグ
恋姫無双 未来から来た子達 董卓√ 

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