白蓮「皆を呼んだのは、話があってだな･･･」

劉備「何々？」

これこれ、劉備さん、空気呼んでくださいよ

白蓮「････今日正式に討伐命が下った、そこでだ、桃香コレは好機じゃないのか？」

劉備「好機？」

関羽「それは･･･我々が独立するのにですか？」

おや？馬鹿二号･･･案外頭はいいほうですね

白蓮「そうだ･･･ここで活躍すればもっと人が集まり桃香の理想も近づくんじゃないのか？」

理想だけでは人は生きていけませんけどね〜

白蓮「どうだ？桃香、やってみないか？」

劉備「ん〜･･･うん、やってみるよ」

白蓮「そうか･･･「ならば、我らも支援しなくてはいけませんな、白蓮殿」星」

おや？今まで黙っていた星ちゃんが急に元気になりましたね

白蓮「支援って･･･何をするんだ？」

稟「そうですね････戦をする前に兵がいなくてはどうしようもありませんね････街で募集してみるのはいかがでしょ？」

白蓮「おいおい･･･こっちも必要なのだぞ」

星「友の門出です･･･少しくらいは目をつぶっては？」

風「そうなのですよ〜、ここは懐の深さを見せるところですよ〜」

白蓮「風まで････わかった･･･好きにしろ」

おやおや、涙目になって最後は投げやりですね･･･まぁ、人が集まればの話ですがね〜

一刀「それじゃぁ、劉備たちは兵の募集。俺たちはいつもどおりだ････解散」

ぞろぞろと部屋を出て行くなか･･･劉備さんが星ちゃんの下にやってきました〜

劉備「あの･･･趙雲さん」

星「はい？なんでしょう？」

劉備「あの！私と一緒に「お断りします」えー、まだ何も言ってないのに」

星「言いたいことは判りますが･･･私は主から離れるつもりはありませぬので、失礼します」

早速勧誘しに着ましたか････案外抜け目ないですね、おや？次は稟ちゃんですか

劉備「あの･･･「お断りします」えー」

でしょうね〜、最近稟ちゃん文面には出てきませんがおにーさんと仲良くしてますからね･･･おや？

劉備「あの･･･程イクさん、すこしよろしいですか？」

風「はいはい。なんですか？」

劉備「あの･･･よろしかったら私と一緒に行きませんか？(天国ですか？風はまだ死にたくないですよ？)

風「ほぉほぉ･･･んー、どうしましょうか･･･(チラッ)」

劉備「そこを何とか････程イクｻﾝの智謀があればもっと早く理想を実現できるかもしれないのです」

必死ですねぇ〜･･･おにーさんは･･･風を見てないのです･･･しょんぼりです

劉備「ですから、程イクさん「いいですよ〜」え！？本当に！？」

風「風もついていくのですよ〜」

劉備「わぁ･･･ありがとうございます」

風「いえいえ････では、失礼しますね」

風はおにーさんが止めてくれるのだと思ってましたが････止めてくれませんでしたね

一刀「風」

風「なんですか？おにーさん」

一刀「････」

風「止めても無駄ですよ〜、風は劉備さんについていくことにしましたから」

一刀「････好きにしろ」

風「今までお世話になりました〜」

おやおや、白蓮ちゃん何もなかなくてもいいじゃないですか･･･それに星ちゃんも稟ちゃんもなんですか･･･その･･･哀れむ目は････風は売りに出されるわけじゃないのですよ〜

次の日

劉備「それじゃぁ･･･白蓮ちゃん、北郷さん･･･お世話になりました」

白蓮「ああ、達者でな」

一刀「気をつけて」

劉備さんの募集で集まった人は５千にん･･･おおいですねぇ････比べて白蓮ちゃんの募集にきたのは･･･言わないで起きましょう･･･かわいそうです

劉備「それじゃぁ･･･皆！しゅっぱーつ」

歩きだす劉備さんたち･･･さよならです･･･おにーさん

一刀「俺たちも仕事に戻るぞ････星は兵を「はっ！」稟は白蓮と共に政務の処理を「はっ！」「わかった」風は････いないんだったな」

白蓮「一刀･･･」

星「主･･･」

稟「一刀様････」

一刀「･･･風がやっていたことは俺がやる･･･さぁ各自持ち場にいけ」

星・稟「はっ！」

白蓮「わかった･･･」

劉備「それで･･･ドコいこうか」

関羽「え！？桃香様行き先決め手ないのですか！？」

劉備「だって････どこ行ったらいいのかわからないんだもん」

関羽「はぁ････勢いで出てきたというのですか･･･」

張飛「おねーちゃんはボケボケなのだ」

劉備「ぶぅーひどーい、ぼけぼけじゃないもん」

これが後に一国の主になる人の会話なのでしょうか････とてもそう見えませんが････

劉備「じゃぁさ、程イクさんに聞いてみようよ････」

関羽「そうですね････程いく殿･･･何かいい案はありませぬか？」

風「そうですね〜････む？」

関羽「ん････なんだ････？」

『ガサッ････ガサガサ････』

関羽「桃香様お下がりください････誰だ！」

『･･･････』

張飛「だれなのだ！？出て来いなのだ！」

？？「おなかすいた････」

劉備・関羽「「かわいい･･･」」

張飛「にゃ？」

関羽「どうだ？うまいか？」

？？「おいしい････もっと･････」

関羽「ああ、いいぞ････ほら」

？？『モキュモキュ･･･ゴクン』

関羽「ああ、なんともかわいい････」

劉備「ほら･･･これもどうぞ････はぁ･･･」

？？「おいしい････ありがとう･････」

関羽「とっ桃香さま････その････この子を我が戦列に加えましょう！」

劉備「うん･･･うん････私も賛成だよ」

張飛「え･･･鈴々は反対なのだ！」

関羽「お前がいくら反対したところで････これは決まったことだ････」

張飛「う･･･」

劉備「ねぇ･･･お名前なんていうの？」

？？「･････？」

関羽「名前だ･･･名前････自分の名を申してみよ」

？？「･････」

一刀「こら････こんなところにいたのか･･･だめじゃないか････一人でどこかにいくなんて」

？？「あ････ご主人様････ごめんなさい」

一刀「ほら････すみません、劉備さん････この子が迷惑を掛けたみたいで・・・・」

劉備「え！？･･･いっいえ････あの････ソノコ････北郷さんのところの子なのですか？」

一刀「ええ･･･そうですよ･････蒼挨拶して」

蒼「････蒼････です」

一刀「まったく････では失礼します」

劉備「はっはい･･･どうも････」

劉備「はぁ････もう居場所決まってたなんて････はぁ････」

関羽「ええ････残念です････はぁ････」

劉備「ところで････程いくさんは？」

関羽「そうえいば見えませんね････」

兵「でっ伝令！」

関羽「なんだ！？」

兵「程イク殿が････賊に連れ去られました！」

関羽「なんだって･･･！して、その賊はドコにいるのだ？」

兵「はっ！ここより１０里先の陣に････」

関羽「そうか･･･では、皆のもの救出しに行くぞ！」

『おおおおおおおお』

兵「わっわたしは･･･ねんのため公孫賛殿のところへ報告だけでも･････「よし！いけ！」はっ！」

････

･･･

･･

一刀「うまく行ったみたいだな」

風「そうですね〜、おにーさんソノコが？」

蒼「････」

一刀「そうだ････蒼、風に挨拶だ」

蒼「････ご主人様････このおねーちゃんに？」

一刀「そうだよ･･･蒼、できるよね？」

蒼「うん！始めまして････蒼です」

風「おお･･･礼儀正しい子ですね････こちらこそ風は程いくというのです」

蒼「程イクおねーちゃん？」

風「風は真名を風というので････そちらを呼んでほしいのです」

蒼「？････風おねーちゃん？」

風「そうなのです〜･･･おにーさん、これは癖になりそうですよ････」

一刀「ん？よかったな･･･「反応が適当なのです」考え事をしていた」

一刀「蒼････さっきの人たちのところでどれくらい物を食べた？」

蒼「えっと･･･ね･････いっぱい！」

一刀「････この前教えた数よりも多い？」

蒼「うん！」

一刀「ククク･･･順調のようだ」

風「おにーさん･･･顔が悪役ですよ」

一刀「さて俺たちも戻ろうか････さっきの彼も戻ってると思うから」

風「そうですね〜･･･それにしても････」

蒼「？」

風「食料と人が半分になってるのに････気がつかないとは･････」

一刀「さすが馬鹿の頭だけあるな」

蒼「････？」

一刀「さぁ、風をおんぶした俺より早く城につけたら、晩飯は俺が作ってやるぞ！蒼」

蒼「がんばる！」

一刀「さぁ･･･風」

風「にゅふふ････それじゃぁおにーさんお願いしますね」

一刀「いくぞ････よーい････どん！」

蒼「ご・は・ん！」

おまけ

水「はぁ･･･はぁ････そんなに････食べ物がいいのですか？」

？？「おいしいのスキ」

水「でしたら････一刀様の作った料理は･････さぞ････気に入るでしょうね････」

？？「(ピクッ！)食べたい」

水「アナタが････一刀様に忠誠をできるなら････ですが･････」

？？「？･･･よくわからない」

水「わからないなら････聞いて見ますか？」

？？「聞く･･･どうすればいい？」

水「簡単です･･･僕と一緒に城まで来てください」

？？「･････わかった」

水「では････明日にしましょう････ナンダカ今日はつかれました」

？？「わかった････」

水「(ああ････一刀様････僕は････)」