即興コント〜21:人魚 |
お題:人魚
三郎 「なんとまぁ、核心に迫るお題が来てしまいましたな」
マリー「言われてみればそうですねぇ、でもここはコントですから本筋っぽい話はダメですよぉ」
※注:マリーは○百年前、人魚の肉を食って不老不死になった、という設定
三郎 「人魚と魚人って順番変えるだけでえらくイメージ変わるよな」
マリー「やっぱり、先に来る方が頭なんじゃないでしょうかねぇ」
三郎 「確かに、魚人というとインスマウスかドクターモローの島か、半魚人みたいなのを思い出すな」
マリー「半魚人がいるってことは全魚人もいるんでしょうか?」
三郎 「それは全身魚ってことだよな、それってただの魚じゃないの?」
マリー「もとは人間で、魚になった、みたいな感じで」
三郎 「雨月物語の夢応の鯉魚だなそりゃ」
マリー「およげたいやきくんってその話からインスパイアされたんじゃないでしょうかね? 擬人化なところが」
三郎 「あの歌で気になってるのは『僕らは鉄板の〜』って部分なんだ」
マリー「海水でグズグズになったたい焼きを美味そうに食べるオジサンの部分じゃないんですか?」
三郎 「いやそれもあるけどさぁ、僕らは、ってことは、同じ鉄板で焼かれた歴代のたい焼きは意識を共有してるってことじゃないのかな」
マリー「我らは多数にして一つ、でしたっけ? ガメラ対レギオン」
三郎 「よー知ってるねキミ、でもそんな感じ」
マリー「小魚は統制された群れで動きますよねぇ、もしかしたら本当に意識が繋がってるのかもしれませんよ」
三郎 「意識が共有されてる魚、と魚と意識を共有した夢応の鯉魚、ポイントは意識の共有、魚はそういうものを象徴しているのかも知れないな」
マリー「人魚からだいぶ話が逸れましたね」
三郎 「人魚姫は魚の部分を捨てることによって人間にとっての意識を伝える声を失ったんだよな」
マリー「あら、綺麗に話を繋げてきましたねぇ」
三郎 「人魚姫は王子と恋人とか欲張らずにメイドあたりに変身して、見守る鯉に徹した方が良かったのかも知れないな」
マリー「それでも王子が真相を知ったらギョッとするかもしれませんねぇ」
三郎 「まぁっ! メイドが人魚だった……なんちゃって」
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眠れないので30分でオチを(ry イマイチ落ちてないけど… |
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