恋姫無双 妹と共に 2
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流琉「季衣がいなくなって・・・結構経ちましたね」

一刀「そうだね・・・さびしい?」

流琉「少し・・・ですが、兄様が一緒にいてくれますから・・・」

一刀「元気にしてるかな?」

流琉「大丈夫じゃないでしょうか?」

一刀「そうだといいね」

流琉の幼馴染のキョチョこと季衣がいなくなって・・・・数週間

季衣がいなくなった・・・いや、どこかに仕官したと聞いたのは季衣が既にこの村を発ったあとのことだった

その時俺たちは森に食料を探しに出ていて・・・・村に賊が着てるなんて思ってもみなかった

たまたま近くに出没した賊を討伐しに着ていた軍の司令官に季衣の力が止まり

季衣はそのまま仕官したらしい

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俺たちは村の復興を手伝いながら・・・・過ごしていたが

村人「典韋ちゃん・・・手紙が着てるよ」

流琉「あ、はい・・・・季衣から!?」

一刀「なんだって?」

流琉「はい・・・あの・・・季衣・・・・今お城にいるって・・・・」

一刀「え?」

流琉「それで・・・一緒に華琳様に仕え様って・・・・楽しみにしてるって」

一刀「おそらく華琳ってのは真名だろうな・・・・誰のことかさっぱりだが・・・いくか?」

流琉「でも・・・邑は「大丈夫じゃよ」長老」

長老「わしらは大丈夫じゃ・・・・行っておいで・・・おぬしらはここで地に埋もれる人材じゃないじゃろ?北郷殿・・・この子をよろしくお願いします」

一刀「はい・・・流琉いい?」

流琉「はい・・・兄様と一緒なら・・・」

一刀「・・・・長老アリガトウゴザイマス」

長老「・・・さびしくなるのぉ〜・・・しかし・・・コレも定め・・・受け入れよう」

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それから2日後俺たちは邑を出発した・・・・

流琉「兄様・・・陳留まではどれくらいで?」

一刀「んー・・・徒歩だと・・・5日か」

流琉「長いですね・・・」

一刀「楽しく行こうね・・・流琉」

流琉「はい!」

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5日後

一刀「ついた・・・・流琉大丈夫か?」

流琉「はい・・・ここが陳留?」

一刀「そう見たいだな・・・・どうする?」

流琉「城にいるみたいですから・・・・行ってみましょう?」

一刀「『ぐぅ〜』あはは、その前に飯のようだな・・・いいかい?」

流琉「もう、兄様ったら・・・ならアソコにしましょう」

一刀「わかったよ・・・・行こう」

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一刀(人がいないな・・・・)

流琉(繁盛してないのでしょうか?)

一刀(時間が時間だからかな?)

給仕「いらっしゃいませ・・・こちらへどうぞ」

席に座り・・・献立を見る

一刀「どれにする?」

流琉「えーっと・・・」

一刀(なんだこの献立は・・・・)

流琉(兄様・・・高いです)

その店はやたらと物が高かった

通常ラーメンいっぱいが250だとすると・・・およそ二倍

水にすら値段がついているほどだった

一刀「俺は・・・チャーハンで」

流琉「私はラーメンを」

給仕「はい・・・しばしお待ちを」

給仕がいなくなり・・・二人っきりになったとき、流琉から話しかけてきた

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流琉「兄様・・・その・・足りますか?」

一刀「ギリギリだな・・・おいしいことを祈ろうか」

流琉「兄様ぁ〜、祈ってもかわりませんよ〜」

給仕「お待たせしましたっ!」

俺は・・チャーハンをかぶった

給仕「すっすみません・・・あの大丈夫でしょうか?」

一刀「大丈夫・・・それより・・・作り直してくれないか?」

給仕「はぁ・・・?あの・・・・よろしいのでしょうか?」

一刀(何だ今の間は・・・)「えっと・・・何かあるのかな?」

給仕「あ、いえ・・・では行ってきますね」

一刀「嫌な予感がするが・・・・」

流琉「私もです・・・・兄様一口どうですか?」

一刀「いいの?「はい」それじゃぁ」『ズルズル』「どうですか?」ありがとう」

流琉「?・・・『ズルズル』・・・・兄様・・・」

一刀「いうな・・・流琉・・・「はい」」

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給仕「おまたせしました・・・どうぞ」

一刀「それじゃぁいただきます『パクッ・・・モグモグ・・・・ガリッ』・・・・」

一刀(なんだ今のは・・・・なんだこれは・・・)

料理の中に・・・骨・・・おそらく牛の骨だろうか・・・

一刀(こんな物流琉に食べさせるわけには行かないな・・・・『ガツガツ』ご馳走様」

流琉「兄様、行儀悪いですよ(あんなに急いで食べるなんて・・・・兄様らしくない)」

給仕「では・・・御代は・・・・になります」

一刀「はぁ!?なんで二杯分になんてんだよ!」

給仕「はい?確認しましたよ?よろしいのですかって」

一刀「ちゃんと説明してないだろうが!」

おやじ「それじゃぁ何かい!?金払えないってのか?」

一刀「そうじゃないだろ!この明細がおかしいんだって言ってんだよ!」

流琉「兄様・・・おちついて」

おやじ「なんだぁ?てめぇやるのか?」

一刀「ふん・・・金はここにおいていく・・・・流琉いくぞ!」

流琉「はっはい・・・シツレイします」

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流琉「兄様・・・まってください」

一刀「・・・・・・」

流琉「兄様!・・・」

一刀「くそっ!『ベコッ!』」

流琉「兄様・・・・」

一刀「あんな店が普通にあるなんて・・・・おかしいだろ・・・・」

流琉「兄様・・・・落ちついてください・・・・」

一刀「流琉・・・・すまない・・・頭に血が上っていたらしい」

流琉「大丈夫です・・・・兄様の気持ち・・・わかりますから・・・・」

一刀「今日は・・・もう、休もう」

流琉「はい」

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翌日

一刀「でかいな」

流琉「大きいですね・・・・」

一刀「すみませ〜ん」

兵「何だ?」

一刀「ここにキョチョっていると思うのですが・・・・?」

兵「将軍は討伐に出ている」

一刀「戻ってくるのはいつごろでしょうか?」

兵「さぁな・・・ソレよりお前何者だ」

一刀「俺は「いたぞ!」え?」

兵「ようやく見つけたぞ!おい!捕まえろ!『はっ!』」

一刀「え?え!?何!?」」

兵「うるさい!だまれ!」

一刀「ぐはっ!」

兵「こんな優男が人攫いだとはな・・・・盲点だったよ」

流琉「人攫い!?一体何を言って「もう大丈夫だよ」えっ!?」

兵「連れて行け!」

門兵「何があったんだ?」

警邏兵「いえ・・・・昨日ある店から娘がさらわれたと報を受けましてね・・・探していたところですよ」

門兵「それでさっきのが人攫いだと?」

警邏兵「はい・・・・では、自分はシツレイします、さぁいくよ」

流琉「やぁ!放して!」

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引き離された兄妹

兄は人攫いの疑いをかけられ牢へ

妹は居もしない親が捜してると連れ去られ

 

おやじ「おお・・・アリガトウゴザイマス」

兵「いや・・・今後気をつけるように「はい」ではシツレイする」

流琉「アナタは昨日の!」

おやじ「さぁ・・・・俺と一緒にこの店を大きくしよう・・・・」

流琉「いやです!私は兄様と・・・・」

おやじ「聞き分けのない子だ!そんな子はお仕置きしなくちゃな・・・グフフフ」

流琉「いっいや・・・・こないで・・・・」

流琉「イヤァァァァァァァァァァァァァ!」

『ヒュルルルルルルルル・・・ザクザクザクザク・・・・』

おやじ「何だ!?」

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一刀「妹を・・・・流琉を泣かせたのは・・・・お前か・・・・・」

 

次回 一刀の武 流琉の武 仕官

説明
第二羽
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コメント
華琳の治世能力に問題発生中・・・(ブックマン)
昔の料理漫画で「牛骨おにぎり」なる物はあったが・・・丸ごとチャーハンにだとwさらに冤罪まで、だめだこりゃw(村主7)
うわぁ・・・・華琳、仕事しろよ・・・・(峠崎丈二)
まともになった?・・・頭?(七夜)
やはりこういう展開ですな(´∀`*)(みっちー)
いてまえ一刀ー!!(よーぜふ)
さてほんとに牛骨だったのか、いや考えるはよそう それはともかく一刀やっちまえ(neko)
一刀・・・カゾクヲナカセルヨウナヤツハヤッテシマエ(sink6)
goeiさんらしくて良いですね。でも焼飯のなかに牛骨とか・・・一刀やさしいw(conqueror)
うんwやっぱりgoeiさんの作品はこうでなくちゃww(スーシャン)
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真・恋姫無双

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