真・恋姫無双 天達と共に 第六話 |
千早が姿をくらましてからさらに数年後…
???「---ちゃん、あそこが---の町?」
???「はい、---様。今日は町を歩いてみましょう」
???「うー、おなかがへったのだ」
???「我慢しろ、---。そういえば---様はなぜそんなにも---に執着なさるのですか?」
???「ちょっと聞きたいことがあるんだよ」
そう話しながら三人の女の子が町に入って行った。
姿をくらました千早は幽州啄郡、五台山の麓にある町に来ていた。
千早がなぜこんなところに来ているかというと
管輅「幽州五台山の麓にて天友と再び相見えるであろう」
という占いを信じたからだ。
千早「しっかし、ほんとに会えるのか?」
しばらく、町中を歩いていると昔に別れたときの面影を残す少女が見えた。
千早(やばい、少し泣きそうになった)
そして千早は近づいて行った。
千早「お〜い、桃香〜」
桃香「えっ?」
名を呼ばれ桃香が振り向いた瞬間、千早は桃香に抱きついた。
桃香「えっ、誰?」
千早「よかった〜また会えて」
千早一人が再会を喜んでいると
ブウン!
千早は急いで桃香から離れると先程までいた場所に偃月刀が振り下ろされていた。
???「貴様、桃香様の真名を呼び抱きつくなどこの私が成敗してくれる!」
一緒にいた女の子の片方がそう言い武器を構える。
千早(たぶん武器からみて関羽だろう。もう一方が張飛かな)
千早「桃香、俺を忘れたのか?この武器をよく見てみろ」
桃香「えっ、その武器って…もしかして千早君!?」
千早「やっと思い出したか」
関羽?「桃香様、知り合いなのですか?」
桃香「うん、この人が前に言ってた天の御遣い様だよ〜」
???(えっ、御遣い様!?)
千早「とりあえず自己紹介を。俺は天乃千早。真名はないから好きに呼んでくれ」
関羽?「失礼しました。私の名は関羽、字は雲長。真名は愛紗です。」
張飛?「鈴々は張飛、字は翼徳。真名は鈴々なのだ」
千早「真名までいいのか?」
桃香「いいんだよ〜、千早様♪」
千早「ちょっと待て桃香!様ってなんだ!」
桃香「これからは私たちのご主人様になるんだからあたりまえだよ♪
それに好きに呼んでいいって言ったし。ね〜、愛紗ちゃん、鈴々ちゃん」
愛紗「あきらめてください、千早様」
鈴々「そうなのだ、お兄ちゃん」
愛紗「先程はすいませんでした。」
千早「別にいいよ」(にこっ)
愛紗(//////)
千早「どうかした?」
愛紗「い、いえなんでもないです。すみませんが、千早様。少し戦ってほしいのですが」
千早「相手をしたいけど無理かな。今はまだ俺の実力をさらすときじゃないから」
愛紗「どういうことですか?」
千早「俺は結構諸侯と面識があるからな。今は桃香のところに俺がいると教えるときじゃない」
愛紗「なるほど」
しばらく話していると、
???「あの、すいません」
桃香「えっ?」
千早(気配が全く感じられなかっただと!?)
愛紗「何か用か?」
???「お久しぶりです!あの、以前賊に襲われていた私を助けていただいたのですが、
覚えてないでしょうか?」
千早「あぁ、あの時の」(あの時の子がこんなに成長したとは)
???「あの、その、それで、よかったらあ、あ、あなたのじ、侍女をさせてください!」
桃香&愛紗「「えっ(なっ)!?」
千早「一つ条件がある」
???「何ですか?」
千早「耳を貸してくれ」
そう言って近づき
千早「君は気配を消すのがうまいからときどき斥候みたいなことをやってほしいんだけど、
いいかな?」
???「はい、もちろんです!!」
それを聞くと千早は離れて皆に聞こえるような声で話し始めた。
千早「ならいいよ」
愛紗「何を話してたんですか?」
千早「ちょっとね」
???「単刀直入に真名だけ申し上げますね。私は蒼麗です」
そのあと桃香、愛紗、鈴々も真名を預けた。
そう話していると近くに流星が落ちた。
千早「行ってみるか」
目的の人物はすぐに見つかった。
愛紗「この者がそうなのでしょうか」
愛紗は倒れている人を見ながら言う。
すると千早は近づいていった。
千早「お〜い一刀、起きろ!」
一刀「う〜ん。あ、千早。ってここはどこだ!?」
桃香「知ってるの、千早様?」
千早「俺の友達の北郷一刀だ」
桃香「友達なら真名を教えてもいっか。私は桃香です。」
愛紗「愛紗と申します」
鈴々「鈴々なのだ」
蒼麗「蒼麗です」
一刀(?)
千早「まだわかってないな」
そういうと千早はこの世界のことや桃香たちのことを説明した。
一刀「信じられないけど本当みたいだな」
ぐぅ〜
千早「一刀、だらしないぞ」
桃香「そういえば私たちもまだお昼ご飯食べてないよ〜」
愛紗「では町に戻り食べましょうか」
桃香&鈴々「賛成(なのだ)〜」
一刀「ふ〜、食った食った」
桃香「一刀様」
一刀「何だ?」
桃香「私たちはね、困っている人たちを助けたいの。だから私たちに力を貸してください」
一刀「いいぞ、一飯の恩もあるしな」
愛紗「一飯の恩…ですか」
一刀「何か間違ってたか?」
桃香「私たちね、天から来た人ならいっぱいお金持ってるかな〜って思って」
鈴々「お金全然持ってないのだ」
おかみ「ほぉ〜無銭飲食かい」
千早(しょうがないな)「おかみ、これで足りるか?」
おかみ「なんだい、ちゃんと持ってるじゃないか。ちょっと多いねぇ。
そうだこれ持ってきな。私からの餞別だよ」
千早「ありがとうございます」
桃香「これからどうしよっか…」
千早「確か今公孫賛がここで義勇兵を集めてたな」
桃香「そうだ、白蓮ちゃんがここに赴任するって言ってた!」
一刀「ならそこに行くか」
愛紗「待ってください。どうせなら兵を集めて対等な立場で向かいたいのですが」
千早「それは無理だな。ここに残ってるのはもう戦えない者か戦う意思が無い者だ。
でもいい考えだ、愛紗。これだけの金を与えるから、
これで兵の格好をしてついてきてくれる者を集めてくれ」
蒼麗「そういうことですか」
愛紗「なかなか人が悪いですね」
千早「そうでもないとやっていけないぞ」
愛紗「それもそうですね」
一刀&桃香&鈴々(((?)))
愛紗「それでは私はあt「ちょっと待って」なんですか、千早様?」
千早「その前にちょっとやりたいことがあるからついてきて」
しばらく歩くと桃園に出た。
桃香「わ〜、綺麗〜」
愛紗「そうですね」
千早「ここに来たのはさ、結盟をしようと思ったからなんだ」
鈴々「いいと思うのだ」
愛紗「我ら六人!」
桃香「姓は違えども、姉妹の誓いを結びしからは!」
鈴々「心同じくして助け合い」
一刀「みんなで力無き人々を救うんだ!」
蒼麗「同年、同月、同日に生まれることを得ずとも!」
千早「願わくば同年、同月、同日に死せんことを!」
全員「乾杯!」
千早(桃園の誓いの人数が二倍…どんだけカオスなんだ…)
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口調など間違ってしまうかもしれませんがご容赦ください。 過度な期待はしないでください。 |
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