恋姫無双 妹と共に 17(再) |
華琳「ころう関のことだけども・・・・」
桂花「守将は呂布と張遼となっております」
秋蘭「飛将軍呂布と神速の張遼ですか・・・」
華琳「張遼ほしいわね」
春蘭「では私が捕まえてみせます!華琳様」
華琳「ええ、頼んだわよ」
春蘭「はい!」
攻撃の合図の銅鑼がなり、先鋒劉備軍、袁招軍、袁術軍が動き始める
一刀「華琳・・・いってくる」
華琳「ええ・・お願いね」
一刀「ああ・・・お前たち行くぞ!」
三羽鳥『は〜い』
俺は彼女たちを連れ関に向かう・・・建前は関攻略 本音は時間稼ぎと諸侯の目を誤魔化すこと
兵「伝令!開門、張の旗と呂の旗・・・でます!」
華琳「そろそろね・・・・春蘭に伝令「伝令!夏侯惇将軍接敵!」だれ!?「はっ!張の旗・・・張遼かと思われます」さすがは神速といったところかしら」
兵「伝令!呂布、劉備軍に食らいつきました」
華琳「・・・ここが正念場かしら?」
『死ね死ねぇぇぇぇ!』『くたばれぇぇぇ!』
一刀「罵倒が酷いな・・・沙和、アレは大丈夫か?」
沙和「大丈夫なの〜・・・」
一刀「扉を破壊する!真桜隊は直ちに作業に掛かれ!他の隊は仲間と自分を守れ!」
『はっ!』
真桜「隊長ちーとまってくれや〜・・・すぐに来ないな扉壊すから〜」
『ガガガガガガガガガ・・・・!』
螺旋で無理やり穴を開け始める
一方呂布
呂布「邪魔!」
関羽「きゃぁぁ!」
呂布「遅い」
張飛「まだまだなのだ〜」
呂布「・・・」
趙雲「私は無言ですかなっ!?」
呂布「いくらやっても無駄・・・死ね!」
関羽「ぐはぁっ!くっ・・・これほどまでに強いとは・・・・」
趙雲「いささか卑怯ですが・・・三人がかりで挑めば・・・」
張飛「いくのだぁ!」
呂布「・・・いい、けど・・・・無駄」
趙雲「くっ・・・不本意ですがここは退くしか・・・」
関羽「くっ!退け!退けぇ!」
呂布になす統べなく敗走した劉備軍・・・軍師の策略によって呂布を袁招軍に押し付けることに成功
張遼「たのしいなぁ〜」
春蘭「ああ・・・だがお前の負けで早々に終わらさせてもらう」
張遼「いうやんけ・・・やってみぃ?」
春蘭は張遼と激しいハゲしい激戦を繰り広げていた
真桜「あいたで!」
一刀「ご苦労様(なでなで)沙和!頼むぞ!」
沙和「は〜いなの!」
沙和の部隊が守ってるのは衝車・・・丸太を振り子の原理でたたきつけ扉を破壊するための兵器
孫策「凄いの使ってるわねぇ〜」
タイミングよくあらわれた孫策と周喩・・・今まで扉が壊れるのを待っていたかのようだ
周喩「われらも手伝うぞ」
一刀(よくもぬけぬけと・・・扉が壊れたら真っ先に入り制圧するつもりだろ・・・)
一刀「ええ・・・お願いします「伝令!」なんだ!?」
兵「劉備軍、呂布の攻撃により敗走・・・袁招・袁術軍が呂布と接触・・・お味方不利です」
一刀「くっ!あと少しだというのに・・・・援護しなければ最悪全滅か」
兵「現在袁家の二枚看板が防衛にあたってますが・・・時間の問題かと・・・いかがいたしましょう?」
一刀「しかたあるまい・・・総大将がいなくなるのも困る・・・凪!真桜!沙和!戻るぞ!」
凪「はっはい!」
真桜「へ〜い」
沙和「わかったの〜」
一刀「くそっ!あと少しだったものを・・・・」
俺は孫策軍に聞こえないところまでくるとそう毒づいた
沙和「でも隊長?あのまま攻撃してても扉は壊れなかったの〜」
一刀「まぁ・・・最後は凪の手で破壊するつもりだったし・・・」
真桜「ほんなら・・・いくら攻撃しても無駄ってこと?」
一刀「半日攻撃し続けて・・・多少ひびが入る程度だろうな・・・」
真桜「どんだけ堅いねん!?」
凪「仮にも要塞と詠われた関ですからね・・・・隊長、あそこに」
一刀「呂布・・・・お前たちは周りを・・・」
三羽鳥「「「はい」」」
呂布「・・・かずと?」
一刀「久しぶりだな・・・呂布」
呂布「ひさしぶり・・・・けどさよなら」
一刀「そう簡単にいくか!」
孫策「しっかし堅いわね・・・」
周喩「まったくだ・・・おや?」
孫策「なに?あなたは・・・・関羽だったかしら?」
関羽「はい・・・われらも扉破壊に手を貸します」
孫策「あら、うれしいわね(来るのが良すぎる)」
周喩「願っても無い申し出だな(我らと同じく見計ってか・・・)」
黄蓋「策殿大変じゃ!「なに?」袁術が敗走まで追い込まれた・・・呂布の仕業じゃ・・・このままじゃ」
孫策「くっ!戻るわよ!(独立のためにまだ生きててもらわないと困るのよ)」
周遊「わかった・・・退くぞ!」
春蘭「はぁ・・はぁ・・・私の勝ちだな」
張遼「つよいわ〜・・・約束や・・・下ったる」
春蘭「では・・・あぶない!『どんっ!』」
張遼「いきなり何すr・・・・あんた・・・どうなっとるんや?」
春蘭「なんでもない・・・・そうか・・・かずとのお守りが効いたのか」
張遼「かずと?」
春蘭「華琳様のトコロにいる北郷一刀だ・・・会えばわかる」
張遼「ほな・・・見にいこか」
その後劉備軍の手によってあっさりとコロウカ関は陥落した・・・
一刀(馬鹿な・・・あの扉をどうやって・・・まさか!?)
一刀「沙和!衝車はどうした!?」
沙和「え!?あーないの・・・ごめんなの」
一刀(おそらく置き去りになった衝車を使ったか・・・)
沙和「うう・・・隊長が怒ってるの〜怖いの〜」
真桜「おちつきぃ・・あれは考え事してるときの顔や・・・隊長」
一刀「なんだ?」
真桜「関おとせんかったのは残念や・・・せやけども・・・誰一人としてしんでおらへんよ?」
一刀「ああ・・・・そうだな・・・・さっき春蘭が張遼を捕獲したと報があった・・・呂布も撤退したし・・・ここで満足しておくか」
三羽鳥「「「は〜い」」」