東方 白虎幻想入り・第12話 |
幽々子の外出禁止令が解除されたので久しぶりに外に行くのはいいが・・・・
幽々子「・・・・・・ぐす・・」(泣)
妖夢「じゃあ白虎さん、行ってらっしゃい」
幽々子「・・・いってらっしゃい・・・・」(泣)
幽々子が思いっきりふてくされている・・・
白虎「昼過ぎぐらいには帰ってくる」
妖夢「昼食は慧音さんの家でいいでしたよね?」
白虎「あぁ、じゃあいってくる」
幽々子「・・・ぐすん・・・」(涙)
ドンッ!!
あんな顔されたら行きにくいじゃないか・・・
まぁ、久しぶりにコッチから合いに行くんだ
皆のリアクション(一部除く)が楽しみだ♪
とりあえず一度博霊神社に顔を出してみたら、相変わらずだった
次は慧音の家に行こう
〜慧音宅〜
がらっ
白虎「慧音〜いるか〜?」
戸を開けた瞬間
慧音「・・・・グスン・・・」(泣)
妹紅「慧音、仕方ないじゃんか」
慧音「でも、でも〜・・・」(泣)
慧音が泣いていた、そしてそれを必死ではげます妹紅
妹紅「ほら!白虎来たよ!」
慧音「そうだな・・・いらっしゃい・・・」(泣)
あら?存外普通か?
妹紅「って・・・え?」
慧音「びゃ・・・・・こ?」
白虎「あぁ、こっちから合いに行くのは久しぶり・・・・」
慧音「白虎〜〜〜〜!!」(涙)
白虎「うぉっ!?」
慧音が俺に向かって飛びついてきた
慧音「白虎〜白虎〜!」
妹紅「白虎じゃないか!久しぶり!」
白虎「久しぶりなのはいいが、慧音、ほ・・・骨が・・・・」
ミシミシミシミシ・・・・
慧音「はっ!す、すまん!つい・・・・」
危うく肋骨が折れるとこだった・・・
慧音「どうしたんだ、白虎のほうから来るなんて」
白虎「久しぶりに外に出れるようになったからきたんだ」
妹紅「前は出してもらえなかったんだっけ?」
白虎「まぁ・・・な」
出してもらえないというより、出るに出れない・・・
慧音「そういえば、お昼はどうするんだ?」
白虎「迷惑じゃなければいいんだが、ここで昼を・・」
慧音「大丈夫!全然かまわない!むしろ大歓迎だ!」
妹紅「慧音、眼が怖い・・・」
白虎「そうか、じゃあ俺はこれで・・・」
慧音「え、もう行くのか・・・?」
妹紅「もうちょっとゆっくりしていけばいいのに」
白虎「行きたいところが多いんだ、大丈夫、昼にはちゃんと来るから」
慧音「来ないと、許さないからな・・・」
白虎「あぁ、約束だ♪」
ドンッ!!
次はあえて妖怪山に行くか
にしても寒いな・・・
〜妖怪山〜
白虎「ここに来るのも久しぶりだなぁ・・・」
あいつはまたあの河にいるんだろうか
文「あれ?白虎さんじゃないですか、お久ぶりです」
白虎「よう、久しぶり、元気にしてたか?」
文「私はそうなんですけど・・・ねぇ?」
白虎「何かあったのか?」
文「最近にとりさん調子がよくなくて・・・」
にとりが?風邪でもひいたのだろうか
白虎「風邪か?それとも・・・」
文「風邪って言うわけでもないですし、熱もありませんから大丈夫なんですけど・・・」
白虎「とりあえず、にとりの所まで案内してくれ」
文「わかりました、こっちです」
百聞は一見にしかずって言うしな、行けばわかるだろう
〜にとりの開発室〜
文「にとりさ〜ん?いますか〜?」
白虎「にとり〜?いるか〜?居たら返事しろ〜」
シ〜〜ン・・・・
白虎「いないのか・・?」
文「あれぇ〜?私が来たときは居たのにな〜?」
とその時
ドダダダダダダダ!バタン!
にとり「白虎!?」
白虎「よ、久しぶり」
にとり「白虎〜〜〜〜〜!!」(涙)
白虎「うぉっ!?」
にとりが抱きついてきた
これのドコが調子がよくないだ・・・
文「にとりさん、具合はもういいんですか?!」
にとり「何言っての?私は何時も元気だよ?」
白虎「まぁ、元気そうでよかった」
文(なるほど、そういうことですか・・・)
にとり「でも、どうしたのいきなり?白虎、このところまったく来なかったけど」
白虎「あぁ、暫く外にいけない状況だったんだ、後俺白玉楼に今住んでるから、文と来るといい」
にとり「へ?わかった!絶対いく!///」
白虎「じゃあ、俺はそろそろ行かないと・・・」
にとり「もう行くのか・・・」
白虎「大丈夫、いつでも会えるさ」
白虎「じゃあな」
ドンッ!!
〜妖怪山・ふもと〜
文「白虎さん」
白虎「文?どうしたんだ?」
文「実は、お礼がしたくて・・・」
白虎「お礼?何のだ?」
文「にとりさんの事でです」
白虎「と、いうと?」
文「実は、にとりさん人間は大好きなんですが・・・」
白虎「?」
文「・・・ちょっと昔話をしましょう」
白虎「何で急に・・・」
文「昔あるところに、人間が居ました」
白虎「無視か・・・」
人間が霧の濃い森を歩いていると、河童が居ました
河童は人間を森の外まで案内してあげました
人間は河童と友達になりました
二人はどんどん、お互いの距離を縮めていきました
河童は人間のことが好きでした、人間も河童が好きでした
二人はお互いを求めました、がしかし
人里で不振な噂が流れ始めました
河童が人間を襲ってると
里の人達は、河童を退治することにしました
人間は、河童退治を反対しましたが、里の皆はやめようとしません
人間は急いで河童のとこに行きました
人間は訊きました、本当に人を襲ってるのかと
河童は言いました、貴方を守りたかったと
人間は言いました、一緒に逃げようと
しかし河童はそれを断りました
そして、河童は言いました、私と一緒に居ると貴方に迷惑が掛かる、い
っそ私のことを忘れてください
しかし、その瞬間、里の人たちの声がしました
人間は、わかったとつぶやきました
河童はどうか名前さえも忘れてくれますか?と言いました
人間は何も言わず、その場を立ち去りました
河童は最後に、さようなら、大好きな人間っと言いました
人間が振り向くとそこに河童は居ませんでした
その後、人間が河童と会った場所に行っても河童の姿はありませんでした
こうして人里に河童は二度と現れるとこはありませんでした
文「めでたしめでたし・・・」
白虎「・・・・・・」
文「この話しはこの妖怪山に伝わる本当にあった昔話です」
白虎「・・・・・」
文「何か言って下さいよ・・・」
白虎「あいつは、それをどう思ってるんだ・・・?」
文「昔はひどかったですが・・・今はもうそんなには・・・」
白虎「俺に会うまではか?」
文「・・・・・まぁ」
白虎「俺はあいつと会ってよかったんだろうか」
文「私はよかったと思っています。本当にありがとうございました」
白虎「そうか、じゃあ俺は行くよ」
文「また来てください」
白虎「今度はそっちからこい、待ってるからな」
文「わかりました、では・・・」
ドンッ!!
俺は知っていた、その昔話を
慧音の歴史の授業で言ってたのを覚えていた
まさかにとりがその昔話の河童とまでは知らなかったが・・・
その人間が前世の俺とかいう話じゃないよな・・・
いくらなんでもそれはないか
俺は一旦慧音の家に行き、昼食を食べた後湖に向かった
〜霧の湖〜
さて、久しぶりにここに来たな
さぁ、湖はどうなってるかな?
白虎「お、いたいた」
チルノ「あ!白虎じゃん」
大妖精「へ?、白虎さん!?」
白虎「こっちから合いに行くのは久しぶりだな」
チルノ「外に出れるようになったんだ!」
白虎「まぁな」
大妖精「・・・////」
チルノ「大ちゃん?」
大妖精「へ!?いやなんでもないよ!あははは〜・・・」(汗)
チルノ「そうだ!白虎に紹介したい人がいるんだ!」
白虎「ん?誰だい?」
大妖精「多分もう少ししたら・・・」
?「チルノ」
と後ろから声がした
チルノ「レティ!」
大妖精「久しぶりだね、レティさん」
白虎「あなたは?」
レティ「私はレティホワイトロック、レティでいいわ」
白虎「西牙白虎、白虎でいい」
レティ「そう、あなたが白虎ね」
白虎「俺を知ってるのか?」
レティ「風の噂でよく聞くわ」
チルノ「私達と一緒に遊んだりしてくれたんだ!」
レティ「そうなの、ありがとう」
白虎「いや、礼を言われるほどじゃ・・・」
レティ「二人とも、寂しくなかった?」
大妖精「大丈夫です!」
チルノ「うん!レティが来てくれただけでもあたい嬉しい!」
レティ「ゴメンね、冬にしかこれなくて・・・」
白虎「冬にしかこれない?」
レティ「私、能力の関係で冬にしかチルノたちに会いにこれないのよ」
白虎「なるほど」
つまり暑い夏とかは無理なのか
レティ「でも、代わりにあなたがこの子達と居てくれて感謝してるわ」
白虎「そうか・・・」
チルノ「レティ!白虎!はやく〜!」
向こうでチルノが手を振っている
白虎「いくか」
レティ「えぇ、行きましょうか♪」
その後俺たちはくたくたになるまで遊んだ
そして気が付けば夕方だった
〜夕方・霧の湖〜
大妖精「ZZZZzzzzz・・・」
チルノ「ZZZ・・・レティ・・・」
二人は眠っていた
白虎「寝顔は子供と一緒だな・・・」
レティ「えぇ、ホント、冬が終わっても居たいくらい・・・」
白虎「レティ・・・」
レティ「仕方ないわ。季節が変わるのは自然の摂理、それに逆らうことは出来ない」
レティ「前までは、この子達が心配でしょうがなかった。けど、私が居ない間、あなたがこの子達と一緒に居るって知って安心したわ」
レティ「もう、大丈夫かしらね・・・」
妖夢といい、文といい、俺といいどうして・・・
白虎「はぁ、この幻想卿はどうしてこうも、前の俺と似たような奴が多いんだ・・・・」
レティ「え・・・?」
白虎「チルノはアンタに会うのをずっと楽しみにしてたんだ。アンタが来なくなったら俺はチルノになんて言えばいい?」
レティ「そ、それは・・・」
白虎「冬が終わっても居たいなら協力してやる。それが無理ならこの冬が終わるまで居ればいいそしてまた冬に来ればいい」
レティ「私は冬の忘れ物、結局は・・・」
白虎「馬鹿野郎、忘れちゃいないじゃないか、チルノは」
レティ「!!」
白虎「冬が近づくたびにチルノは、レティ早く来ないかなって言ってたぞ」
白虎「アンタはチルノにとって掛け替えのない存在なんだ、それを忘れるな」
レティ「・・・ごめんなさい」
レティは涙ぐんでいた・・・
レティ「ダメだな、私、大事なことをすぐ忘れちゃう・・・」
白虎「泣きたい時は泣く、何かしたいときはする、我慢は自分を苦しめるだけだ・・・」
レティ「ひっく・・・ゴメンね、チルノ、大ちゃん・・・ぐすっ・・・ほんとにゴメン・・・」
白虎「俺、何か方法を探すよ・・・冬が終わってもアンタがチルノたちに会える方法を・・・」
レティ「白虎・・・ありがとう・・・」
白虎「じゃあ俺は行く。またな」
レティ「えぇ、また会いましょう・・・幸せの白い風・・・」
ドンッ!!
幸せの白い風・・・・・ねぇ・・・
俺は幸せを運べているんだろうか・・・
〜白玉楼・夜〜
すっかり遅くなってしまった
白虎「ただいま〜」
幽々子「う〜・・・」(涙)
妖夢「お、お帰りなさい・・・」(汗)
白虎「あ・・・・」
しまった!なんという不覚!!
白虎「ゆ、幽々子これはだな!」(滝汗)
慧音「白虎〜〜〜・・・」(涙)
にとり「おぉ〜〜そぉ〜〜いぃ〜〜・・・」(涙)
文「あ!白虎さんお帰りなさい!」
しゅ、修羅場だ・・・
俺は妖夢にヘルプのアイコンタクトを出すが、妖夢は首を90度まわして
コンタクトを回避する
正直、誰 か 助 け て !!
その後晩飯の後に散々酒の相手にされたのは言うまでもない
妖夢、酔っ払って切りかかってくるのはやめてくれ
後 文、さりげなく写真取るのはやめてくれ・・・
とにかく、明日はレティがチルノと一緒に入れる方法を探さないと・・・・・
説明 | ||
同じく西虎です。 今更ですがぶっちゃけ改ページの間隔は適当です。 申し訳ないです(;・ω・) ・・・・・・・・・書く事がない(; ω ) ※この作品は、原作・キャラ崩壊、ストーリー崩壊があります。苦手な方は今すぐブラウザバックを押して、カカッと戻りましょう。 |
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