真・恋姫†無双SS 外史に「凪」を齎すモノ 第1章  12話 「黄色い布が齎した出会い」
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          この作品は真・恋姫†無双SSのつもりで書いております。

 

 

 

        尚、この作品では、北郷 一刀は名前だけの種馬となっております。

 

 

           不愉快に思われる方は、見ないことをおすすめします。

 

 

       

 

            誤字脱字!文法の間違い!!意味不明な文章!!!

 

     

 

           文字配置のバランスの悪さ!!!!作者のこだわり??

 

     

            キャラブレイク当たり前!オリキャラも出るよ!!

 

 

 

       あなた不快にさせるかもしれない物語のSUJI書きが発生する恐れあり。

 

        

 

               

                    最後にこの作品は

 

  「凪、可愛いよ凪」成分と皆さんのコメント、そして支援で成り立っています!!!!

          それでも構わないという方は駄文ですが、お付き合いください。

 

 

          表記なし=一刀視点、行動 「」=声 〔〕=思考 【】=感情 

           ≪≫=音  ()=行動、『』=名称 ++=第三者 

                                  となっております。 

 

 

 

 

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真・恋姫†無双SS 外史に「凪」を齎すモノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       第1章  12話 「黄色い布が齎した出会い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+義勇軍、本陣+

 

 

 

張奮「……なんや、コイツら……今までの賊とちゃう…」

 

 

+張奮は何度か、義勇兵を指揮して盗賊を討伐してきた…

 

しかし今、目の前に対峙している集団は今までと違う違和感を

 

感じていた。+

 

 

伝令「張奮殿…!賊後方より砂塵!」

 

張奮「…やっかいやな…(眼鏡に手をやる)

   敵の増援やとしたら…この戦い結構キツイかも…」

 

 

+現在、賊の数はおよそ三千…対する義勇軍は約千…

 

ただでさえ三倍の兵、相手に凌いでいるこの状況で敵の増援は

 

戦いをより厳しくする…+

 

 

張奮「あの三馬鹿がもう少し…ウチの話を聞いてくれたら

   敵の増援やとしても、対処出来るんやけどなぁ〜」

 

 

+張奮の傍にまた一人伝令が走ってくる…+

 

 

 

伝A「張奮殿!砂塵の軍…約千が右翼に展開…!

   尚、先頭を走っていた馬車がこちらにやってきます!」

 

張奮「…どうやら敵やないみたいやな……」

 

 

+少し経つと一人の義勇兵が張奮の元へ走ってくる…+

 

 

 

義@「張奮殿!馬車の人物が張奮殿にお会いしたいそうです。」

 

張奮「……分かった…通してなぁ…」

 

 

+その答えを聞いた義勇兵は、馬車に乗っていた人物を本陣へと

 

案内するため走っていく……。

 

 

 

俺たちは義勇兵の本部へ歩みを進める…。

 

右翼に展開した軍は、恋とねね、霞と沙和に任せて合図でいつでも

 

動けるようにしている…残った、桂美と凪は一緒に来てもらい、

 

真桜は馬車で待機…

 

歩みを進めると、本陣で俺たちを見据える女の子を見つける…

 

紫の髪を二本の三つ編みでまとめ、眼鏡をかけている…

 

少し沙和に似ている…この娘が義勇軍のトップか…

 

 

 

 

一刀「…戦いの最中、申し訳ない…本日から汝南の刺史になる

   『北郷』というのです…街を守って頂き感謝します(頭を下げる)」

 

 

張奮「そない畏まらんで下さい…北郷はん…ウチらは、守りたいから

   守っとるだけです…ウチは『張奮』…一応、この軍の軍師を

   やってます…(握手を求める)」

 

 

俺は差し出された手を握ぎる…女の子の手だ…

 

凪や恋で慣れたつもりだったが、この世界では有力な武将は

 

皆、女の子なのか…

 

 

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俺は握手の手を離す…

 

 

凪 「自分は楽進と申します…」桂美「荀攸よ。」

 

一刀「…ところで『一応』っていってたけど…?」

 

張奮「ウチの連れが三人いるんやけど…(ため息)

   あの三馬鹿、人の話を聞かへんで勝手に飛び出しです【汗】

   まあ、三人とも『武』の心得があるさかい、心配は

   ないんやけど…なんでウチは一般兵の指揮だけやっとります…

   あの猪どもが指揮できれば戦も楽なんやけど…」

 

 

桂美「……同じ軍師として…同情するわ…【汗】「おおきに…」」

 

一刀「ここからは俺たちも戦うよ…

   張奮さん、出来ればこのまま力を貸してくれないか…?」

 

張奮「もちろんや!こちらからも…よろしゅう頼んます…」

 

 

一刀「ありがとう…感謝します張奮殿(微笑む)」

 

張奮「や、やめてぇな////ウチら好きで戦ってるさかい///」

 

 

桂美〔このバカ=一刀…また女の子に落とすつもりかしら…〕

  「……では私は真桜の所にいって合図を出すわ…

   張奮さんも私たちのこと義勇兵さんたちに伝えてちょうだい。」

 

張奮「り、了解や!伝令はん!「はっ!!」みんなに通達、

   右翼の軍は味方、協力し賊を殲滅…よろしゅうな…」

 

 

 

伝令は張奮の言葉を聞いた後、全軍に伝えるべく本陣を出ていく…

 

 

 

凪 「…しかし…ほぼ無策で三倍の兵と互角とは…

   お連れの御三方は…素晴らしい武をお持ちなのですね…」

 

張奮「…まあ〜あの三馬鹿、それしかとりえなし…」

 

一刀「…ははは…(苦笑い)良ければ…三人の名前を

   教えてもらってもいいかな…?」

 

張奮「かまへんよ…えーと『留賛』『凌統』『太史慈』やで…」

 

一刀〔す、すごい面子だ……留賛ってたしか…〕

  「…っ!張奮さん!!留賛って今どこにいるか分かる!?」

 

張奮「た、たしか…中央にいるはずや、こっから一番近いで…

   どないしたん…北郷はん?」

 

一刀「ちょっと行ってくる…!凪着いて来てくれるかい…?」

 

凪 「はっ!」一刀「じゃあ行こう!!」

 

 

俺と凪は中央の前線を目指し走り出す…

 

 

張奮「ちょっ!?北郷は〜ん!!」

 

一刀「張奮さん本陣お願いね!後で桂美たちが来るから!!」

 

 

俺たちが本陣を出てすぐ、ドラが鳴らされ右翼に展開する

 

軍が行動を開始する…そのドラを鳴らしているのは…桂美と真桜…

 

 

真桜「ちょっ!?兄さん何処行くん!?」

 

桂美「…(一刀を見つける)!ちょっとどこいくのよ!」

 

一刀「(走りながら)事情は後で話すから!本陣よろしく!!」

 

 

桂美がまだ何か喋っているが、俺と凪は目的地に向けひたすら走る…

 

息があがっる…間にあうか!

 

俺と凪は戦場を走り、まだ見ぬ留賛も元へと急ぐ…

 

移動している俺たちの耳には、

 

金属音と怒号、悲鳴の声…『戦場の音』の中、歌が聞こえる…

 

それは女性の声…俺が今まで聞いたことのない歌…

 

俺は歌に詳しくないから良く分からないが…

 

とても優しくも強い声…、間違いない…彼女はそこにいる…

 

 

 

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+左翼…太史慈側+

 

 

+左翼に展開する軍の中に額当てをし、腰まで伸びた長い深緑の髪を

 

一握りほど、ポニーテールのようにまとめ、鎧を身に纏った袴を穿いた

 

長身の女の子が弩に弓をセットする…

 

彼女がもっている弩は現代のボウガンのような形状をしている…+

 

 

 

太史「……戦況は、我らの不利か…

   しかしまだ決してはおらぬ以上、全力で参る…!」

 

 

+彼女は前を見据え、弩をかまえる…

 

標準には彼女に迫る黄色い布を巻いた盗賊が走ってくる姿が見える+

 

 

黄@「びびるんじゃねぇぞ…やっちまえ!」

 

黄A「そうだ!撃たれる前に殺ればいいんだ!!」

 

 

敵が彼女に迫る…しかし彼女に焦りの色は見えない…

 

 

太史「覚悟…っ!(引き金を引く)」

 

 

+≪ばひゅぅぅん≫凄まじい音と共に

 

両手で構えていた弩から矢が射出される…!

 

その矢は目の前の敵を貫くと、後方の獲物を狩るがごとく

 

勢いそのままに突き進んでいく…

 

貫かれた者には大きな風穴が空きその場に倒れ絶命する…+

 

 

黄@「な…でも矢が入ってない今ならっ!!」

 

 

彼女は右手で弩を持ったまま、

 

左手で矢筒から矢をとる…

 

矢に当たらなかった賊はそのまま彼女を目指す…

 

その姿を見て彼女は矢を弩にセットせず、矢を持ったままだ…

 

 

黄@「うぉおおお!!(刀を振り上げる)」

 

太史「拙者を…≪ホォン≫(斬撃をかわす)見縊らないで頂きたい…!」

 

 

彼女は持っていた弓で、≪ザシュ≫賊の首を突き刺し…新しい矢をとる…

 

刺された賊は悲鳴にもならない声を上げ…倒れた…

 

 

太史「この太史子義を討ちたくば…(眼前の敵を睨み)

   死ぬ気で参られよ!…次は何方でござるか…」

 

黄賊「「「ひ、ひぃぃぃ」」」

 

 

+彼女の殺気を受けた賊は、縮み上がり手足が震える…

 

その様子を見ながら矢をセットし、矢筒からもう一本をとり

 

矢を握った左腕を持ち上げ地面と水平にして持ち上げ

 

弩の持ち手の部分を肘におき標準から敵を見据える…+

 

 

太史「……参らぬなら…こちらからいくでござる…っ!」

 

 

+彼女が撃つ前に賊は背を向け走り去る…

 

所詮、『賊』大義名分がない者は自分の命が恋しい…

 

そして彼女も背を向け逃げる者を射抜くつもりはなく

 

自分の危機が去った今、ふぅーと息を吐き、構えをとく…そこへ

 

 

伝令「太史慈殿!!張奮殿から伝令です!」

 

太史「…で内容はなんでござる?」

 

 

伝令「はっ!『我らに援軍あり!協力して賊を殲滅せよ』と」

 

太史「おぉ♪これは吉報でござるな!…して援軍はいずこに…?」

 

 

伝令「右翼に展開しております…そのまま中央へと押し進む予定です!」

 

太史「なるほど…では我らも中央に向かって攻めるでござる…!」

 

義勇「「「おおおぉぉぉ!!!!」」」

 

 

 

太史「(周りを見る)…と、ところで伝令殿?」

 

 

+申し訳なさそうに彼女は伝令に問いかける…+

 

 

伝令「はっ!」太史「…中央はどっちでござるか…?」伝令「はあ!?」

 

 

 

 

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+右翼…凌統側+

 

 

+右翼では敵陣中央で一人孤立する女の子がいた…

 

首半分まで伸びた黒髪…前髪は眉くらいで切られ

 

そこから見える、綺麗で大きな鋭い目、

 

鎧などは身につけず、地味な水色のロングチャイナに派手な深紅のアウター

 

ベルトには左膝下でUの字を描く鎖に繋がれたサイが収められいる…+

 

 

黄B「おまえ…義勇軍だな!一人でいるからって

   こっちは手を抜かないからな…」

 

黄C「…なんだはぐれたのか?運がないな嬢ちゃん…」

 

黄D「可愛がってやるよ…ヒヒヒ…」

 

 

彼女の周りには円を描くように賊が取り囲む…

 

何処にも逃げ場はない…そんな中、彼女は笑みを浮かべる…

 

 

黄B「てめぇ…何笑ってやがる…っ!」

 

凌統「…わり…ちょっとおかしくてさ…(二人目に喋った者を見て)

   運がないのは…あんたらさ…俺に出会っちまったんだから…

   俺はわざと『孤立』したんだ…義勇兵とは言っても

   戦い慣れした奴は少ないからね…犠牲は少ないほうがいい…

   あんたらも逃げるなら今のうちだよ…俺はさ…

   逃げる奴を襲う趣味はないから…(笑みを浮かべる)…」

 

 

彼女は囲まれたこの状況で敵を挑発するように笑う…

 

 

黄C「な、なめやがって!!」黄D「殺してからやるよぉおお」

 

 

賊が一斉に抜刀する…それを見て、彼女の表情が変わる…

 

その表情はまるで氷のように冷たく…刃のように鋭い…

 

 

凌統「……おまえら『抜刀』したな…その意味わかってるのか…」

 

黄B「なに言ってんだぁ…てめぇ…」

 

 

凌統「武器は脅しの道具じゃない…まして剣を抜刀した…

   命のやり取りをする…ってことだ!…殺されても文句言うなよ!」

 

黄C「うるせぇんだよ!!おまえ!!!」

 

 

+一人が彼女に向け走り出すと…「馬鹿が…」と呟き、

 

ベルトの前のサイに右手を…後ろに左手をまわす…

 

突っ込んできた男は勢いそのままに両手で剣を振り下ろす!

 

彼女はそれを右手でベルトからサイを抜き…≪ガキィン≫斬撃を受け止める

 

男が両手で振った剣を片手で止める彼女、サイと剣がつばぜり合いなる…

 

彼女の左手はまだ後ろにまわったままだ…+

 

 

黄C「よ、よく受け止めたな…でも力で勝てるかなっ!」

 

凌統「俺は…勝つつもりなんてないよ…≪ザシュッ≫」

 

 

+男は「てめぇ何言ってやがる!」と言おうとした…しかし

 

それよりも早く、彼女は後ろにまわしていた左手に何かを持ち心臓を貫かれた

 

自分に倒れかかる男の体を前蹴りでどかすと、彼女の左手にはもう一つのサイ…

 

彼女の武器は鎖で繋がれた二つのサイ…それが賊の命を奪った…

 

呆れながら左のサイに着いた血を払い…彼女は口ひらく…+

 

 

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凌統「たくっ…相手の武器もわからねぇのに突っ込んでくるか普通…」

 

黄B「畜生!!よくも!!!」黄D「てめぇぇぇ!!!」

 

 

仲間を殺され激昂した二人が剣を構え走り出す…

 

その様子を見て彼女も二人に向かって走り出す…

 

先に来た男が右に寄っている彼女に対して

 

右肩の後ろから剣を振り下ろそうとするが…

 

 

凌統「あんた…左胸がガラ空きだよ…(左手のサイで突く)≪ザシュッ≫」

 

 

サイを引き抜くと力を失った体は地面へと向かう…そこへ

 

後からきた賊が渾身の力を込めた一撃で仕留めようとするが…

 

≪ブオォォン、ガツンン≫

 

彼女に簡単にかわされ、地面に剣を打ちつける…その隙に後ろに回り

 

背後から心臓を狙いサイを突き刺す…。

 

 

凌統「そんな力だけの斬撃があたるかよ…」

 

 

前に倒れる勢いでサイは自然と賊の体から抜けた…

 

 

凌統「……さて、おまえら…まだやるのか…」

 

 

+彼女が構え直すと、周りにいた賊は構えを正す…

 

気を抜けば次は我が身…それを物語る三つの屍…彼女の目は獲物を狩る者の目…

 

賊たちは彼女の背後を取っているにも関わらず一切、有利には立てていない…

 

さらにその状況は悪化する…+

 

 

霞 「なんや…女の子、相手に囲んでんのか…オマエら…ええ度胸しとるなぁ…」

 

恋 「……オマエたち、黄色い布付けてる…オマエたち……敵…!」

 

ねね「その通りですぞ!恋殿!!さっさとかたずけてしましましょう!!」

 

 

+その声に気づいて彼女は後ろ向くと…

 

霞と恋は凌統の背後に回っている賊を薙ぎ倒していた…

 

伝令を聞いていない彼女には今の状況は謎である…

 

しかし自分を囲んでいる賊を倒していることからして少なくとも

 

敵の増援ではないと判断できた…+

 

 

黄E「ひ、『飛将軍』と『神速』っ!!な、なんでここに!!!」

 

 

+一人の賊が驚いたように声を上げると、周りの兵は怯えだす…+

 

 

霞 「へぇ〜ウチらのこと知っとんのかぁ…ウチらも有名になったなぁ恋

   せやったら、オマエら尻尾巻いてさっさと逃げぇ…さもないと…」

 

 

+霞と恋から出る覇気にやられて賊たちは逃げ出していく…

 

武器を捨てて逃げるので凌統もそんな奴を相手にしたりしない

 

サイの血を払いベルトに納める…

 

霞と恋は構えを解き、ねねを連れ、凌統の方へ歩みを進める…+

 

 

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凌統「…俺を助けてくれたのか…?」

 

霞 「あれ?聞いてへんの…ウチらあんたらに助太刀しに来たんやけど…」

 

凌統「三人だけでか……?」

 

恋 「…違う…ドラの合図で…みんなで攻めた…」

 

凌統「じゃあ…他のヤツらは何処にいるんだ…?」

 

ねね「あやつらは沙和が指揮してるのです…(指をさす)」

 

 

+ねねが指した方向に凌統は目をやると……+

 

 

沙和「賊どもを殲滅するの!このウジ虫ども!」北郷軍「「「はっ!」」」

 

沙和「返事が違うのっ!!『サー・イエッ・サー』なの!ウジ虫ども!!」

 

北郷軍「「「「「「サー・イエッ・サー!!!!!!」」」」」

 

 

+沙和は待機中に北郷軍の兵達に教育的指導を行った

 

そのおかげなのか、賊たちを圧倒している…+

 

 

凌統「な、なんていうか…凄いな…アレ…あんたらは別行動なのか…」

 

霞 「せや♪ウチらは強いからなぁ〜」

 

 

凌統「あぁ…『飛将軍・呂布』と『神速の張遼』…噂は聞いてるよ…

   なあ…助けてもらってなんなんだ、中央と左翼に俺のダチが居るんだ…

   あいつらも十分強いんだが…ちょっと抜けててな…(頬をかく)

   心配だから、ここをあんたらに任して…ダチんところに行っていいか…?」

 

 

恋 「…わかった…早く、行ってあげて…ここは恋たちだけで…大丈夫…」

 

凌統「ありがと…恩に着るぜ!(走り出す)俺は凌統ってんだ。

   戦いが終わったら、ちゃんと挨拶するんでこれで勘弁してくれ!!」

 

 

霞 「あいよ。まかされたでぇ…ほないくか…恋…。」

 

恋 「…(コクっ)、わかった…(二人が構える)」

 

ねね「恋殿が居れば楽勝なのです!!」恋「…油断は…禁物…」霞「せやな…」

 

 

+霞と恋はねねを守りつつ敵陣を殲滅しにいった…

 

そのころ凌統は敵を適当に倒しながら、中央へ急ぐ…+

 

 

凌統〔左翼に展開してる『綾』はともかく…『結歌』大丈夫かな…?

   まあとりあえず…さっさと中央いくかっ!〕

 

 

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+中央…留賛側+

 

 

 

留賛「(歌を歌いながら大きい剣を振り回す)♪」

 

+クレイモアを振り回し、賊数人をくの字に折り曲げ

 

薙ぎ払っていく…彼女。後ろに短くまとめた後ろ髪が揺れる…

 

彼女の横薙ぎで数人が吹き飛ばされいく姿をみて賊たちは

 

彼女の間合いに踏み込むことを躊躇する…+

 

 

黄F「なんなんだ…あいつっ!馬鹿でかい剣を

   歌いながら振り回すなんて…本当に女か!!」

 

留賛「≪ブチっ≫(歌うのをやめる)おまえ失礼な奴だなっ!

   あたしは正真正銘『女』だよ…傷つくなぁ…もう!」

 

 

 

+言葉尻と同時に賊に斬撃を当て断末魔と共に彼方へと吹き飛ぶ賊…+

 

 

 

留賛「…ふぅ〜…ちょっと休憩…(賊の方を見て)賊ども

   あんたらじゃ、あたしには勝てないんだからさ…

   もっと強い奴よこしなよ!」

 

黄G「く、くそ好き放題言いやがって…」

 

呉桓「……下がっていろ…(留賛に向かって歩いて行く)」

 

黄G「呉桓さん!」

 

呉桓「おまえら雑魚じゃ、あのガキには勝てねぇよ…

   おいっ!クソガキ!!俺が相手になってやる…」

 

 

+彼女の前に出てきた男は剣を構える…

 

明らかにさっきまで相手をしてきた雑魚とは違うことに彼女は気づいた…+

 

 

留賛「…あたしは強いよ…『クソガキ』って言ったこと…

   (構え直す…)後悔させてやるからっ…!」

 

 

+呉桓のもとへと剣を引きずりながら走り出し、斬撃を繰り出す…+

 

 

呉桓「…当たったらひとたまりもないだろうが…

   (かわす)当たらなければどうということはない…」

 

留賛「…へぇ〜やるじゃん♪…なら少し本気を出すよっ!」

 

 

+そういうと大きく息を吸い込み…静かに歌いだす…

 

呉桓は彼女の空気が変わったことに気づいた…。彼女は

 

横薙ぎを繰り出す、それを避ける呉桓…ここまでは先ほどと同じ

 

しかし彼女は勢いそのままに自分の体を軸にして、独楽のように

 

もう一度、横薙ぎを放つ…一撃目より早い斬撃だが、

 

呉桓は紙一重でかわすことができた…+

 

 

呉桓「…女の身で良くそんな大剣を振り回せるな…

   しかし、これで見切ったぞ…次はないぞっ!」

 

 

彼女はその言葉を聞いても歌うことをやめず、

 

先ほどと同じ横薙ぎを放つ…呉桓は一撃目をあっさりと避け

 

二撃目もかわし剣を振り上げた…「もらったっ!!」

 

しかし振り上げた剣が降りる前に三撃目の斬撃が彼の横っ腹を

 

捉える…遠心力により、二撃目よりもさらに速くなった横薙ぎは

 

呉桓を吹き飛ばした…彼は油断したのだ、彼女の攻撃は二回で

 

終わりと勝手に思い込んだ彼の失態だ…

 

彼女は歌うのをやめ、自分の左側の地面に剣を指した…+

 

 

留賛「…目が回ったよ〜、さすがに連続で出すのは厳しいかも…」

 

 

+刹那、彼女は自分に弓を構える賊を見つける+

 

 

留賛「しまっ…≪ひゅぅん≫くっ!?」

 

 

+矢が彼女に向かって放たれた。来るであろう痛みに

 

目を閉じて耐える覚悟をする彼女……その時だった…+

 

 

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+北郷側+

 

 

賊を薙ぎ払いながら進んでいく俺に凪は黙ってついて来てくれた…

 

俺の知識と感が確かなら、留賛はここで足に大けがを負うはず…

 

命に関わらないとしても…誰かが傷つくと分かっていて

 

見過ごせるわけがない、俺は歌の聞こえる方へと進んでいく…。

 

 

+進路を妨害するように賊の集団が一刀の前を塞ぐ…+

 

 

黄H「こっから先は行かせねぇぜぇ!!」

 

一刀「くっ!後少しなのに…」

 

凪 「……一刀殿、ここは自分にまかせて下さい…「えっ!?」

   進路はわたしが何とかします…」

 

一刀「……大丈夫か…凪…」

 

凪 「…自分が、賊に後れを取ると…?≪ばひゅん≫…」

 

一刀「…愚問でした…【汗】でも油断するなよ…?」

 

凪 「…了解…すぐに追いかけます…」

 

黄I「なんだてめぇ!!俺たちを倒す気でいるのか……」

 

黄J「この人数相手に逃げられると思うなよ!!」

 

凪 「……(キッ)…はぁああっ!!!」

 

 

≪ドゴォォオオン!!!≫爆音と悲鳴が戦場に木霊する…

 

凪の氣弾が集団の一角を吹き飛ばし進路が切り開かれる。

 

 

凪 「一刀殿っ!!」一刀「了解!!」

 

 

俺は凪の作ってくれた道を走り抜け、留賛の元へと急ぐ!!

 

一度、歌が聞こえなくなったが、また再び歌が聞こえる…

 

さっきまでとは大きさが違う、明らかに近づいている…

 

俺はまだ見ぬ、女の子を探す……

 

 

 

一刀「……っ!!見つけた!!!」

 

 

大剣を振り回し、大男を薙ぎ払う女の子…

 

彼女が留賛なのか…?と疑問に思っていると

 

一人の賊が、彼女に弓を構える…

 

 

一刀「気づいてない!?間にあうか…!?」

 

 

俺は全力で彼女に向かって走り出す…!

 

 

留賛「しまっ…≪ひゅぅん≫くっ!?」

 

一刀「うぉおおおお(彼女に飛びつく)!!!」留賛「はぐぅっ!?」

 

 

俺が飛びついて、彼女を狙っていた矢が空をきる…

 

彼女が居た位置には大剣だけが残され、少し離れた所で

 

俺は彼女の頭を抱きかかえたまま二人で、地面に伏している…

 

 

一刀「(身を起こす)痛てて…だ、大丈夫!?」

 

留賛「ケホッ…な、なんとか…あっ////」

 

一刀「…どうしたの…?っもしかして怪我してるっ!?」

 

 

いくら有名な武将といえど、相手は女の子…

 

正面からタックルするように俺が突っ込んだんだ無事なワケないかも…

 

 

留賛「…いや、その、怪我とかはしてないよっ////

   ただそのぉ〜、助けてもらってなんなんですが…

   退いてくれる…かな?/////」

 

 

現在の状態を確認する……彼女仰向け…

 

俺、彼女の上にいて、マウントポジション……!?

 

これじゃマズイっ!!逆にならないと…って違う!!

 

 

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一刀「ご、ごごめん!?」留賛「ちょっ!?あんま動かないでぇ///」

 

 

俺がワタワタしていると…

 

 

黄K「…てめぇ!!!邪魔しやがってぇぇぇ!!」

 

 

弓を彼女に狙っていら賊が俺に向かって弓を構える…

 

俺は腰にある銃を…ってない!!???

 

辺りを見回すと、彼女の剣の近くに俺の銃が!!

 

飛びついた反動で落ちたらしい…背中の『無様』でそらせば

 

彼女に当たる可能性がある…万事休すかっ!?

 

 

黄K「死ねぇぇぇ!!(弦を引く…)」

 

凌統「……おまえがな…(男の背後でサイを突き刺す)」

 

 

 

後ろから喉を刺された男は、断末魔を上げることなく

 

絶命した…俺を助けた、女の子が近づいてくる…

 

 

 

凌統「…大丈夫かぁ…結歌…?」

 

留賛「トモぉっ!!?大丈夫だよ!!

   この人が助けてくれたの(一刀を指す)〜」

 

凌統「…見てたよ、ありがとな…アンタ。怪我はないか?

   (手を差し出す)」

 

一刀「あぁ大丈夫…ありがとう、助かったよ…

   (微笑んで手をとり立ちあがる)」

 

凌統「…なに気にするな、ダチを救ってくれた奴に

   死なれると、誰に礼を言ったらいいか…困るだろ…?」

 

一刀「ははは…面目ない…。(留賛に手を差し出す)」

 

留賛「ありがとっ…(起き上がる)

   ところで、…あんた、誰なの…?」

 

一刀「俺は、北郷。今日から汝南の刺史になるんだ…

   街を守ってくれてありがとう…刺史として感謝するよ…

   (頭を下げてお辞儀する…)」

 

留賛「べ、別にいいよ…(両手をふる)改まってなんて、

   あたしたちが勝手に守ってるだけだから…」

 

凌統「…同じく、守りたいから守ってるだけさ…。」

 

一刀「はは…張奮殿も同じようなこと言ってよ…」

 

留賛「あれ…?梨々とあったの!?」

 

一刀「…張奮殿のことかな?本陣であったよ。」

 

凌統「…なるほど…援軍の奴らは、あんたの部下か…」

 

一刀「…部下じゃないよ…『仲間』さ♪」

 

凌統「………そっか…仲間ね…(微笑む)」

 

 

 

俺たちが談笑してられるのは、ここら一帯の賊は

 

既に逃げだし、周りは義勇兵だけで安全になっているからだ…

   

そこへ、俺が来た方向から人が二人近づいてくる…

 

 

凪 「一刀殿っ!大丈夫ですか…?」

 

一刀「…問題ないよ♪…凪も怪我がなくて安心したよ…(微笑む)」

 

凪 「…心配して頂きありがとうございます…///

   戦いの途中で、太史慈殿が加勢してくださったので…

   予想より…早く着くことができました…」

 

 

凪の目線の先には一緒に来た女の子が、二人と話していた…

 

 

-12ページ-

 

 

 

あの娘が、太史慈ってことは…俺を助けてくれたのは、凌統か…

 

 

 

太史「結歌殿、それに友殿ぉ!!!」

 

留賛「リョウちゃんっ!!無事だったんだね!?良かった…」

 

凌統「…綾、おまえ左翼にいたよな…、なんで右翼側からきたんだ…」

 

 

太史「じ、実は、拙者がここを目指していると、

   偶然…賊に襲われている楽進殿と出会いまして…

   聞くところによると、結歌殿の所に仲間の方が

   向かったとのことなので、一緒に来たのでござるよ…」

 

 

凌統「…答えになってねぇよ綾…どうせ、また迷ったんだろ…」

 

 

太史「………面目ない…【涙目】」

 

凌統「はぁ…このド・方向音痴め…」留賛「まあまあ…トモ抑えて…」

 

 

一刀〔左翼にいたのに、右翼から来たんなんて…そうとうだな…【汗】〕

 

太史「……あなたが楽進殿の仲間の方でござるか…?」

 

 

一刀「…あ、あぁ…北郷です…楽進を助けてくれたんだね…ありがとう…」

 

太史「いえいえ、拙者が来ずとも…楽進殿、一人で殲滅出来たでござるよ。」

 

留賛「…あっ!そう言えば、名前教えてなかったよね…?

   あたしは留賛………真名は結歌≪ユカ≫だよ♪」

 

 

一刀「真名を教えてくれるのかい!?」

 

結歌「もちろんっ!命の恩人だもん♪問題なし♪」

 

凌統「…俺は性は凌、名は統、字は公績…真名は友≪トモ≫

   ダチを救って貰ったアンタ達には真名を預けるよ…」

 

太史「二人が預けるなら拙者も…拙者は太史慈、字は子義

   真名は綾≪りょう≫でござる…」

 

 

一刀「わかった…三人の真名預からせてもらう…結歌さん…」

 

結歌「『さん』はいらないよっ!」友「おなじく…」

綾 「右に同じでござる。」

 

 

一刀「ああ…じゃあ、改めて…結歌、友、綾…よろしく

   俺の事は、北郷でも一刀でも、好き呼んでくれて構わないよ…」

 

凪 「…自分は…楽進です。真名は凪、よろしくお願いします…」

 

結歌「…じゃあ、『カズ』に『ナギぃ』だね♪よろしくね!」

 

 

一刀・凪「……はぁ?」

 

 

…俺たちは自己紹介を終えたと同時に渾名をつけられたらしい…。

 

 

 

-13ページ-

 

 

 

昼に差し掛かった頃…俺たちは恋たちと合流して

 

賊の殲滅にあたった、もちろん落とした銃は拾ってね…

 

三千いた敵兵はほぼ壊滅…かくして俺の刺史の初めての仕事、

 

街の防衛は成功で幕を閉じた…、その後、俺たちは

 

桂美、真桜…そして張奮が待つ本陣に集合した…

 

 

 

桂美「お疲れ様…皆、上出来よ…♪」

 

一刀「…ありがとう、これも桂美の策のおかげさ…」

 

桂美「当たり前よ…ばかっ///……ところでこの三人が

   梨々が言ってた…猪…?」

 

張奮「…せや…ホント、ウチの手に余る猪や…」

 

 

結歌「ブーブー…ひどいよ、あたしの何処が猪なのっ!?」

 

綾 「…まったくでござる、他の二人と一緒にしないでほしいでごさるよ…」

 

友 「……おまえがそれをいうのか…綾っ!!」

 

 

 

ムードは一触即発…またここが戦場になるのは避けたい【汗】

 

 

一刀「まあまあ…落ち着いてよ、結歌、綾、友…喧嘩は良くない。」

 

結歌「カズがいうなら…」友「…たくっしょがないな…」

綾「しょうがないでござるな…」

 

 

張奮「へぇ〜北郷はんやるやないの♪」一刀「なにが…?」

 

張奮「このい…コホンっ…三人は、なかなか気難しくてな…

   こいつらに真名許されるなんて…あんたすごいなぁ♪」

 

一刀「そ、そうなの…張奮さん「梨々≪リリ≫や」へぇ?」

 

張奮「…ウチの真名や、桂美と真桜にはもう預けたんやけど、

   北郷はんも呼んで構わんでぇ♪」

 

一刀「いいのかい?そんな簡単に…」

 

梨々「ええよぉ♪三人が呼ばれてウチだけ呼ばれへんのも

   なんかいややし…みんなもよんでかまへんからなぁ♪」

 

一刀「……なんか適当だな…【汗】

   俺のことも一刀でも、なんでも好きに呼んで構わないよ。」

 

梨々「じゃあ…タラシ「コラっ!」冗談や…

   北郷はん、桂美はんには話したんやけど…

   ウチら四人を北郷はん、ところで雇ってくれへん…?」

 

一刀「……へっ?…急になんだい!?」

 

梨々「…実はウチら士官先を探して旅をしててなぁ

   ちょうど、この街に来たときに賊に襲われてぇ

   まあ、これも何かの縁やぁっと思って、義勇兵集めて

   戦ってたんよ…したら北郷はん達が現れて、話聞いたら

   ここの刺史やって…ウチら行くとこないし、

   路銀も底突いてんねん…お願いや、雇ってくれへん??」

 

一刀「……桂美はなんて…?」

 

梨々「北郷はんがええんなら、かまわんって…」

 

一刀「……そっか…そっちの三人は…?」

 

 

友 「…俺はかまわいよ…あんたんとこなら楽しそうだし…」

 

綾 「拙者もここに仕えてみたいでござる…」

 

結歌「いいよ♪カズはいい人だもん!」

 

梨々「ってことや、このとおりや…。」

 

 

 

俺はしばらく考えて口を開く…

 

 

一刀「……わかった…ただし、仕えるんじゃなくて…

   俺たちの仲間になってほしい…ちゃんと給金も出すし

   気に入らないなら、いつ抜けても構わない…この条件でどうかな?」

 

 

綾 「承知!拙者、粉骨砕身の覚悟で精進するでござる!!」

 

友 「…仲間、か…俺は役人はあまり好きじゃないけど…

   あんたとなら、うまくやれそうだ…よろしくな…一刀。」

 

結歌「これからもよろしくね、カズ♪」

 

梨々「…あんがとな、北郷はん!ホンマ助かったわ…」

 

 

一刀「…俺からもよろしくね…後で皆とも挨拶しといてくれ…

   とりあえず、今は……」

 

≪きゅぅう≫≪ぐぅう≫

 

 

結歌「その、安心したら、お腹が空いちゃって…ははは【汗】」

 

綾 「面目ござらん…右に同じでござる【照】

 

 

一刀「かまわないよ(微笑み)じゃあ皆で街の食堂で

   食事にしよう…俺の奢りだから遠慮せず食べてくれ!!」

 

 

一同が歓喜の声を上げ街へと歩を進める…

 

この乱世に訪れたつかの間の休息…、それを今は楽しむことにした…

 

食事が終われば、俺たちはこの汝南の人のために何ができるかを

 

考えていかなければならない。これから起こるであろう戦のために…

 

 

俺の隣に歩く凪に声をかける…

 

 

一刀「なあ、凪…どうして、さっき何も言わずに俺に着いてきたんだ…?」

 

凪 「…結歌のところに行く時ですか…?「あぁ…」

   ……わたしは…一刀殿を信じています…だから…ちょっ!」

 

一刀「(わしゃわしゃ撫でる)ホントにイイコだな…凪は///」

 

凪 「か、からかっているのですか…一刀殿っ!?////」

 

一刀「…どうかな♪……凪…?(小声)これからもよろしくな…////」

 

凪 「………?…一刀殿…最後なんておっしゃったのですか…??」

 

一刀「…な、なんでもないよ///早く行こう、凪…」

 

凪 「ちょっと一刀殿!待ってくださいっ!」

 

 

 

照れて先に行く俺を…追いかけてくる凪……。

 

俺は今どんな顔をしているのだろう…。

 

 

その後、俺たちは料理屋で食事のはずが…宴会となり…

 

新しく加わった、HARAPEKO娘と既存の二人のせいで

 

危うく店が潰れかけた…マジ半端ねぇ!!

 

 

明日からは真面目に公務して、店の人に報いらなければ…!!

 

 

 

-14ページ-

 

 

atogaki特大号

 

 

ども銃参夜です!!!今回は「外史に凪」のオリキャラ紹介を載せます!

 

 

 

スリーサイズもあるよ…(本人無許可)

 

 

 

-15ページ-

 

 

 

オリキャラ紹介

 

 

荀攸≪ジュンユウ≫  真名:桂美≪ケイミ≫

 

一人称:私 一刀の呼び方:一刀

 

武器:兵法書

 

身体的特徴

 

基本的な容姿は桂花の三年後の姿を想像していただきたい

 

身長などに成長が見られ、大人びているが…胸は…ゲフン、ゲフン…

 

髪に関してはウェーブがかったセミロング 色は淡い茶色

 

H153cm 77・60・81

 

 

服装 

 

ネコミミフードのついたアウターを着ているが被ってはいない、

 

インナー、スカートは上品な形で育ちの良さを伺わせる…

 

 

設定?

 

桂花とは違い男嫌いではない、しかし自分が興味のない人間に対しては

 

かなり冷たい、しかし罵声を上げたりはせず、大人の対応を心がけている…

 

普段はS的態度が目立つ言動が多いが、実は言わなくてもいいですよねww

 

実は子供好きで面倒見が良いが、そのことを素直に認めない。

 

料理は見た目は悪いが味はそこそこという技量。

 

子供の頃に水難の相があると判断されたとおり、水がらみの不運がある。

 

からかわれると、極まれにテンパることがある。

 

頭を撫でられるのが好きで、購おうとしても逆らえない…

 

一刀の前では優秀な軍師として働く事で、褒められることを期待している。

 

 

銃参夜から一言

 

内政も出来て、軍略にも携われるという条件で選出しました

 

彼女の力が発揮させるのは後の話。

 

彼女はいったいどうやって一刀を口説くのか…

 

それは僕にも分かりませんww

 

北郷軍には無くてならない存在のひとり。

 

 

-16ページ-

 

 

 

張奮≪チョウフン≫  真名:梨々≪リリ≫

 

一人称:ウチ 一刀の呼び方:北郷はん、一刀はん

 

武器:懐剣:新月

 

 

身体的特徴

 

丸メガネにそばかす、紫の髪を二つの三つ編みにまとめている。

 

「あれサワとカブんじゃね?」と思った方…見逃してやってください!

 

胸が無いことを気にしている。

 

まあモデルは「サクラ大戦」」の紅蘭です

 

H156cm 78・55・81

 

 

服装

 

基本的には真っ赤なチャイナを着ているが

 

まれに一刀にある服をプレゼントされ、重宝する。

 

あまり自分の服には興味が無い…ように装っている。

 

 

設定?

 

基本的には常識人でツッコミ役。

 

関西弁で人懐っこいが、公私混同しない冷静な判断が出来る。

 

「こんなこともあろうかと…」「ウチにまかしときぃ!」

 

といった感じで、みんなの力になろうと頑張っている。

 

発明が趣味で真桜とも仲良く、開発に勤しむが…爆発は絶えない

 

基本的に人を弄ることがあるが、弄られるのになれていない。

 

一刀に対しては思った事を素直に話せるため時に厳しい事も言う。

 

それが軍師としての自分の仕事と考えている…。

 

一方で、女として一刀に見られたいとも思っているが

 

自分に自信がなく、そういう話題をさける傾向が見られる…

 

 

銃参夜から一言

 

どうしても関西弁の軍師を出したかった僕に

 

このキャラにあった軍師を見つけたのは偶然でした…

 

発明もしているらしくモデルと合致!!

 

これほどすんなりいくとは思いませんでした…

 

普段はオチャラけている彼女、しかし冷静でリアリスト。

 

軍師として桂美との絡みの楽しみですが、

 

真桜との絡みは今後の幕間で必要不可欠!

 

 

-17ページ-

 

 

 

留賛≪リュウサン≫   真名:結歌≪ユイカ≫

 

一人称:あたし 一刀の呼び方:カズ

 

武器:クレイモア『鎮魂仁導の剣』

 

 

身体的特徴

 

赤みがかった髪を後ろにまとめていると首に届かない程度だが

 

ほどくと胸くらいまである…前髪に髪留めをしている。

 

可愛いというより元気といった感じw北郷軍一の怪力。

 

胸が大きいが本人は無自覚で貧乳派を敵に回すこともしばしば…

 

モデルは「るい智」の皆元るい

 

H162 85・58・82

 

 

服装

 

先頭時は胸当てを着用。

 

普段はベージュの丈夫なアウターに白いシャツ

 

スカートは膝丈、理由は動きやすいから、下着に拘りなし。

 

お洒落にはまったく興味が無い。ずぼらで無頓着。

 

髪留めはまとめるのが面倒でかった。

 

 

設定?

 

元気はつらつで明るい唄好きな女の子。

 

恋にも負けない大食いで、万年腹ぺこで燃費が悪い

 

道端で倒れている事もしばしば……

 

あまり深く考えることが苦手で馬鹿な子で感情表現がストレート。

 

怒られたときやねだる時に、まるで子犬のように

 

「くぅーん…」と見えない頭に生えた耳をふせたり、

 

期待する時などは見えない尻尾を必死に振ってるまさに犬っ娘。

 

すごく子供たちと遊んであげるというより、一緒になって遊んでいる。

 

根が純粋で良く、からかわれたり、騙されたりする。

 

人を見抜くのに長け、感が鋭く鼻が利く、動物的感性で周りの人間を驚かせる。

 

戦では、歌を歌い兵を鼓舞し自らも力を発揮する。

 

部下の信頼も厚いが、時より猪化して、みんなに迷惑をかけるのは愛嬌。

 

 

銃参夜より一言

 

この四人組のムードメーカー

 

どごがに犬っ娘いねがぁ!!と探して

 

このキャラに辿り着きました…。後悔はしていない!!

 

戦場で歌うってだけですごいのに、歌った戦で負けなし

 

まさに外史に相応しい武将さん。

 

凌統とは正史でも仲が良いのをいかして、物語に組み込みます!

 

まあ、足を怪我させるってもの考えたけど…

 

女子にそんなことできないよっ!

 

ちなみに食べる時の効果音は≪ガツガツ…≫

 

 

-18ページ-

 

 

 

凌統≪リョウトウ≫   真名:友≪トモ≫

 

一人称:俺 一刀の呼び方:一刀

 

武器:鎖に繋がれたサイ『狼牙』

 

 

身体的特徴

 

黒髪で首くらいまでの長さ、

 

体型はモデル並みに引き締まっている。

 

何より大きな瞳が特徴的。

 

胸は大きくもなく小さくもない、本人は興味なし

 

時より見せる表情が秀麗。

 

モデルは「空の境界」の両義式

 

H160 81・56・80

 

 

服装

 

基本的は防具は一切つけない、

 

戦闘着も普段着もかわらない。

 

淡い水色のチャイナに真っ赤なアウターを着る…

 

服などはまったく興味がない…

 

それがたたって、沙和に……

 

 

設定?

 

霞と同じくらい戦闘狂で、強いヤツを見ると戦いたくなる

 

しかし、普段は基本的に脱力系でツンツン系。

 

結構負けず嫌いで、熱くなりやすい。

 

部下に優しく、なんだかんだいって飯を奢ったりして

 

常に金欠。そんな時は素直に甘えられるのは結歌だけなのだ。

 

良く一緒にいるのは霞、凪とダチの三人。

 

言葉づかいは悪いが、実は目上に対しては礼儀正しい。

 

部下の信頼も厚く、姐御と呼ばれている。

 

実は壊滅的に酒に弱く、すぐ呂律が回らなくなる…

 

実は戦闘時は冷静で常に周りの事を気にする。

 

一刀に対しては、ごく稀にデレるが本人は無自覚。

 

凪とはよく衝突するが、実は仲が良い。霞からも可愛がられる…

 

手合わせの段階では凪と互角。

 

戦闘に関しては、速さを生かした接近戦を得意とする。

 

一刀と手合わせを望んでいるが、この展開が悲劇を…

 

 

 

銃参夜より一言

 

実は位置づけ的に凪のライバルだったりする

 

今後の展開次第では、一刀争奪戦に参加予定。

 

ある意味、凪とは親友になれるキャラで行こうと

 

画策しています…今回のオリキャラでなかなか設定が

 

決まらなかったせいか、愛着が……///

 

タイプ的には、犬というより狼みたい…

 

自分の内側の人間を大事にするタイプ

 

モデルのひととは少し違う感じになるかも……

 

もちろん殺人衝動はない!!

 

 

-19ページ-

 

 

 

太史慈≪タイシジ≫   真名:綾≪リョウ≫

 

一人称:拙者もしくは綾 一刀の呼び方:一刀殿

 

武器:弩『紅流星・改』

 

 

身体的特徴

 

長身から伸びる深緑の髪を一部だけまとめたている

 

オリキャラ一の巨乳だが本人は邪魔でしょうがないと思っている

 

案の定、貧乳派を敵に(ry

 

やや太眉で、顔はやや幼く見える。しかし、戦場での表情は…

 

モデルは「絶対☆魔王」カグヤ

 

H167 87・62・89

 

 

服装

 

戦闘時は鎧でガッチリと守っている。

 

普段は額当て以外は外し、着物に袴…中華風

 

あまり服にはこだわりがないっというか

 

自分を女だという認識が薄い…

 

 

設定?

 

超ド級の方向音痴で良く迷子になるため

 

一人で行動することを嫌うが、うっかり出かけて

 

生き倒れになることがしばしば…

 

甘い物に目がなく、店先でダラダラと涎を…

 

恋にも勝るくらい、良く食べるホントにまじで

 

自分が女という認識が薄く、恥じらいを何処かに

 

忘れてきたような行動が目立ち、一刀どころか

 

周りがDOKIDOKIする…

 

一刀に対して、一人称「綾」を使っている時は

 

女性の本能で一刀に迫ってるとき、要注意。

 

ときどきとんでもない毒を吐く。

 

霞とちょくちょく手合わせをしている。

 

戦闘の弩の腕は一級品!弓を持っていない時は

 

矢を使った接近戦もこなす万能型。

 

 

銃参夜より一言

 

よくしゃべる天然キャラが不足。

 

北郷軍の武力向上、犬キャラがほしいの

 

三点を全てそろえたキャラ!

 

しかし、モデルは犬なので、失礼、狼なのですが

 

耳と尻尾はもちろんありません!!

 

あくまで「人」です。ちなみにしゃべり口調の

 

「〜ござる」を考えるのに一苦労してます…

 

しかし出したからには全力で事に当たる所存です!!!

 

 

 

-20ページ-

 

 

sin・atogaki

 

 

銃参夜「再びジュウサンヤです…やっちまった…

    もう後戻りはできない…スリーサイズを公開するなんて…」

 

梨々「そこかい(ビシッ)」

 

銃参夜「突っ込みどもです♪今回はリリさんにおいでいただきました。」

 

梨々「ウチの名前、変換するのめんどいからってカタカナはないやろ…」

 

銃参夜「すいません!?今夜中の2時なんですよ!!

    おっさんもう限界です!先月、休み4日も削られてさぁ〜」

 

梨々「それが遅れた理由やないやろ…」

 

銃参夜「…実はmugenの調整をしておりまして、

    調整するとついやりたくなるんですよ!!」

 

梨々「…ホンマ、ダメ人間やなぁ〜」

 

銃参夜「自覚します…orz数少ない読書の方申し訳ない!

    しかも、次回の話はまだかいてもいません;;どうすっぺ!?」

 

梨々「…またアンケートするん…?」

 

銃参夜「うっ何故それを!!

    突然ですがアンケートです。今回は二つ!

 

 

    1.これ以上オリキャラは要らない!

    

    2.いいぞ!もっと出せ!

 

    

    1と答えられると俺倒れるかも…フラグじゃなく;;」

 

梨々「…なら聞くなや…!」

 

銃参夜「ごもっとも…次回はそう13夜ですよ!!

    というわけで、作者が好き放題やる、13の倍数!!!

    第一回目は一刀君のライバルの御話よって北郷軍のひと達は御休みだわさ!!

 

    次回『主を守る悲しき獣』…布石は結構打ったからばれてるかな…ヒントは

    どこぞやのR18の主人公だぜっ!!ではまた次回にw」

 

梨々「…まちぃな…(掴まれた)」

 

銃参夜「な、なにか用ですか…!?」

 

梨々「…ウチら出しといて、次回は出番なしってどういうことやっ!!」

 

銃参夜「だって13夜だし見逃してよ…;;」

 

梨々「無理やな(足払い)…真桜っ!!」

 

銃参夜「ちょっ!!まさk」

 

真桜「…今回はウチと梨々の合作や♪」

 

銃参夜「いやいやいやや…そんな入りまs…はぁああああああああああん////////」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
更新遅くて申し訳にです!!
持病の十二指腸潰瘍が…リアル
今回は大盛りですwww
アンケートにご協力ありがとうございます!!
その結果をいかし、今回のatogakiにオリキャラ紹介
いれました!本編も見てやってください!!
キャラ紹介、文章的におかしいかも;;
そろそろ「凪、可愛いよ凪」的な話が書きたい…
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コメント
どうでもいいかもしれないが紫苑の娘もリリだよねホントどうでもいいかもしれないが。(イリヤ・エスナ)
それにしても一刀の仲間は大食いキャラが多いなw財政は大丈夫か?(サイト)
凪のライバルが式みたいなキャラとかうれしすぎる。がんばってね・・・・2で!!(motomaru)
2(solomon4)
222222222222(弐異吐)
2で〜w(リンドウ)
もっと出せるなら2で・・・・・。(COMBAT02)
twoで(黄昏☆ハリマエ)
2(真)
アンケはもちろん2で、でもちゃんと本キャラも出してくださいよwあと留賛の足、よかった〜史実では足のけんを斬って戦場にでたっていうし、本当によかった〜(sink6)
アンケ2で!!もちろんオリキャラ紹介やってください!!・・・・・・・・・・・・スリーサイズをねww(samidare)
2828氏 コメントと薬ありがとうございます!!実はもっとオリキャラ出さないと物語が…(銃参夜)
連コメ失礼 1と答えられると俺倒れるかも 2じゃないのか?アンケは2だけどついでにどうぞ(‘A‘)つ薬(2828)
ちょw店が潰れかけたって金のほうは平気なのかよw(2828)
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