一応の終焉
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一応の終焉

 

 

すべてが終わる

 

 

一連の恋姫外史のすべてが…

 

 

外史の終焉

 

 

物語の終焉ではない

 

 

新たな派生元の終焉

 

 

「一刀」

 

こう話しかけたのが魏の太守曹操である。

 

「なんだ、華琳?」

 

返したのが北郷一刀、外史の主役である。

 

「愛してる…」

 

「俺もだよ…」

 

「外史が終わっても、私たちの物語は終わらないわ…」

 

「あぁ、まだまだやっていないことが多すぎるもんな…」

 

「子供だってまだなのよ」

 

顔を赤らめるでもなく、いたってまともに答えている。

 

「そうだな、子供だってまだだし、孫だってまだだ」

 

さらに先のことにまで思いをはせる。

 

「早いわよ、馬鹿…」

 

そう言いながらもまんざらではない。

 

「でも、先を見据えてかなきゃな…」

 

「そうね」

 

「たとえ、この先に未来がなくても、未来はつくるものだもんな」

 

「そうよ、いくらだって未来なんて作れるわよ」

 

「なんだって可能にするもんな、華琳は…」

 

「あなたと皆がいなければ無理だけどね…」

 

「皆が呼んでるな…」

 

「そうね、行きましょう一刀」

 

「ああ、行くよ華琳。外史への思いが絶えない限りは…」

 

説明
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コメント
確かに・・・一応ですね(スターダスト)
タグ
恋姫 恋姫無双 萌将伝 一刀 華琳 

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