異世界冒険譚 魔法少女リリカルなのは月 A`S 4話 |
それは小さな願いでした。
彼女達を・・・大切な人たちを守りたい。この事件には関らせたくない。
でも・・・彼女たちは会ってしまった。
夜天の守護騎士たちと・・・
事件の終わりにあるのは希望?それとも絶望?
今、2つの正義がぶつかり合う。
魔法少女リリカルなのは月 A`S・・・・はじまります。
yukito side
「民間人への魔法攻撃・・・軽犯罪ではすまない罪だ。」
「あんだ?テメー。管理局の魔導師か?」
「時空管理局嘱託魔導師 フェイト・テスタロッサ。」
フェイトは名乗りながら構える。
「抵抗しなければ弁護の機会が君にはある。同意するなら武装を解いて。ユエ、あなたも。」
俺は武装してないんだけど抵抗するなってことかな?
「そういうわけだ。どうするヴィータ?」
「誰がするかよ!」
「そう言うと思った。」
俺とヴィータは同じタイミングでビルの外に出る。
ビルの外に出た俺たちはシグナムたちの所に飛んでいく。
「高科か。」
「今はユエと呼んでくれ。」
なのはちゃん達にばれたら困る。
「そうだったな。」
シグナムは少し笑う。
「それで?どうする?」
真剣な顔に戻って聞いてくる。
「決まっている。戦線を離脱。その後、各自、転移で家に帰る・・・だ」
シグナム、ザフィーラ、ヴィータを見回しながら指示を出す。
「了解した。」
「前に言ってた通りだな!」
「捕まるなよ?ユエ。」
ザフィーラがそう言ってくる。
「ふっ・・私を誰だと思っている?」
「そうだったな。」
「じゃあ。行くぞ!」
そして、みんな別々の方向に行こうとした瞬間
「何だこれ!?」
「・・・結界か」
辺りが結界に覆われる。これはユーノの結界か!?
「待ってください!」
「ユエ!あんたがどうして!?」
フェイトとアルフが近づいてくる。
「・・知り合いか?ユエ。」
「ああ。」
あまり会いたくは無かったけどな!
「それで?この結界どうする?結構硬そうだぞ?」
ヴィータが聞いてくる。
「この中に結界を破れるくらいの攻撃を放てるやつは?」
俺はそう聞いた。
少し考えて全員が首を横に振る。
「仕方ない俺がやろう。君達は彼女達の相手を頼む。」
「わかった。」
影分身を使えば2人戦いに利用してもう一人は呪文詠唱することも出来るけど、チャクラだけじゃなくて魔力も半分になるから威力が足らなくなる。
「すまないな。君達に罪が行かないようにと思っていたのだが。」
「気にするな。私たちは主のために泥を被ると誓ったのだ。これくらい、覚悟はしていた。」
「問題ない。」
「ごめん。あたしのせいでこんな事になっちまって。」
ヴィータは申し訳なさそうに言う。
「仕方ないさ。・・来るぞ!」
全員散開して敵に向かっていく。原作通りにシグナムはフェイトに、ザフィーラはアルフに向かっていく。
俺は少し離れたところで魔力を貯め始める。
side out
signum side
私達は高科の詠唱が邪魔されないように一人ずつ敵に向かっていった。
私が戦うのは金髪の魔導師。
斬撃が交差する。そのまま鍔迫り合いになる。
なかなかの太刀筋・・・そしてスピード・・・良い師に教わったようだ。
魔導師が一足飛びに離れる。
『Photon lancer』
魔力弾か・・・ならば・・
「レバンティン・・・私の甲冑を。」
『Panzergeist』
私の周りを魔力の防壁が包み込む。
高科には破られるが、それでもかなりのものと自負している。
「撃ちぬけ・・・ファイア!」
魔導師の魔力弾が向かってくる。
恐れることなどない。
私は目を瞑り瞑想する。
――ドン!
魔導師の魔力弾が当たるが私にダメージは無い。
「ぁっ!?」
魔導師は驚いている。
「魔導師にしては悪くないセンスだ。・・だがベルカの騎士に1対1を挑むにはまだ足りん!」
そう言い、私は移動魔法で魔導師の側まで移動する。ロングレンジで戦われたら厄介だ。
行くぞ。高科に伝授された技、とくと見ろ!
「爆炎剣!」
私は魔導師に剣を振り下ろす。
「くっ!」
魔導師はは剣を避けるが、甘い!
「・・・え!?」
振り下ろした剣の先から出た炎が魔導師を襲う。
「きゃあ!」
炎の形をしているが魔力は魔力。魔導師に魔力ダメージを与える。
――ガシュン!
レバンティンのカートリッジをロードしてシュランゲフォルムにする。
魔導師はまだ動けない。
「これで・・・終わりだ!」
シュランゲフォルムのレバンティンに炎を纏わせて振り下ろす。
side out
Zafira side
ふむ・・・この守護獣・・いや、使い魔だったか。なかなかやる。
パワーもそこそこ。スピードもなかなかだ。強い・・・だが、それだけだ。
体の性能に頼っている程度では、まだ俺の相手じゃない。
(みんな、そろそろ詠唱を始めます。撤退の準備を。)
戦っていると高科から念話が届く。
「む?・・・そうか。それではそろそろ終わりにするぞ。」
「ッ!?そんなこと出来るもんなら・・・」
俺の言葉に怒ったのか目の前の使い魔は拳を固めて突撃してくる。
「突撃だけが取り得か・・・その程度では・・・この盾の守護獣は破れん!」
俺は右手を下に、左手を上に構える。
高科に教わったこの技、まだ完成には至らないが・・・とくと見るがいい!
はい!というわけでA`Sの4話を投稿しました。
どうだったでしょうか?楽しんで頂けたでしょうか。
今回はシグナムとザフィーラの戦闘がメインです。
途中で終わらせましたけど・・・
まあそんなことは良いですね!・・・良くないですか?
ザフィーラさんの技は防御、攻撃、魔法行使を同時に行うあの技ですね。
シグナム姉さんは、テイルズの技を教えてもらったようです。
リリカルなのはを見てて思ったことなんですが・・・シグ姉マジでカッケエ!
ヴィータに帽子を渡した時とか、パンツァーガイストでフェイトのフォトンランサーを弾いた時とか・・・思わず惚れてしまいそうでした(笑)
それではここまで読んでくださってありがとうございます。
感想をお待ちしております。
これからも異世界冒険譚をよろしくお願いします!
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交通事故によって死んでしまった主人公。しかし、それは神の弟子が起こした事故だった!?主人公はなぜか神に謝られ、たくさんの世界へ冒険する。 そして物語はA`Sへ… |
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コメント | ||
aruto様コメントありがとうございます。期待に答えられるようにがんばります。(RYO) 黒幕様、コメントありがとうございます。参考にさせていただきます。(RYO) カロン様、コメントありがとうございます。・・・なるほど。・・・・どうしましょうか。ちょっと考えてきます。(RYO) brid様コメントありがとうございます。参考にさせていただきます。(RYO) うおお!?いつの間にかこんなにコメントが・・・(RYO) ユエの今後に期待(aruto) なんならユーノ君or誰かの結界は凄かった。と言う事にするとか。(黒幕) “だろうな。破れるやつがいれば原作でもなのはちゃん達を蒐集したあと相手にする必要も無かっただろうからな。”細かい所まで原作に合わせる必要を感じないのでこの一行削除するだけでいいと思いますよ。(黒幕) 結界を壊せる攻撃を使えるやつが居ない→A’s第4話の最後の方〜第5話で管理局員(おそらく複数名)が展開+維持していた強壮結界に対してシャマルが「私の魔力じゃ破れない。シグナムのファルケンかヴィータのギガント級の魔力を出せなきゃ」と言っているので、アースラスタッフしか居ない現状、ヴォルケンズに破れない結界は無いと思われます。(カロン) A’s第1、第2話で広域結界(封鎖領域)を展開したのはヴィータで、それをなのはがスターライト・ブレイカーで破壊しました。確かににユーノも結界を張りましたが、張ったのは回復+防御の結界でヴィータにやられたなのは個人に対して張られました。因みになのはが結界を破壊したタイミングは、なのはが蒐集されている最中です。(カロン) ジャマルは、後方支援補助タイプですからね湖の騎士ですから、水か風属性の魔術系の追加とか補助魔法の追加にかぎられちゃうかも><(brid) ヴィ−タはすでに巨大型の技がありますからね・・・・あれ以上の物理破壊技はさすがに見たことないな・・だから飛び道具系の強化とか地面をえぐるイメ−ジで魔力の地津波(グランドクラッシャ-参考w)とか突進系の敵中突破攻撃(ゲキガンフレア参考w)とかかな〜(brid) カロン様指摘ありがとうございます。あれっ!?そうでしたっけ?え〜っと(汗)。ユーノは張っていませんでしたか。では、ユーの関係無しで結界を壊せる攻撃を使えるやつが居ない→原作でもなのは達と戦うことになった。と言う事で。・・・・ダメですか。(RYO) bird様、コメントありがとうございます。シグナムもザフィーラも新しい技を使いますからね。・・・ヴィータとシャマルはどうしましょうか?(RYO) 黒幕様、コメントありがとうございます。教えちゃいました。(RYO) >破れるやつがいれば原作でもなのはちゃん達を蒐集したあと相手にする必要も無かっただろうからな。→ユーノは原作(アニメ)でこんな結界張っていませんよ?(カロン) 全面衝突か・・行き着く先は戦いの真っ只中・・・にしても守護騎士もチ−ト化><(brid) ザフィーラがあの構えをっっっ!?!?!? あんなの教わったんだwww(黒幕) |
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