真・恋姫†無双〜神速の隣〜一話〜 |
第一話
生誕そして成長
「追え!下劣な賊を逃がすな!!」
逃げる賊は五十と数は少なくはないが、どれも疲労と恐怖で統率も無く全員がバラバラに逃げている
「これ以上深追いはするな!ここまですればあいつらは何も出来ないさ!」
その後に先頭に立っている男性が大声で何か叫んではいるみたいだが俺の場所からは聞こえない
あぁまだ眠いな
どうせ動けないんだ
このまま死ぬのかな?
それもいいな
だけど生きたいって思うのはいけないことなのかな?
また寝よう
今度は天国に行けるかな?
???
賊は蹴散らした
後は妻との子供が生まれるのをいち早く見るだけだ!
「お前ら!早く帰るぞ!我が子のために!」
周りからは笑いが起きている
だが俺はそんなことよりも早く帰って子供の顔が見たいんだよ!
やっと初めての子供なんだ
これが嬉しくない奴がいたらそいつはぶっ飛ばしてやる!
ん?
あそこに何かいる
あれは赤ん坊?
こんな雨の中に捨て子か?
ここで見捨てたら俺は立派な親にはなれない!
おぎゃゃぁぁ!おぎゃゃぁぁ!
泣き声?
誰だ?
意識が戻り周りに気配を巡らすと隣に赤ん坊がいた
その声が周りに響くと誰かが物凄い勢いで走ってくる
扉が壊れそうなぐらいの力で開かれたかと思うと、一人の男性が現れた
「おぉぉ!遼に汎、どうした?お腹が空いたのか?」
オロオロしながら侍女呼んだかと思うと落ち着き無く部屋をウロウロしていると一人の女性が苦笑しながらやってきた
「ちょっとなにしてるんよ。政務もほったらかしてこの子たちのところに来るなんて」
「だってあの声を聞いたらいても経ってもいれなくて」
「はぁ……はよう政務をしてき。この子らはウチが見るさかい」
やっと出たかと思ったら今度は授乳か……
俺は精神年齢は一応十七なんだけどな
けど俺も空腹には勝てないからな
そして
それから人生を変える大きな分岐点を迎える五年の月日が経った
あとがき
意外にもたくさんの方々が読んでくれたのが嬉しくて続編を書いてみました
これからも皆さんに読んでもらえるような作品が書けるように精進しますので
暖かい目で見守っていてください!
でわでわ
説明 | ||
意外にも読んでくださった方が多かったので続き書いてみました |
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コメント | ||
あたらしい展開ですね。次回もがんばってください。(ue) これからどうなっていくのか楽しみです。頑張ってください。(血染めの黒猫) |
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真・恋姫†無双 | ||
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