恋姫無双 妹と共に 28 |
霞「もどったでぇ〜」
月「ただいまもどりました〜」
一刀「お帰り・・・で?」
霞「で?」
月「はい・・・まず不明軍ですが・・・旗は周、鎧の色は赤を基調とした呉軍独特の鎧のようでした・・・数は多くはありません・・・およそ2万程度かと・・・割合は歩兵が6、弓が3、工作が1でしょうか」
一刀「そうか・・・幸い、袁術軍とは距離もあるから・・・後回しだ・・・次は?」
月「はい・・・袁術軍と呂布軍ですね?」
月「危険度でいいますと・・・・呂布軍なのですが・・・・どうやら何かおかしいようで」
一刀「おかしい?」
月「はい・・・・元々士気が高いことが多いのですが・・・今回はいつもの半分いえ・・・それ以下の士気しかありませんでした・・・・それに皆疲れきっているようで・・・・」
一刀「・・・・霞」
霞「なんや?」
一刀「(さらさらさら)コレを呂布軍に投げてきてくれ・・・・・届けばいい・・・・気をつけてな」
霞「わかったでぇ〜」
月「最後ですが・・・・袁術軍に限ったことではありませんが・・・・行軍速度遅く、ただ数が多いだけの賊と変わりません・・・・それと」
一刀「そろそろ蜂蜜が切れるころか」
月「です」
一刀「・・・・孫策もいたんだろ?」
月「へぅ〜・・・ばれてましたか」
一刀「おそらく・・・・袁術の後方からこちらの背後に回り奇襲する可能性が・・・・」
月「では・・・・前後に分けますか?」
一刀「いや・・・・必要ないだろ「かえったでぇ〜」おかえり」
恋「・・・・」
一刀「久しぶりだな・・・・恋」
恋「一刀も・・・久しぶり」
一刀「恋も・・・・元気そう・・・ではないな」
恋「・・・・うん」
一刀「袁術の客将ってわけでもなさそうだ・・・・・何があった?」
??「呂布殿になれなれしく話しかけるなです!」
一刀「だまれ!恋・・・・兵糧がないのなら俺を頼れ」
恋「!?」
一刀「すぐ見てわかったさ・・・・さっきから腹の虫がないてるしな・・・・」
恋「・・・・みんなも」
一刀「ああ・・・・もちろんだ・・・・霞、月・・・たのむ」
『はい(了解や)』
恋「皆元気になる?」
一刀「ああ・・・もちろんだ!」