宮◯青年期 |
第8章【再会】
鶏◯[兄はきっと僕達にきっと居場所を教えてくれるはずだ]
しかし、兄の場所を知るには兄があえてブロックをよわくしてこちらから
他の組織員よりはやく逆探知をしなければならなかった。
しかし、それ以前の問題に自分は兄の味方だということが認めてもらったのかがわからない。
これから24時間鶏◯と宮◯は兄を信じて交代で監視する事に決めたのである。
すると、自分らが24時間態勢で待ってると知ってるかの様に深夜3時に現れたのである。
即座に逆探知をすると、あっけなく居場所を特定する事ができたのだ、
そう兄は自分らを信じてくれていた様だ。
鶏◯[これから俺は兄貴のもとへ行く、
いまからコアをハックしロックを解除して脱走するつもりだ、
君はこのままここに残っていてもばれないだろうけど、俺についてこ]
宮◯は急に声をはりあげた
[ついていくにきまってんだろ!俺もお兄さん助けたんだし、どうせすぐばれる。
それにこんな所にいても楽しくねぇーし、お前らといた方が面白そうだしな]
[じゃぁいっちょやってやるか!]
宮◯と鶏◯はいままでに感じた事のないスリルに手がうなりをあげているようだった。
カタカタカタカタカタッカタッカタタタタ
そのキーボード音は凄まじい勢いであった。
2人のいきはこれまで以上に、いやこの組織のだれにも負けないほどあっていた。
2人はコアに侵入する事に成功し、組織内は自由、
外壁は要塞レベルといった組織から脱出することが出来た。
2人は必死に走った。
そしてタクシーを拾い逆探知から割り出された位置にいくとそこは普通の一軒家であった。
そこは兄が昔拘束される前に買った所だった。
ベルをならすとしずまりかえった部屋からベルの音が堂々と聞こえてきた。
すると、[鶏◯なのか!?]とライフルを持った男が庭のおくからやってきた。
[そうだよ兄さん!]
[そこにもう1人居るのは誰だ!]
銃を構え威勢のある声をあげた
銃を向けられるのは初めてで、一瞬感じた事のない寒気が襲った。
[違うよ兄さん、この人は僕を助けてくれたし、兄さんの居場所も一緒に探してくれたんだよ!]
[そ、そうだったのか。]
兄の肩は疲れきって安心したかのように下がった。
どうやら2人から逆探知をされて居ると思い、とても恐怖にかられていたらしかった。
しかしそんな兄は2人から逆探知されているとわかっているものの弟を信じ、
ブロックを弱めたのであった。
説明 | ||
兄を追うための危険な行為、 それははたして成功するのか!? |
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