真・恋姫無双 外伝 「友への誓い」 二次創作 4話 「消えない痛み・そして・・・」
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愛紗side

 

あの戦いから

3日がたった

 

といっても私達は戦っていない

なぜなら私達が来たときには

もう戦いは終わっていたからである

 

そしてその戦場に一人の

青年がたっていた

血にまみれ

涙に枯れ

その戦場に立ち尽くしていた

 

異様なのはその光景だった

青年の前から地面が削り取られている

どうしてこうなったのか

 

そもそも

どうやってたった30人で

4万の兵を相手にしたのか?

 

だが現実に4万の兵が壊滅している

ただわかっているのはここで戦があった

ことだけだった・・・

 

私達はとりあえずその青年を

保護した

私はこの青年を守らなければならない気がした

 

その青年は我らに保護される直前こんな

ことをいっていた

 

青年「アニキ・・・俺、生き抜くよ・・・」

 

その背中は悲しみに満ちていて

彼の瞳は生気が失われていた

それからこの3日間私は

その青年に仕事の合間を

探しては会いにいっていた

 

そしてわかったことは

彼の名前だけだった

 

彼は何を言っても

「ああ」としか答えない・・・

私はどうにかして彼に

立ち直って欲しかった

なぜこんなこと思ったのか

自分でもわからなかった

 

諒side

 

この3日なにもする気が起きなかった

ある女の子がこの3日間話しかけてきたが

なにも答えるきがしなかった

 

諒「俺はまた守れなかったんだな・・・」

 

どうして俺の大切な人はすぐに

消えてしまうのか

俺は守るために力をつけた

はずだったのに

 

なのに!!

 

俺は誰も守れなかったじゃないか

命の恩人も妹でさえも

 

なんて俺は無力なんだろう・・・

 

チビが俺に鍵を渡してくれ

行けばわかるらしい・・・

 

今はどうしても

動きたくなかった

 

諒「アニキ・・・俺はどうしたらいい・・」

 

そんなこと呟いてもなにも

変わらない現実が憎かった

 

そんな時、俺の目の前にチビが

いた

 

チビ「ここの太守様がお呼びで

やんす行くぞ!諒」

 

諒「・・・・・・」

 

チビ「なにふて腐れてんでやんすか

アニキはもういねぇんだ!

俺たちはアニキがいない中で

いきていかねぇといけねぇんだよ!」

 

諒「チビ!!お前は悲しくないのかよ!!

悔しくないのかよ!!

俺は悲しい!悔しい!」

 

チビの拳が思いっきり俺の顔面

にあたった

 

諒「ぐぁっ」

 

俺は反動で回転しながら地面を

ころがった

 

諒「なにしやがる!!」

 

チビ「お前本気でそんなこと言ってる

でやんすか!?

俺が悲しくない?

悲しいにきまってるでやんす

アニキはボロボロでゴミくずの

なかで転がっている俺を

助けてくれたでやんす

悲しいし悔しい

俺があの場にいれば

もしかしたらアニキ達

が死ななくてすんだかも

しれない・・・

だから悔しい

俺はアニキからお前を

任されたでやんす

なのにそんな

ふて腐れて

俺はアニキに申し訳が立たないでやんす!」

 

諒「・・・すまない・・・無責任なこと

いって・・・すぐに行くから・・・」

 

チビ「じゃあいくでやんす」

 

諒「わかった」

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〜王座前〜

 

チビ「今 まいりました」

 

太守「ご苦労です・・・

私の名は劉 元徳 私は

あの場で会った事をしりたい

です 教えてくれませんか?」

 

チビ「はい 私達はここの隣の村の

用心棒をしていました

その前私達は元黄巾党でした」

 

関羽「貴様っ」

 

劉備「まって!愛紗ちゃん」

 

関羽「ですが!!」

 

劉備「つづけてください・・・」

 

チビ「そんな時私たちはここにいる

黒双 諒を拾いました

私達は彼に説得され賊から

足をあらいまっとうに生きることに

しました

そのうちに仲間もでき30人ほどで

町を守ってきました

そんな時、袁紹軍がやってきたのです

それで我のかしらは町の人を逃がし

町の皆を守るためになるべく町から

とうざかった場所で戦ったのです」

 

関羽「だがそれだとなぜ袁紹軍

全滅してたのか説明がつかない

強いといっても数30

どうあがいても4万にかなう

はずがない!」

 

チビ「でもあれが現実ですので」

 

関羽「たしかにそうだが!」

 

劉備「わかりました

ではあなた達・・私達に協力

していただけませんか?」

 

関羽「桃香様!?

彼らは元は賊です!」

 

チビ「すいません

私はそうですが彼は・・・

諒はちがいます」

 

関羽「それはすまない

だがお前が賊だったことに

代わりはない!」

 

劉備「愛紗ちゃんあなたは見たの?

この人達に喋りかけるこの人たちの

村の人を・・・あの笑顔に偽りはないと

思うの・・・」

 

関羽「わかりました・・・

桃香様がそういうなら何も言いません」

 

劉備「それで引き受けてくださいますか?」

 

チビ「はい その誘いありがたく

お受けします」

 

諒「よろしくおねがいします」

 

俺ははっきり言って

話をしていた太守様もその将軍らしき

ひとも見てはいなかった

 

俺はこれからどうなるのだろうか

 

???「おいっ・・・りょ・・・おいっ」

 

諒「はっ!なっなんだ」

 

チビ「お前にできることは

なんだって太守様が聞いているんだ」

 

小声でチビが俺にお前は

しばらく戦わないようにしていただくために

太守様に嘘をついてくれたようだ

 

諒「兵法などができます・・・・」

 

俺は下を見ながら太守様に言う

 

劉備「わかりましたでは

あなたに軍の指揮をおねがいします」

 

諒「ありがたきお言葉・・・

でわ私はこれで・・・」

 

俺は一刻も早く一人になりたかった

 

劉備「あっ!」

 

チビ「すいません

あいつは今自分がどうしたらいいのか

わからなくなってるだけなんです・・・

どうか非礼をゆるしてやってください」

 

劉備「あっはい」

 

大丈夫かな・・・

劉備はとても心配そうな眼で

諒をみていた

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愛紗side

 

私は驚いた

あの青年がこの村人たち

を守っていたことに

 

彼はいっこうに下を向き

こちらを見ない

 

それよりも

彼がここにいる

元賊を心変わりさせた

ことに

さらにはその賊たちに

命を賭けて守るだけの価値が

ある人間とゆうことに

 

わたしはさらに彼に興味を惹かれた

 

 

私は会議が終わり

廊下歩いていると

彼が森の中に入っていくのを

見て彼の後をつけた

 

彼が泣いているのが

見えたそして大声で

その悲しみを吐き散らしている

 

諒「ちっくしょぉぉぉぉぉぉ

なんでだ!なんで守れないんだよぉ

こんちきしょぉぉぉ」

 

彼はそういいながら地面を拳で叩く

 

私はその姿をみて胸が張り裂けそうに

なる

おもわず茂みからでて私は彼を抱きしめていた

 

関羽「もういい・・・お前はわたしが

守るから・・もう苦しまなくていいんだ

・・・」

 

彼を見ていると私まで泣けてくる

そんな彼は私にすがりつき気が済むまで

泣いていた

 

諒side

 

一人になり森で俺は苦しみを

吐き出していた

俺は正直に言って

この3日間誰の顔も見ていなかった

チビでさえ俺ははっきり見ていなかった

失礼だとは思ったがこの3日間話しかけてくれた

関羽という女性の顔も見ていなかった

ただ前に浮かんでいたのは

アニキ達の顔

立ち直らなきゃいけないのに

俺はただ嘆くことしかできない

そんな自分が惨めだった

誰か助けて・・・

初めて俺は助けて欲しいと

思った

今まで全部自分の力があれば

傷つくことはなかった

でも人を初めて殺めた感触と

大切な人を守れなかった

自分の責任に押しつぶされそうになる

 

そんな時茂みから女性が俺に

抱きついてくる

 

彼女は俺にいった

 

関羽「もういい・・・お前はわたしが

守るから・・もう苦しまなくていいんだ

・・・」

 

俺は自分の感情が抑えきれなくなり

恥もしらずに彼女の胸でないた

気が済むまで・・・

 

そして気がついたら

俺は森の中で彼女膝の上で

寝ていた

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彼女の姿を初めてみた

黒髪が艶やかになびいている

 

諒「きれいだ・・・」

 

俺はそう呟いてしまう

ほどに彼女の幻想的な姿だった

彼女はその言葉に少し顔を赤く

した

 

関羽「もう気が済みになられましたか?」

 

諒「ありがとう・・・だいぶ気が楽になったよ」

 

関羽「それはなによりです

すいません・・・後をつけたりして・・・」

 

諒「気にしてないよ・・・

それに君はこうしてあまり

知らない俺の気持ちを受け止めてくれたんだ・・・

ありがとう」

 

俺はそう彼女に今できる

思いっきりの笑顔でお礼を言う

そうすると彼女は少し慌てて言った

 

関羽「////そ、そういえば自己紹介がまだでしたね

私の名は関羽 字雲長 真名を愛紗という」

 

諒「真名?真名ってなんだい?」

 

関羽「真名を知らないのですか?

真名とは自分が心から認めた

相手にのみ教える神聖な名です」

 

諒「でもそれって俺に教えていいのかい?」

 

関羽「あなたの心からの涙を見て

信頼に値する人物だと思いました

だから私のことは愛紗とおよびください」

 

諒「わかったよ・・あっ・・えと・・愛紗?」

 

愛紗「はい!」

 

諒「なんかこっぱずかしいな・・・はは///」

 

愛紗「どうしてですか?」

 

諒「俺・・・妹以外の女の人とまともに

話したことないから・・・」

 

 

そうなのだ俺は妹以外の女の人と

まともに話した記憶すらなにのに

それなのに今の状況

しかも膝枕・・・急に恥ずかしくなってきた///

 

愛紗「妹がいるのですか?

いまはどこに?」

 

諒「ああ遠い故郷で

眠ってる」

 

愛紗「お亡くなりに・・・

すみません・・・つらいことを」

 

諒「ちがうんだっ

ただ本当に眼が覚めないだけで

死んではいないからっ」

 

俺は焦りながら答える

 

愛紗「そうですか・・・

でもそれだと・・・」

 

諒「大丈夫だと思う今頃眼を覚ましているかも

知れないし」

 

そうなのだ俺は外史にいく条件と

して妹を目覚めさしてもらう

ことを提示したのだ

 

愛紗「そうだと・・・いいですね」

 

そんなたわいない会話を続けて

俺は彼女に別れを告げて

自分の用意してもらった部屋に帰った

 

そのときふと

頭をよぎったこと

 

諒「関羽?えーとえーと

あーーーーーーーー!!!」

 

思い出した関羽といえば三国志

の劉備に仕えた豪傑じゃないか!

でも女の子だったぞ

それもとびきりきれいな子だった

 

もしかして外史って

一種のパラレルワールド?

 

まあいいか

 

俺はアニキのことをまだ悔やんでいたが

心は本当に楽になっていた

 

 

 

説明
こんにちは
これから
恋姫が活躍します

主人公がオリキャラです
時代背景がめちゃくちゃです
それでもいいならどうぞ

今回は拠点みたいなものです

短くてすいません
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コメント
愛紗が可愛いです^^今後に期待!(深緑)
一刀はどうなるのだ?(zendoukou)
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