†大空の彼方へ†
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目次

 

 

 

〜プロローグ〜‐2

第1翼:大空に憧れを抱く少年‐3

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〜プロローグ〜

 

・大空・

 

 

 

それは自然が作り出した最高にして最大の空間

 

 

 

・時に皆を優しく包み込み

・時に全てを破壊し

・時に皆の悲しみを紡ぎ

・時に強い陽射しが大地を照らし

・時に鮮烈の一撃を纏い

・時に全ての光を奪い

・時に皆を惑わす幻影を生む

 

 

 

一つ一つの光が一層眩しく輝く時、それは一つの道となる

 

そんな大空を人は何かあると魅上げる事がある

 

 

嬉しい事があった時

悲しい事があった時

辛い事があった時

現実から逃げ出したくなる時

 

他にも色んな時に大空を魅上げる癖がある

何故だか心が洗われる感じになる

 

何か不思議な感じだ…

 

 

 

そんな大空に憧れを抱く一人の少年

その少年をただ見つめ続ける一人の少女

 

 

少年は多くの人たちと触れ合い共に育ち、共に競い合い、共に高め合う

 

 

 

 

 

そして…少年は大空を目指して今飛び立つ………

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第1翼:大空に憧れを抱く少年

 

 

 

桜の花が咲き春の訪れと主に一枚…また一枚と散っていく姿を幾度となく目にする春。

春と言えば…学生たちの入学シーズン

俺も今日入学式を迎えて今ここにいる

 

〔中等部:体育館〕

皆も一度は体験した事あるだろうこんな状況を…

 

「ふぁ〜…何で先生方の話ってこうも長いかなぁ〜…」

そう…今俺は中等部の入学式に出席している

今先生方の諸注意や何やらをまとめて聞いている

他の生徒たちが未だに緊張している中俺の緊張はとっくに解れてのん気にアクビをしていた

 

まだ当分は続くであろう先生方の話を聞き流している…イヤ…聞いている間にちょっとばかし俺の周りの状況を説明しょう

 

ここは日本の都内のどこかにある小中高大及び専門科を一同に集めた極めて珍しい一貫校

見た目は敷地がちょっとばかし大きい極々普通の一貫校

ところが…俺はとんでもない勢いで流れまわる噂をつい最近耳にした

それは………

 

おっと…良い所で話が終わるな…

この話の続きは本編にて!

 

 

長々と続いた先生方の話が終わると体育館を後にし教室へとその足を向けた

 

 

 

俺は今日中等部の一期生として入学した

 

名前は[〜〜]

 

知り合いからは[]や[]等と呼ばれている

 

そんな俺は一応、極々普通の学生でいた…

 

………あの日までは………

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

教室に着き学級・担任の先生が自己紹介をしながら何枚にも及ぶ書類の数々を生徒たちに配っていた

「今日よりこの学級の担任となった[柊 右〜ヒイラギ ユウ〜]だ. 実は私もつい先日赴任してきたばかりで正直この学園の事は良く知らない…が,私も君らと同じく一期生のつもりで君たちと共に学んでいこうと思う. 何年この学園に私もいられるか分からないが…ひとまず一年間よろしくな!」

(おいおい…赴任したばっかって…大丈夫かよ…)

俺たちの学級・担任は一見するとなかなかのルックスではある…

入学式であるからだろうか…

スーツ姿がやけに決まっていた

特徴は…

やたらと荷物が多かったかな?

手帳やパソコン…

その他諸々の所持品を教室内に設置されている教師用の金庫に近い形のロッカーがパンパンになっていたっけ…

その割には綺麗に片付いてるのに驚いた…

それからしばらくして担任の話が終わると次は生徒たちの自己・アピール・タイムが始まった

各自が思いの尽くす限りのアピールをしていた

メチャクチャテンションが高く…

そう…

必ず一人,二人はいるクラスのムード・メーカーみたいな奴がいたり…

かなり控えめで…オドオドしながらも必死にアピールをする人もいたりと…

あからさまに派手な服装をして不良みたいな格好をしている人…

人様々だった…

そんな中一人の女の子を見かけた

(げっ!!…マジかよ…)

そう…それは隣に住む幼馴染みの姿…

(あいつ…全然違う所だって言ってなかったっけ…? まぁ〜良いや…後で聞くか…)

彼女が自己紹介を済ませるとこっちの視線に気が付いたのかウィンクをして軽く手を振って見せて来た…

(あいつ…わざとだよな?絶対わざとだよな今の?…)

その後何人かが自己紹介を終えると自分の番がやってきて担任が名を呼んだ

「次は…[〜〜]…よろしくな」

(ヤッベ…何も考えてなかった…適当に済ませるか…)

俺は軽く返事をしてから続けた…

「ハイ… それと…皆もお気づきの通り俺の目はオッド・アイと言うちと特殊な目ですが…気にしないでもらえると助かります… 以上」

(やんとかやり過ごす事が出来た…)

そんな事を思っていると四方八方から質問ラッシュにあった…

「キゃ〜オッド・アイだって〜…カッコいいねぇ〜」

何て事を騒ぐ女子が何人かいたり…

「オッド・アイって何だ?」

と不思議に思う男子が何人かいたり…

そんな中担任の声が教室内に響いた

「こらこら…今は自由時間じゃないぞ? 個人的な質問は後でにしろ〜!」

説明
オリ小 初代作品です。
一応続編等も予定しています。

読者である皆さんのご意見,ご感想も随時お待ちしています。
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