真・恋姫†無双 董卓軍√ 第二十九話
[全10ページ]
-1ページ-

夷陵 蜀軍本陣

 

 

「来たか…!!」

 

関羽が前方を見つめつつ呟く

関羽の視線の先には董の一字を掲げる二十万の大軍が到来していた

 

「桃香様。私はこれより先陣へと向かいます故、これにて…」

 

そういって退陣しようとする関羽だったが、その彼女を劉備が呼び止める

 

「まって愛紗ちゃん。私も、先陣に行かせて」

 

「な、何をいっているのですか桃香様!!駄目に決まっているでしょう!?」

 

「愛紗さんの言う通りですよ!!」

 

劉備の突飛な発言に猛反対する関羽と諸葛亮…だが、劉備は更に続ける

 

「先陣で戦おうって意味じゃないの。…ただ、戦いの前に董卓さんと話がしたい。せっかく話し合いで済むはずだったのに、戦いなんてしたくないよ」

 

「それこそ無謀です!!こちらにも非があるとはいえ、宣戦布告もなしに攻め入ってくるような連中です!!話し合いなど…!!」

 

断固として反対する関羽

それでも劉備は自分の考えを譲らなかった

 

「愛紗ちゃんの言うことも、もっともだよ。でも、私達に非があるのも事実。…だから、お願い愛紗ちゃん」

 

そういって関羽を見つめる劉備…その眼差しに、関羽はとうとう折れてしまった

 

「…分かりました。一緒に先陣へと向かいましょう。…ですが!!話し合いが失敗に終わった時は直ちに本陣へと戻っていただきますからね!!」

 

「うん、分かってる。…じゃあ朱里ちゃん、いってくるね」

 

「…分かりました。どうかご無事で…!!」

 

そうして劉備と関羽は、諸葛亮に見送られつつ軍の先頭へと向かっていくのだった…

-2ページ-

「董卓さん!!出てきていただけますか!!」

 

劉備が軍の先頭に立ち叫ぶ

だが、対する董卓軍はその叫びに対し沈黙を保っていた

 

「お話があるんです!!出てきてください!!」

 

それでも必死に劉備は叫ぶ…すると叫びが通じたのか、董卓軍の中から月が一騎で出てくる

 

「私が董卓です。…お話とは」

 

そう問いかける月…ただ、その声はどこか硬く、俯いたままだった

 

「董卓さん。…どうして、宣戦布告もなく攻め入ってきたかを聞いてもいいですか?」

 

「……」

 

「貴女も、平和を望んでたんじゃないんですか…?」

 

「……」

 

劉備が問いかけるが、月は俯いたまま無言を貫く

 

「張任さんの件、でしょうか?」

 

「……」

 

「もしそうだったなら謝罪します!彼を送ってしまったのは私の責任です!ですから…!!」

 

 

 

「…を、謝るというんですか…」

 

 

 

「え?」

 

 

 

ボソッと何かを呟いた月だったが、それを聞き取れなかった劉備は聞き返す

すると月はバッと顔を上げて叫ぶ

 

 

 

 

 

「一体何を謝るって言うんですか!?張任さんを送った事ですか!?手違いだったと謝るんですか!?…一刀さんを、私たちの大事な人を傷つけた事も、手違いだと言うんですか…?」

 

 

 

 

 

そう叫ぶ彼女は…その目からは大粒の涙が流れていた

-3ページ-

「……え?」

 

月の言葉を聞き、絶句してしまう劉備

だが月は構わず続ける

 

「私の行動を非難するのは構いません!!和平の道を潰したのは、軍を動かしたのは私ですから…。でも、どんな理由があろうと、一刀さんを傷つけた…その理由を作った貴女は…貴女だけは許せません!!許せないんです!!」

 

そういって月は手を振り上げ、軍に号令を下す

 

「全軍!!私達の友を、恩人を、大切な人を傷つけた蜀を討ちます!!かかれぇーー!!!」

 

 

 

 

「「「「「うをををおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」

 

 

 

 

その号令と共に、董卓軍の全軍が蜀軍に向かい怒涛の如く攻め寄せる

 

「そんな…!!」

 

月の言葉にショックを隠しきれない劉備が呟く

 

「桃香様!!お早く本陣へ!!」

 

関羽はそんな呆然自失の劉備を無理やり抱え、本陣へと連れ帰るのだった…

-4ページ-

「進めぇーー!!狙うは劉備の首一つだ!!邪魔立てするものはなぎ払えぇ!!」

 

 

 

彼とは天水に居たときからの仲だった

 

 

最初の出会いの時こそ賊と間違え殴りかかってしまったものの、印象は悪くない奴だと思っていた

 

 

思えば彼からは色々なことを教わった

 

 

武人の誇り、自分の真名、…そして、初めての恋心

 

 

何時だったか、彼とは月様を守ると誓い合った事があった

 

 

だからこそ、彼が刺されたとき自分の中をさまざまな思いが駆け巡った

 

 

彼を刺した男への怒り

 

 

自分には無茶をするなと言っておきながらあんな無茶をした一刀への怒り

 

 

そして何より…天下統一に気が逸り、慢心していたせいで月様を…一刀を助けることができなかった自分への怒り

 

 

 

(一刀が居たならば、そんな怒りの全てを蜀にぶつける自分を止めてくれただろうか…)

 

 

 

そんな詮無いことを考えつつ、私は戦場を駆ける

 

 

「奴等に、蜀に!!自分のやった罪の重さを思い知らしめてやれぇーー!!」

 

-5ページ-

「邪魔や!邪魔や!!邪魔やぁーーー!」

 

 

 

初めて会ったときは武こそ無いが気持ちだけは強い奴だと思っとった

 

 

ただ、月や恋はぞっこんやったけどうちはそういうものに疎かったせいか、いい奴程度にしかおもっとらんかった

 

 

けど、曹操に水攻めを受けた時自分を助けてくれて、傷の手当てをしてくれて…初めて女の子扱いされて、自分は彼に惹かれていった

 

 

彼とのやりとり、他愛無い会話、ふとした時に微笑む笑顔…世界が変わったような日々やった

 

 

ある時、月を見ながら彼が元の世界に帰りたいといった時は胸が締め付けられる想いやった

 

 

だけどその後、それが自分の早とちりで、彼がこちらの世界を…自分達と生きていくといってくれた時は涙が出てしもた

 

 

これからも、彼と過ごしていけることが嬉しかった

 

 

なのに蜀の、奴等はそんな彼を…!!!

 

 

 

「お前等だけは許さへん!!誰も彼も生きて帰れると思うなやぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

深紅の驍騎校尉と紺碧の驍将は戦場を縦横無尽に駆け巡る

 

その猛攻は蜀軍の先陣を瞬く間に蹴散らしていった

-6ページ-

「お前等ぁ!!お前等許さない!!」

 

 

 

一刀は一人ぼっちだった恋を助けてくれた

 

 

もう無理しないでいいっていって、抱きしめてくれた

 

 

月と一緒に、恋に居場所を作ってくれた

 

 

ねねも、霞も、セキト達の…皆の居場所を作ってくれた

 

 

一緒にお昼寝もした

 

 

ねねと一緒に料理も作った

 

 

彼と居るといつもあったかい気持ちになった

 

 

彼の笑い顔を見ると、頭を撫でてもらうと、とってもあったかくなった

 

 

…一刀が刺された時、そのあったかかった気持ちが一気に冷たくなった

 

 

一刀を刺した奴を、その原因を作った奴を許せなかった…!!

 

 

 

 

「絶対許さない!!お前等、殺す!!!」

 

-7ページ-

「高順は恋殿に続くのです!!臧覇は逃げる兵を蹴散らし、本隊の為に道を広げるです!!」

 

 

 

奴は変な男だった

 

 

ねねに蹴られても罵られても、少し怒るだけでいつでも笑って許してくれた

 

 

なにより…そんなねねの、友達になってくれた

 

 

初めて友達ができたねねは、とても嬉しかった

 

 

奴とは一緒に敵とも戦った

 

 

恋殿と一緒にほっとけえきも作った

 

 

将棋では二人で特訓もして、ついには詠をギャフンといわせるほどになった

 

 

これからも、いろんなことがあると思っていた

 

 

恋殿と三人で、いろんなところに行こうと思っていた

 

 

なのに、彼を…ねねの、友達を…!!

 

 

 

「恋殿の、ねね達の友を殺そうとした怒りを!!龍の怒りを!!奴等に思い知らせてやるのです!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

深紅の龍と、それに付き従う龍佐の才は雄叫びを上げつつ怒涛の猛攻を繰り出す

 

蜀の破れた先陣を更にこじ開け、その猛威は敵の中軸をも食い破っていった

-8ページ-

「徐栄!!張済!!あんた達は先陣に加わって!!北郷隊の怒りを思い知らせてやりなさい!!」

 

 

 

最初は天の御使いとして利用価値がある、程度にしか考えていなかった

 

 

でも、あいつの初陣の時…月を、助けてくれた時から少しずつ認識が変わっていった

 

 

時には華雄と一緒になって暴走する事もあったけど、将の少ない僕達にとっては結構頼りになったりもした

 

 

それに、あいつは天の知識を使って、いつだって僕達を助けてくれた

 

 

それに知識だけでなくだけでなく、僕や月が危ない時は体を張って助けてもくれた

 

 

…今回だって

 

 

 

(本当なら、僕が月を止めないといけないのにね…)

 

 

 

そう頭では分かっていた

 

 

でもあいつが刺されて、月が兵を上げるといった時、僕は反論できなかった

 

 

僕も、一刀を刺された怒りは一緒だったから…!!!

 

 

 

 

「張繍は本隊と共に突撃!!一刀に、天に弓引いた蜀を叩き潰すわ!!」

 

-9ページ-

「董卓軍本隊、賈?隊と共に突撃します!!かかれぇー!!」

 

 

 

一刀さんはいつだって私を、私たちを助けてくれていた

 

 

思えば初めて会った時だって、熊に襲われていた私を助けてくれたのがきっかけだった

 

 

一刀さんの初陣の時、諸侯連合、張譲の部下の反乱…私が危ない時はいつだって助けてくれた

 

 

戦だけじゃなく政治だって助けてもらったし、何より…一刀さんの存在自体が私の助けとなってくれていた

 

 

 

(こんな戦を起こした事を知ったら…一刀さんは悲しむでしょうね)

 

 

 

そう思いつつ胸に下げた首飾りを握り締める

 

 

これは一刀さんから貰った、二つで対になる首飾りだった

 

 

彼はこれを渡した時、どんな目に遭っても絶対に私の元へ戻ってきてくれると約束してくれていた

 

 

首飾りに一刀さんの無事を祈りつつ、それでも私は前を見据える

 

 

いくら一刀さんが望んでいなくても…平和を祈った彼を傷つけたことは許せなかった

 

 

私を守ると、支えるといって笑ってくれた彼を奪ったことだけは許せなかった!!

 

 

 

「一刀さんを!!いつだって私たちを守ってくれた彼を!!傷つけた蜀を!!私は絶対に許しません!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

正史で暴君と称された王と、その頭脳は敵軍を蹴散らしつつ、敵本陣へと向かっていく

 

董卓軍の猛攻の前に、蜀軍は戦が始まって暫くする頃には多大なる損害を受けていたのだった

-10ページ-

「桃香様!!これ以上戦線を維持するのは不可能です!!ここは桃香様だけでも…!!」

 

諸葛亮が悲痛な叫びを上げる

 

劉備は、目の前で起こる惨劇にただただ呆然としていた

それは、自軍が一方的にやられている事、舌戦での衝撃的な事実も関係していたが…何より、兵達の戦いが一番の衝撃を与えていた

 

董卓軍の兵は蜀軍の攻撃に全くひるまず、いくら傷ついても向かってきていた

そうして傷だらけになって倒れる兵達を見て、劉備は呟く

 

 

「間違ってる…」

 

 

「桃香様!!ここはわれらに任せ、お引きください!!」

 

そんな劉備の呟きは聞こえなかったのか、関羽が叫ぶ

本陣には、最初に劉備をつれて帰った為先陣に加われなかった関羽、護衛の為に本陣に詰めていた張飛、趙雲がいた

 

「お姉ちゃん!!ここにいたら危険なのだ!!お姉ちゃんだけでも逃げるのだ!!」

 

関羽に続き、張飛が叫ぶ…すると、やっと反応した劉備は首を振って答える

 

 

 

「私は、逃げるわけにはいかないよ…!!」

 

 

 

「何を…「だって!!」っ!!」

 

関羽が説得しようと話すのだが、それを遮り劉備が言う

 

「この戦いは、私の責任だもの!!兵の皆だけが傷ついて、私だけ逃げるなんてできない!!」

 

そう叫ぶ劉備…関羽たちは強い気持ちのこもったその言葉に、一瞬ひるんでしまう

 

「…それに、こんな戦、間違ってるよ…!!私が許せないなら、兵を!!皆を巻き込む必要はないじゃない!!」

 

そういって関羽たちに向き直り、劉備が言う

 

「朱里ちゃん、撤退の準備を始めて」

 

「は、はい!ですが、桃香様は…!?」

 

 

 

 

 

「董卓さんともう一回話して、この戦いを終わらせる…!!愛紗ちゃん、鈴々ちゃん、星ちゃん。お願い、力を貸して…!!」

 

 

 

説明
董卓軍IF√二十九話です
前回の作品では皆様より沢山のコメントをいただきました
両陣営への賛否両論の意見を多数頂き、中には大変考えさせられる意見、作者の甘い考えを遥かに越える意見などもありました
そのコメントを読ませて頂き、お話の構想を考え直そうかとも思いましたが、せっかく皆様の応援でここまでやってきたのでこのままゴーイングマイウェイの精神で最後まで突っ走ることにしました
どうか最後までお付き合い頂けると幸いです
…とはいえ、賛成意見、反対意見共に作者の糧としていきたいと思っておりますので、今後も忌憚無いコメントを頂けるとありがたいと思っております
誤字脱字、おかしな表現等ありましたら報告頂けるとありがたいです
余談 …本日投稿が遅くなりましたのは、自室にてGパニックが起こったからですw
この文を書いている今も、どこかに隠れているGとの冷戦の真っ最中ですw
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
18915 13261 173
コメント
世間的にはあの温厚な董卓が宣戦布告なしで蜀攻めとかよほどのことがあったんじゃね?って思われてそうですけどねぇ…それこそ北郷が民に何をしてきたか次第で変わりそうです(とはいえ20万集まってるのでだいたい察しはつきますが)(はこざき(仮))
深緑様 お互いの過ちがどんな結果をもたらし、どのような結末を迎えるのか……どうか、その結果を読んで頂いて、願わくばその結末が貴方様の望むものであれば僥倖で御座います 後、ちなみに自分は悲劇的な結末も良いと思うものの、それでもハッピーエンド至上主義で御座いますw(アボリア)
互いに非がある事を理で分かっても、情がそれを許さない。悲しい展開ではありますが・・・でも、それでも、幸せになる為の一歩だと信じたいですね。完璧な存在など無い以上、間違えても傷ついても進んでいくしかないのですから。ハッピーエンドを待ち望んでおります。(深緑)
takewayall様 こちらこそ、コメントを返していただきありがとうございます ハッピーエンドを目指し頑張っていきますので応援よろしくお願いします(アボリア)
コメント返しするつもりはありませんでしたが……有り難いお言葉ありがとうございます。こんな話、大抵の方がスルーされてしまうのですが……深いお気持ちに感謝し、墓前でも伝えたいと思います。趣旨違いのコメントで申し訳ありません。……さて、せめて戦争SSの中では、どのキャラもそれぞれなりのハッピーエンドになることを期待して、お待ちしておりますw(takewayall)
nemus様 ありがとうございます 今後は少し表現を考えて、自分らしさを出した作品にしたいと思います(アボリア)
pochi様 月さん達についてはどうにかハッピーに持っていきますのでご安心くださいw(アボリア)
瓜月様 コメントありがとうございます 次回にご期待ください(アボリア)
サイト様 仰るとおり、人の心は理屈じゃないと思います(アボリア)
PON様 二度目のコメントありがとうございます お話の中のことですので、現実とは関係ないというのは正しいですが人によって受け取り方は自由だと思います(アボリア)
砂のお城様 励ましのお言葉ありがとうございます 関係ないなんて事ありませんよ!大変ためになるコメントです 蜀ファンの方にそういっていただけると救われます(アボリア)
suisei様 励ましコメントありがとうございます 完璧な王なんていない、そのお言葉に大変感銘を受けさせていただきました(アボリア)
山県阿波守景勝様 励ましの言葉を頂きありがとうございます 今後の展開をしっかりと考え、投稿していきたいと思います(アボリア)
kingdom様 励ましコメントを頂き嬉しいです 書き直すとまではいかずとも、少し表現を考え直すいいきっかけとなったと思いこれからも頑張らせていただきます!!(アボリア)
takewayall様 励ましのコメントありがとうございます! ご自身の辛い経験、悲しい出来事でもって、月さんの気持ちに賛同していただけたのは作者として大変嬉しく思います その方を全く知らない自分がこんな事を言っても白々しいだけかも知れませんが、その方のご冥福を心よりお祈りいたします(アボリア)
eni_meel様 二度目のコメント、しかも励ましのコメントありがとうございます! 今回の一件でたくさんの励ましをいただきましたのでそれを糧として、しかし批判もしっかりと受け止めた上で今後も頑張らせていただきます(アボリア)
相駿様 長文ありがとうございます 蜀、董卓軍共に意見の齟齬、情報の齟齬があるんですから、どちらが悪いとは一概に言えないと思います しいて言うならどちらも間違っている、ですね(アボリア)
かもくん様 その甘さが彼女を劉備足らしめる美点だと思います(アボリア)
libra様 お返事遅れました 誤字報告ありがとうございます!(アボリア)
TENCHO様 長文コメントありがとうございます そのあたりは蜀の過失であり、先端が開かれてしまった原因です それを知った(張任さんのしたことを桃香さんたちは開戦まで知らなかったです)彼女の行動にご期待ください(アボリア)
ZERO様 下でも書いておりますが、彼女達なりの結果を掴んでくれると思っておりますのでどうか次回をお待ちください(アボリア)
ロンロン様 おっしゃるとおり、冷静にならないといけない部分はあると思います そのあたりは月さんたちの間違いかと(アボリア)
moki68k様 今回は両国の思惑とは別の、イレギュラーな存在がいたせいで関係が歪になっていますが、今後彼女達なりの決着がつくと思います ご期待ください(アボリア)
達様 そうですね いくら怒っていても最低限は筋を通すべきであると思います(アボリア)
K-999様 長文コメントありがとうございます 月さんたちの行動も間違いというご意見は自分もそう思っております 両陣営共に間違っているその中で彼女達が掴む結果にご期待ください(アボリア)
PON様 PON様の意見には作者も同意見です お話の中くらい理想的な世界を望みたいですね 今回の話の方針がその意見と違う方向に進んでしまったことは反省すべき点だと自分で考えています(アボリア)
Raftclans様 彼女にとってはこの戦は平和の為に必要な戦いではなく、個人の為の戦いという認識ですからね(アボリア)
リョウ流様 下にも書きましたが、作者は原作キャラ自身への批判は大変良くないと思っております 今後はそのようなコメントはお控えいただくと有難いです(アボリア)
ht84様 自分の表現力がない故に皆様にそのような思いを持たせてしまった事は深く反省しておりますが、二十六話の前書きにも書いた通り、作者は原作キャラ自身への批判は容認しておりません 作者の書いたキャラが駄目、と書いて頂けると有難いです(アボリア)
村主様 事実を知った彼女の動きにご注目ください!(アボリア)
sion様 Gは未だ冷戦の真っ只中です…!!w いったい何処に隠れているのやらw(アボリア)
sion様 「今さら」…確かにそうですが、いくら遅くなっても動けずにいるよりは少しでも前へと進む事は重要だと思います(アボリア)
kurei様 無知は罪、という言葉がありますが今回はまさにそれですね しかし、事実を知って、それでも動こうとする彼女については評価してあげてください(アボリア)
邪眼の魔王様 そんな甘さも彼女の美徳だと思います 愛紗さん達が同じ目にあったら…彼女も怒るでしょうね 更新頑張ります!(アボリア)
cena様 軍師が活躍できない展開は自分の腕の無さです すみません ですが、董卓軍について最低という感想を持たれた貴方様には今後の展開は最低以外の何物でも無いものとなるでしょう なので、今後の作品については閲覧を避ける事を強くお勧めいたします(アボリア)
eni_meel様 自分の作品では、そのあたり(蜀の考えや仲間関係)を書ききれなかった事は反省すべきだと思います 次回更新では頑張りますので最後までお付き合いください!(アボリア)
闇羽様 甘い考えではあると思いますが、それでも行動に移す事ができるのは桃香さんだからこそだと思います(アボリア)
うたまる様 長文コメントありがとうございます 自分の稚拙な文章でそこまで深く考えて頂いたことに感謝いたします(アボリア)
2828様 自分の作品へのコメントでしたら申し訳ありません キャラクターへのコメントでしたらそれを書いた自分の責任ですのでそれもすみません(アボリア)
吹風様 そこら辺は個人の考え方ですね 董卓連合の時は月さんは前線にいなかったですし(アボリア)
KU−様 確かにそうですね でも、気付いて動かないよりも、現状を変えるために動く彼女は正しいと思います(アボリア)
むんす様 桃香さんらしさというものが良い方に出ているか悪い方に出ているかは分かりませんが、表現できているというコメントは素直に嬉しいです ありがとうございます  孫呉の二人も経験があるからこその発言ということでw(アボリア)
kei様 兵全体に向けてですね 彼女の考えは甘いと思われるかも知れませんが、彼女も行動を開始していますのでどうか見守ってあげてください(アボリア)
宗茂様 原作魏編の印象が強くて、完璧な王でなければいけないと思うのは当然ですが、自分は未完全でも前に進んでいくのが桃香さんの美点だと思います Gはあれ以来、未だ発見できておりませんw(アボリア)
dasa様 自分の中では王というものにこだわりすぎないのが桃香さんの魅力の一つであると思っています 確かに王であることも重要ですがそれだけでは無いと思います(アボリア)
このままでいいと思いますよ。時代的にも普通の流れなのでは?(nemus)
アンチとかは意識しすぎだと思いますよ。蜀√じゃなくて董卓軍√ですし。むしろ序盤や中盤じゃなく、終盤で暴走(?)してる月達の今後で胃が痛い…。(pochi)
まぁ蜀の不手際でこうなったのもあるけど、どの道民が納得しなかったんじゃない?それに月はわかっててやってるね、やっぱし人の心は理屈ではどうしようもないな。(サイト)
「一人の人間として当然である」という意見と「本来理想として王に私情など存在してはならない」という意見の対立なんだから現実的に仕方ないとか史実でこんな例もあるとかは無意味な論理だと思う。(PON)
愛する者を傷つけられて許せる訳がない。彼女は王である前に一人の女の子なのだから・・・  それに例え我慢したとしても、そんなかりそめの平和は決して永くは続かない。 だったら王としては間違っていても彼を愛する者として戦うべきだろう。 完璧な王なんていないのだから・・・  (suisei)
燕が始皇帝を暗殺しようとして失敗し、怒った始皇帝が燕を滅ぼした例があるので宣戦布告の必要は無いのでは?劉備の怒りは強制ではなく自分の意志で戦っている兵達からすれば白々しく聞こえるような気がします。なので書き直す必要はないと思います。(山県阿波守景勝)
原作の性格を元にすれば基本的に主人公が傍にいなけりゃ 桃香は世間知らずな甘ちゃん・華琳は「覇道」にとらわれ過ぎちゃってる痛い人・雪蓮はそれなりに強いけどイマイチぱっとしない君主になっちゃうのは仕方が無いんだから書き直す必要無いと思うけど(kingdom)
お疲れ様です。数年前に紛争地帯に現地支援行きましたけど、まぁ今の世界の方がひどいですからね(人の死体だらけとかハジメテミタヨ……)。殺さないと殺される状況はないですけど、一緒に働いてた人がテロで亡くなったときはとりあえず犯人の死体蹴りましたね……。月の気持ちには同感です。(takewayall)
まぁ、わざわざ書き直しはしなくてもいいんじゃないでしょうか?恋姫としてのキャラは間違ってないですし、三国志演義なんかも正史の二次創作ですし、ありでは?王としての立ち方なんて、まさに十人十色ですから、まずはアボリアさんの主張が大事かと。続き、楽しみにしております。(takewayall)
この作品はアポリアさんの見解のもとでアポリアさんが作り上げた作品ですから、批判やなんかもあるとは思いますが、もっと自分の作品に自信を持ってもいいと思いますよ。解釈は十人十色なわけですし・・・・。でないとアポリアさんのカラーでない作品になってしまいます。中々難しいとは思いますが、執筆頑張ってください。(eni_meel)
これすらも事実把握するまえに、董卓軍侵攻で確認できず。この状況で董卓自身の姿を見れば暗殺失敗と取りますし。そうなると、桃香の状況把握ミスを攻めるのは酷かな・・・。(相駿)
K−999さんと同意見ですね。桃香陣営としては事実把握できないまま董卓軍に「宣戦布告無し」で侵略を受けた形になっちゃってますし。それに朱里も「最悪」で想定していたのは「董卓(月)暗殺」であって、「北郷一刀暗殺」じゃないですから。(相駿)
コメントを頂いた皆様へ この度は自分の話の構想の甘さ、文章力の無さにより桃香さん及び蜀批判ととられても仕方の無い結果となってしまいました 作者にはアンチ蜀の考えは一切無いのですがそう取られても仕方の無い作品となってしまった事を深く後悔しております (アボリア)
今後の展開をもう一度熟考しなおし、皆様に与えてしまった誤解を少しでも解けるよう誠意努力してまいります 誠に申し訳ありません 最後に蜀ファンの皆様に大変不快な思いをさせてしまったことを深く謝罪させていただきます(アボリア)
桃花甘すぎるな(かもくん)
8P8行目私じゃなくて僕じゃね?(libra)
先に蜀に宣戦布告されてるから、董卓側からの布告は別に要らないんじゃない?刺された事実をもってソレを蜀の宣戦布告と取れるし、将兵はソレを知った上で参戦してるから、民への説明にしても将兵経由も手伝って、問題無いと思う。 和平(というか降伏)会談の席で国のトップを殺されかけたんだから黙ってちゃ逆にダメでしょ。(TENCHO)
孔明に任された時点で張任=孔明と受け取れるし、公明クラスの重臣が他国の王の伴侶的で民にも慕われ、その上「天の御遣い」を殺そうとした(当たり所が悪ければ、華佗が間に合わなければ等、場合によってはそのまま死亡なわけで)以上、更に時代が時代だけに、蜀は攻められても文句言えないでしょうね。(TENCHO)
まあ、桃香の言い分もわかるけどそれで気持ちが収まるはずがないですね。これからどうなるか気になります。(ZERO&ファルサ)
宣戦布告かどうかともかく、蜀に使者を送る位はしたほうがよかったかもしれないですね。張任がいったいなにをしたか伝えるために。まあ、張任は自他共に蜀の人間ですから、それが独断とはいえ他国のトップを暗殺しようとした時点で開戦は免れませんがね。(龍々)
董卓側は使者に国の重鎮を暗殺されたから報復してるだけだと思うのですが、それは普通じゃないのかな?何もしない方が義を重んじる人たちには受けが悪いでしょうに。 それよりも謝るだけですませようとする蜀側の方が…(moki68k)
まー事情を知ってる身からすれば月に賛同しそうになりますが。しかし、事情を知らない他国の民衆から見たら、どう思うでしょう。風評が大事な恋姫世界でコレはヤバイ。「和平を装い王を暗殺未遂」も相当悪いですが、民衆的にどれだけ正確に事情を把握できるか微妙ですし、なら突然急襲をかける董卓軍の方が悪く見えるような気がします。(K-999)
桃香さーん……謝罪どころか煽っとるがな! でもやっぱり月には感心できないのは変わらず。いきなり一刀を傷つけたと言われても桃香的には「?」でしょうし。お互い主張がかみ合ってない感じ。本当に客観的にお互いの主張を見たら、「お前ら許せん! 殺っちまえ!」の月より、「私達の不手際です。謝ります」の桃香のほうが主張的に正しく見える。(K-999)
まぁ私の本音はこういう独断とか陰謀がその意図通りになるっていうのが気に入らないだけなんですけどね。現実の理論なんてそもそも通用してない恋姫世界で語る価値などあるのか…?お話の中でくらい憎しみに身を焦がしつつも大儀を失わない高潔な人間でいてほしいじゃない。(PON)
あれーなんか桃花に対する非難ばっかり…まぁよくない対応なのは確かだけど私はそれ以上に月達のやってることの方が許せないので桃花に対する感情はあまり…今回に限っては間違ってるのは確かだし。まぁ安全な後方で味方の被害が大きくなってから言うのはどうかと思いますが。(PON)
和平の使者として来た人物が一国のトップに対し暗殺を仕掛けるということは宣戦布告を超えて騙まし討ちに近いわけですから、現実的に考えれば全軍を持って叩き潰されても仕方ないんですけどね。すでに私情のレベルを通り越しているのに元の董卓軍の志願兵のみとしているのは月らしいですね。(Raftclans)
桃香は相変わらず覚悟がなく無責任ですね。いったい今更お前ごときが何を言うつもりなんだろう?(ht84)
張任が暗殺を行ったという事が伝わってなかったのも一因なのでしょうか 桃香にしてもこれ以上の対応策が無かったのかも知れませんが・・・泥沼化の様相を呈してきましたが、この顛末はどうなるのやらですなw(村主7)
うーん・・相変わらずというかなんと言うか、桃香は主君としての覚悟や思慮が足りなすぎですね・・・そんな桃香を諌める事ができない重臣達にも責任はあるのですが・・。戦が混迷を極める状態で「いまさら」桃香は月になにを伝えようというのか・・。次回更新を楽しみにしています。・・・できればGとの戦いの結果報告も(ぇ(Sirius)
予想していた桃香の謝罪から始まりましたが・・・謝罪内容が甘すぎとしか言えませんねえ。自国の忠臣を殺してまで使者に成りすました張任が何をしたかなんて容易に予想できるだろうに、迷惑を掛けた程度の謝罪で月の前に出れば月の反応は当然といえます。(kurei)
更新おつです^^桃香は相変わらず甘いと言うか無責任ですね。逆にに愛紗達の誰かが傷つけられたら同じように話し合いですむのか聞いてみたいですね。続き楽しみにしています!(邪眼の魔王)
やはり他の国と違い桃香は理想と現実が見えていないからダメ君主のレッテル貼られてますね。まぁ、それを導いてやれない愛紗たちもダメなわけだが・・・。さてこの状態で一刀はどういう行動に出るのか?次回に期待です。(eni_meel)
兵を従わせる資格が無い…のかね?乱世において自分が憎きゃ自分だけ狙えってーのは通じんよねぇ。相手に特使として出した人間が相手の追う殺そうとしたんだしその時点で普通は戦争ですわな。正直董卓軍だけできてる時点でまだ有り難いことかとw(闇羽)
更新お疲れ様です。 みんなの想いがよく伝わってきました。 月と桃香、どちらも間違えていますね。 ですが、復讐心で軍を動かすなど、歴史上いくらでもありますし、人間制御できる感情と、できない感情があるものです。それは王とて同じ事。 桃香も張任が国の代表で行った以上、それは国の行動となり、その責任を、不味い事になったからと言って個人に(うたまる)
求めるべきだと言う方が甘いし、張任が董卓を殺そうとし、国の重臣に重傷を負わせた時点で董卓軍に対して宣戦布告したも同義です。 どちらも、人間として未完成だからこそ、そこに想いや苦しみがあり、人は惹かれていくのだと思います。 完璧超人で、ただ淡々と感情もなくこなす人間に、誰もついて行かないでしょうね。 次回の更新を心待ちしています。(うたまる)
相変わらずイラッとくるな・・・(2828)
桃香を許せないというよりは蜀という国を許せないわけだから別に間違ってはいないんですけどね。それに国主を討つなら国を攻めるのも当然。大体それいいだしたら反董卓連合全否定だし、月一人糾弾すればいいじゃんと(吹風)
桃香の言い分も分かるが、先端が開かれる前に言うべき言葉だな(KU−)
いい感じに桃香らしさが出てるね!  呉の連中が冷静になりなさい的なことを言ってたけど、お前らが言うなよってことに今更気づいたw(むんす)
兵を巻き込む必要がないってどっちのことを言ってんだろ? 董卓軍なら納得の上で参加してるし、自分たちの兵のことをいってるんだったら桃香自身が奥に隠れてるせいだよね。(kei)
この外史でも桃香の甘さにはにはいらいらさせられるな・・・あと、Gとの決戦も頑張ってくださいwww(宗茂)
タグ
真・恋姫†無双 恋姫 真恋姫無双   華雄   ねね IF 

アボリアさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com