真・恋姫無双 外伝 「友への誓い」  10話 「旅路」〜呉〜編
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諒side

 

ここはどこ?

 

迷った・・・・

 

とりあえず

進もう

 

俺はバイクを押しながら

 

森の中を歩いていた

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5分後

 

諒「なんか庭みたいなところに出たな・・・

いい風が吹くな・・・」

 

気持ちいい

気分がすっきりする

 

この世が乱世なんて嘘のようだ

 

諒「一曲歌いますか」

 

dualdream

スプラッシュ

 

諒「♪〜〜〜♪〜〜〜」

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???side

 

なんだ?

 

庭の方から歌が

聞えてくる

 

若い男の声だ

 

???「蓮華さま・・・

どうしますか?」

 

???「とりあえず

行ってみましょ思春」

 

庭の方に歩いて行くと

見たこともない

黒衣をまとった男が

楽器を弾きながら

歌っていた

 

その顔はとても

さわやかで

澄み切った感じだった

 

しばらく聞き惚れていた

曲が終わって

青年がこちらに築く

 

青年「ねぇ君ぃ

出口わ教えてくれないかな?

迷い込んじゃってさ」

 

青年はこちらに話しかけてくる

その時

 

思春「貴様なにものだ」

 

思春が青年に刃を向ける

 

青年「しがない

旅芸人ですが

あなたたちは?」

 

思春「ここは孫家の屋敷だ

貴様のような者が入っていい場所ではない!」

 

青年「げっ不味い所に

来たかな」

 

思春「それにその背中に

背負っている大剣はなんだ!?

貴様は蓮華さまを暗殺しに来たのでは

ないだろうな?」

 

青年「ちっ違うって」

 

思春「問答無用!!」

 

思春が私が止める前に

振りかざしてしまう

 

青年「しかたないな・・・」

 

そういうと青年は

すらりと思春の不意打ちだった

はずの剣をよける

 

思春「ほう・・・今のをよけるか・・・」

 

青年「女の子に手をあげたくないんだけど・・・

退いてくれないよね?・・・やっぱり・・・」

 

青年は襲われているのに

とても冷静にしている

 

青年「しょうがない

少し無防備になってもらいますか」

 

そういった瞬間

彼から信じられない覇気が上がる

 

思春が少し動揺している

 

青年「ん〜覇気だけじゃ

だめか・・・」

 

思春「貴様・・・何者だ!!」

 

思春がもう一度聞く

 

青年「しがない旅芸人だって

いってるのに・・・

本当に・・・

ちょっとは俺の話も聞いてくれよ」

 

青年はなかば呆れたように

思春に言う

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10分後

 

思春「ハァハァ・・・

なぜ剣をぬかない!?」

 

諒「ちょっと理由が

あってね」

 

思春の息が上がっている

それにくらべ青年は

けろりとしている

 

青年「そろそろ

疲れたでしょ?

武器捨ててもらうよ・・・」

 

とん

 

思春と鈴音が

宙に浮く

 

そして青年が

思春を受け止める

 

青年「よいしょっと

一件落着・・・」

 

思春「なっ何を

する離せ!!」

 

青年「駄目だよ

離したら君俺のこと

また襲うでしょ?」

 

思春「っ・・・」

 

青年が思春をお姫様だっこ

しながら歩いてくる

 

青年「ごめんね

勝手に入ったことは

ことは謝るよでも

殺すのだけは

勘弁してほしいなぁ

なんて・・・

駄目かな?」

 

蓮華「それより

思春を離して

それと

思春、少し待っていて」

 

青年「よっと」

 

思春「くっ!!」

 

思春が悔しそうに

私の隣にくる

 

蓮華「わたしの名

孫権・・・

あなたが踏み入れたのは

私達の城の庭よ

思春に襲い掛かられても

文句はいえないわ」

 

青年「孫権!!?

それは申し訳ないことを

しました

しかし呉のお姫様とは

おっと俺の名は

黒双 諒

旅をしている所で

まよってしまい森を

抜けて来たらここに

入ってしまいました」

 

孫権「そう・・・

でもなんで歌を

歌っていたの?」

 

諒「ここの景色

がとても綺麗で

空気が澄み切っていて

急に歌いたくなったんですよ」

 

???「孫権様」

 

蓮華「どうした!?」

 

伝令「賊です!!

数は3万!!

そして今孫策様、

周楡様が遠征で

いらっしゃりません」

 

蓮華「至急討伐に向かう!!

討伐隊を編成するよう

陸孫将軍につたえろ!!」

 

伝令「はっ!!」

 

蓮華「あなたも

ここにいないでいきなさい

出口は東にあるわ」

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諒side

 

賊か助けたほうが

いいよな

 

それにしても

愛紗達みたいに

孫権まで女の子とは

 

まったく

どうなってんだ

 

とりあえず

賊を倒しに行きますか

 

あれ?東ってどっちだ?

 

まあいっか

 

孫権さんの軍についていけば

 

蓮華side

 

伝令!!

 

蓮華「どうした!?」

 

伝令「江東軍が

賊を丸め込み

我が軍に進行中!!

その数約10万!!」

 

蓮華「なっ!?」

 

江東軍だと

あの連中は姉さまが

鎮圧したはず

これはどういうことだ

我が軍は今4万しかいない

あとの3万は雪蓮姉様

についていっている

雪蓮姉様が帰ってくるのは

あと1刻はかかる

このままでは

こちらが危険だな

 

???「ここは

俺にまかせてくれないかな?」

 

蓮華「なっ!?」

 

そこには先程の

青年・黒双が奇妙な乗り物に

のって私の隣につく

 

蓮華「さがりなさい

ここはあなたが来ていいような

場所じゃない!!」

 

諒「大丈夫まかせてくれ」

 

そういって彼は

乗り物の速度を上げる

 

蓮華「まちなさい!!」

 

そういっても彼はもう

米粒のように小さい

所までいってしまう

 

蓮華「彼はいったいなにものなの?・・・・」

 

それから半刻後

 

敵軍が見えてきた

 

そこに黒双がいる

 

諒「ねぇ退いてくれないかな?

できれば戦いたくないんだけど・・・」

 

敵の軍の将に言っている

 

何を馬鹿なことを

そんなことで

敵の軍が退くわけがない

 

江東の将「なにを馬鹿なことを

まあいい貴様もあとで

殺してやる・くくく」

 

諒「そうか

じゃあまってろ

あとでみんな消すから」

 

黒双がこちらに

向かって来た

 

その時

 

もうすでに矢が目先の

位置にあった

とっさに目を瞑ってしまう

 

だが来るはずの

痛みがない

目を開けると

 

諒「大丈夫か?」

 

黒双が私の目の前で

矢を持っている

 

私は言った

 

蓮華「なぜ助けた?」

 

諒「かわいい女の子を

助けるのは当たり前だろ?」

 

蓮華「なっ!!//」

 

そう彼はさも当然のごとく

笑顔で言う

反則的な笑顔だ

 

諒「それに

あっちにはなんか

悪意を感じるしね・・・」

 

蓮華「しかし・・・」

 

諒「もし俺が倒れたら

宿か寝られる場所に

移して欲しいんだけど・・・

それとその時大剣に

さわらないように・・・」

 

蓮華「わかった・・・

でもどうやるのだ?」

 

諒「こうやるんだよ」

 

そういい大剣を背中から

抜刀する

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諒side

 

やるしかないか

俺は真覇狼を抜く

俺は前にこの真覇狼を盗賊の

アジトで使ってしまった

結果

盗賊のアジトと共に

山が半壊、危うく

俺まで死にそうになり

3日間動けなくなった・・・

 

諒「あんまり使いたくないけど・・・」

 

やるしかない

 

構える・・・・

 

 

コォォォォォ

 

 

真覇狼に俺の氣が集束する

 

 

真覇狼の刀身が

唸りを上げる

 

 

諒「はぁぁぁぁぁ」

 

俺の氣が集束し終わる

 

 

相手の軍に人差し指を

向け構える

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極奥義・・・

 

それはその武の

集大成の技

 

黒真流にある

五つの型、拳・蹴・剣・槍・戟

の技の頂

その中で拳・剣・槍は諒が

脚・槍・戟を真吾が極め

それぞれ極奥義をつかえるが

それは一般人には決して使っては

いけない・・・

そう誓った技だ

 

だけど

俺は見てしまった

呉の人達の笑顔を

家族が笑いあい幸せに

過ごすその人々を・・・

この軍をいかせばその笑顔が

消えるそれだけは絶対に見過ごせない

俺の守るための力・・・今ここに!!

 

諒「はぁぁぁぁ!!」

 

体に残された氣を足に集束させ

一気に爆発させる

 

高く・・・もっと高く!!

 

諒「黒真流・・・極奥義!!

真覇!!我 狼 斬!!

おぉぉぉぉぉ!!

ぶった切れぇぇぇぇぇ!!!」

 

振り上げられた真覇狼の

氣が一気に放たれる

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蓮華side

 

これはどういう

ことなの

 

彼は私を助け

剣を抜くと空気が

変わった

 

彼が天高く

舞い上がる

 

その姿に私は見とれてしまった

 

その時

 

祭「権殿はなれよ

あれはまずい!!」

 

諒「真覇!!我 狼 斬!!」

 

敵の軍隊のほうに

剣から放たれた斬撃が

地面を削り、突風を吹かせながら

敵を呑み込んでいく

 

その光景はまさに神の一撃

と言えた

 

だがその斬撃を

放った本人が剣を

地面に刺し

肩で息をしている

 

そして斬撃が消えると

先程まで

この近辺を覆うように

いた江東軍や賊が

跡形もなく消滅している

 

伝令!!

 

蓮華「どうした!?」

 

伝令「先程の一撃で

江東軍は4千まで減少!!」

 

蓮華「よしこのまま

おしきるぞ!!」

 

おおおおぉぉぉぉ!!!

 

こうして

決着がついた

 

 

1刻後

姉様が到着し

先程の事を話すと

流石に驚いていたが

あの戦場をみれば

嘘ではないことを悟った

ようだった

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はい暇人28号

です

 

ん〜〜

キャラが違う気がする

もしかするとスランプ?

いやでも何とか

抜け出して見せましょう

それが

暇人クォリティ!!

 

それはそうと

田仁志さんに

日刊小説かなる

と豪語していたのに

三日もあけてしまうとは

 

でも期末テストなんです

わかってください

 

諒「それは関心だな・・・」

 

次回をお楽しみに!!

 

暇人28号「だが俺はあえて

小説を選ぶ!!」

 

諒「やっぱり関心できねぇ!!」

 

暇人28号「それではアデュー!!」

 

説明
最近スランプ気味・・・

みなさんは
どう対処していますか?
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コメント
zendoukouさん> そういえば 似てますね? う〜ん 次で技の説明を 考えます?(暇人28号)
月牙〇衝!?(zendoukou)
ガブリエル3世さん>ありがとうございます そう言って貰えるのは私にはとても励みになります?(暇人28号)
めっちゃ面白かったです。(ガブリエル三世)
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