〜魏志恋姫伝〜3
[全5ページ]
-1ページ-

第一幕、 一章 黄巾の乱 三話

-2ページ-

馬に揺られ1時間弱、ようやく目的地の陳留についた。

そこで、迎えてくれたのは・・・

?「華琳、何処に行ってたの?今、賊が頻繁に出てるから危ないって言ったでしょ」

華琳「ごめんなさい、母様。」

曹嵩「私、曹孟徳の母親の曹嵩と言います。この度、娘がご迷惑をおかけしました。」

一刀「俺は、北郷一刀って言います。」

 

華琳の母親の曹嵩さんだった。20代にしか見えない風貌、華琳と同じ艶のある綺麗な金髪。これで子持ちの人妻ですか、はっきり言って若すぎでしょう。

そんな事を考えてると。

曹嵩「あら、お世辞でもうれしいわ」

華琳「後半から声にでてたわよ。」

曹嵩さんはうれしそうに、華琳は不機嫌さを隠さずに言った。

一刀「あははは」

声に出てたとは、もはや苦笑するしかない。

 

-3ページ-

あのあとこれからの事について、話し合った結果。

文字が読めないことが判明。曹嵩さんに文字を教えてもらいながら、

文官職のお手伝いをすることになった。

 

曹嵩「もう夜も遅いですしおやすみになってください。華琳、客間に案内してあげて。」

華琳「はい、母様。一刀、着いてきなさい。」

一刀「分った。曹嵩さん、おやすみなさい。」

曹嵩「ええ、おやすみなさい。」

 

華琳に連れられ、灯りを頼りに薄暗い廊下を進む。

 

華琳「今日は、色々ありがとう。」

一刀「俺の方こそ、色々世話になってんだ。むしろ感謝しても足りないよ。」

華琳「さて、ついたわよ。」

一刀「ああ、おやすみ、華琳」

華琳「ええ、おやすみなさい。」

 

-4ページ-

この世界に来て初めての夜。

これからの事が大方決まり、俺は今日起こった事を思い出していた。

華琳と曹嵩さんから聞いた話から、今は後漢の末期である事、討伐された賊の中に黄巾党が雑ざりはじめた事、朝廷には反乱を抑えるだけの力も残ってない事が分った。

 

しかし、肝心な事が分っていない。

元いた場所に帰る方法については何も情報がないのだ。

向こうでの記憶では確か残月を鞘から出し、眺めていた事までは覚えている。

あれ以来残月を鞘から抜い

ていない。賊を倒した時も鞘付きで殴り飛ばしたのだから。

 

ダメ元で抜刀したのはいいが、何もおこらないのだ

一刀「やっぱ、残月のせいじゃないのか?」

このままでは意味がないので、刀身を納めると布団に転がり込んだ。

-5ページ-

いつもより瞼が重く感じ、一刀の意識はすぐに夢におちた。

 

 

説明
とりあえず3話ですね。
うーん思ったように書けませんね。
次に夏候姉妹を出す予定でありますが、書けるかな?
あと拠点として10.5を出す予定です。リクエスト募集します。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
6680 4988 49
タグ
恋姫 一刀 華琳 

SekiToさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com