〜魏志恋姫伝〜3 |
第一幕、 一章 黄巾の乱 三話
馬に揺られ1時間弱、ようやく目的地の陳留についた。
そこで、迎えてくれたのは・・・
?「華琳、何処に行ってたの?今、賊が頻繁に出てるから危ないって言ったでしょ」
華琳「ごめんなさい、母様。」
曹嵩「私、曹孟徳の母親の曹嵩と言います。この度、娘がご迷惑をおかけしました。」
一刀「俺は、北郷一刀って言います。」
華琳の母親の曹嵩さんだった。20代にしか見えない風貌、華琳と同じ艶のある綺麗な金髪。これで子持ちの人妻ですか、はっきり言って若すぎでしょう。
そんな事を考えてると。
曹嵩「あら、お世辞でもうれしいわ」
華琳「後半から声にでてたわよ。」
曹嵩さんはうれしそうに、華琳は不機嫌さを隠さずに言った。
一刀「あははは」
声に出てたとは、もはや苦笑するしかない。
あのあとこれからの事について、話し合った結果。
文字が読めないことが判明。曹嵩さんに文字を教えてもらいながら、
文官職のお手伝いをすることになった。
曹嵩「もう夜も遅いですしおやすみになってください。華琳、客間に案内してあげて。」
華琳「はい、母様。一刀、着いてきなさい。」
一刀「分った。曹嵩さん、おやすみなさい。」
曹嵩「ええ、おやすみなさい。」
華琳に連れられ、灯りを頼りに薄暗い廊下を進む。
華琳「今日は、色々ありがとう。」
一刀「俺の方こそ、色々世話になってんだ。むしろ感謝しても足りないよ。」
華琳「さて、ついたわよ。」
一刀「ああ、おやすみ、華琳」
華琳「ええ、おやすみなさい。」
この世界に来て初めての夜。
これからの事が大方決まり、俺は今日起こった事を思い出していた。
華琳と曹嵩さんから聞いた話から、今は後漢の末期である事、討伐された賊の中に黄巾党が雑ざりはじめた事、朝廷には反乱を抑えるだけの力も残ってない事が分った。
しかし、肝心な事が分っていない。
元いた場所に帰る方法については何も情報がないのだ。
向こうでの記憶では確か残月を鞘から出し、眺めていた事までは覚えている。
あれ以来残月を鞘から抜い
ていない。賊を倒した時も鞘付きで殴り飛ばしたのだから。
ダメ元で抜刀したのはいいが、何もおこらないのだ
一刀「やっぱ、残月のせいじゃないのか?」
このままでは意味がないので、刀身を納めると布団に転がり込んだ。
いつもより瞼が重く感じ、一刀の意識はすぐに夢におちた。
説明 | ||
とりあえず3話ですね。 うーん思ったように書けませんね。 次に夏候姉妹を出す予定でありますが、書けるかな? あと拠点として10.5を出す予定です。リクエスト募集します。 |
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恋姫 一刀 華琳 | ||
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