カレンと不思議な井戸 |
8月8日太陽が輝かしく光照らしている中、
カレンはバッグと地球という重みをしっかり持ち、
穴につっかえながらも木の中へと消えていった。
[ここだけ妙に涼しい・・・]
すると、後ろから奇妙な音が聞こえてきた。
ギュルギュルギュル
振り返ってみると木の穴がドンドン閉じていき、
遂には完全に閉まってしまった。
[前だけを見ろ・・・っていうことかな・・・]
ふと前を見ると、井戸はこれまで以上に
中から光を出している様だった。
カレンは慎重に井戸に近づいていった。
井戸の中を見ると、水が張ってあり、
その水にカレンは触れてみた。
[これ水じゃない!]
カレンは直ぐに手を引きあげると、
その引きあげた所から大量の光が溢れ出てきたのである。
[通じてる・・・・]
カレンは手を入れた瞬間指先に何かに通じてる様な
感触を感じたのだった。
[・・・行くしかないんだよね・・・・・]
カレンはゆっくりと足を入れた。
ビクッ!!・・・
[なにこの奇妙な感じ・・・]
カレンはそのまま慎重にはいっていった。
井土のふちを持ち精一杯腕を伸ばすと、
地面に足をつけることが出来た。
[きゃぁぁーーー!!]
手を離した瞬間そこはすべり台の様になっていて、
そのまま滑り落ちていった。
カレンは地面に一回転して起き上がると唖然とした。
そこは、なにもなく全てが白で覆い尽くされた様な感じであり、
天空にいるかの様に浮遊している気分だった。
すると目の前に浮いている人の様で、
怪物みたいなのが現れた。
それは、この世の者とはいえないほどの
おびただしい異様なオーラを出していた。
[え!?え!?え!?]
カレンは驚きと恐怖に襲われ動く事が出来なかった。
説明 | ||
井戸のなかそれはいったいどうなっているのか、 そしてその中で待ち受ける者とはいったい・・・・ |
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