清・恋姫無双 第十話 青春漫画にはこういう展開がつき物だと思う |
「…………」
サラサラ
「…………」
ペラッ
サラサラ
結局、奏・桜花・舞の3人が住む家に泊まらせてもらうことになった一刀は、少し早めの夕食を終え、今は自分があてがわれた部屋にいた。
そこで彼は蝋燭のほのかな光の中で、持ってきていた紙に筆を走らせていた。
それには,一刀自身が見聞を広げてきたことを元に、自分なりに考えたことが書かれていた。
――石や砂を利用した簡易的な濾過装置による飲用水の確保法
――水車による水田への水源の確保、及び脱穀、紡績の原動機としての利用
――区域ごとに分割した警備体制、及びその場合における交替制
――働いた時間に応じて給金を渡すアルバイト制
――……
などなど,朱里や雛里が見たらはわあわすること請け合いの内容が事細かに書かれていた.
「しかし、言ってみて正解だったな。やっぱり紙のほうが便利だよ」
この時代に紙は高級品でそう簡単に手に入るものではない。そのため基本的には竹簡が用いられることになる。
しかし,かさばるというのが難点であり正直、大量の竹間を持っていくわけにはいかなかった。
そのため一刀は旅をする前に皆に紙を用意してもらうように頼んでいた。
しかし劉備軍は義勇軍上がりのため財政に余裕があるとは言えず、金銭を管理していた愛紗からは真っ向から却下されたが、路銀を必要最低限にするという条件とこれからを考えてのことだと伝えると、渋々ながらも了解してくれた。
その代償として、日々の生活を営むには自らで働いて稼がなければならなくなったが……
一刀はそれもひとつの経験のうちと、楽しんでやっているのだから誰も文句は言えなかった。
「ふうっ、今日はこんなところか」
筆をおいて、体を伸ばすと腰のあたりからポキポキと音が鳴る。かれこれ2時間は書き続けていたため、体が少し硬直してしまったらしい。
「う〜ん……気分転換に少し体でも動かしてこようかな」
そういうと一刀は壁に立てかけてあった自分の愛刀『白心』を持って部屋を出る。
ふと、その先にある柱の影に見覚えのある人影が見え隠れしていた。
「あれ? 桜花じゃないか。どうしたのこんな夜に」
その声を聞いてビクッとしながらも一刀の元へ近づいていく桜花。
「一刀殿!! あ、あのですね、わ、わたしと、て、て……」
「て?」
桜花が何を言おうとしているのか分からなかった一刀は、そのまま桜花のことをじっと見つめる。
「(カアッ///)て、手合わせをしていただけませんか!?」
「……おお、それは良かった。俺もちょうど体を動かしたいと思ってたんだ♪」
若干、桜花のテンションに吃驚して気後れしてしまう一刀。
桜花は桜花で顔を真っ赤にして喋っていた。残念ながら辺りが暗いこともあって一刀がその表情をうかがい知ることは無かったが。
「ち、ちょうど近くに、わたし達が鍛錬に使っている場所があります。そこにいきましょう!」
「あ、ああ。お願いするよ」
こうして鼻息荒く前を歩く桜花に、一刀は少し顔を引きつらせながらもついて行くのだった。
……
桜花と一刀の二人は家の裏にある、広めの荒野に来ていた。そこは周りにほとんど何も無く民家も近くにないため、鍛錬をするに十分な場所だった。
「そういえば、桜花ってどういう武器を使うんだ?」
一刀は自分の武器『白心』の調子を確認しながら目の前にいる桜花に語りかける
対する桜花はどこから取り出したのか自分の手に手甲を付け始める.
「私はおもだった武器は使いません。あるとすれば……この体が武器でしょう」
桜花は手甲をつけ終わると一刀に向けて構えを取る。
「へぇ〜、桜花は体術を使うのか! だったら……」
一刀は武器を地面に置き桜花と同様に構えをとる.
それを見て桜花は明らかに怪訝そうな顔をする.
「……それは私に対する侮辱ですか?」
「違う違う! 桜花は武器を使ってないのに俺ばっかり使うのも卑怯だろ? それに同じ戦い方のほうが桜花にとっても修行になると思うし……」
「(ボソッ)本当は一刀殿には本気で戦ってもらいたかったが……分かりました。ですが、手加減するつもりはありません。一刀殿もそのことをお忘れなきよう」
「ああ、そのつもり。まあ、とりあえず桜花の技量を見せてもらうことにするよ」
「はっ!」
目の前の一刀を見て桜花は心の中で少しだけほくそ笑む。
一刀に師事する身の桜花としては、崇拝すべき存在の一刀相手に勝とうなどとは毛頭考えていなかった。しかし、自分の戦闘スタイルである体術なら、多少なりと善戦できるのでは?というのが桜花の心内であった。
「行きますっ!」
硬く握った拳を振り上げ、一直線に襲い掛かる桜花を一刀は悠然と構えたまま迎え撃った。
……………………
………………
…………
半刻後……
「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ……」
桜花は地面に四つんばいになって、肩で息をしていた。一方の一刀は涼やかな表情である。
「どうした? まだ半刻しか経ってないぞ?」
「ハァ……無理を言わないでください……一刀殿。少し休ませていただかないと……」
二人とも怪我やあざといったものは見られなかったが、桜花が疲労困憊で満足に立ち上がることすら出来ないのに対し、一刀は汗ひとつ掻いていなかった。
それに手合わせといっても、この半刻の間攻撃を仕掛けていたのは桜花だけで、ひたすら攻撃を仕掛ける桜花を、すべて一刀が巧みに捌き続けていただけだったが、それだけに二人の技量差は明確だった。
「突きや蹴りの鋭さも相当あるし、筋は悪くないんだけど……どうしたものやら」
「ハア、フゥ……」
「なあ、どうしたらいいと思う?」
一刀は近くにあった岩のほうを振り向く。桜花はまだ荒い息をしながらも首を傾けてそちらを見る。
「あら? ばれてたんですか」
その岩陰から出てきたのは、舌をチラッと出して、失敗した〜という表情をした奏だった。手には弓矢と槍が握られており、いかにも戦いの準備が出来ているようであった。
「奏?! どうしてここにっ、ゴホッ、ゴホッ」
「お、おいっ!? 大丈夫か。も〜、急に大声を出すなんて……自分の状況を考えないと駄目だって」
うまく息の続かないままに大声を上げるものだから桜花は咳き込んでしまった。
一刀は慌てて桜花の元に近づいて背中を優しくさする。必然的に桜花と一刀の距離は縮まり、呼吸をするたびに一刀の長い銀髪から発せられる甘い香りが桜花の鼻腔をくすぐる。
「///は、はい、大丈夫です」
「(ニヤニヤ)良かったね〜桜花ちゃん。一刀様に優しくしてもらって♪」
「そ、奏?! 茶化すな!」
「?? まあまあ、二人とも。それで奏はどうしてここに?」
「あ〜……私も一刀様の部屋に行ったんですけど、いらっしゃらなくて。それに、桜花ちゃんもいないから、もしかして〜って思って」
「そうか、それでもしかしたら桜花と一緒に鍛錬に出かけてて、うまく行けば自分も鍛えてもらえるんじゃないかと?」
「♪」
「ははっ、そうかそうか。それなら、無碍にする訳にはいかないな。ちょうど、桜花も疲れてるみたいだから、桜花はいったん休憩して、奏の鍛錬にするか」
「やったー♪ でも、お手柔らかにお願いしま〜す」
「いや、それだと鍛錬にならないから。やるときはちゃんとやらないと」
「……」
一刀の問いかけに笑顔で応える奏。そして二人のやり取りを恨みがましく見つめる桜花。その思いは恐らくヤキモチなのだが桜花は気付かない。
「か、一刀殿!! 私ならまだやれます。ですから鍛錬の続き、お願いします!」
気合を振り絞り何とか立ち上がる桜花、呼吸は普通に出来るようになっていたがまだ全力で戦えるには程遠いことを感じ取っていた一刀は、彼女を心配そうに見つめる。
「桜花……無理はしないほうがいいぞ」
「(ふふ〜ん、桜花ちゃんったら♪)一刀様。桜花ちゃん、やる気みたいだし桜花ちゃんの鍛錬を続けたらどうですか?」
しかし、桜花の思いに気付いた奏は一刀に鍛錬を促す。
「えっ? でもそれだと奏は 「私はいいですから♪」 ……まあ、奏がそういうなら、桜花、再開するよ」
「は、はいっ! お願いします!」
「でもその前に……」
一刀は桜花の腹部に左手を近づける。そして、瞑目して何かを唱え始める。
「///えっ?! 一刀殿、何を……って、これは!? あっ……温かい」
すると一刀の左手が光り始め、桜花は体の中に温かいものが入り込んでくるのを感じていた。
「よしっ、こんなもんで大丈夫かな」
しばらく一刀は桜花の腹部に手を当て続けていたが、何か納得した表情で手を腹部から話す。と同時に、光もなくなった。
「……一刀様。今のは呪術か何かですか?」
今まで二人のやり取りを見ていた奏が恐る恐る一刀に問いかける。
「いや、今のは氣だよ 「氣?」 いろんな使い方があるけど、今回は元気の素、かな」
「元気の素?」
「そう、元気の素♪ どうだ、桜花。少しは元気になったか? 出来るだけ込めたつもりだけど……」
「///はい。というか始めよりも元気になった気がします。それに体も軽く」
赤みがかった頬を隠すようにそのまま体を軽く動かす桜花。その動きは幾許か鋭さを増しているように見受けられる。
そんな彼女を見た奏は含んだ笑みを浮かべ彼女の元へと歩み寄り、一刀の下から少し離れた場所に彼女を連れて行く。
「(コソコソ)ねえねえ、桜花ちゃん。どんな感じだったの?」
「(コソコソ)なんというか温かくて、体力が戻っていくだけじゃなく、心も一刀殿の優しさで満たされるような感じだった///」
「///へ、へぇ〜、そうなんだ〜(今度、やってもらおうかな)」
「(パンパン)はいはい、二人とも。ちょっと場所移動するから付いてきてね」
二人は一刀に背を向けていたので、一刀は二人が顔を赤らめていたことに気付く訳も無く、手を叩いて二人に呼びかける。
「「あっ、はい」」
そんな一刀に、少し残念に思いながらも二人は何も言わずに一刀に付いていった。
……
荒野の脇にある雑木林に3人はいた。
そんな中、一刀は最も葉の生い茂った大木の前に歩を進め、二人もそれについていく。
やがて、その木の前に立つと一刀は無造作に、持ってきた獲物『白心』を鞘から抜いた。
「(刀を……)一刀殿? 次はどのような鍛錬をなされるのですか? 見たところ、一刀殿はそれを用いるようですが」
「ああ、今度はこの木を使おうと思って――桜花、悪いんだけど桜花の良い間でいいからその木を蹴ってみてくれないか」
一刀は桜花にそう言うと、左手で持った刀を地面に対して水平に構え右手を刀の先に添える、いわゆる左片手平突きの構えをとる。
見たことも無いような構えに二人は何をするのだろうと首を傾げたが、一刀を纏う空気が一変したのを二人は本能で感じ取った。
「(なんという気迫だ……気を抜いたら押し潰されてしまう)わ、分かりました」
ちなみに奏の心中も桜花とほぼ同じものである。
一瞬の静寂、そして次の瞬間……
ドスゥゥン
普通の人なら揺らすことの出来ない木でも体術を極める桜花にとってはそれを揺らすことは容易だった。
それでも、皆が寝静まった夜だからであろうか、ある程度加減した蹴りによって5枚の葉が枝から離れ、舞い落ちていく。
その葉はそれぞれが自由気ままに舞い落ち、軌道を見極めることが出来ない。それ以上に葉を照らす光が月明かりのみで目視することすら困難であった。
しかし、
「……ふっ」
一閃。
二人には5枚の葉が一瞬にして消えたように見えて目を白黒させたが、次の瞬間にはまた別の意味で息を呑んだ。
目にも留まらぬほどの高速で突き出された一刀の愛刀『白心』の切っ先には,先ほど消えたと思っていた5枚の葉の姿が。
しかも、その葉はすべて同じように中心のみ貫かれ、整然と刀に突き刺さっていた。
「これを二人には出来るようになってもらいたい……って二人とも?!」
「「……はっ!?」」
あまりに現実離れした光景に二人とも呆けてしまっていた。一刀の声で何とか我に返るも、
「「い、いや無理でしょう」」
二人の声は見事に一致した。続けて、桜花が
「第一、私は武器を使わないといったではありませんか?!」
「おっ、そういえばそうだった――じゃあ二人とも出来るように……」
一刀は刀から葉を振り払いそれを鞘に収めて、腰に差す。そうすると、今度は自ら大木に蹴りを放つ。
ズシィン
先ほどとさほど変わらないように大木が揺れ、数枚の葉がヒラヒラと舞い落ちる。
「フッ……」
その葉に対して一刀は不意に拳を突き出した。そして、拳を閉じたまま二人の下へ歩み寄る。
「「??」」
二人は彼の行為をいぶかしげに思いながらも、その拳に目線を移す。
「はいっ、こんな感じ。これなら二人とも出来るだろ?」
一刀がその拳をパッと開くと手の中には10枚もの葉が握られていた。
つまり、二人にはたった一度拳を突き出したように見えた動作の中で、一刀は流れのつかめない葉の位置を的確に狙い、且つ即座に掴み取る動作を10回も行っていたことになる。
「ありえない……そんなの私達には無理ですっ!」
「そんなことないって。努力さえ怠らなければ必ず出来るようになるよ」
「いや、でも……っ!」
奏は次の句を繋ごうとしたが、一刀から発せられる気迫がそれを許さなかった。
「……最初は難しいことでも、努力を重ねていくことで出来るようになるんだ。それをやりもしないうちに、出来ない・無理だとか言うものじゃない」
一刀の声色は非常に落ち着き払っていたが、それが逆に二人の恐怖を誘い出していた。
「……今日は終わりにしよう。このままじゃ修行にならないから」
一刀はそう言い放つと、無言のまま立ちすくむ二人の頭を優しく撫でて、二人の元を去っていった。
その場には無言のままの顔を見合わせる二人の姿があった……
………………
…………
……
次の日……
昨日の出来事の後、家へと戻って一眠りした一刀は一人反省していた。
「正直昨日は言い過ぎた、あそこまで言う必要なかったかも……はぁ〜」
「とりあえず、二人には謝りに行かなくっちゃな。それで、もっとやり易いやつから始めていこう」
そう心に決めた一刀は奏と桜花の部屋をそれぞれ訪ねることにした……が、
コンコン
「奏〜、いるか〜」
シーン
「……」
コンコン
「桜花〜、俺だ、いるなら返事してくれ〜」
シーン
「……マズイ。これは本格的に嫌われたかも」
扉の前で頭を抱える一刀。
「ハァ〜、せっかく仲良くなれたと思ったのに。でも、俺の責任か……」
「あれ? 北郷様、どうされたのですかこんなところで? 桜花ちゃんならいませんよ、ってキャァ!」
気持ちが落ちていたということもあったろうが一刀はそこに現れた舞に抱きついていた。
まぁ、傍目には女性同士が抱き合っているようにしか見えないが。
「///(いや、急ではあるけれど本郷様が望むのならそれを拒む理由は無い……よね)」
何を勘違いしたか分からないが、舞は受け入れる気満々であった。
「舞〜〜って、桜花いないの?」
桜花がいないことを知って、最低限自分が無視されている訳ではないと言う事が分かった一刀は、舞を自分の腕の中から離し、逆に舞は少し落胆する。
「……そうですよ。桜花ちゃんったら朝早くからどっかいっちゃって、奏ちゃんと一緒に」
「奏も一緒に? ……もしかして!?」
はっとした表情を浮かべた一刀はそのまま踵を返して舞の元から去ろうとする。
「えっ? ちょっ、北郷様?」
「ごめん! 俺もちょっと出かけてくるよ〜」
一刀は舞の呼びかけに、振り向くことも無くただ手を上げることを返事として走り去っていった。
「……なんだったの?」
あっけにとられて立ちつくす舞を残して……
………………
…………
……
「やっぱり……」
一刀には二人の行く先に心当たりがあった。というか確信があった。
「はぁっ!」
一刀が目を向けた先には大木の前で葉と格闘する桜花と奏がいた。
二人とも頑張って落ちてくる葉をつかもうとはしているが、それをあざ笑うかのごとく葉はヒラヒラと二人の手をかわして行く。
それでもかろうじて奏はそのうちの一枚を手中に収めていた。
「う〜ん、やっと一枚つかめたけど、やっぱり難しいなぁ――桜花ちゃんはどう?」
「フフン、私は三枚つかめるようになったぞ」
自分の手を見てう〜んと唸る奏に対して、桜花は得意気だった。
「すごーい! ……でも、一刀様には全然及ばないね」
「そんなの当たり前だ。私達が一刀殿に敵うはずが無いだろ」
「だけど……だからって諦めちゃいけないんだよね?」
「……ああ」
言葉を交わす二人の表情に迷いは無かった。
その表情を確認した一刀は、これならもう言うことは無いだろうと、今まで隠れて見ていた岩陰から姿を現した。
「そうだね、そういう気持ちが大事なんだよ」
「えっ?」
奏が不意に聞こえてきた声のほうを振り返ると、そこには一刀が慈愛の篭った表情で立っていた。
「一刀様?! いつからそこに?」
「少し前からかな、奏がやっと一枚つかめる様になったって言った辺りからかな」
奏としてはそんな姿を一刀に見られていたのが恥ずかしかったらしく、ほんのり顔を赤くする。
「しかし、どうしてこのような場所に来られたのですか?」
「いや、まぁここに来たかった訳じゃないんだけど――二人に昨日のことで謝りたいことがあって、それで二人を探してたんだよ」
「へっ? 昨日のこと……ですか?」
二人とも、昨日あったことを思い巡らせていたが、彼から謝られるようなことが思い当たらずに首をかしげる。
「ああ……だけど止めておくよ。せっかく二人ともやる気になってくれたみたいだし」
一瞬だけ暗い顔をした一刀が満面の笑みで答えたそこで、二人ともはっとした表情をする。
「どうだろう? 二人さえよければ……だけど、俺の修行を受ける気はあるだろうか?」
「フフッ、言わずもがな。もとより私達はそのつもりでここに来たのですから」
「私も奏と同じ気持ちです。……私達からもよろしくお願いします」
そういって、深々と頭を下げる二人の肩に一刀はやさしい表情のままポンと手を置く。
「ありがとう――じゃあ、早速だけど……そうだな、やっぱり始めは体作りからはじめようか」
「「はいっ!!」」
荒野に二人の少女の元気な声が響いた。
その後、一刻ほど鍛錬をつんだ後、家に帰った3人が目にしたのは玄関で仁王立ちで立ち尽くす舞の姿であり、3人が彼女を説得するのにしばらくの時間を要したとか……
あとがき
C「どうもお久しぶりです」
華「本当にずいぶんなご挨拶よね」
C「そういう貴女は魏の覇王、曹操様ですか?」
華「そうよ。あなたの書くのがあまりにも遅いものだから本編より先にこちらに出てしまったじゃない」
C「……申し訳ありません」
華「それで、何か言うことはあって?」
C「まあ、本当に言い訳ですけど、実験のレポートやらなんやらで書く暇が無かったんです……」
華「そう……まぁ、あまり強要はしないけれどもっと早めに書くことね」
C「……善処します」
華「それで、次はいつぐらいに更新するつもりなのかしら?」
C「もしかしたら、今月はもう出せないかもしれませんね……って、お願いですからその絶をしまってくれませんか!?」
華「善処するといったのはどの口かしら?」
C「ごめんなさいごめんなさい。期末考査が入ってるんです。さすがにその勉強をしないといけなくて……代わりに8〜9月はたくさん書くようにしますから!」
華「本当ね?」
C「はい!」
華「ならいいわ。分かったならはやく私が出れるように努めなさい(そして、早く北郷一刀に会わせなさい♪)」
C「? 曹操さん、最後のほうが聞き取れなかったのですが?」
華「なんでもないわよ。ほら、グダグダになりそうだからもう終わらせなさい」
C「はぁ……で、では次話もよろしくお願いします!」
説明 | ||
なんと謝れば良いのやら…… 一ヶ月以上空けてしまいました。 せめてここで誓おう。2週間に1作は出そうと! |
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続きを楽しみにしてます(睦月) 次の更新楽しみにしてます。(ミドラ) 華琳が一刀を狙ってるな(VVV計画の被験者) 次の更新楽しみに待ってます〜(面妖) ははは、いや〜良い物を見ました。次の話は気長に待ちますので。(睦月 ひとし) どこの一歩の話だよ。むしろすげーよやっちまうあたり・・・・(黄昏☆ハリマエ) ならば魏王の変わりにキョウヨウシチャオウカナ・・・・クスクス(ヒトヤ) |
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