真・恋姫無双 外史外伝 「友への誓い」 21話 「狂喜の影と白銀の女神」 |
真・恋姫†無双 外史外伝 「友への誓い」 二十一話
「狂喜の影と白銀の女神」
???「あなたにはまた黒双 諒と
戦ってもらいましょう・・・」
???「ひゃはははは
ながってもねぇ!!
で?おめえは誰だ?」
???「私は于吉・・・・
私もあなたと同じ黒双 諒を狙うもの
といっておきましょう」
???「で?俺はどうすればいい?」
???「あなたをある場所へおくります
そしてあなたに力を授けましょう
ククク・・・・」
???「ひゃははっははっは
力だ!!力が溢れやがる・・・
待っていやがれ黒き夜叉!!
また絶望をみしてやるぜ!」
ひゃはははははっはははははは!!!!!
その狂喜の声とともに
その姿は消えていった
左慈「どうだ奴は使えそうか?」
于吉「そうですねぇ
ただ彼は混じり気無き狂気・・・
私達のいいなりはならないかもしれません」
左慈「ではどうして奴を選んだ?」
左慈は殺気のこもった声で言う
于吉「お〜恐い恐い・・・
彼は一度、黒双 諒の精神を砕いている
また彼を砕くことができるはず」
左慈「勝手にしろ!」
フッ
そういい放ち姿を消す
(待っていろ北郷一刀・・・
貴様ごと黒双 諒というファクターを葬ってやる!!)
于吉「やれやれ左慈にはこまったものです
そういう所がいいのですが・・・
フフフ・・・・」
フッ
于吉も姿を消し
その空間には沈黙がただよう
(消してあげますよ
北郷一刀、黒双 諒・・・
それが左慈の望みですから・・・
ただこのままだと左慈もいずれ
憎しみと狂気におちるでしょう・・・
そうなる前にかたづけなくてはなりませんね・・・」
side out
諒side
互いの過去をさらけ出し
枯れるまで泣いたあとに
俺は彼女の膝で彼女を見上げていた
琥珀の白銀の髪が月に照らされ青白く淡く輝く
その彼女の姿はとても幻想的でつい
呟いてしまう
諒「綺麗だな・・・・」
琥珀は顔を赤くして黙り込む
世界は人はこんなにも
醜いのにそのなかでも光を失わない人がいる
俺は失ってしまった
光を・・・
そんな中でもこうして淡く輝く光に
どうしようもなく惹かれる
琥珀「りょうはこれからどうするの?」
俺はこれからどうしたいのだろうか・・・・
諒「俺は・・・・・」
そこまでいいかけると琥珀が
目の下に涙を浮かべ言う
琥珀「りょう・・・
私と一緒・・・・いて・・・・」
諒「俺はいていいのか?」
琥珀「私はもう・・・・一人は
いや・・・・」
諒「俺は失うのが怖い
もうこの手から“大切ななにか”が
消えるが」
琥珀「私は消えないよ・・・」
諒「でも君に触れていないと
失いそうだ・・・」
そういって俺は琥珀の頬に触れる
琥珀はその手をそっと包み
琥珀「消えないよ・・・・
私はりょうを置いて消えたりしない・・・」
諒「俺は・・・・いいのか?
俺はもう一度みんなを守っても・・・・」
琥珀「うん・・・・・」
俺は自分の心に響く
その優しさに心を満たさされ
安らかな笑みが自然とこぼれる
琥珀「まずは帰ろ?
おなかすいたでしょ?」
諒「俺が作るよ・・・
せめてものお礼だ・・・・」
琥珀「うん!・・・・」
彼はまた歩きだす・・・・
だが・・・・
まだ絶望は終わっていない
なぜならまだ彼は絶望に目を向けていないから・・・・
正史side
愛紗「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ガキン!!ガッ!!ギンッ!!!
巴枝「動きがまだ直線すぎるよ・・・」
愛紗「クッ!!ならばこれで!!!」
巴枝「同じこと・・・
その振り方だと読まれ安すぎるよ
手本をみせてあげるよ愛紗さん」
その瞬間、巴枝から闘気が発せられる
巴枝「見よう見真似だけどね
3ギア・・・・アクセル!!」
愛紗「なっ!?」
ガキン!!ガガガガガガガガガ!!!!
最初の一太刀からいきなり
無数の斬撃が放たれる
巴枝「これが黒真流の槍の型だよ!!
っていっても私の専門は拳術や蹴術なんだけどね!!」
愛紗「不規則にして
この速さ・・・巴枝殿あなたはいったい・・・」
巴枝「私は双覇王、黒双 諒の妹・・・・
黒双巴枝だよ!!
そろそろ決めるよ!愛紗さん!!」
さらに闘気が高まる
巴枝「黒真流 槍術 覇幻槍!」
愛紗「なっなんだ!?」
愛紗には巴枝が三人に分身したように
見えた
でも実際には違う
覇幻槍(はげんそう)とは
ギアによる高速の移動と
所々に技と残す型で
相手の目に錯覚を起こさせる技である
愛紗「くっ!私の負けです・・・・」
巴枝「愛紗さん・・・・
自分の敗因わかる?」
愛紗「純粋に自分が
巴枝殿に劣っていた「違うよ」
なっ!」
巴枝「愛紗ちゃんの武はむしろ私より
2段階は高いよ
ただ技を使いこなせていないだけ・・・・
愛紗さん・・・・・
来なよ・・・私を殺すつもりで・・・・
最高の技で・・・」
その目は真剣そのもの
その目から“武”を感じ取った愛紗は
愛紗「わかりました・・・・
いきます!!」
愛紗の闘気が膨れ上がる
愛紗「青龍!!逆鱗陣!!!!」
巴枝「こっちもいくよ!!
フルギア・・・・アクセル!!」
巴枝から異常なまでに闘気が増徴する
巴枝は武器を捨て構える
巴枝「黒真流 自己流 奥義!!!
真覇!!柔王陣!!!」
巴枝は体に影響がありすぎると
あえて教えてもらえなかった極奥義の一歩手前の技を使う
「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ)!!!」」」
ガガガガガガガガガガ!!!!!
双方とも一瞬の間に何合も打ち合う
振り下ろした愛紗の木でできた円月刀を巴枝が払い
巴枝がその瞬間に愛紗の懐に入り背掌を撃とうとする
それを愛紗がまた避けまた振り下ろす
だがそれを巴枝が軌道を逸らしまた打ち込もうとする
それに愛紗も突き出して応戦する
巴枝「きまれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
愛紗「まにあぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
ズドォォォォォン!!!
二人の間にクレーターができる
巴枝「いけぇぇぇ!!!柔王!背掌!!!」
愛紗「これでぇ!!!青龍逆鱗斬!!!」
ドガッ!!!
二人は体を空き地の地面に叩きつけられる
巴枝「あはは
引き分けかぁ・・・・」
愛紗「そうですね・・・・
本当にお強いですね巴枝殿は・・・」
巴枝「私のオリジナルの
奥義だったのになぁ
まだまだおにいには敵わないなぁ」
愛紗「それでもすごかったですよ・・・」
巴枝「おにいの拳術の極奥義はこんなもの
じゃなかったもの・・・・」
愛紗「諒殿と私も戦いたくなりました・・・・」
二人は地面に寝そべりながら
語り合う
巴枝「愛紗さんはこれからもっと強くなれる
だから一緒に頑張ろう?」
愛紗「もちろんです巴枝殿」
巴枝「グッ!!」
巴枝が胸を押さえ倒れ込む
愛紗「巴枝殿!!」
巴枝「あははは・・・・
さすがにフルギアはまずかったかな?」
フルギアはリミッターを最大限まで
はずすことで極奥義を使う状態と同じ
そしてそれによる体の負担は大きいのである
巴枝「これは1週間は筋肉痛かな?
愛紗さんちょっと肩をかして・・・・ん
ありがと・・・」
愛紗「無理をしないでくださいね
巴枝殿になにかあったら諒殿に申し訳がありません
それと私も辛いですから・・・」
巴枝「あはは
ごめんね・・・・」
こうして正史では愛紗と巴枝は修行をかせねるのであった
つづく・・・・・
説明 | ||
みなさん こんにちわ 暇人28号です 皆さん元気ですが この夏受験生にはきつい夏です でも自分はあえて小説を書きます 諒「だぁかぁらぁ 自分の事ちゃんとしろよ!!」 |
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コメント | ||
誤字報告:2pながってもねぇ!!→ねがってもねぇ!! ですかね? 于吉もエゲツナイことしてくれますね;(深緑) 巴枝はからだが追いついてない技を使っただけです(暇人28号) ガブリエル三世さん>どうぞお楽しみにしていてください(暇人28号) この妹はどっか壊れてるのか?(ヒトヤ) 来た来た来た〜!投稿お疲れ様です。修羅編の予告でもありましたが、これからの琥珀と涼に何が起こるのか楽しみです(ガブリエル三世) |
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