本・恋姫無双第十六話 |
黄巾遠征から帰還してしばらく…とある休日に北郷親子は、街に出かけていた。
主な目的は、少し大きくなった小雪の服選びと、久しぶりの『外での食事』である。
小雪「ととさまと、かかさまと、いっしょ〜」大喜びである。
服選びは順調に済み、お昼ご飯のために、ある一軒の食堂に入った。
店主「いらっしゃい!」
睡蓮「何食べましょうか……??あなた、あそこにいるの…」
そう言って、一刀の肩をたたき、その方向を指さす。そこには、特徴的な槍と共に…
一刀「ん?……!!趙雲!?」おもわず声が大きくなる。
趙雲「おや?名を呼ばれた気が……主殿!?孫権殿!?」
一刀「『あるじどの』?とゆうことは…星か?」
趙雲(以後、星)「何を今更…と言いたい所ですが、あの闇の後、某ひとりになりました故…無事で何よりです。」
一刀「星こそ無事でいてくれてよかった。でも、どうしてこの世界に?」
星「『この世界』?、どういう事ですかな?」
小雪「おーなーかーすーいーたー!!」もろ不機嫌である。
一刀「…昼飯のあと、場所を変えて話そう。」
星「そうですな。この子のことも含めて、いろいろ聞きたいですからな。」
食事の後、北郷家に皆で移動した。
---北郷家---
一刀「まあ、上がってくれ。」
星「ほうほう?ここが蓮華改め睡蓮殿との愛の巣なのですな?」
睡蓮「愛の…/////」
一刀「あんまりからかわんでくれよ?純粋なのは、変わってないんだから。」
やいのやいの言いながら、本題に入って…
星「すると、ここは荊州の長沙で、太守が孫堅殿と…本当に『同じ世界』ではないのですか?」
一刀「では、聞くが『あの世界』で『劉備玄徳』という人物に心当たりがあるか?」
星「いえ、まったく…ふうぅむ、難儀な話ですな。私たち以外にこっちに来ていないのですか?」
一刀「星が来てる以上、可能性は無でないが…そういう意味では、こっちの『趙雲』がいてもおかしくは無いな。」
睡蓮「そうなりますね。孫権がいたように…」
一刀「それにしても、二年以上どうしてたんだ?」
星「二年以上!?某が此処に…『この世界?』に来たのは、ほんの三日前ですぞ!?」
一刀「?、ああ、そうか…俺たちは、一度『俺の世界』を経由してるんだった。」
星「ほう?『主殿の世界』…興味ある話ですな?」
一刀「…睡蓮、あの【酒】出してあげて。おつまみはアレでいいから。」
睡蓮「はいはい…」主婦が板についてる睡蓮…
一刀「『俺の世界』の知識で作った【俺の世界の酒】だ。まあ、飲んでくれ。」
星「では一献………!!、癖は少ないのに、味は極上………素晴らしいですな。ポリポリ…このおつまみもいけますな。」
一刀「まあ、外史に関しては、解らないことだらけだ。あの肉ダルマも全てを知っていたかどうか…それに今は【太平妖術の書】も絡んでる。厄介なことこの上ないな。」
星「どう厄介なので?」
一刀「掻い摘んでいうと、『呂布が黄巾党を怖がるようになる』くらい厄介。」
睡蓮「掻い摘みすぎです!。呂布が『妖術に掛った黄巾党』を怖がったのは、事実だと聞いております。」
星「……でも、勝ったのであろう?」
一刀「対策を立てられたからな…」
更に、やいのやいの話が進み…
一刀「で、これから、どうするつもりだ?こっちとしては、武官が足りないから、来てくれるとありがたいが…」
星「この【酒】は魅力的ですし…そうしたいのは、やまやまなのですが…せっかく、『新しい世界』に来れたのです。色々見て回りたいと思います。」
一刀「それでいいと思うよ。少ないけど、路銀も渡しておこう」
星「かたじけない。では、縁があれば、逢いましょう。それでは、御免。」
北郷家を後にする星…
一刀「失敗したかな〜?武官は欲しかったんだがな。」
睡蓮「しょうがありませんよ。彼女の性質は『雲』みたいなものですよ。風が吹けばこっちに来るかも知れません。」
一刀「そうだな…」
その後、明命に頼んで、劉備勢力と公孫?勢力に探りを入れてもらったが……
『趙雲』という武将、客将はいないし、過去にもいなかったそうである……
睡蓮「謎が増えましたわね…」
あとがき
どうもnakatakです。新たな異邦人を入れてみました。
正直、『趙雲』に関してのみ、ノープランです。どうすっかねぇ…
まあ、『萌将伝』楽しんだ後、考えます。それでは、また。
追記(7/22 17:55)
趙雲の扱いが決まった。ナイス俺ってかんじ。ヒントは100…
それじゃ、また。
説明 | ||
萌将伝発売前日…とゆうことで投稿はこれをもって小休止です。今回は、すこしかき回してみました。それでは、どうぞ。 |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
4102 | 3330 | 54 |
コメント | ||
クラスターさん、星の記憶持ちの件は、いろいろ腹案があるので、いまは詳しく言えません…(nakatak) ふ〜む、何故星だけがこっちの世界へと来れたのか、謎ですね…。無印での死亡者が記憶を保ったまま転生する辺りがテンプレですが、ハムも華雄も雪蓮も冥琳も、記憶を引き継いでませんからね。(クラスター・ジャドウ) 320iさん、記憶持ちです。まあ、楽しみにしてください。(nakatak) 月千一夜さん、コメントありがとうございます。こちらも、貴殿が現在書かれている、魏√エンド後の話楽しみにしています。(nakatak) 小太郎さん、コメントありがとうございます。今後も良い作品と言っていただけるよう、頑張ります。(nakatak) よーぜふさん、私は仕事で…プレイできるの日曜日だよ……シクシク…急な仕事入れるなよ…(nakatak) holuhinさん、今の所、魏にはいないですね。残念ながら…(nakatak) ここで星・・・だと? うは、ワクワクしてきましたww(月千一夜) 相変わらず、良い作品です(^−^)(小太郎) ほう、星がこっち側とは・・・ 続きが気になりますなぁ・・・ といいつつ明日朝一発送を頼んでいますから、一日プレイしまくりなのでしょうがw(よーぜふ) これで呉と蜀陣営で前世界の記憶もちが揃ったなら、魏でも誰かもっていると面白いが・・・(hokuhin) kyouさん、コメントありがとうございます。星らしいと言いますか、おいしい所を持っていきます…ww(nakatak) 星がきたーー!・・・Σ(・ω・ …すいません、興奮してしまいました…大好きなもので…w できれば一刀と共に〜…が一番ですが…どうなるんでしょぅかねぇ(;w;)蜀√以外で一緒っていうの、殆どない例だし…駄目かな…w(kyou) ルーデルさん、残念ながら、星以外の蜀メンバーは記憶を持っていません。現時点で、星の扱いをどうしようか決まったところです。故に断言できます。はい…(nakatak) あれ?てことは蜀勢の大半が記憶持っててもおかしくなくね?(ルーデル) 紫電さん、まあこの『星』とは『無印』で一線越えてるわけですし…どうなるんでしょう?ww(nakatak) 大日本帝国 さん、ご想像にお任せしますwww(nakatak) |
||
タグ | ||
本 恋姫 真・恋姫 図書館 太平妖術 太平清領道 | ||
nakatakさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |