真・恋姫無双 夜の王 第3話 |
この作品の一刀は、性格、武力ともに原作とは異なっています。
また、一部キャラを否定する場面もございます。
ご理解をお願いいたします。
前回、後書きも書こうと思いましたが、忘れてしまいました、、、、
今回は書こうと思います。
まだまだ誤字、脱字や分かりにくい表現などもあると思いますが、
こんな自分の作品でも楽しんでいただけたら幸いです。
一刀「俺の名前は、ほ・・・鳳薦だ」
詠?「鳳薦ね?、そうじゃあ鳳薦、あんたはあんな所で何をしていたの?]
名前を言う時に、少し詰まったのを不審に思ったのか、
眼鏡をかけた女の子は少し眉をひそめたが、質問を続けてきた。
一刀「俺は旅をしていてな、近くを通りかかる時に悲鳴が聞こえたんで駆け付けたんだ」
そう董卓の方を見るようにしながら一刀は、はっきりと答えた。
詠?「そう、、、えっと、あと聞きたいことは、、」
一刀「何か聞きにくいことでもあるのか?」
眼鏡の女の子がすこし顔を歪めているのを見て、一刀は言った。
詠?「べっ別にな、、」
???「もー詠っちは素直じゃないな〜、はっきり聞けばいいやんか、
鳳薦は天の御遣いなんですか〜?って」
眼鏡の女の子の言葉が言い終わらないうちに、さっき話しかけてきた女性とは
別の女性が楽しそうに笑いながら話しかけた。
詠?「べっ別に私はそんな事を聞こうとなんてしてないわよ!」
眼鏡の女の子は赤くなり、そして怒鳴りながら反論した、
女性の方は反論されてもケラケラと笑っているだけだったが
一刀「天の御遣い、、、」
一刀は昔そう呼ばれていたことを思い出しながらそう呟いた、
するとそれを質問と受け取ったのか眼鏡の女の子は冷静を取り戻したようすで答えてきた。
詠?「管輅って言う胡散臭い占い師の予言よ。
『黒天を切り裂いて、天より飛来する一筋の流星、その流星は天の御遣いを
乗せ乱世を鎮圧す』って言うね」
一刀「そうか、、」
???「で、詠ちんは思ったわけや、鳳薦が天の御遣いなんじゃないかな〜って
まあ、周辺の村の何人かが昼間なのに流れ星を見たって報告もはいってきてるしな」
詠?「だ、か、ら、そんなこと思ってないっていってるでしょー!!!」
眼鏡の女の子は立ちながら寝ていたと思われる赤い髪の女性(女の子)?が
驚いて目を覚ますほどの大声で怒鳴った。
まあ怒鳴られた女性は相変わらずケラケラと笑っているし、
起きた赤い髪の女の子(女性)?もまたすぐに寝てしまったようだが。
一刀は眼鏡の女の子が冷静になったのを確認してから話しだした。
一刀「悪いが俺は『天の御遣い』なんて言う素晴らしい人間じゃない」
・・・・男は自らを罵倒する、これまで犠牲にしてきた者のことを思い出しながら、
これから犠牲にする者たちのことを考えながら。
それでもなお、理想の為にその道を歩むと決めた愚かな自分を蔑みながら・・・・
詠?「わかってるわよそんなこと。あんた、着ている服の形は変だけど、
それ以外は別に怪しいところはないみたいだしね」
眼鏡の女の子はそう質問を始めた時と同じような不機嫌そうな顔で言ってきた。
一刀の着ている服は形は前から着ていた制服だが、その素材はポリエステルではなく
この世界の服と同じ素材、名前と同じく貂蝉がそれでは目立つだろうからと
その体に似合わない器用さで縫ってくれたものだった。
、、、背中に一刀と自分の名前、そしてハートマークの刺繍をしようとしていたのを、
必死で止めたのを思い出す。
そんなことを考えていると今まで静かに話しを聞いていた董卓が
何故か赤くなり、少し遠慮がちに話しかけてきた。
董卓「その、鳳薦さんはこれから行かなければならない所とか、あるんですか?」
一刀「いやとくには無いな、もともと目指す場所があったわけではないからな」
董卓「それでしたらその、ご迷惑でなければ私の所で働きませんか?////」
一刀がその言葉に反応する前に眼鏡をかけた女の子が反応した
詠?「ゆ、月!あんた何言ってるの、確かにあたしは怪しい所は無いって言ったけど
それだけで、いい奴とは限らないのよ」
董卓「けど詠ちゃん、私はこの人に助けてもらったけど、とっても優しかったよ。
(それにとってもかっこよかったし/////)」
詠?「だっだからって、 ほらあんた達も黙って聞いてないで月をとめなさいよ!」
眼鏡をかけた女の子はそう言って周りにいた者たちに助けを求めたが、、、
???「う〜ん、別にウチはええと思うよ。見た感じ悪い奴やなさそうやし、
それに熊に襲われている月っちを助けたんやろ?
それならけっこう使えると思うしな」
???「私もいいと思うぞ。見た所自分の武に誇りを持っているようだしな、
そういう奴は裏切りなどという姑息な真似はしない」
???「、、、恋も、、、いいと思う」
音々「音々は恋殿が賛成なら賛成ですぞ!」
、、、、誰も助けてはくれなかった
詠?「けっけど」
董卓「詠ちゃんは嫌なのかな?」
詠?「うぅ、月あんたは優しすぎるのよ。そうやってすぐに人を信じちゃうし
だから僕は心配して、、、」
董卓「うん、わかってるよ。詠ちゃんは私のことを思って言ってくれているんだよね?
けど鳳薦さんはいい人だよ、それにきっと私たちの力になってくれると思うの、
それでも詠ちゃんはいやかな?」
詠?「はぁ、わかったわよ。月がそこまで言うなら信じるわよ、
まったく変な所で月は頑固なんだから」
董卓「ありがとう。詠ちゃん!」
董卓は笑顔で眼鏡の女の子に御礼を言った
詠?「で、ここまでしておいてこの話。断るなんて言わないわよね?」
眼鏡の女の子は睨みつけるように一刀に言った
一刀「ああ、俺も行くあてなんて無かったんだ。その話断る理由がない」
董卓「あっありがとうございます////」
董卓は本当に嬉しそうに顔を赤らめながら、そういうのだった。
一刀「、、、それに少しくらいは名が売れていた方が俺も動きやすいだろうからな。」
一刀はそう誰にも聞こえぬように呟いた。
董卓「それでは鳳薦さんこれからよろしくおねがいします。
私の名前は董卓、字は仲穎、真名は月ともうします。
そのできれば月と呼んでください/////」
詠?「ちょっ月、あんた真名まで許すの?」
月「うん、これから色々力になってもらうんだから。
詠ちゃんも真名を許してあげてほしいな?]
詠?「うぅ、、私の名前は賈駆、字は文和、真名は詠よ、好きに呼べばいいわ」
???「うちの名前は張遼、字は文遠、真名は霞や、よろしゅうな」
???「私の名前は華雄、あまり真名は好きではないので華雄とよんでくれ、よろしくたのむ」
???「、、、呂布、、恋でいい」
音々?「む〜、音々の名前は陳宮、恋殿が真名を許すのならば音々も真名で呼ばれて
やってもよいのです」
一刀「そうか、俺の名前は鳳薦、字は然、真名は一刀だ、好きに呼んでくれ。
月、詠、霞、華雄、恋、音々、これからよろしく頼む」
一刀はそう言うと頭を下げるのだった。
挨拶が済んだ後で詠は話し始めた
詠「で、あんた何ができるの?」
一刀「武術の心得はそれなりにある方だ、あとは文官の真似ごともできる」
霞「じゃあ、一刀がどれほどの力もっとるか、ウチが見たる!
今から勝負しようや!」
一刀「そうしたいんだが実は使っていた武器がこの間折れてしまってな。
普通の武器でもいいなら相手になるが?」
霞「そうなん?うーんやるからには本気でやってほしいし、
力を見るのは今度にするしかないな」
霞は残念そうに肩を落としながら言った
詠「じゃあ武術のことは今度見るとして取りあえず、武官けん文官として
働いてもらうわ。せいぜいがんばりなさい」
一刀「ああ、俺に出来る限りのことはしよう」
こうして一刀は董卓の部下として働くことになるのだった。
・・・・物語は動き出す。愚かな男と優しき少女の選択によって、
少女の選択は間違っていた、正しくなどなかった。
男はそれを知りながら歩みだす、自らの理想のために。
その先で何が犠牲になるか知りながら。・・・・・
後書き
3話目にしてようやく一刀が何処の軍勢に着くのかが決まりました。
前回の話で一刀がなぜ強くなっているか、何故人格が違うのかなどをわかってもらい、
今回の話から本格的に物語が動き出して行きたいと思い書きました。
なんとかうまく物語をまとめようと思ったのですが、何だか前回の方がうまく
できたなと思っています。
一刀の名前ですが、鳳薦と書いて(ホウセン)と読みます。
自分の好きな漫画のキャラクターの名前からきています、字は多少変えていますが。
字は然「ゼン」と読みます。
説明 | ||
真恋姫無双第2話の続きです。 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
17485 | 13850 | 70 |
コメント | ||
陳宮の真名は音々音で、みんながねねと呼んでいるだけだったと思います……(テスレン) 間違った選択と犠牲、ありえる事かもしれないが悲しい道筋にはなって欲しくないですね;(深緑) あんまり一刀が覚悟を済ませたんだという描写をしつこくするとかっこいいだろうと言われているという印象を受けます。・・・ながらという終わりがやたら多いのもくどい以外の言葉がありません。くどくならない程度にするのがよろしいかと。 誤字報告4p武官けん文官 兼(PON) よーぜふさんの言うとうり、元ネタはそれです。そのまま使うのもどうかと思い、多少字(じ)は、変えさせてもらいました。(yuuki) 名前の元ネタが銀の天パのからでしたら、「鳳仙」ではないかと。かんちがいだったらごめんなさい。(よーぜふ) 月の泣く顔は見たくないな・・・(ヒトヤ) |
||
タグ | ||
真恋姫無双 一刀 夜の王 | ||
yuukiさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |