〜魏志恋姫伝〜10.5
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閑話 華琳編 一話 王としての願い、乙女としての願い

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私は今、先の黄巾の乱の事後処理をしていた。

執務室に居るのは私と一刀のふたりだけ。

ふと横見てみると、真剣な表情の一刀が居た。

普段は飄々としてこんな表情しないのに。

 

―こうして見ると、やっぱり一刀ってかっこいいわね。

 

そんな事を思っていると一刀と目が合ってしまった。

とたんに顔が熱くなるのを感じた。

 

「華琳?どうかしたのか?」

 

一刀がこちらに向かって来る。

 

「顔が赤いけど熱でも有るんじゃないか?最近ずっと仕事ばっかりで休みが無かったし。」

「だ、大丈夫よ。って貴方何してるの?」

「熱を測ってるんだが?」

 

一刀の顔が近付いたと思うと、一刀は自分の額を私の額に押し当てた。

意識しなくとも一刀の息が感じる。

私はますます顔が赤くなる。

 

「やっぱり熱いな。後は俺がやっとくから部屋で休んでろ。」

「私は大丈夫よ。」

「華琳。」

 

この時の一刀はずるい。

こんな真剣な目をされると何も言えなくなるから。

 

「分ったわよ。」

「くすっ。あとでお昼を持って行くから。」

 

私はそのまま部屋に戻り、体を横にした。

やはり体は休息を求めていたのか、すぐに眠りに落ちた。

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「・・・ん。・・・・か・ん。・・・りん。・・・・華琳。」

 

誰かが呼んでる気がする・・・。

 

「一刀?」

「メシ作ってきたぞ?」

「ありがと。良い匂いね。これは天界の料理かしら?」

「ああ、雑炊って言うんだけど、口に合えば良いんだけどね。」

 

一刀が作ってくれた料理はとってもおいしかった。

その後も私達は他愛のない話をした。

気がつくと2刻程経っていた。

 

「そろそろ、俺も仕事に戻るよ。」

 

私は無意識に一刀の袖を摘まんでいた。

 

「華琳?」

「もうちょっとここに居て。」

「全く我が儘な姫様だ。」

 

そう言って一刀は私の頭を撫でってくれた。

 

私はただ願った。一人の女として。

この幸せな時間がもっと永く続きますように。

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あとがき

駄文を読んで下さり、ありがとうございます。

はっきり申します。恋愛路線の分が全くって良いほど書けません。

この話は主に歴史物なのである程度のストーリーは出来るのですが、恋愛関係になるとぜんぜん指が動かないのです。

しばらくは拠点はこのような駄文になると思いますので、スキップしていただいても構いません。

今後とも魏志恋姫伝をよろしくお願いします。

説明
あえて言おう、駄作であると!
どうもSekiToです。
漸くテスト終わりました。
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コメント
スキップする奴なんていないでしょうww(無双)
タグ
恋姫 一刀 華琳 

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