至高の知 第2話 |
この物語は主人公がオリキャラでチートです。 苦手な方は回れ右
作者は素人なので、言葉使いなどが違うかもしれませんが、嫌な方は回れ右
この作品が処女作ですので、色々とミスもあると思いますが、
「しょうがないな素人だし」と暖かい目で見て頂ければ幸いです。
また、( )はその人の心を表し、「 」はキャラのセリフとします。
<初めての戦〜一刀の決意〜>
司馬家にお世話になって早12年 僕は12歳になっていた。 司馬家は元々河北の名士であり?州刺史でもあるので、父、司馬朗に取り入ろうとする人間が集まっていた。
もっとも、大半は権力を持っている屑だが・・・。
そして、僕こと司馬懿は父(秀)や母(咲)に英才教育を受けさせられた。
(その時に知ったが、今は漢王朝の霊帝が治めている時代で、僕は約1800年前にタイムスリップしたらしい。)
元々才能はあったらしく、新しい事をどんどん学び取り、そして吸収していった。
そして、父に試しに、と政務をやらされたので、やってみたら意外と楽ですんなり終わらせる事が出来た。
この頃から、僕は神童と周りから言われ始め、父や母が集まる人間全員に息子自慢をし、
一躍僕の名は河北に知れ渡った。 司馬家に神童有りと。
そんなある日、僕は父に提出されていた宿題(宿題と書いて政務と読む)をしていると、
秀「宿題(政務)ははかどってるか?」
一刀「もう少しで終わるよ」
秀「早いな さすがは我が息子だ!」
一刀「褒めすぎだよ」
秀「いや、褒めすぎでは無いぞ 現に他の文官はまだやっているだろう?」
秀「それに、前回の案は面白かったぞ 警邏隊を区ごとに区切るなんて今までどこもやってないしな」
そう、一刀が警邏隊の案を出すまでは、全員(非番抜きで10人)で同じ所を回っていたのだから。
一刀が今回提出した案は、警邏を5つの隊に分け、5隊で街を巡回する という物だ。
これ位なら誰でも思いつくが、一刀はもう少し工夫し、商人に治安と引き換えで
金を貰い、その金で警邏隊を養う。という物だ
これにより、警邏隊は総勢150名近くになり、その中から強くて忠誠心の強い人を兵として
引き抜こうという案なのだ。
また、それ以外にも、家の一軒一軒にほら貝を配り、現代でいう防犯ブザーの役割をさせ
警邏隊が気づくのを少しでも早くしようとした。
秀(いつの間にこんなに成長したんだ・・・ 一刀よ)
一刀「終わった〜〜〜〜〜」
秀「御苦労 あ、ついでに言うと今の宿題(政務)は並の文官の数日分だから(笑)」
一刀「ちょ、そんなに大量にやらせるな〜〜〜」
秀「ハッハッハ まぁ、何はともあれ、良く成長したぞ 一刀」
一刀「何? 改まって」
秀「実はな、先程伝令が来たんだが、南東から街に賊徒が500人ほど近づいてるらしい」
一刀「500人・・・か こっちが出せるのは2000人近くいるんだから、大丈夫じゃない?」
秀「確かに大丈夫なんだが、南西にもう一つ賊徒が来ていてそちらにも兵を割かなければいけないのだ」
一刀「南西は何人?」
秀「伝令の報告では2000人ほどらしい」
一刀「距離は?」
秀「両方ともあと3里(12キロ)ほどまで近づいてるらしい。」
秀「一刀、お前の意見は?」
一刀(3里か・・・ その距離じゃ各個撃破する前に街に被害がでるな・・・)
(部隊を1500と500に分けるべきだな 南西には古い城があるが、それさえ気をつければ平気 だろ南東には森があるから逃げられると厄介だな・・・)
一刀「部隊を1500と500に分け、1500を父さんが 500を母さんが率いれば勝てると思う。」
秀「流石だな・・・ だが咲は今文官と対話中だ。そういう訳だから 今回は一刀 お前が500の指揮をとれ」
一刀(実戦・・・か 今まで学んだ事が通用するか試す 良い機会だな)
一刀「分った 南東の500の賊徒は引き受ける。」
秀「良い返事だ では早速兵を纏めろ」
一刀「はっ!」
500の兵を引き連れて南東に来た一刀だが、そこには500の賊徒では無く、2000の賊徒がいた。
一刀「多い・・・な」
一刀(伝令が間違えたならば良いが、賊徒が手下を送り込んで誤情報を流したとなると厄介だな・・・ 今までこうした事をする賊徒はいなかったはずだが・・・)
一刀(悩んでも仕方ない まずは矢を射って 敵の反応を見よう)
一刀「これより我等は賊徒を殲滅させる 4倍の兵力差だが怯むな 相手は獣だ情け容赦は仲間を殺すと思え! そして、街の皆を守るために 僕に命を預けてくれ!」
兵士「オオォォォォ」
一刀(士気はこれで良し、と後は相手の知さえ分かれば・・・)
一刀「全軍 小弓(弓と矢を小さくした物 一刀考案)を射た後 転進し、森の中に引き込め」
兵「はっ!」
一刀「3・2・1 今だ 放て!」
賊A「ん? 何だ? あいつら弓を撃った後逃げていったぞ?」
賊首領(大方こちらの人数にびびったのだろうな)
「早くあいつらを倒して 街で略奪するぞ!!」
賊「オオォォォォォ」
一刀(森に来た・・・か どうやら指揮官は無能だな 森では弓は無用の長物だしな)
一刀「敵が来るぞ! 右翼 左翼に100づつ 中央に200で小弓を放て、 敵の弓は森では木で当らん 矢を撃つ事に集中しろ! 敵がある程度近づいたら中央は下がり、右翼と左翼は回りこんでかく乱しろ!」
一刀「残りの100は僕が率いる! 敵の本陣を突くぞ! 火矢の用意をしろ!」
賊A「敵が止まってるぞ? ついに降参か?」
賊首領「全員 突っ込めーー」
左翼「今だ! 撃て!」
右翼「俺たちも続けて撃て!」
中央「敵の進撃を気にしつつ撃て!」
賊A「グァ」
賊B「ギャッ」
左翼・右翼「今だ 敵が乱れている内に回り込め!」
賊と兵が闘っている間 一刀は敵の本陣に来ていた
賊首領「まだ敵を倒せないのか!」
賊C「敵の2回り程小さい弓のせいで、近づけません!」
賊首領「こちらも矢を放てば良いだろう! 弓を射れ!」
賊C「やっています ですが、木が邪魔で当らないんです。」
賊首領「使えない奴らめ! こうなったら俺様直々に奴らを潰す!」
一刀「誰を潰すって?」
賊首領「なっ! 貴様らどこから!!」
一刀「お前らの来る所を予測して その木の上に登っていただけだ!」
一刀「今だ! 他の敵が来る前に火矢を撃て!」
ヒュンッ ヒュンヒュンッ ボワッ 火は燃え広がり、首領の周りの部下(数十名)の大半が焼け死んだ
賊D「う・・・うわぁ 逃げろ〜〜」
賊首領「逃げるな! 戦え!」
一刀「これで 終わりだ! 構え 矢を放て」
賊首領「や・・・やめろ! た・・助けてくれ!」
一刀「お前はそうやって助けを求める人を殺しただろう!! 自業自得だ! 撃て!!」
ヒュンヒュンッ
賊首領「グッ くっそぉぉぉ!」
一刀「敵将 司馬懿仲達が討ちとった! 降伏するなら命はとらない! 降れ!」
一刀の言葉を聞き、残っていた全ての賊が降伏した こちらの攻撃があたらず、敵の矢しか当たらない状態で
首領を失えば この降伏も当然だろう。
一刀「降兵の武装解除と共に、消火にあたれ!」
兵達「はっ!」
一刀は兵に命令を出すと、少し離れた所まで行き、人知れず吐いていた・・・。
一刀「グッ グウェェ」
「ハァ ハァ これが戦争・・・か」
一刀「早く戦の無くなる 平和な世を作らないと・・・ そのためには もっともっと多くを学ばないと・・・」
一刀は人知れず そう決意していた!!
オマケ
一刀「・・・お父さん? 一体500の賊徒相手に何をしていたんですか???」
秀「そ・・それは・・・」
秀(言えない・・・ 油断して古城を取られて攻城戦していたなんて・・・)
一刀「まさか、油断をして古城を取られて攻城戦をしていた! 何て言わないよね??」
ギクッ
秀「な・・ナンノコトデショウ? オトウサンワカンナイ(笑)」
一刀「笑っても誤魔化せないよ? お父さん」
ニコッ
秀「な・・何をすれば良いんでしょう?」
ビクビク
一刀「現在出ている水鏡先生の本全て買ってきてください」
秀「えと・・・ 100冊限定の本も、ですか?」
ビクビク
一刀「もちろん」
ニコッ
秀「か・・買ってきます」
その後 司馬朗(秀)は一週間帰ってきませんでしたとさ。 メデタシメデタシ
どうでしょうか?
この後、ついに「あのお方」との対面 そして旅立ちです。 お楽しみに。
え? つまんない? 待つ訳ない? 待ってて下さい;;
説明 | ||
作者は初心者なので、色々とご指摘やご感想をお待ちしています。 また、何かの作品に似ていても、盗作ではないのであしからず。 (誹謗又は中傷はご遠慮下さい) |
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コメント | ||
お父さん、そこで油断はあかんでしょう^^;しっかり買い物して来て下さいw(深緑) お父さん走り(VVV計画の被験者) パシリwww(2828) きたさん>すいません 訂正しました。(信号) 武装解除と共に、消化にあたれ は消火でしょう。(きたさん) あのお方・・・ですか もう少々お待ち下さい!(信号) 文官としての仕事は上々。武官としても初陣を果たした一刀仲達。…次は「あのお方」が勧誘に来そうな予感がします。(ナック) |
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