雛里ちゃんS化計画 |
ある日、雛里ちゃんはアル本を読んでいました。
…はい、「お勉強」の本です。
しかし、いくら広い中国といえども、鳳士元ともあろうものが一度本にはまっては、そこらじゅうの「普通の本」だけではオチがつかないというものです。
それで、そこらじゅうで手に入れられる本は全部読んでしまった雛里ちゃんは
新しい「お勉強」のための本を探してる最中、
とても、
普通の女の子が決して手につけてはいけない本を見つけてしまったのでありました。
「為喜大好被虐其人之指南書…??」(虐められるのが大好きなあの人の喜ばせるための指南書)
「えっと…この本を読んでいるあなたの好きな人が本当に虐められるのが好きな人なのかを先ず確認しましょう」
「以下の三つの質問の中に全てはまっていたら、あなたの好きは人は確かな虐められ好きな人です」
「一つ、人に罵られて興奮します」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「何よ、あんた、そんなところで息しないでよ!妊娠しちゃうでしょ!?」
「息だけで妊娠してたまるか!」
「いいから近づかないでよ。変態!全身精液袋!前自動からくり○交人形!」
「ちょっ、だから、お前は何でこんな市場でそんな恥ずかしい言葉を平然と…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…興奮、していたね」(違います)
「二つ、人に叩かれて喜びます」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「北郷!!今日こそ貴様のその首を胴体から外してやる!!」
「待て春蘭!話せば、話せば解る!!」
「この魏の大剣、夏候元譲が自らお前のその息をするだけ空気を消耗するだけの無益な命を預かってあげると言っているのだ!喜ぶがいい!!」
「アハハ!もう嬉しくて涙が出てしまいそうだな!秋蘭早く助けてー!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…喜んでいたね」(断じて違います)
「三つ、時々自分が虐められることを頭から想像しながら興奮します」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「………はぁはぁ…」
「ご主人様?どうしました?」
「うん!?ああ、な、何でもないよー。ちょっとこの前(軍服の)華琳に怒られたことを考えただけ」
「へっ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…全部合ってるね」(最後のは間違ってもない気がする)
それから一週間後
北郷「ああ、雛里ぃぃぃ!」
雛里「…、ご主人様」
北郷「ちょうどいいや、これ、先届いた街の商人からの陳情書なんだけど…」
雛里「ち、近づかないでください」
雛里は一刀から何歩か離れながら言った。
北郷「…へっ?どうしたんだ、雛里」
雛里「私の名前呼ばないでください!妊娠しちゃったらどうするんですか!」
北郷「雛里さん!?」
雛里「だ、だから呼ばないでって言ってるでしょ!?こ、この全身精液男やろー」
北郷「ちょっ!」
てってってってってってっ
北郷「ちょっ、雛里、待って!何だよ!一体どうしたんだ?雛里ちゃーん!!」
北郷「あ、雛里だ」
雛里「……」
北郷「聞こえていないのか?木の陰で本読んでるみたいだけど」
北郷「昨日は何か様子がおかしかったけど、今日は何事がちゃんと聞いてもらわないとな」
そーろり
北郷「雛里〜〜!」
雛里「あわわー!!」
北郷「あ、ごめん、驚かせちゃった?」
雛里「い、いきなり後ろから出てくるんじゃないです。このくされチ○コ野郎!」
北郷「ちょっ!」
雛里「あ、あなた何かに触られたら、服が腐っちゃうじゃないですかー」
北郷「いや、触れただけで腐らないからー!?」
雛里「うるさいですー!変態!禿げ!チ○コしか存在価値ない!チ○コもげろ!!」
北郷「存在価値なくなるよ、俺!?」(そのツッコミでいいのか、お前は)
雛里「っっ!!」
北郷「ちょっと待って、雛里ちゃ、」
ぱさっ
北郷「あああああああああああん!!!」
・・・
北郷「いたたー、な、何なんだ、どうしてこんなところに落とし穴が…」
雛里「ご、ご主人様……」
北郷「ひ、雛里、助けてー!」
雛里「う、う、「美しい鳳統さま、どうかこの脳みそまで精液な哀れな私に救援の手を伸ばしてくださいませー」と言ったら助けてあげなくも、ないです」
北郷「雛里、何かどっかの猫耳とキャラ被ってるんだけど!?」
雛里「い、言えと言ったらさっさといいなさい。でないで、ほ、ほんとに、このままおいていっちゃいますよ」
北郷「雛里……本当にどうしちまったんだ?何か悪いことでもあったのか?俺でよかったら相談に乗るから」
雛里「わ、私は全然、問題ないです。もしあったとしても、ご主人様何かに言う必要なんてありません!」
北郷「雛里……」
雛里「うぅぅ…っ!!」
てってってってってっ
北郷「雛里!?」
……
北郷「……あ、よくみたらこの穴、腰くらいしか来てないじゃん……」
雛里「はぁ…うまくいかないね。もしかして、ご主人様、実は虐められるのが好きな人じゃないんじゃないかなぁ……」(そうとも限らず)
雛里「うん??」
北郷「お前が雛里に何かしただろ?」
桂花「知らないわよ、そんなの!」
北郷「嘘言え!あの言草に言動、それに落とし穴まで、お前じゃないと誰が教えたというのだ!」
桂花「しったこっちゃないわよ。いいからそこを退きなさい。馬鹿なの?死ぬの?」(これ元々ゆっくりの発言な件)
北郷「じゃあ、お前じゃないと誰だって」
桂花「知らないって言っているでしょ!?」
ぼかっ!!
北郷「ふごっ!!」
桂花「ふん!」
北郷「け…桂花のやつ…みぞおちに命中させるとは…できるようになった…先生は嬉しいぞ……がくっ」
雛里「……うん!!」(うんじゃねぇ…
雛里「この前は深さが足りなくて失敗したけど、今度はちゃんとご主人様の背を考えて……」
・・・
雛里「よし、出来た!じゃあ、これから外に出て準備したカエルさんを…」
雛里「っしょ…」
………
雛里「…あれ?」
ぴょん
ぴょん
雛里「う、上まで届かないよ!?」
・・・
夕暮れ
北郷「雛里、どこにも居なかったな…どこに行ったんだろう…」
しくしく
北郷「ん?」
??「しくしく……」
北郷「どこかで泣き声が…」
??「しくしく…ふえぇぇ…ご主人様ー」
北郷「って、雛里!?」
北郷「雛里!!どうしてこんな落とし穴に」
雛里「!!ご主人様ーー」
北郷「ほら、俺の手に掴まって」
雛里「ご主人様ーー」
北郷「ほら、ほら、もう大丈夫だから、ね。泣かないでね」
雛里「穴、大きく掘ろうとしたら、(うぐぅ)背のこと考えなくて、(うぐぅ)出られなく、」
北郷「よしよし、話は後で聞くから、今日は遅くなったし、部屋に戻ろうか」
雛里「うぐぅ……はい」
その後、雛里ちゃんは初めてお一人でおいしく頂かれました。
結果オーライ
…よくねぇ
蛇の足―結局原因はお前じゃねぇか
桂花「華琳さま、書庫から頼まれた本をお持ちしました」
華琳「ありがとう、桂花」
桂花「では、私は…」
華琳「ええ…ああ、後、夜にまた私のところに来なさい、いいわね?」
桂花「は…はい!」
がらり
華琳「さて……うん?何か、頼んだのより本が一冊多いのだけれど…」
「為喜大好被虐其人之指南書」
作者:荀ケ 文若
華琳「…………」
タッ
華琳「誰かある!?この本を今すぐ作者と一緒に燃やしなさい!」
結果オーライ
説明 | ||
といっても、もし本当に雛里ちゃんがSだったら…… いや、それでも私はいい。 雛里ちゃんだから。 ネタをくださった関平さんとふもふもさんありがとうございます。 もうしません。 |
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コメント | ||
やはり貴様が犯人か!w(深緑) 関平さん>>やるといったらやります、大体…突っ込んだもの勝ちです(心では負けだけど)(TAPEt) say さん>>本当に何がですか?場合によっては…通報しますよ?(TAPEt) 雛里「・・・あわわ、もげちゃえ」・・・やばい、来る(なにが?)(狭乃 狼) BLUE さん>>不本意で変態を量産している気がします、サーセン(TAPEt) 大日本帝国 ねねね さん>> 事件の後ろにはいつも猫耳軍師さんが…(TAPEt) 桂花…あなたって人は…。うん、こういう雛里も…可愛いかも…。…もげろ。(ねねね) はわわわ!?はわわわあわ……ひ、ひなりんが〜!!ち〇こもげろって、ち〇こもげろって〜(錯乱中)(青二 葵) 村主 さん>>はいっ!!(爽やかな笑顔と共に後ろ走りを始める作者)(TAPEt) まあ人には向き不向きがあります故w4p目の雛里罵声に少しキタ私は末期かもですが はっはっはw(村主7) future さん>…あ、ほんとだ。ありがとうございます(TAPEt) 何だろう、突っ込む部分が多すぎるwwwwあと一刀は、雛里の事を呼び捨てにしていませんでしたっけ?(future) |
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真・恋姫無双 恋姫 雛里 S 真Sになるには、彼女は可憐過ぎた 結果オーライ 自分も知らない間に黒幕 策士策に溺れて良い時もある 韓国人 | ||
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