真・恋姫†無双SS 外史に「凪」を齎すモノ    第1章  14話 「拠点:汝南防衛戦後A」    サブタイ 「一刀親衛隊結成+時代違いのサンタクロース」
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          この作品は真・恋姫†無双SSのつもりで書いております。

 

 

 

        尚、この作品では、北郷 一刀は名前だけの種馬となっております。

 

 

           不愉快に思われる方は、見ないことをおすすめします。

 

 

       

 

            誤字脱字!文法の間違い!!意味不明な文章!!!

 

     

 

           文字配置のバランスの悪さ!!!!作者のこだわり??

 

     

            キャラブレイク当たり前!オリキャラも出るよ!!

 

 

 

       あなた不快にさせるかもしれない物語のSUJI書きが発生する恐れあり。

 

        

 

               

                    最後にこの作品は

 

  「凪、可愛いよ凪」成分と皆さんのコメント、そして支援で成り立っています!!!!

 

 

          それでも構わないという方は駄文ですが、お付き合いください。

 

 

          表記なし=一刀視点、行動 「」=声 〔〕=思考 【】=感情 

           ≪≫=音  ()=行動、『』=名称 ++=第三者 

                                  となっております。 

 

 

 

 

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真・恋姫†無双SS 外史に「凪」を齎すモノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            第1章  14話 「拠点:汝南防衛戦後A」サブタイ 「一刀親衛隊結成」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+凪・友側+

 

 

 

藍銅騒動から一夜明けた朝…

 

朝議のためにみんなが玉座の前に集まる。

 

藍銅のことはあの後、歓迎会をかねた宴で紹介は終わっている。

 

 

 

一刀「藍銅には恋と同じく、兵士の調練に加わってもらうとして…

   他に何か意見のある人はいるかな…?」

 

桂美「一刀。「なんだい?」昨日の件を受けて

   あなたには親衛隊をつけるようにするわ。」

 

 

一刀「えっ?どうしてそうなるの?」

 

桂美「…貴方、昨日の件でわからないの?

   貴方はもう命を狙われる存在になっているのよ…」

   

 

一刀「そんな大げさな…【汗】」

 

桂美「バカっ!現に藍銅に襲われたでしょうが!

   もし本気で命を狙うもの数人に一日中狙われたら、一刀だけで対処できるの?」

 

 

一刀「うっ……、それは…。」

 

桂美「…無理でしょうね…。いくら貴方でも四六時中、警戒するのことは

   出来ない。別に常に一緒に行動させるわけじゃないわ…貴方が心配なの

   許可してくれるわね…。一刀?」

 

 

 

申し訳なさそうに涙ぐむ藍銅…、正直今回勝てたのは

 

彼女が俺の事を詳しく知らなかったことが幸いした結果だ、

 

刺客が俺の事を研究して襲ってきた場合、勝つ確率は………

 

 

 

一刀「…わかったよ、桂美。親衛隊の件、了解した…

   藍銅…?昨日件はもう済んだ事だから、気に病む必要は無いよ…

   むしろ、君が襲った事によって俺の命が救われたのかもしれない…。

   ありがとう藍銅…(微笑む)」

 

藍銅「北郷……すまない…(頭を下げる)」

 

 

一刀「だから謝らなくていいよ…【汗】」

 

桂美「……では、人選は私が決めるわ…警邏から二人…

   凪、そして友、二人を親衛隊の隊長に任命するわ。」

 

 

凪「はっ!!」友「…はぁ…まあ妥当か…」

 

結歌「えっ!なんであたしじゃないの??」

 

綾 「そうでござる…結歌殿はともかく何故拙者が外れるでござる?」

 

 

桂美が言い終わると任命された二人は了承して

 

選ばれなかった二人は不満を言うと

 

 

梨々「しゃあないやろ…結歌は空腹やと動けんし、

   綾は方向音痴で、いざって時に困るやろ…沙和は腕っ節はそこそこやし、

   真桜は開発局がある…それでもなんか文句あるん?」

 

結歌「ゔっ!」綾「何もないでござる…」

 

一刀「ははは…(苦笑い)とういうことだから、

   凪、友、よろしくお願いするよ(微笑む)」

 

凪 「はっ!了解しました!」

 

友 「まあ適当にやるさ…(片手を力なく上げる)」

 

 

凪 「……友、おまえ一刀殿の命を守るのだぞ…もっと真面目に…」

 

友 「わかってるさ…そん時はちゃんとやるよ…」

 

 

凪 「なっ!…だいたいおまえは、いつもそうやって…」

 

友 「はぁ…真面目だね…凪はいつもそんな感じで疲れないのか…?」

 

 

凪 「……っ!」友「はぁ…(頭を掻く)」

 

一刀「まあまあまあ…二人とも!仲良くね…【汗】」

 

 

確かに梨々が言うとおり、妥当な人選だけど、

 

凪と友は全然違う、真面目な『凪』に対して

 

力配分を考える『友』…汝南で一緒に警邏している時から

 

結構、言い争いが絶えない…。たしかに二人とも腕は立つが…

 

はたして、大丈夫なのだろうか?

 

 

 

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俺の不安およそに桂美は、俺たち三人で警邏をするように言われて

 

今、俺たち三人で街を見回っているのだが…

 

 

凪「………(辺りを警戒する)………。」

 

友「ふぅ〜…(上着のポケットに両手を突っ込んで歩く)…」

 

 

というような状態で、四半刻が過ぎた…

 

正直気まずい…会話がないのが厳しい…

 

そう思っていると、逆方向から警邏隊の連中がやってくる。

 

 

警邏「「「お疲れ様ですっ!北郷殿、楽進殿、凌統殿!」」」

 

一刀「お疲れ様。」楽進「…お疲れ様。」

 

 

友 「あぁ…お疲れ。」警@「凌統殿、この前は御馳走さまでした!!」

 

 

警邏隊の何人かが友に頭を下げる…

 

 

友 「ああ、気にするな。また気が向けば誘ってやるよ…。」

 

警@「ありがとうございますっ!!では…(警邏を再開する)」

 

一刀「友は、警邏隊の食事に行ったりするの?」

 

 

友 「まあな…一応ここで指揮をとっている以上

   あいつらのことを少しでも知るためには…ってヤツだよ…」

 

凪 「友わりには結構考えてるんだな……」

 

 

友 「…聞こえてるぞ、凪…わるかったな////」

 

凪 「…すまん、でも少し見直した…友もちゃんと考えてるんだって…」

 

 

友 「……っ!そ、そんなんじゃねぇよ(頭を掻く)////」

 

一刀「…なんだ、結構仲良いんだな二人は。」

 

 

凪 「……別に自分は、嫌いではありません…。」

 

友 「俺も同じだよ…ただ凪は『お固い』からなぁ〜」

 

 

凪 「友が緩すぎるんだ…!」

 

友 「はぁ〜…何時もそんなだと、一刀に嫌われるぜ…(ニヤニヤ)」

 

 

凪 「なっ!か、一刀殿は関係ないだろ/////」一刀「……?」

 

友 「どうだかな…さてと、一刀?「ん?」

   そろそろ飯にしないか?…警邏の続きは食後に再開ってことでさ…?」

 

 

一刀「…うん。いいんじゃないかな?凪もいいだろ…?」

 

凪 「……まだすこし、昼には早いよな…気が」

 

 

友 「お固いねぇ…相変わらず、そんなだと…」

 

凪 「一刀殿は関係ないっ!/////」

 

友 「俺はそんなこと言ってないぞ♪(にやにや)」

 

 

凪 「なぁっ!友、オマエぇ…!!////≪ばひゅん≫」

 

友 「あらら、戦闘態勢……いいぜ、食事前に運動といこうか…

   (ベルトのサイに手を掛ける…)」

 

一刀「ちょ、ちょっと!街中でそれはないって!!」

 

 

 

臨戦態勢に入る二人に割って入る俺…

 

 

 

凪 「一刀殿……。友はすこし反省すべきです…≪グっ≫!」

 

友 「俺に謝って欲しければ…本気できな…」

 

一刀「まま待て二人ともっ!…俺が飯奢るから!!」

 

 

張り詰めていた空気が変わる…

 

 

凪 「…≪ばひゅん≫…本当ですか…?」

 

友 「…じゃあ、早く行こうぜ、一刀。」

 

一刀「……へっ!?……お、おまえら図ったなっ!!」

 

 

凪「………?」友「…どうだかな…?ニヤニヤ♪」

 

 

はぁ…凪は天然だとして、友はわからないな…

 

 

一刀「…まあいいよ…じゃあドコいく?」

 

 

 

その時だった!!

 

 

 

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料屋「くくくくく食い逃げだァァァァァ!!!!」

 

 

またかよっ!!!

 

店から慌てて出てきた小太りのオッサンが叫ぶ!

 

 

オッサンの前を若い三人の集団が人波をかわしながら

 

走り抜れてこちらに向かってくる

 

 

 

凪 「一刀殿っ!」

 

一刀「ああ!凪、友。あいつら捕まえるぞ!」

 

 

凪 「了解っ!」

 

友「あいよ、俺は背後に回る…」

 

 

一刀「頼んだぞ…二人とも!………くれぐれもやり過ぎるなよ…【汗】」

 

凪 「……はっ!」

 

友「…まあ善処してみる…。」

 

 

 

何故だろう……物凄く不安だ…

 

 

人波を華麗によけ、集団の背後に友が回ったのを確認して、

 

進路を止めるべく、凪と俺は奴らの前に立ちはだかる…

 

 

 

食@「な、なんだオマエら…」

 

食A「俺たち急いでんだよねぇ…どいてくんない?」

 

 

凪 「……断る…」

 

食B「邪魔だ!どけよ!!!」

 

 

 

最後に口を開いた男が凪に向かって突進してくるが…

 

≪ドゴッ…≫鈍い音が響く…、突っ込んだ男の鳩尾に

 

凪の拳が入り、男はくの字に折れ曲がり悶絶する。

 

 

 

食@「くそ、逃げrガハっ!!」

 

友 「逃げるには遅すぎるんだよ…俺たちに出会った時点で

   オマエらに、もう逃げ道なんてないんだ。」

 

 

逃げるために反転しようとした男の首に友は

 

サイの尻で首叩く、男はそのまま地面に倒れていく。

 

 

食A「な、何なんだよ!オマエらぁ!!」

 

凪 「抵抗しなければ、痛い目を見ないで済むぞ。」

 

 

友 「だってよ、よかったなオマエ…。」

 

食A「ば…「ん?」馬鹿にしてんのかァ!!!」

 

 

 

男は自分の腰に差している剣を抜く…

 

 

 

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友 「…抜いたな…おまえ…」

 

食A「だ、だったらなんだって…」

 

 

友 「なら、殺されても文句は言わないな…

   オマエの末魔を…断ってやる…!!(構えを変える)」

 

食A「ひぃぃ(ガクガクと震えだす)…」

 

 

友 「オマエの断末魔はどんな音色だ…聴かせろよ…」

 

凪 「オイっ友!……っ!一刀殿止めてください!」

 

 

 

友 「…こないなら…こっちから…!」

 

 

友は男目がけて踏みこもうとした、刹那…

 

 

 

食A「ご、ごめんなしゃい!殺さないで下さい!!

   罪は償います!だからどうかほんと命だけは!!!」

 

 

 

男は友の殺気に呑まれ剣を離し、ガクガク震えながら命乞いをする…

 

 

友 「…はぁ…(サイをしまう)…興が覚めた…。」

 

 

そう言って男に背を向け頭を掻く友。

 

 

警邏「なんだ!なんの騒ぎだ…って、一刀殿、コレは!?」

 

 

 

騒ぎを嗅ぎつけ現場に来た警邏隊の面々の前には

 

ガクガクと震える者、くの字に折れ曲がり悶絶する者

 

意識を失い仰向けに倒れている者がいる…

 

 

 

一刀「ははは…(苦笑い)この人たちが食い逃げを働いたので

   凪と友が懲らしめました…【汗】」

 

警邏「な、なるほど…【汗】でこ奴らの処分はいかように…?」

 

 

一刀「とりあえず、そうだな沙和の部隊の調練に

   付き合わせる方向でどうかな…?」

 

警邏「……一刀殿は厳しいですな…「そうかな?」

   まあ、こ奴もアノ調練を受けたら更生するでしょう…

   では連行します…楽進殿、凌統殿お手数おかけしました…」

 

 

凪 「…いや。」

 

友 「お疲れ。」

 

 

俺たちにお辞儀をした後、警邏たちは食い逃げ犯を連れ

 

調練場へとむかう…あの三人には多少?キツイかもしれないが

 

それは彼らのためになるはずだ……

 

 

凪 「友…どういうつもりだ…!」

 

友 「なんだよ…『どういうつもり』って…?」

 

 

凪 「とぼけるなっ!!おまえ本気で」

 

友 「はぁ…そんなことするかよ…。単なる脅しだ…」

 

 

凪 「なっ!?だったらあの殺気は…」

 

友 「あぁ、まあ殺そうとしたのは確かだからな…」

 

 

 

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凪 「…おまえ、さっきと言ってることが…」

 

一刀「…友は『殺そうとはした』って言ったろ、

   つまりアクマで『殺そうとした』の話だった…ってことさ。

   殺すなら、彼が剣を抜いた時点で命を奪ってたってことだろ?」

 

 

友 「まあ……そういうこと…エモノを抜くってことは

   命のやり取りをする覚悟…でもヤツにそんな覚悟はなかったし…」

 

友は喋るのを少しやめて上を見る

 

友 「俺もヤツを殺すつもりはなかった…だが、

   エモノを抜いたのは許せなかった…。だから殺さず、殺そうとした。

   まあヤツもこれに懲りて簡単には抜かなくなったろ…」

 

 

凪 「だから、一刀殿は止めなかったのですか…」

 

一刀「あぁ…さすがに本気だったらとめるつもりだったけど…

   もう少しうまく出来ないの…友?」

 

 

友 「無理…面倒だ。」

 

凪 「オマエ…面倒って…!≪ばひゅん≫」

 

友 「なんだ…やるのか?面白い!いいぜ…。

   あんな腰ぬけの相手なんかじゃ、ものたいないんだ…!≪シャキ≫」

 

 

一刀「ちょっまた?!落ち着け!

   そ、そうだ!ほらご飯奢るって言ったろ!?

   こんな場所で戦うなら奢らないからな!!!一人で食べるからな!」

 

凪 「うっ……≪ひゅん≫…それは…困ります。」

 

友 「たくっ…わかった、やめる。…≪シュッ≫

   じゃあ飯食いにいこうぜ。」

 

 

 

二人はスタスタと食堂へ向かって歩いて行く…。

 

 

 

一刀〔ここが戦場にならなくてよかった…【涙】〕

 

友 「なに突っ立ってんだ?行くぞ一刀。」

 

凪 「一刀殿…?」

 

 

 

俺をおいて食堂へといく二人に返事をして追いかける。

 

それから四半刻後…食事を終えた…

 

 

食い逃げの被害分と容赦なく食った二人分、そして俺の質素な

 

食事代を払って俺の財布は限りなく空に近づいた…【泣】

 

 

 

友 「ふぅ…なかなかの料理だったな…」

 

凪 「その…一刀殿…ごちそうさまでした…////」

 

一刀「い、いいよ気にしないで…」

 

 

 

凪は相変わらずの辛い物のオンパレード…

 

友は量はさほど食べないが、なかなか高い物を注文する…

 

 

一刀「…それにしても、友?さっきの件の解決方法はあまり、

   やってほしくない…少しは手加減して対処できないかなぁ…?」

 

友 「…と言われてもなぁ…俺のエモノは実践向きで

   手加減とかの前に刺しちまうからなあ…」

 

 

凪 「じゃあ、わたしのように拳で倒すとか…」

 

友 「普段使ってない分、加減の仕方がわからないから

   かえってエモノよりタチの悪いことになる…」

 

 

一刀「…友の武器ってサイだよな………待てよ!!!

   そっか、いい物がある!二人とも俺は城に戻るよ!」

 

友 「…?別にいいぜ、戻ってからは休んでいいか…?」

 

凪 「コラ、友!「いいよ。」か、一刀殿??」

 

一刀「俺はちょっと用事があるけど、城からは出ない。

   だから二人も護衛の必要なし…だから休んでいいよ♪」

 

 

凪 「はぁ…。一刀殿、用事とは…?」

 

一刀「ちょっとね♪、友と凪は明日朝議が終わってから時間をくれないか?」

 

 

凪 「自分は構いません…」 

 

友 「ああ、わかった。」

 

一刀「じゃあ城に戻ろうか…そうだ…。」

 

 

俺は振り向き、二人の頭を撫でる…

 

 

凪・友「なっ!?」

 

一刀「…二人とも、俺の護衛と食い逃げの確保、ありがとう…

   これからもよろしくね(微笑む)」

 

 

凪 「はっ…////////」

 

友 「……べ、別に…////////」

 

 

 

一刀「じゃ、城まで護衛よろしくね…、友!「ん?」

   明日の朝、プレゼントがあるからね♪」

 

友 「ぷれぜんと…ってなんだよそれ?」

 

 

一刀「あぁそっか、俺の世界で『贈り物』って意味だよ♪」

 

友 「なんだよ、何くれんだ?」

 

 

一刀「今は出来てないから、何をあげるかは言えないよ。」

 

友 「まあ、くれるんなら…もらうさ…///」

 

凪 「……………。」

 

 

一刀「大丈夫だよ、ちゃんと凪にも容易するから♪」

 

凪 「っ!じ、自分は別に…////////!」

 

 

一刀「じゃあ………いらない?「い、いただけるなら////」

   ああちゃんと用意しとくよ。じゃあ行こうか♪」

 

 

 

俺は二人から手を離し、城へと向かった。

 

 

 

城に着いた俺は二人と別れ、とある場所へと向かい

 

扉をノックする、看板には『開発局』と書かれている。

 

 

 

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≪コン…コン、コン…≫

 

 

一刀「俺だけど誰かいる…?」

 

真桜「お、兄さん!開いてるから勝手に入って来てぇ!」

 

 

扉を開け中に入ると、真桜と梨々は何かの作業をしていた。

 

 

梨々「北郷はん珍しいなぁココに来るなって…どうしたん?」

 

一刀「二人に作って欲しい物があるんだけど…?」

 

 

真桜「ええよ♪今は急ぎの仕事もないし。」

 

梨々「ウチらにまかしとき!…で何つくるん?」

 

一刀「え〜とねぇ……」

 

 

俺は作業台に置いてある紙に二人にプレゼントする物の

 

イメージ図を書く…、あまり絵は上手くないけど、

 

身振り手振りで、そのニュアンスを伝えた。

 

 

一刀「…という感じなんだけど…作れるかな?」

 

梨々「…うん!なんとかなりそうや。」

 

真桜「ウチも問題ないと思うで♪」

 

 

二人は俺の書いた完成予想図を見ながら返答してきた。

 

 

 

一刀「そっか♪頼んだよ、ちゃんと後でお礼するから♪」

 

梨々「まかしとき!…その代わりお礼、期待してるで北郷はん♪」

 

真桜「ニヒヒッせやな♪まあ倍返しくらいの価値がないとなぁ〜?」

 

 

 

二人の微笑みが物凄くコワいです………

 

 

 

一刀「ははは…努力します【汗】」

 

 

 

俺は凪と友のためにとんでもないカシを作ってしまったらしい…

 

それでも二人が喜んでくれる姿を想像して開発局の扉から自分の部屋と

 

歩みを進める…午後の内務も乗り切れそうだ。

 

 

 

+翌朝…朝議後+

 

 

 

時間というのはアッという間に過ぎ、二人と約束した時間になる…

 

開発局に頼んでいたプレゼントは昨日のうちの完成したらしく、

 

午後の仕事が終わった後に完成品を見た……悪くないデキ

 

…あとは二人が喜んでくれるかどうかだ。

 

 

朝議が始まる前に二人に中庭に来るように言ってある…

 

二人に会う前に開発局によりプレゼントを受け取り

 

用意してきた白い袋にそれを詰めて

 

二人が待つ中庭へと歩みを進める…

 

 

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友 「遅いぞ一刀…。呼んどいて待たせるな。」

 

一刀「ごめん、凪もごめんな、待たせて…。」

 

凪 「いえ、自分は気にしてません。」

 

 

友 「ところで一刀、その手に持ってる袋は何だ?」

 

一刀「これが昨日言ってた『プレゼント』だよ。」

 

 

友 「ぷれぜんと?何だそれ?」

 

凪 「おい!昨日、一刀殿が言ってただろ。

   帰り際に二人に贈り物があるって…」

 

 

友 「そんなこと言ってか?」

 

凪 「友!オマエ!!!」

 

 

友 「まあ貰えんなら貰っとくよ。それで何をくれんだ?」

 

一刀「ハハハ…贈りがいのない奴だな…【汗】」

 

 

俺は白い袋からモノを取り出す…

 

 

一刀「まずは…友のから……はい。」

 

友 「これは…≪狼牙≫に似てるな…武器か…」

 

 

まず友に渡したのは≪狼牙≫と同じように鎖で繋がれた

 

鉄で出来た二つの武器…形状は似ているが少し違う…

 

 

一刀「ああ…それは俺の国の武器で『十手』っていうんだ…。

   まあサイのように先がとがってないから、これから

   戦以外の警護とかの時に使ってほしい…」

 

友 「へぇ…(武器を手に取る)…悪くないな…。

   重さも変わらないし…握った感じも…うん。悪くない…」

 

 

一刀「良かった…梨々に頼んで、≪狼牙≫と同じく出来る場所は

   なるべくそのままにしたからね……。

   でも本気で殴ったら流石に死ぬからな…

   手加減してくれ……警邏で使ってくれるかい…?」

 

友 「あぁ…いいぜ…。こいつの名前は…?」

 

 

一刀「まだ決めてないよ…。良かったら付けてくれ。」

 

友 「う〜〜ん……≪犬牙≫ってところかな…。」

 

 

友らしいな…と思いながら、次に凪に渡す物を袋から取り出す…

 

 

一刀「凪には………コレと…コレをあげよう♪」

 

凪 「ありがとうございます!…一刀殿これは…?」

 

 

一刀「凪にあげたのは≪グローブ≫と≪縄跳び≫って言って

   鍛練用の道具だよ。」

 

凪 「どうやって使うのですか…?」

 

 

一刀「じゃあ縄跳びから…ちょっとね。」

 

 

俺は凪から受け取った縄跳びを飛んでみせる。

 

 

一刀「こんな感じで、自分で縄を回しながら

   引っかからないように飛ぶんだ。これを使えば

   遠くまで走らなくても体力強化が出来るんだよ…。」

 

凪 「おぉ…!」

 

一刀「さらに慣れてくるとっ!」

 

 

俺は二重跳びをして見せた…

 

 

一刀「こんなこともできる…。」

 

凪 「一刀殿っ!自分もやってみたいです!!」

 

 

いいよっと言って凪に縄飛びを渡すとあっさり

四重跳びをやってのけた……。俺より既に上手いなんて…

 

 

凪 「一刀殿…こちらはどのように使うのですか…?」

 

一刀「…あ、あぁ…これはグローブと言って…

   凪、ちょっと手を出してくれるかい…?」

 

 

俺は凪の手にグローブをはめてる。

 

 

一刀「鍛錬で拳が傷つかないように守るものなんだ…

   ただし!くれぐれも氣は使わないように…

   燃えちゃうからね…」

 

凪 「了解しました。…ありがとうございます一刀殿…

   た、大切に使います////」

 

 

一刀「ありがと、壊れたら言ってくれ、開発局に直して

   もらうから、友のもだぞ。」

 

友 「あぁ…わかった…。」

 

 

友は俺が凪に説明してる間、ずっと犬牙を触っていた…

 

どうやら気にいって貰ったようだ…。

 

前に妹に物を送ったことがあったが、喜んでもらうと

 

こっちまで嬉しくなる…。

 

 

一刀「…じゃあ俺は仕事があるから、二人が喜んでくれて

   よかったよ。じゃあね♪」

 

友 「なんだよ…もう、行くのか…?」

 

一刀「こう見えても一応忙しいんだよ…。ごめんな。」

 

 

友 「な、なんだよ。なんで謝るんだ…

   それじゃあ俺が構ってほしいみたいじゃないか…////」

 

一刀「そうなんじゃな≪シャキ≫ゴメンスイマセン冗談デス…。」

 

 

友 「フンっ!さっさと行け、バカ……。

   コレ…アリガトな//////」

 

凪 「一刀殿、お仕事頑張ってください。」

 

一刀「おう、頑張るよ…じゃあね♪」

 

 

 

 

二人を背に空になった白い袋を持ちながら執務室に向かう……。

 

プレゼントを配り終えたサンタの気分だった……。

 

 

 

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新オリキャラショウカイ!!

 

 

高順≪コウジュン≫   真名:藍銅≪ランドウ≫

 

 

一人称:自分 一刀の呼び方:北郷

 

 

 

武器:鉄長棒…しかし一刀に破壊されて現在、開発局で修理?中

 

 

身体的特徴

 

 

髪は両側でまとめて、ツインテール(おとなしめ)

 

 

目の色は藍色、スタイルは細めのモデルチックな感じ

 

 

自分は胸が小さいと思っているようだが…そんなことはない。

 

 

外見はクールビューティ

 

 

モデルは真剣の『クリス』   

 

 

H163  80・58・81

 

 

設定?

 

 

恐らく現在のところ、戦になれば霞よりも優秀。

 

 

基本的には冷静で判断力も高い、忠誠心も強い。

 

 

ただし、恋がからむと冷静でいられなくなる。

 

 

意外に心は打たれ弱く、ちょくちょく泣くことが多い

 

 

尚、普段は良く人の嘘を信じてしまいがちでよくからかわれる。

 

 

ネネとは犬猿の仲。一刀に忠誠を誓い今後どうなっていくのやら…

 

 

恋との関係はネネと違い、ちゃんと教育するが

 

 

見つめられるとほぼ折れる。

 

 

可愛いものが好き。家事レベルは………。orz

 

 

 

銃参夜から一言

 

 

実は月型の王様をモデルにしようか迷いました

 

 

しかし決定打はこのメンツで泣き虫がいないのは

 

 

寂しいので、入れてみたwww

 

 

戦闘狂の霞、天然の恋、わがままなネネに

 

 

実直な藍銅、この四人も個人的にはよさげなバランス…

 

 

陥陣営と呼ばれた高順。

 

 

彼女は戦働きでストーリーに絡む??

 

 

 

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atogaki

 

 

銃参夜「久々のatogakiで書き方を忘れましたが…まず一言…

    もーーーーーーーーーうほんとすいませんでした;;」

 

凪さん「とりあえず、投稿主…いいわけがあるなら…」

 

 

 

銃参夜「真・恋姫†無双〜萌将伝やってました!

    mugenやってました。ニコニコで久遠みてました。

    他にもMSIとか困七とか、51:51とか…

    HSOD見てました。ロスプラ2やってました。パチやってますた!

    仕事でありえんwでした!」

 

 

凪さん「……ほとんど私用ですね。で、なぜ自分がさん付けに?」

 

銃参夜「謝罪を込めまして……いやでしたらこれで…」

 

 

凪ワンコ「≪ブチっ≫」

 

銃参夜「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。

    戻します戻しますから!!!」

 

 

凪さん「……で、今後はないようにするんですね?」

 

銃参夜「……なるべ「ギロっ」はい!ほんとすいませんでした!!!」

 

 

凪さん「では次回予告を」

 

銃参夜「ハ、ハイ、次回はこのお話で作ったカリを一刀君が返す御話、

    プラス、凪と友が一刀君が去った後の御話を書きたいなあ…と。」

 

凪さん「また本編が進まないんですね…。」

 

銃参夜「もちろんb最低でも次の次もですね(^。^)y-.。o○」

 

 

凪さん「だめだこの投稿主なんとかしないと…」

 

銃参夜「ところで凪さん?プールで一刀くんと……」

 

 

凪さん「わぁーわぁぁー!!な、なにいいだんすんだ/////」

 

銃参夜「この御話は真・恋姫†無双〜萌将伝でニヤニヤ

    …今後ともよろしく凪、可愛いよ凪ワンコ♪…さて帰るk」

 

凪ワンコ「貴様ァァアアア////待て!!」

 

銃参夜「俺これ逃げきれたら、真・恋姫†無双〜萌将伝やるんだ…」

 

 

藍銅「…逃げられるとでも…?」

 

銃参夜「お、お思ってませんよ…

    あらあら出演者の皆様方おそろいで……はははは。

    では次回…生きていれば…上げます。サラダバーーー!!!」

 

 

 

 

 

≪テレッテー…≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
覚えていますか……?
ホント更新しなくてスイマセン
悪いのは弱い俺の心です!!
イイワケはa・to・ga・kiで////
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コメント
十手とはまた面白いところを^^次回も楽しみにしております!(深緑)
2828 氏 ありがとうございます!!直します!!(銃参夜)
9p一様→一応 かな?(2828)
まってたよ〜〜ん。萌将伝でも凪かわいかったね。久遠も最近熱いよね^^(motomaru)
sink6 氏 お待たせして申し訳ないorz 今度はなるべく早く?更新します!(銃参夜)
更新待ってました!!それにしても 十手とは、うまいですね、確かに警備の道具として最適ですね!  あと食い逃げ共 乙w  (sink6)
弐異吐氏  コメントありがとうございます!頑張ります!(銃参夜)
久々の更新乙です。次回も楽しみにしています(弐異吐)
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