妹と共に 33 武 |
華琳「希望があったみたいね」
秋蘭「ほぉ、これは面白い」
霞「おもろそうやな」
華琳「では・・・・第一試合、流琉対月ね」
流琉「ええ!?私と月さんですか!?」
月「へっへぅ〜」
一刀「ん・・・おはよ」
恋「おはよ」
季衣「兄ちゃん・・・」
一刀「ん?」
真桜「いっちゃぁなんだけど・・・・月って戦えるん?」
一刀「んー・・・」
華琳「月・・・棄権するなら今の内よ・・・希望があったから選ばれたけど・・・・無理なら「いえ」
そう」
華琳「半刻後仕合開始、いいわね?」
流琉「はい」
月「はい」
華琳「時間ね・・・・双方前へ!」
審判「・・・・説明しておきます、場外に出た場合即失格、武器は李典将軍作の物を・・・あと、威力は抑えてください」
華琳「わかったわね?」
流琉「はい」
月「はい」
審判「では・・・・構え」
審判「始!」
『・・・・・ジリ』
華琳「・・・・動かないわね」
桂花「お互いに機会をうかがってるようです」
秋蘭「・・・・流琉が動きます!」
流琉「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
月「っ!」
華琳「いつもの攻撃じゃないわね」
桂花「武器が軽いからでは?」
風「いえいえ・・・そうじゃないとおもいますよ〜」
桂花「風!?」
風「あ!見てください」
流琉「やぁあああああああ!」
月「・・・・遅いです」
流琉「え!?」
月「せい!はぁ!やぁ!へぅ〜!」
霞「うっうそやろ」
霞がびっくりするほどの速度で周り込み・・・・
両手で流琉の背中を押し、バランスを崩す
続いて、右足で足払い、その勢いのままハイキック
流琉は空へ
流琉「まだです!やぁぁぁ!」
空中にいる流琉から威力の増したヨーヨーが月に
月「へぅ〜」
流琉「えっ!うそ!」
飛ばしたヨーヨーは・・・・月に受け止められ・・・
一気に引き寄せられ・・・一撃の下に・・・・流琉は場外へ
流琉「きゃぁぁ!」
審判「しょっ勝者!月さん」
月「へう〜」
『わ・・・・わぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ!』
華琳「月があんなに強いなんて・・・」
風「ですねぇ〜・・・おや?」
秋蘭「一刀?」
一刀「流琉!」
流琉「あ・・・兄様」
一刀「大丈夫か?」
流琉「はい・・・月さんも手加減してくれたみたいですし・・・・」
一刀「よかったぁ・・・無事で」
流琉「ちょっ・・・兄様・・・・恥ずかしいです」
一刀「よかったよかった・・・」
流琉「もう・・・兄様ったら」
月「あの・・・流琉さん・・・大丈夫でしょうか?」
流琉「はい!この通り怪我も無く」
月「よかったぁ」
一刀「流琉も月もいい勝負だったよ(なでなで)」
流琉「えへへへ」
月「へぅ〜」
風「どうして風は武官じゃないのでしょう」
華琳「風?」
風「・・・・ぐぅ」
桂花「おきなさい!」
風「おおう?寝てませんよ?」
華琳「第二試合が始まるわよ」
霞「つぎは・・・・ちょいまちぃ」
華琳「どうかしたのかしら?」
霞「どうしたもこうしたも・・・・なんで一刀の相手がとんちゃんたちやねん!」
春蘭「なんだ、霞。私たちなのは不満なのか?」
霞「そら、不満もあるわ!うちかて一刀と試合してみたかったんやで!」
秋蘭「ふふふ、残念だったな」
霞「うわぁぁぁ・・・一刀!まけるんじゃないでぇ!」
一刀「おう」
春蘭「一刀!悪いが私たちとて負ける気はしない!」
秋蘭「そうゆうことだ」