真・恋姫無双〜天上天下天地無双〜第4話
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※この一刀はタグ通りチート

 

 そして私はド下手

 

 かなりご都合展開です。

 

 以上を踏まえた上で、よろしくお願いします。

 

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 しばらくして、一刀は2人のほうを向いた。

 

一刀「(どこかの武将か・・)」

 

 一刀は2人に近付く

 

一刀「俺は北郷一刀、旅人だ、ちなみに姓が北郷で名が一刀、字は無いから、君達は・・」

 

呂布「呂布・・奉先。」

 

一刀(この子が呂布か・・・・そう言えばなんとなくそれっぽいかも・・・) 

 

陳宮「ねねは陳宮と言うです。」

 

一刀(陳宮!? マジかよ・・・こんな小さい子が・・)

 

陳宮「ちんきゅうきーーーーっく!!」

 

一刀「おわあ!!」

 

 陳宮が放った蹴りをマト○ックスのように避ける一刀。

 

一刀「なんだよいきなり!?」

 

陳宮「今明らかにねねに対して失礼な事を考えていたのです!! 」

 

一刀「読心術者かお前は!!」

 

呂布「ねね・・落ち着く・・」

 

陳宮「うう・・はい・・恋殿・・」

 

一刀「(恋とねねってのは・・多分真名だな。)君たちの君主は、董卓さんで間違いないかな?」

 

陳宮「え・・・なぜわかったのです?」

 

一刀「董卓軍の呂布と言えば有名だからね、噂は聞いてるよ。」

 

陳宮「おお! さすがは恋殿!!」

 

 輝いた目で呂布を見る陳宮。

 

一刀「・・・ハハ・・」

 

 苦笑しながらその様子を見る一刀だった。

 

陳宮「・・あ・・そういえば、北郷殿はここで何を?」

 

一刀「旅の途中でこの村に立ち寄ってね、そしたら黄巾党の大軍が来たから叩き潰した・・ってところさ。」

 

陳宮「どこかの将では無いのですか?」

 

一刀「いや、俺は今のとこ誰にも仕えてないよ、そこで相談があるんだけど、董卓さんに会わせてくれないかな?」

 

陳宮「・・なぜです? 仕官するつもりなのですか?」

 

一刀「う〜ん・・まだそんなつもりじゃないけどさ、個人的に興味があってね。最強と呼ばれる呂布さんが仕える人物にね。」

 

呂布「・・・・わかった。」

 

陳宮「れ・・恋殿!?」

 

呂布「大丈夫・・一刀、やさしい。」

 

陳宮「わかりました・・恋殿がそう言うのなら。」

 

一刀「ありがとう、じゃあ早速、案内してくれないかな?」

 

呂布「わかった。」

 

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数時間後−

 

呂布「着いた・・・」

 

 洛陽に到着した。そしてその後、すぐ玉座の間へと移動した。そこには、玉座に跨った銀髪の少女と、彼女の傍に眼鏡と三つ編みの少女がいた。

 

陳宮「月殿ー、黄巾党の討伐、完了しましたぞー。」

 

董卓「はい、お疲れ様です。あれ?そちらの方は・・・?」 

 

一刀「北郷一刀、旅の者です。」

 

賈駆「妙な格好ね・・・旅芸人?」

 

一刀「いや、一応拳法家だよ。」

 

陳宮「実は・・・・」

 

 陳宮は事のいきさつを話した。一刀の所業に誰もが驚いていたが、それ以上に一刀はあの2人が董卓と賈駆だという事に驚いていた。

 

一刀(やっぱ読みは当たっていたな・・)

 

 そして、その2人は何やらひそひそ話をしていた。

 

董卓「詠ちゃん、やっぱりこの人が・・」

 

賈駆「え? でもあれって噂でしょ・・」

 

董卓「でも北郷さんの着ている服って輝いててそれっぽいし・・」

 

賈駆「う〜ん・・悪いけど、私はどうとも・・」

 

董卓「じゃあさ、聞いてみたらどうかな、北郷さん。」

 

一刀「はい?」

 

董卓「あなたが天の御使いさんですか?」

 

一刀「へ? なんですか?それ。」

 

董卓「違うんですか?」

 

一刀「いや、違うもなにも初耳ですけど・・・」

 

董卓「天の御使いというのは・・・」

 

 一刀は天の御使いに関しての説明を受けた。

 

一刀「確かに・・その流星の場所に俺はいた・・けど、ぶっちゃけ、俺自身天の御使いなんて半信半疑だし、何より俺がそんな大それた者じゃないよ。」

 

賈駆「そう・・けど、今のとこ御使いが本当にいるとしたら、あんた以外に考えられないのよ。」

 

一刀「ふうん・・」

 

賈駆「もし、天の御使いがここに来たとなれば、私達はかなり有利になるわ、各諸侯の動きも気になるし、うまく行けば抑えられるかもしれない。」

 

董卓「北郷さん、あなたさえ良ければ、力を貸してくれませんか?」

 

 一刀はしばらく考え込んでいた。

 

一刀「・・・・一つ聞きたい。」

 

董卓「はい、なんでしょうか?」

 

 一刀は董卓の目を見てしっかりと話す。

 

一刀「董卓さんの目指す物は?」

 

董卓「私の目指す物・・ですか?」

 

一刀「ああ。」

 

董卓「・・・民が安心して暮らせる国、誰も奪い合わずに住む国、それを作り上げる事です。」

 

一刀「それは理想論じゃないのか?」

 

賈駆「ちょっとあんた!!」

 

 賈駆は突っかかるが、董卓はそれを制する。

 

董卓「確かにそうかもしれませんね・・しかし、例えかなわなかったとしても、自分を慕ってくれた民の皆さんだけは・・守り抜きたいんです。」

 

 しばらくの間、一刀は董卓の目を見ていた。その目に宿っている、確かな決意を感じ取っていた。

 

一刀「わかった、なら・・」

 

 一刀は跪いて礼をする。

 

一刀「俺の力、董卓さんのために使いましょう、この武にて、あなたの力となって働きましょう。」

 

 それを聞いた董卓の表情はかなり明るくなった。

 

董卓「有難うございます、では、私の真名を授けましょう。」

 

一刀「え?」

 

月「私の真名は月といいます、これからは真名で呼んでください。」

 

一刀「良いのか?」

 

月「はい。」

 

詠「仕方ないわね・・月がそうするなら・・僕も授ける、詠よ。好きに呼びなさい。」

 

 詠は苦笑しながら真名を言う。

 

一刀「・・・ありがとう。」

 

詠「べ・・別にあんたのためじゃなくて、月のためよ!!月に着いてくって、決めたんだから、僕が真名を言わないわけに行かないでしょ!!」

 

 顔を赤くしてツンデレ全開の詠だった。すると−

 

トコトコ

 

 呂布が一刀に近付いて来た。

 

一刀「ん?」

 

呂布「恋・・・」

 

一刀「・・・・それってもしかして・・君の真名?」

 

 恋は頷く。

 

一刀「・・・いいの?」

 

恋「・・・・いい、一刀なら。」

 

陳宮「恋殿が授けるのならねねも授けるのですぞ、ねねでも陳宮でも好きに呼ぶがいいです。」

 

 一機に真名を許され、少々戸惑う一刀、そこへ新たな2人が来た。

 

???「ただいまー、黄巾党の討伐終ったでー。」

 

???「頭は逃がしたがな。」

 

 紫の髪を後ろで一つに纏め、サラシを巻いた女性『張遼』と、銀髪で黒い服を着た女性『華雄』が入ってきた。

 

月「あ、ご苦労様です、霞さん、華雄さん。」

 

華雄「ん? お前は誰だ?」

 

 華雄は一刀を見て言った。

 

月「あ、彼は、今から私達の仲間になった人です。」

 

一刀「北郷一刀、拳法家だ、よろしく。」

 

霞「そっか〜、ウチは張遼や、真名は霞や、よろしくな〜。」

 

 霞は一刀と握手をして、いきなり真名を許す。

 

一刀「あ、あの、いきなり真名って・・・」

 

霞「ええんや、この様子やと、みんな許しとるんやろ〜ウチだけ許さんのも変やし、真名で良いで〜。」

 

一刀「わ・・わかった。悪いけど俺には真名が無くてね、好きなように呼んでくれ。」

 

華雄「華雄だ、よろしく。」

 

 華雄は手を差し出す。

 

一刀「よろしく。」

 

 一刀は握手をする。

 

霞「ところで一刀、拳法家っちゅーたな、強いんか?」

 

詠「さっき二万の軍勢をたった一人で叩き潰してたわ。」

 

一刀「ちょ・・詠!?」

 

霞「ホンマに!?」

 

詠「ええ。」

 

華雄「本当なら凄いな・・」

 

恋「・・・・一刀、強い。」

 

霞「ほほ〜、恋がそう言うとはな〜、なあ、ちょいと手合わせ・・」

 

一刀「いいよ。」

 

霞「はやっ!!」

 

詠「いいの? 霞はとことんやるから手加減しないわよ?」

 

一刀「大丈夫だよ、俺も腕には自身があるからね。」

 

霞「決まりやな!! じゃあ先に待ってるで。」

 

 こうして、一刀は霞との勝負に挑む事になった。

 

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 はい、やっと董卓軍と合流しました。

 

 この後は霞との勝負、(技も出ます。)と、華雄のオリ真名判明です。(散々悩んでつくる事にしました。)

 

 

説明
 よく考えれば、董卓軍の武将って一刀入れば四人だから・・『董卓四天王』!!・・・・はい、暑さのせいかそんな下らん事を考えてしまいました、とりあえず董卓軍合流です。
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コメント
待ち続けるぜ!!(心は永遠の中学二年生)
早く出ないかな・・・・5話(ken)
更新待ってます(風飛)
続きが読みたいですが、ちょっと期待は薄いですかね?まあ気長に待つことにします。(ハーデス)
続き楽しみにしてます^^(kazuto)
誤字報告p3腕には自身→腕には自信 ですか?早速の模擬戦どうなるか楽しみです。(深緑)
華雄のオリジナルの真名・・・気になる。(とんぷー)
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