真・恋姫無双 刀香譚 〜双天王記〜 第三十三話
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 「祭!もう一度言ってみなさい!」

 

 「何度でも言うてやるわ!このような無謀な戦、やる価値など一寸もない!」

 

 烏林、孫家の陣にて。

 

 大声で口論をしている孫策と黄蓋。その様子をある者は冷静に、ある者は困惑しながら見守っていた。

 

 「ならどうすると言うの!やつ等に降れとでも言うつもり?!」

 

 「それが孫家のためとなるならそれでもよかろう。柴桑で病床に臥せっている、堅殿とて、ここにいればわしを支持するに決まっておる!」

 

 さらに激化する孫策と黄蓋の口論。

 

 「大体よく見てみい!風は一向に変わる気配がないではないか!この状況で火計など使えば、火に包まれるのはワシらの方じゃぞ!」

 

 そう。

 

 この地に吹く風は、未だに東南の風。北東の風が吹き出す気配はまるで無かった。

 

 「こんな状況で戦に踏み切るなど、まさに愚の骨頂!孫家の跡取りたるものの判断ではないわ!」

 

 「なんですって?それが孫家に仕える宿将の言葉?!」

 

 「宿将じゃからこそじゃ!孫家を守るためならわしは何でもするし、何でも言うぞ!それが気に食わぬと言うなら、この古首、落としてから戦をすればよい!負け戦をじゃ!」

 

 「この……!ならお望みどおりその首を落として、天への供物にしてあげる!そうすれば風だって私たちに有利なものに変わるでしょうよ!」

 

 そう言って腰の剣を抜く孫策。

 

 「止せ、雪蓮!祭どのも落ち着いてください!」

 

 二人の間に割ってはいる周瑜。

 

 「どいて、冥琳!邪魔するならあなたも斬るわよ!」

 

 「退けい、公謹!こやつの如き童に斬られるわしではないわ!」

 

 周瑜をはさんでにらみ合う、孫策と黄蓋。そこに、

 

 「孫策どの、お気持ちはわかるが、戦の前に味方を斬っては兵の士気も落ちましょう。ここは棒打ちあたりで収められては?」

 

 そう孫策に提案する趙雲。

 

 「……そうね。祭、いえ、黄蓋将軍。あなたを上官侮辱の罪で、五十回の棒打ち刑とする。表へ出なさい」

 

 「ふん!せいぜい負け戦に精を出すがよいわ。後悔にまみれながらのう!」

 

 「口の減らない……!早く出なさい!」

 

 天幕を出る黄蓋。そしてそれに続く一同。

 

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 「ほれ、とっとと済まさんか!」

 

 天幕を出たところで座り込み、おもむろに上着を脱ぐ黄蓋。

 

 「祭さま、これを口に。舌を噛んでは大事です」

 

 「いらん。策どの、いや、伯符如きの非力で打たれる棒など、蚊に刺されたほどにも感じぬであろうて」

 

 「……どこまでも憎まれ口を……!!ふん!!」

 

 バシッ!

 

 「ぐ!」

 

 何の前触れも無く、孫策が黄蓋を棒で打ちつける。

 

 「二つ!三つ!四つ!」

 

 バシッ!バシッ!バシッ!

 

 次々と、黄蓋の背を棒で打ちつける孫策。

 

 「さ、祭様……!!冥琳様!どうか止めてください!」

 

 たまらず周瑜に懇願する呂蒙。しかし、周瑜はそれに何も答えない。

 

 「亞莎ちゃん〜、つらかったら向こうに行ってて良いですよ?」

 

 呂蒙にそう促がす陸遜。

 

 「……はい。そう、します……」

 

 その場を去る呂蒙と陸遜。

 

 「二十!二十一!二十二!」

 

 「う!く!ぐ!」

 

 その間にも続く棒打ち刑。黄蓋はそれに必死で耐える。

 

 その光景を物陰から見る、一人の兵士がいた。

 

 そして、

 

 「四十八!四十九!五十!」

 

 最後の一打を、孫策が打ち終える。黄蓋はすでに気を失っていた。

 

 「ハァ、ハァ、ハァ。……冥林、この者を連れて行きなさい。脱走なんてしないように、厳重に見張っておくようにね」

 

 「わかった。……おい!」

 

 「は!」

 

 兵士たちに担がれ、気絶した黄蓋が運ばれていく。

 

 「……」

 

 すっ、と。物陰からそれを見ていた兵士の姿が掻き消える。

 

 それを視界の端に捉え、にやりと笑みを浮かべる、孫策と周瑜であった。

 

 

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 「そうか。仲間割れを起こしおったか。ふん。所詮その程度の結束じゃったか」

 

 「全く。我らとは大違いですな。帝の御為に働く我らとは」

 

 はっはっは、と。大声で笑う許貢と劉?。

 

 (……よく言う)

 

 それを冷ややかな目で見つめる禰衡。

 

 烏林の対岸に陣を張る、反孫家軍の陣中。孫家の陣中に放った細策から、孫策と黄蓋の仲違いの報せを聞き、劉?と許貢は上機嫌であった。

 

 「許貢どの。これは良い機会じゃ。黄蓋をこちらに引き込むとしようではないか」

 

 「おお、それは良い。宿将たる黄蓋が寝返ったとあれば、あちらの士気はがた落ちになるであろうて」

 

 劉?の提案に頷く許貢。

 

 「使者には、そうじゃな……。ふむ。おぬしに行ってもらおうか」

 

 許貢がその場に控えている、もう一人の人物に声をかける。

 

 「私……ですか?」

 

 「そうじゃ。路頭に迷っていたそなたらを拾ってやったのは、このわしらじゃ。抹陵にいる主君と同僚が大事ならば、わしらの命には従ってもらうぞ。よいな、顔良将軍?」

 

 「……わかりました」

 

 頷く顔良であった。

 

 

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 場面は再び烏林。

 

 「いつつ……!策どのもも少し手を抜くということが出来んものかの?あいたたたた!」

 

 寝台にうつぶせになったまま、そう毒づく黄蓋。

 

 「孫策さん、ずいぶん楽しそうだった気がしたのって、私だけかな?」

 

 引きつった顔で言う徐庶。

 

 「わたしも、随分、嬉々としてやっておられたような気がします。何か恨みでもあったんでしょうか?」

 

 「策殿に恨まれるようなことは、何もしとらんわい。公謹ならば判らんでもないがの」

 

 「は、はは……?!」

 

 引きつった笑みを浮かべる呂蒙だったが、そのとき、外の何かに気付く。

 

 「……徐庶さん、私たちもそろそろ、明日の準備に向かいましょう」

 

 「え?あ、はい。それじゃ黄蓋さん、一兵卒になっても、頑張ってくださいね」

 

 突然話を切り上げ、天幕を出て行く二人。

 

 「ふん。余計なお世話じゃ!はよう去ね!」

 

 二人に背を向け、そう吐き捨てる黄蓋。

 

 そして、二人が天幕を出て少しした後。

 

 「……いつまでそこにおる気じゃ?はよう入ってこんか」

 

 「!!……お気づきでしたか」

 

 天幕内に一人の女性が入ってくる。

 

 「……何者じゃ。指揮官に逆らって兵卒に格下げになったわしに、一体何のようじゃ」

 

 「許貢さまから、黄将軍をお迎えするよう言い付かってきました。私は姓を顔、名を良と申します」

 

 「!?顔良じゃと!!あの、袁紹の腹心のか!?なぜおぬしが江東に、それも彼奴らの下におるのだ!」

 

 とんでもない名前を名乗ったその人物に、思わず声を大きくして問う黄蓋。

 

 「それについては、いずれお話しすることもありましょう。それより、お話をさせていただいてよろしいですか?」

 

 「……良かろう。で、わしに何をさせたいのだ」

 

 ひそひそと密談を始める二人。だが、顔良は気付かなかった。外で聞き耳を立てている者が、いることに。

 

 

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 「そうか。黄蓋はわしらにつくと」

 

 「はい。明朝、武器と食料を積んだ船三隻とともに、こちらに向かわれるそうです」

 

 反孫家軍の陣中にて、顔良からの報告を聞く許貢と劉?。

 

 「くくく。これでわれらの勝利は間違いなくなったな。仲達公に良い報告が出来そうじゃ。のう、禰衡どの?」

 

 「?禰衡はどうした?姿が見えぬが?」

 

 天幕内には、許貢と劉?、顔良の三人しか居なかった。

 

 「良いでは無いか。どうせ三百程度の虎豹騎など、使い道は無いのだ。放って置けばよい」

 

 「それもそうじゃな。ふふふ。明日が楽しみじゃわい」

 

 かっかっか、と。笑いあう許貢と劉?。そして、一人複雑な表情の顔良であった。

 

 

 そのころ、長江を下る一隻の船の上では。

 

 「仕込みはこれで完了、と。しかし仲達さまのお考えは判らないわね。わざわざ反乱を煽っておいて、その上で負けるように仕向けるんだもの」

 

 「仲達公のお考えをわれらが知る必要など無かろう。われらは公のお言葉どおりに動いていればいいのだ」

 

 禰衡の隣に立つ女が、感情のこもらない声でそう言い放つ。

 

 「それはそうなんだけどね。……で、あんたのほうの仕込みは終わったわけ?」

 

 「無論だ」

 

 禰衡の問いに短く答える女。

 

 「そ。……じゃ、とっとと仲達さまと合流しますか。ね、祝融ちゃん」

 

 「……ちゃんをつけるな」

 

 「はいはい」

 

 クスリと笑う禰衡と、仏頂面のままの祝融を乗せ、船はさらに下流へと進む。

 

 そして、その翌日。

 

 

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 「許貢どの、あれがそうではないか?」

 

 「うむ。先頭に黄の旗が掲げてあるの。よ〜し、受け入れの準備をせい!!」

 

 対岸から、”北東の”風に乗ってやって来る三隻の船を確認した劉?は、その受け入れの為に船団を左右に動かさせる。

 

 「喫水線も結構深くまで沈んでおるな。どうやら、空舟ということもなさそうじゃ」

 

 「心配性じゃな、そなたも。偽りの投降というのであれば、あの棒打ちもすべてが芝居ということになるではないか。報告を聞く限り、とても芝居とは思えまいが」

 

 「そうじゃな。年をとるとどうも疑り深くなってのう。お、来たようじゃ」

 

 三隻の船が船団の間に入る。そして、その時だった。

 

 「ん?あれは……黄蓋か?なぜあんなところで船の上に立つのだ?」

 

 先頭の船の上に、黄蓋がすっと立つ。そして、その手に握り締めているのは、

 

 「た!松明!ま、まさか!?」

 

 「よせ!やめろ!!」

 

 「もう遅いわ!苦肉の策を信じたおのれらの不幸を呪うが良い!!」

 

 そう叫び、松明についた火を、自身の乗る船に点火し、河へ飛び込む黄蓋。

 

 その瞬間、だった。

 

 どおおおおおん!!

 

 大爆発とともに、次々と炎が周りの船に燃え移る。

 

 「な!何じゃ今のは!ただの火では……!!」

 

 「火薬、というものじゃ。盟友殿からいただいた品でな。火がつくと大きく爆発し、激しく燃える。もっとも、近づかねば点火できんのが、これの欠点じゃがの」

 

 おろおろとする許貢と劉?のそばに、先ほど河に飛び込んだ黄蓋が立っていた。

 

 「おのれ……!だが、船はまだ半数近くが残っておる!それに、周りを見よ!兵はすべて陸におって無事じゃ!このまま貴様をくびり殺して、その首を持って柴桑へ直接攻め込んでくれる!」

 

 黄蓋をにらみつけながら、そう叫ぶ劉?。

 

 「くっくっく。このたわけどもが!わけのわからん者にたぶらかされて、これしきのことすら読めなくなっておったか!!あれを見よ!」

 

 黄蓋が指差すほうを見やる、許貢と劉?。その方向には、柴桑がある。そして、

 

 どどどどどど。

 

 次第に聞こえてくる地響き。そして、

 

 「あたしの名は孫文台!江東の虎とはあたしのことだ!死にたいやつはかかってきな!!」

 

 『そ、孫堅だと!?あやつは病床に臥しているのではなかったのか!?』

 

 声をそろえて驚く二人。

 

 「馬鹿たれが!細策が入り込んでいることなどお見通しじゃ!すべては承知の上での芝居!堅どのもああして、すこぶる元気じゃわい!!」

 

 そう。すべては反孫家軍を油断させるための芝居だった。孫策と黄蓋の口論も、五十杖の刑罰も、孫堅が病に倒れているというのも、全て。

 

 

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 「おのれ、おのれ、おのれ!だが、あきらめん!わしらは決して諦めんぞ!許貢どの!この場は任せるぞ!全軍退け!抹陵まで撤退じゃ!!」

 

 許貢を見捨て、一人逃げ出す劉?。

 

 「ま、待て!わしも、わしも連れて行ってくれ!!」

 

 「逃すか!明命!」

 

 「はい!」

 

 どこに潜んでいたのか、周泰が突然現れ、許貢を取り押さえる。

 

 「は、離せ!いやじゃ!死にとうない!!」

 

 「往生際が悪いね。これだけのことをしでかしたんだ。潔く覚悟しな」

 

 「おお、堅どの」

 

 黄蓋の後ろに、いつの間にか孫堅が立っていた。

 

 「祭、怪我はもう良いのかい?」

 

 「なあに。策殿の棒打ちなど、蚊に刺されたほどにしか感じぬわい」

 

 「ふふ。強がってまあ。……それよりも、だ。許貢。首謀者の一人をこのまま逃がす、ってわけにはいかないんだ。とりあえず、柴桑まで一緒に来てもらうよ。いろいろ聞きたいこともあるからねぇ」

 

 「う、うう……」

 

 がくり、と。その場にひざを着く許貢。

 

 「劉?めはどうするので?」

 

 「今頃、雪蓮が追っかけているだろうよ。祭、あたしらは残存兵の捕縛と、荷の回収をするよ」

 

 「うむ」

 

 

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 「何で邪魔するのかしら?おとなしくそいつを渡してほしいんだけど?」

 

 「……お断りします」

 

 「主君が捕まっておるからか?ならばそいつを引き渡した上で、われらに協力すればよかろう」

 

 「そうだな。脅迫されてのことであれば、何も罪に問うことは無い。このまま抹陵にともに向かえばそれで」

 

 「駄目です!!」

 

 孫策、趙雲、周瑜の三人の説得にも、決して首を縦に振らない顔良。

 

 一人逃亡した劉?を追ってきた孫策たちは、劉?の乗る船を拿捕することに成功し、当人を捕らえようとした。だが、同乗していた顔良にそれを阻まれていた。

 

 「……そ。なら、あんたを斬ってそいつも斬るとするわ」

 

 孫策が剣を手に顔良に迫る。

 

 「孫策さんが相手じゃ、私に勝てる道理はありません。ですから」

 

 ぶん!!

 

 と、顔良が突然、その大槌を帆柱に振るう。そして、それが孫策たちのほうへと倒れこんでくる。

 

 「うわ!」

 

 「なんと!?」

 

 「く!」

 

 倒れこんでくる柱をよける孫策たち。その瞬間、

 

 ざばああああんん!

 

 「しまっ!」

 

 顔良は劉?を抱えたまま、長江へと飛び込んだ。そして、そこに近づいてくる一隻の船。

 

 「く!まだ生き残りの船が居たか!」

 

 その船は顔良と劉?を拾い、一目散に下流へと下っていった。

 

 「逃げられた、か。母様に叱られちゃうかな?」

 

 「仕方あるまい。相手一隻だけと思い込んで、こちらも一隻しか船を連れてこなかったのだ。それに、生き残りのほかの船に気付けなかった、私の落ち度でもある」

 

 「駿舸も連れてきておけば、良かったかも知れんな。これはわれわれの手抜かりだ。もうしわけない」

 

 反省する孫策と周瑜。そして、その二人にわびる趙雲。

 

 「済んだことは仕方ないわ。冥琳、二人して母様に叱られましょ」

 

 「やれやれ。お前と一緒に文台さまに説教されるのは、何年ぶりだろうな」

 

 はるか長江の下流を見やる三人。

 

 こうして、江東における戦は終結した。

 

 だが、抹陵以東はいまだ反乱軍の勢力下のままである。

 

 この先、孫家の命運はどうなるのか。

 

 反乱軍に属する顔良と、その主君たちはどうなるのか。

 

 夕日に紅く燃える長江は、黙して何も語らない……。

 

 

説明
刀香譚の三十三話です。

今回は揚州での戦いの顛末をお送りします。

ちなみに、一刀たちは一切出てきませんのでwww

では、参りましょうか、赤壁へ。
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コメント
しかし 作者殿の展開は相変わらずよめん。。。(qisheng)
袁家の三人組がこんなところに流れ着いていたのか。どんな状況であれ斗詩が一番苦労してる姿しか浮かばないのは何故だろうか?ToT(深緑)
瓜月さま、ご指摘どうもです。ただいま直しました。(狭乃 狼)
よーぜふさま、わざと入らせてるんですよwwその辺も描写すればよかったですね。(狭乃 狼)
とっしーが隠密だと? まぁなにはともあれ、祭さん毎度のごとくお疲れ様ですw  沙和は華琳さま相手でも「○○しましたなの〜」な話し方だったような(よーぜふ)
hokuhinさま、どっかのまんまな展開は避けたかったんで^^。でもなるほど。確かにそうかも。酒と食い物の恨みは怖いですからねwww(狭乃 狼)
冥琳じゃなくて雪蓮が棒打ちとは・・・ 祭さんに秘蔵のお酒でも取られたかw 仲達が何考えているのかわからないが、なにかやばそうな感じがしますね。(hokuhin)
村主さま、はい、今更です^^。斗詩はなんでしょう?単に人質が居るからだけなのか?それとも?はてさてww(狭乃 狼)
まさかの斗詩さん、ああた一体何をwその辺りは仲達さん絡みでしょうが しかし敵に今度は祝融まで・・・カオスになってきましたなw(えっ、今更?)(村主7)
紫電さま、次回はまた一刀たちのほうに戻ります。あっちも決着つけないと。あ〜、難産の予感・・・orz(狭乃 狼)
東方武神さま、さてさて、何があるでしょうねwww(狭乃 狼)
更新乙です♪・・・赤壁で勝利を収めた雪蓮達。しかし劉?を取り逃がしたことは今後に何を齎すのか・・・?(東方武神)
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恋姫 刀香譚 雪蓮 冥琳  亞莎  赤壁 

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