戦華 洛陽
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一刀「桃香たちと別れてもうずいぶんになるな」

戦華「そうだな・・・雛里大丈夫か?」

雛里「はっはい」

一刀「んー・・・今日はこの近くの町に止まろうか」

戦華「いいのか?路銀も残り少ないぞ」

一刀「大丈夫大丈夫、あと一回分はあるから・・・・雛里、あと少しの辛抱だよ」

雛里「はい」

戦華「ふむ、やはり体力の問題があるということか・・・・」

一刀「まぁ・・・そんなところだね」

雛里「はぁ・・・はぁ・・・・まってください」

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一刀「すいませーん」

おやじ「はい、なんでしょう?」

一刀「部屋をお借りしたいのですが・・・・三人泊まれますか?」

おやじ「はい、空いておりますよ・・・こちらです」

一刀「その前に代金を先に支払いますね」

おやじ「先にですか?」

一刀「ええ、だめですか?」

おやじ「いえいえ、ではxxxほどになります」

一刀「では・・・・はい」

おやじ「確かに・・・では、ご案内しますね」

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一刀「ふぅ・・・久々に安心して寝れるね。戦華、雛里」

戦華「ああ、そうだな・・・・それで、どうするつもりだ?」

雛里「(とてとて・・・・ぽてっ)」

一刀「んー、実は特に決めてるわけじゃないんだよなぁ」

戦華「決めてない?」

一刀「今起きてる混乱のあと、おそらく来るだろう次なる混乱、いや・・・生贄」

戦華「反董卓連合か?」

一刀「うん・・・あれは結局董卓に嫉妬した、袁招が起こした戦なんだよね」

戦華「ふむ」

一刀「本当なら起きなくてもいい混乱が起きた、正義の連合か悪の董卓かってね」

戦華「それはわかるが・・・・その董卓軍には呂布や張遼がいたのであろう?なぜ、苦戦するのだ?」

一刀「うん・・・連合が通るであろう関は二つ」

戦華「シスイカンとコロウカンだったか」

一刀「うん、まずシスイカンの守将はこの世界の華雄と張遼」

一刀「連合は華雄を関から出させるために挑発。その挑発に怒った華雄は関から出てきて」

戦華「関羽に討たれた」

一刀「そのとき張遼は言ってたと思うんだ・・・・関の守りを放棄するならコロウカンに引くと」

戦華「そしてそのまま引いたか」

一刀「そう、関は孫サクに落とされ、連合は勢いづいた」

一刀「その勢いのまま、次の関。コロウカン」

戦華「しかし、コロウカンには呂布が折るだろ?」

一刀「いるにはいるけど・・・・」

戦華「けど?」

雛里、一刀のひざで熟睡中

一刀「飛将軍と呼ばれた武はすごいのだけれど・・・知がな」

一刀「篭城はせず、野戦で連合を迎え撃ち、呂布は兵の少ない劉備に、張遼は夏侯惇のいる曹操軍に突撃する」

一刀「そこで劉備は敗走の振りをして袁招に呂布をなすりつけ、意趣返しをする」

一刀「一方、張遼は夏侯惇と対決、打ち負かされ曹操に下った」

戦華「ふむ・・・ではなにか?「ん?」結局関は無人だったということか?」

一刀「そうなるね・・・空っぽになった関を劉備軍がおとし・・・それを見た呂布は逃走、連合軍は洛陽についちゃったってことになるね」

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戦華「ふむ・・・そこで劉備に董卓が討たれる・・・か」

一刀「まぁ・・・あまりいい話ではないね」

戦華「ふむ」

一刀「そろそろこの混乱も終わる、そうなれば董卓軍に取り入るチャンスがなくなるんだ」

戦華「まぁ・・・雛里ならまだしも、私は武しかないのだからな」

一刀「そこで・・・明日、洛陽に行くにあたって・・・」

戦華「何かするのか?」

一刀「戦華には呂布と試合してもらおうかと・・・いい?」

戦華「かまわないぞ・・・・その前に」

一刀「ん?」

戦華「董卓はこの時期、洛陽にいるのか?」

一刀「あ・・・・いないかも」

戦華「おいおい・・・しっかりしてくれよ」

一刀「あははは・・・まぁ明日言ってみよう」

戦華「わかった」

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一刀「それじゃぁ・・・・オヤスミ、戦華」

戦華「ああ、オヤスミ、一刀」

 

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コメント
雛里可愛えぇ。(readman )
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