朝比奈みくるの羞恥 |
朝比奈みくるは急いでいた
生真面目な性格の彼女は急いでいても廊下を走ることなく、早足で移動していた
ただただトイレを目指して…
彼女の悲劇は授業中に起きた
昼休みの最中にトイレに行き忘れたからか、はたまた昼食と一緒に頂いたお茶が原因か…
先生の前置き的な話が終わり、本題である授業が始まった頃に急激な尿意に襲われたのだ
生真面目な上に小心者の彼女はひたすらにその尿意を我慢するしかなかった
そんなわけで緩慢な授業中、彼女は絶え間なく尿意に襲われ続け心身共に擦り減らされていた
きーんこーんかーんこーん
鶴屋「やっと授業が終わったさ、おや?みくるどうしたんだい?青い顔して」
みくる「ご、ごめんなさい!ちょっと急ぎますんで!」
そう言うやいなや教室を飛び出していくみくる、彼女には既に1分1秒たりとも猶予がなかった
ただひたすらにトイレを…便器を求めて…
今の彼女には数十メートル程度しかないトイレまでの道のりが3千里以上の道のりに感じたことだろう
そして、やっとのことでトイレの目の前まで辿り着くことができた
キョン「お、朝比奈さん」
何も知らないキョンは朝比奈さんの肩をポンと叩いた
最後の砦が崩れた瞬間である
みくる「ひぁ!」
何とも言えない悲鳴を上げるとみくるは腰砕けになり、へたれこんでしまった
キョン「あ、朝比奈さん?どうしたんですか、突然?」
みくる「グスン…キョン君のバカぁ、ひっくひっく」
キョン「一体、何がなんだか…ホントどうした…ん?この匂いは」
みくる「どっか行って、お願いだから、どっか行ってよぉ!」
キョン「朝比奈さん、まさかお漏r…」
みくる「いやああああああああああ!」
みくるのへたりこんだ場所には、少し黄色みがかった水溜まりが出来ていた
完全なるお漏らしである
キョンに肩を叩かれた瞬間、必死に蛇口を閉めて我慢していたものが破裂してしまったのだ
みくる「ひっく、えっぐ…恥ずかしいよぉ、もう生きていけないですぅ」
キョン「あぁ、その、何だ…俺、実はお漏らし萌えなんだ…」
みくる「ふ、ふぇ?」
キョン「正直、辛抱たまりません…いただきます」
そう言うと、キョンはおもむろに聖水が溜まったみくるの太腿と太腿の間に顔をぶっ込んだ
みくる「ふぇ?ふぇ?ふぇえええええええええ!な、何してるんですか?やめてください」
キョン「ずびびびびび、ごくごくごく…朝比奈さん、イイ味してますよ、健康的で何よりです」
みくる「この変態!死ね!半径1メートル以内に近寄るな!スカトロマニア!」
そういうと、みくるはキョンに強烈なビンタを食らわせると、濡れたパンツも太腿も気にせずに何処かえとスタスタ歩いていってしまった
キョン「ホント、何だったんだろう?」
そんな北高のある1日
ただ、キョンはその後数週間みくるに口を聞いてもらえなかった
それぐらいで済んでよかったというものだ
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『涼宮ハルヒの憂鬱』の朝比奈みくるちゃんが大変な事になるショートストーリー おしっこ注意 |
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涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈みくる キョン おしっこ | ||
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