涼宮ハルヒの砂糖楓
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ここは北高、時間は朝のホームルーム前

キョンが寒さに震えながら登校してくると、後ろの席でハルヒが難しそうな顔をしていた

 

ハルヒ「最近さぁ、やたらとメープルシロップ入りのお菓子とか飲み物を目にするのよ」

キョン「そりゃぁ、バンクーバーオリンピックが近いからな、それにのっからん企業はないだろう」

ハルヒ「それは分かってるのよ!でもカナダだからってメープルシロップって考え方は安易な発想だとは思わないわけ?」

キョン「じゃあお前はメープルシロップ以外のカナダの名産品を知っているのか?俺は知らん」

ハルヒ「あたしだって知らないわよ!」

キョン「だと思ったよ…なら企業が安易と知りながらもメープルシロップに頼らざるを得なかったのも仕方ないことだろうさ。それにだ、たとえメープルシロップ以外で何か思いついたとしてもだ、エスキモーにインスピレーションを受けたアザラシの肉入りカレーとか売り出されても赤字を垂れ流すだけでイイことないだろうさ」

ハルヒ「…アザラシの肉って美味しいのかしら?少し食べてみたい気もするわ」

キョン「おい!」

説明
バンクーバー五輪開催直前くらいに書いた、ショートショートです
話というか、私の思った事をハルヒとキョンにしゃべらせた感じかも…
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涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ キョン 

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