日本の小私鉄、何処へ |
説明 | ||
平成に移り変わること二十年、日本各地で薄らぐ昭和時代の面影。 マイカーが増えるにつれ、津々浦々には道路が整えられる。 国鉄幹線沿いに散在した小私鉄は役目を終え、次々と消えて行った。 今やどの町並みも新建材の匂いがする、端正な顔に整えられてゆくばかり。 何処へ行ってしまったんだろう? 冬の青空に映える柿の実の赤、蔦が這う漆喰壁の土蔵。 商店の軒先に貼られた琺瑯看板、電柱の街路灯は笠のついた白熱電球。 ダイヤ硝子の窓を設えた入り母屋、木目が美しい杉板塀の路地。 そんな風景の中を縫って行く、深い屋根の老電車…… 戻ってきて欲しい、日本の小私鉄の風景。 |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1280 | 1244 | 7 |
コメント | ||
私の地元は未だに私鉄が元気です。貴重な学生の足ですし、観光の目玉です。後、鉄道マニアの人も来る(Ocean) | ||
タグ | ||
鉄道模型 鉄道 架空鉄道 千葉九十九里交通汐津町線 | ||
那辺 流:nabe ryuさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |