次の日

華琳「昨日秋蘭から報告を受けたのだけれど････霞、何か言いたいことがあるんじゃなくて？」

霞「んー･･･あー･･･えっと」

春蘭「どうした？いつものお前らしくないぞ」

霞「いや･･･そのな･･･一刀の騎兵の一部でええねん････うちの隊に入れてもらえんかと････」

春蘭「無理だな」

霞「えーって、惇ちゃん！？」

春蘭「私がいくら言ってもいい返事をもらえないのに、霞がいって許可がもらえるとでも？」

霞「そりゃ･･･おもってへんけど･･･でも、あないな能力もった兵はほしいヤン？」

春蘭「そりゃ･･･自分の隊は他よりも優れてると誇りたいが･･･一刀の隊は別格だからな」

霞「そうやろ？」

一刀「別にこれといって特別なことしてないのだけれどな･･･」

真桜「そうやで、姉さん･･･特別なことは何一つしておらんよ？」

霞「特別なことしておらへんのなら、あの能力は一体どうやったん？」

凪「元々素質があったとしか･･･」

霞「素質だけであないな能力になるんかいな」

華琳「落ちつきなさい！一刀は霞に訓練の様子を見せて納得させなさい」

一刀「りょ〜かい」

一刀「ってことで数日･･･長ければ数ヶ月霞が訓練風景を見ることになる」

一刀「皆はいつもどおり動いてくれ」

『はっ！』

一刀「麟」

麟「はい！」

一刀「今日から新兵を織り交ぜて、警邏をするけど･･･いい？」

麟「はい！大丈夫です！ですよね？皆さん」

兵たち『はい！問題ありません!』

一刀「それじゃぁ････凪は北「はい！」真桜は西「はいな」沙和は南「はいなの〜」麟は東「はい！」をそれぞれ頼むぞ！」

『はい！』

民「ぬすっとだぁぁ！」

真桜「ドコや！？」

民「あいつです！」

真桜「のがさへんで！お前とお前は先回りしとき」

兵「「はっ！」」

真桜「うちらは追いかけるぞ！」

民「楽進将軍すみません」

凪「いえ、お気になさらずに」

子供「わーい、凪姉ちゃん」

凪「こらこら、走ると危ないぞ」

民「いつもアリガトウゴザイマス」

沙和「んー、この服もかわいいの〜」

兵「副長！あの･･･警邏は？」

沙和「ん〜？めんどくさいの〜」

兵「めっめんどくさいって･･･」

兵「副隊長！警邏終わりました」

沙和「わかったの〜･･･以上はなかったの？」

兵「はっ！これといった問題はありませんでした！」

沙和「わかったの〜･･･」

麟「何にも異常はなさそうですね」

兵「はい･･･では？」

麟「はい、昼飯を食べに行ってもいいですよ･･･午後は一度城門に集合してください･･･何か変更があるかもしれませんから」

兵『はっ!』