東方†恋姫録 2
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一刀side

 

 

・・・・・どこだここは

 

 

・・・・・そこら中からなんでこんなに鉄の臭いがするんだ

 

 

・・・・・どうしてこんなに大地が赤いんだ

 

 

・・・・・あの叫びはどこから聞こえるんだ

 

 

 

・・・・・どうして、俺の手が

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

        真っ赤に染まっているんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を開くと、昨日見た天井

 

 

・・・・・どうやら夢だったらしい

 

 

でも、”また”人を殺すことになるかもしれない

 

 

今俺のいる世界は、まだ俺が【外】にいた時に読んでいた、三国史の世界

 

 

いやそれの異次元の世界か、有名な将たちが女だし、

 

 

ともかく、ここで生きるには人を殺さなければならない

 

 

でも、いや、よそう、考えれば考えるほど疲れるだけ

 

 

外を見ると、まだ、日が完全に昇っていない

 

 

・・・あれ?光がいつもよりきれいに見え・・・ってなんで【あれ】をつけてないんだ!?

 

 

あ、そういえばこっちにきてからつけるの忘れてたな

 

 

たしか、俺のバックの中に・・・・・あった

 

 

コレをつけておかないと暴走してしまう危険があるから、ってあいつに言われてたのに

 

 

気をつけないとな

 

 

さてと、日はまだあまり昇ってないし、少し歩くか

 

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中庭

 

 

月「詠ちゃんとこうやって歩くの久しぶりだね」

 

 

詠「う、うん、そうね」

 

 

すこし?赤くなっている詠をみて月は微笑んだ

 

 

月「ふふっ「♪〜♪〜」あれ?」

 

 

詠「どうかしたの月?」

 

 

月「うん、あっちのほうから何か聞こえてくるよ」

 

 

詠「え?」

 

 

詠が月の指したの方に耳を向けると、歌が聞こえてきた

 

 

詠「歌・・・みたいね」

 

 

月「きれいな声だね」

 

 

詠「・・・うん」

 

 

聞こえてきた歌はとてもきれいで、二人の心を安らげた

 

 

月「詠ちゃん、いってみよ?」

 

 

詠「・・・そうね、誰がうたっているのか気になるし行ってみよっか」

 

 

月「うん!」

 

 

・・・・・少女移動中

 

 

 

 

 

詠「あれ?あいつは・・・・」

 

月「一刀・・・さん?」

 

二人が歌の元へ行くとその先にいたのは、歌っている一刀だった

 

だが、昨日の雰囲気とは何かが違った

 

まとめていた髪を流して、昨日は全身黒い服をきていたのに今日は真っ白な服を着ていた

 

一刀「♪〜〜♪ーー・・・!!!!!」

 

不意に、一刀の歌が変わった・・・

 

先ほどまでのやさしい感じではなく、なにか恐ろしく感じる歌だった

 

二人は、驚いた、そして

 

 

 

 

震えていた。

 

月「(なにでしょうこれ、怖い、これは恐怖?)」

 

詠「(怖い、さっきまで、とても心が安らいでいたのに、曲が変わっただけでなんで・・)」

 

そう、二人が感じていたのは恐怖、ただの歌のはずなのに、とても怖かった、そして

 

 

一刀「!♪!!♪!!♪―――――・・・」

 

 

歌が終わった・・・・

 

二人は、足元から崩れた、それほどまでに恐怖を感じていたのだ

 

その音を聞いてか、一刀が二人に顔を向けた

 

一刀「詠!?月!?なんでここに!?まさか今の聞いていたのか!」

 

一刀が二人に話しかけるが、放心していた・・・

 

一刀「あちゃ〜;まさか【コレ】をつけてないときに聞かれるなんて」

 

一刀の右手にはなにやら紋様の書かれた長い布があった

 

一刀「まさか聞かれているなんて思わなかったし、どうしたらいいかな(汗」

 

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詠「・・・・あ、れ?ここ・・は?」

 

月「詠ちゃん!!」

 

詠「ゆ、月!?」

 

一刀「お、詠も目が覚めたみたいだな」

 

詠「アンタ!あれ?、僕はいったい・・」

 

月「私はよくわからなくて」

 

一刀「はぁ〜、二人は俺の”能力”にあたっただけだよ」

 

詠「能力?」

 

一刀「そ、占いで言っていた天の力ってやつだよ」

 

月「どんな力なんですか?」

 

一刀「・・・【感情を操る程度の能力】だよ」

 

詠「か、感情って、使い方によっては危険じゃない!!って僕と月が倒れたのってまさか!」

 

そういうと詠は月を守るようにしながら身構えた

 

一刀「いや違う違う、あれはちょっとした事故だよ」

 

詠「・・・どうゆうことよ」

 

一刀「俺はこの能力を完全には制御できてないんだ」

 

月「えっ。それって危険なのでは?」

 

月の言うとおりだ、制御できないということは勝手に発動するということ

 

そこらじゅうの人達を惑わしてしまう危険性がある

 

一刀「それなら大丈夫、これがあるから」

 

一刀がポケットから取り出したのはさっきの布だった

 

詠「それは?」

 

一刀「俺の能力を制御するための布だよ」

 

詠「はぁ!?じゃあどうしてつけてなかったのよ!!」

 

まぁ詠の反応はもっともだ、制御するためのものがあるのにどうしてつけてないのか

 

その答えは・・・

 

一刀「・・・・・えっと;、誰もこないだろうと思ったから、思いっきり歌いたくて」

 

なんとも単純な理由だった・・・

 

詠「なによそれ!そんな理由で、はずしてたの!?」

 

月「・・・・・」

 

一刀「ごめん」

 

詠「ごめんで済むはずないでしょ!!そんな能力なら危険って・・・・」

 

一刀「(あ、これは長いな;)

 

 

 

 

 

少女、少年説教中・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

詠「・・・いいわかった!!以後気をつけなさいよ!!」

 

一刀「ああ、わかったよ(映姫に説教されたときぐらい長かったな;)」

 

月「詠ちゃん・・・」

 

詠「何、月!!」

 

月「へぅぅぅ、そ、そろそろ、集まる時間だよ」

 

詠「えっ;」

 

空を見ると太陽が結構上まで上っていた

 

詠「ちょ!?、たいへん!アンタのせいで遅れそうじゃない!!」

 

一刀「んなこといわれてもな〜;」

 

詠「ああもう!!、さっさと王座の間にいくわよ!!ほら月も!!」

 

月「待って詠ちゃん!!、あ、それと一刀さん」

 

一刀「?なに月?」

 

月「いいたくないことがあるならいわなくていいですよ」

 

一刀「!!!!!!!」

 

月「でも、何か困ったことがあるなら、私達に相談してください、もう仲間なんですから」

 

そういうと、詠の向かったほうに月も走っていった

 

一刀「・・・・・・ふぅ・・・ありがとう月」

 

一刀は手に持っていた布を巻いてから、二人の行ったほうに向かった

 

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あとがき

 

 

 

没「どうも没漢女です、久しぶりに投稿しました!!

 

  投稿するのはもう少し早くするつもりだったのですが

 

  ちょっと骨折しまして入院しております

 

  今は結構回復したのでPCの前に座る程度はできるようになったので

 

  投稿しました

 

  さて本題、今回は一刀君の能力を登場させました

 

  【感情を操る程度の能力】です

 

  なんとなく、種馬=惚れさせる=心=感情ときたので、

 

  なんでそうなる?という質問はしないでね、

 

  私自身なんでそうなったかよくわかってないからw

  

  さてと、早いような気がしますが、これで、終わりです

 

  次回は、ほかの董卓軍の将を紹介していこうと思います

 

  あ、題名ですが、なんとなく変えましたw

  

  こっちのほうがしっくり来たのでw

 

  では、また^^

 

 

  (おかしい所とかがあれば、アドバイスをいただけると嬉しいです)

 

説明
前回のあらすじ

1:月との出会い

2:一刀ふるぼっこw

3:月に使える
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コメント
一刀君も幻想郷じゃあいろいろ大変なのですよw(沈没漢女)
ちょっとネタばれになりますが、【三姉妹】はちょっと強敵になっておりますw(沈没漢女)
お帰りなさい&お大事に。感情を操る程度の能力って数え役萬☆姉妹に対抗できそうですな。(hokuhin)
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真・恋姫†無双 真恋姫無双 オリ一刀 

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