真・恋姫無双 〜古の存在〜 第十五話「狂気と破壊の剣」
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「さて、朱里?準備はいいかい?」

 

俺はすぐ隣に控えている小柄な少女に話しかけた。

 

彼女は手に持った羽の団扇を胸に、此方を見上げてきた。

 

「はい、愛紗さんや鈴々ちゃん、それに星さんの遊撃隊も準備が整っています。後は本陣である桃香様を待つだけですが・・・」

 

その時、後ろから伝令兵が走り寄って来た。

 

「孔明様!!此方の準備が全て整いました!!」

 

「・・・そうですか、ご苦労様です。いつでも動かせるようにと伝えておいて貰えますか?」

 

「御意!!」

 

すると、伝令兵は再び来た道を戻っていった。

 

「ご主人様、くれぐれも無茶はしないようにしてください。いくら此方の兵力が勝っていたとしても、相手は一騎当千の呂布を始めとする猛将達。しかも堅牢である虎牢関を破るとなれば、長期戦は免れないでしょう。時期を見定め、他の諸侯の方々と連携して挑んでください。」

 

朱里は目を細めながら前方を見た。

 

俺達の目と鼻の先に聳え立つ虎牢関。その先に目指す帝都洛陽があるのだ。

 

「了解。それじゃあ行って来るよ。ここは頼んだよ・・・」

 

そう言うと、俺は太公望と共に自分の部隊へと戻っていった・・・

 

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今回の陣の内容は、前衛が袁紹・袁術の軍を混ぜた俺達二万の騎馬歩兵隊。

 

右翼には華琳率いる歩兵隊を中心とした一万の軍勢、左翼も雪蓮率いる歩兵隊一万だ。

 

馬騰さんら他の諸侯は弓兵や弩兵を率いてもらうことにして中衛。

 

そして後ろに控えるのが、自分が囮だと気付いていない袁紹・袁術等四万の本陣である。

 

対する董卓軍の数およそ三万五千といったところか。

 

城や拠点を落とす際、相手の兵より三倍以上を用意しなければならない。

 

此方は三倍・・・とまではいかないが、それなりの人員がいるため問題は無いだろう。

 

作戦としては、一先ず俺達の軍が関に一当てし、相手を釣りだすの第一段階。

 

第二段階として、右翼左翼が釣り出てきた相手の退路を塞ぐべく、門へと攻撃を開始。その間に俺達は二万の軍勢を反転させ、敵を迎撃する。

 

第三段階では、敵を殲滅又は撃退した後、中衛と合流し攻城に参加。この時に袁紹等四万から兵を各地に分散させて兵力を補給させる。

 

以上が大まかな作戦だ。

 

しかし、一つ一つの軍に一々策を伝えるのは効率が悪いと考えた為、各々状況をよく判断し、策を考え、実行させることにした。(戦況が変わらない程度で)

 

だがこれは関を落とす事のみを考えた作戦だ。

 

朱里が先程言っていた通り、あそこにいるのは三国一の武を持つと言われている呂布や神速の張遼、それに猛将華雄という名将のラインナップだ。

 

この三人をどうにかしなければいけない。

 

そこで、張遼は華琳達が。

 

華雄は雪蓮達が。

 

呂布は俺達が引き受けることにした。

 

・・・些か抑えられるか不安だが、決まった以上はやるしかない。

 

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「皆、準備の方は大丈夫かい?」

 

俺は部隊の一人一人がよく聞こえるように言った。

 

『応!!』

 

その声は闘志に満ち溢れていた。

 

そこで俺は大きく深呼吸した後、周りを見渡しながら言った。

 

「この戦いは今まで経験したどのものよりも苛烈なものだろう。しかし、どんなに苛烈で厳しくても、再びここで立って皆で笑い会おう!!生き残ることを最優先としろ!!絶対に生きて家族や恋人が待つ元に帰るぞ!!」

 

『オオオオオオォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!』

 

その雄叫びは大地を揺るがすほどだった。

 

次々と雄叫びは連鎖していき、まるで軍が一つになったようだった。

 

・・・準備は整った。皆のボルデージは最高潮だ!!

 

「行くぞ!!俺達の力見せ付けてやれ!!」

 

そして虎牢関攻略作戦が火蓋を切って落とされた。

 

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一方帝都洛陽では・・・

 

「・・・いよいよ始まったみたいね。」

 

眼鏡をかけた少女が虎牢関の方向へ向きながら言った。

 

ここは玉座の間。

 

歴代の皇帝達がこの場で謁見し、数々の政をしてきた場所だ。

 

今その椅子に座っているのは、白い肌をした小柄な少女だった。

 

見るからに優しげで人を傷つけることなどしなさそうな印象が強かった。

 

・・・この少女こそ、暴政を行っているとされている董卓仲穎その人である。

 

実際彼女は暴政など行ってはいない。

 

むしろそのようなことをしているのは、平和な世界でのうのうと暮らしてきた頭が腐った官僚達である。

 

彼等がせいで都は荒れ、各地で黄巾党が出没するようになったのだ。

 

少女は唯の傀儡として彼等に用意された『物』であり、それ以外に価値など無かった。

 

そんな彼女の親友である眼鏡の少女・・・賈駆文和は、それでも彼女を守ろうと仲間である呂布、張遼、華雄、陳宮を虎牢関へと向かわせたのだった。

 

「詠ちゃん・・・」

 

董卓は賈駆の真名をか細い声で言った。

 

「大丈夫だよ月。僕がきっと守って見せるから・・・!!」

 

振り返りながら優しく微笑む詠だった。

 

そんな彼女を月は心の中で悲しいそうにした後、コクリと頷くだけだった・・・

 

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「おーおー、やってるやってる〜」

 

帝都洛陽に近いところで、暢気な声で虎牢関へと視線を向けている少女がいた。

 

「しっかし、本当はアタイ達も正々堂々と攻めたいところなんだけどねぇ?」

 

「あのねぇ〜・・・それが出来ないから今こうして攻めようとしてるんでしょうが。」

 

対してその言葉に相槌を打つ彼女は年齢は大体二十前後と言った所か。

 

「ったく、慎のヤツ。先攻隊二千で城の門を突破しろーだなんて無茶言ってくれるね、全く。」

 

「でも旦那のお願いとあっちゃあ断れないだろう?」

 

意地悪くニヤリとしながら女性は言った。

 

「そ、そりゃあ、まぁ・・・・・・うん。」

 

赤くなりながらも少女は頷いた。

 

「うん、素直で宜しい♪」

 

すると今まで苦笑しながらそのやり取りを聞いていたもう一人の女性が口を開いた。

 

「まぁそのあたりで止めにしようよ。・・・そろそろ敵に見つかるかもしれないよ?」

 

その言葉で一気に空気が変わった。

 

身に纏う空気が暖かいものから燃えるようなモノへと・・・

 

「ッハ!!別に見つかったってどぉーってことないよ!!」

 

「そうだね。ウチ等三人が揃ってるんだ。それに情報によると城の兵は五千にも満たないとか?余裕だね。」

 

「う〜ん、私達が揃ったってそれが余裕に繋がる訳じゃ・・・」

 

またも苦笑いを浮かべるが、その手には既に武器を構えていた。

 

少女は更に馬の速度を上げた。

 

「細かいことは気にしな〜い!!・・・さぁって!!張り切っていきましょーか!!」

 

そして少女は声高々に言った。

 

 

「劉邦が旧友三人!!今ここに・・・・推ッッ参!!!」

 

 

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戦況はあまり良くないようだった。

 

第一段階である釣りは、星の挑発によって出てきた華雄隊が引き金となって、それを止めようとし

た張遼隊と呂布隊が出てきたことにより、一先ず成功したと言っていいだろう。

 

しかし、第二段階である門への攻撃は今のところ難航している。

 

始めは退路を塞ぐことに成功し、門へと攻撃を開始したのだが、敵方は素早く状況を判断し、本来ここまで誘導するところまで行かず反転したのだ。

 

これにより、門へと詰め掛けていた右翼と左翼は後ろから強襲される形となり、混戦状態へと陥った。

 

(このままでは味方の損害が大きくなるばかりか、敵方まで関に戻ってしまう。そうなったら更に時間がかかってしまうだろう・・・)

 

俺はその場で一人考え込んでいたが、すぐに止めた。

 

(こうなってしまったら仕方がない。敵将を捕縛か討ち取らなければ状況なんて変わらないだろうし。)

 

両脇に差してある二振りの愛剣を見た。

 

・・・心なしか少し形が変わっているような気がするが、気のせいだろう。

 

「・・・深紅の呂旗は・・・アレか・・・」

 

俺は紅蓮と蒼天を握り締めると、太公望から降りた。

 

周りを見渡せば、愛紗は鈴々と共に状況確認を取っている。

 

星は朱里と策を練っているようだ。

 

桃香と雛里はこの場から少し奥のところで陣を張っているから俺の事は見えないだろう。

 

「・・・一騎当千・・・か。そんなヤツに女の子を向かわせられるかよ・・・!!」

 

気付けば俺は走り出していた。

 

遠い前方では華琳や雪蓮の兵を次々と薙ぎ払っているのが見えた。

 

俺は勢い良く剣を引き抜いた。

 

直後。

 

ドクンッ!!

 

と心臓がありえない位に飛び跳ねた。

 

しかし痛みは不思議と無く、むしろ力が湧いてくるようだった。

 

(何でか知らないけど、これなら!!)

 

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(邪魔・・・・!!)

 

呂布は群がる兵士達をまるで羽虫のように薙ぎ払っていた。

 

斬っても斬っても次々湧いてくるこいつ等にいい加減うんざりしてきていた。

 

(どうして・・・弱いのに向かってくるの・・・?)

 

既に唯斬るという最低限の動きで腕を動かしながらそんなことを思っていた。

 

だが突然その作業は中断されることとなる。

 

(・・・?前から誰か・・・来る?)

 

呂布は愛槍『方天画戟』を肩に担ぎながら警戒した。

 

すると自分の周りにいた味方の兵士がいないことに気付いた。

 

・・・どうやら、他のところで戦闘を行っているらしい。

 

「そこをどいてくれ」

 

その一言で呂布を囲んでいた兵士達が一斉に引いた。

 

その先には、二振りの剣を持った一人の青年が立っていた。

 

(・・・何なんだ・・・?コイツ・・・)

 

そんな風に思いながらも、一応気になったことを聞いてみた。

 

「お前・・・誰?」

 

「俺は北郷一刀。劉備軍で天の御使いとして動いている。」

 

「天の・・・御使い・・・?」

 

確かあの管路とかいう占い師が言っていたという・・・

 

「そんなお前がどうして・・・ここにいる?」

 

「この虎牢関の先にいる董卓に用があってね。・・・出来れば通してもらいたいんだが。」

 

・・・出来ない。

 

出来るはずが無い。

 

だって月は・・・。

 

「月は・・・恋が守る・・・!!」

 

自分に初めて怯えずに接してくれた友達だから。

 

それを裏切るわけには・・・いかない・・・!!

 

「・・・そっか。出来れば君みたいな女の子とは戦いたくなかったけど・・・仕方ない。」

 

一刀は体勢を低くしながら構えた。

 

対する呂布は肩に担いだままジッと一刀を見ている。

 

両者が睨む中、周りを囲む兵士が不意に剣を落とした。

 

その音が・・・開始の音となった。

 

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「ハァ!!」

 

足裏に溜めた力を一気に爆発させた一刀はその勢いのまま二刀を真横に振り抜こうとした。

 

「・・・ッ!!」

 

対する呂布はその軌道に合わせて下から上へと方天画戟を振った。

 

ガキンッ!!

 

と、金属同士がぶつかり合う音がした後、すぐさまキンッという音が鳴り響いた。

 

一刀は素早いサイドステップで後ろに回り込もうとするが、呂布が戟を振り回すため容易に地被くことが出来ない。

 

「ちょこまかと・・・ッハ!!」

 

今度は呂布の方から一刀へと近づいた。

 

斜めから振り下ろされる戟。まともに食らえばその重たい斬撃の前に沈むだろう。

 

だが一刀はそれを避けようとはせず、むしろその場で素早く剣を構えなおした。

 

その姿を見て呂布は驚いたが、それは一瞬の事で更に力を加えて早さを加えた。

 

「二刀流奥義・・・『笹舟』」

 

・・・二刀流奥義『笹舟』とは、カウンター目的の技である。体の力を極限まで抜き、鋏状に構えた紅蓮と蒼天で敵の攻撃の運動エネルギーを受け流す。この時に体を軸として回り、その運動エネルギーによって敵に斬撃を返す技である。名前の由来は「笹舟のように軽く、風に靡く笹のように受け流す」ことから一刀が名づけた。

 

結果的に呂布の更に力を加えたことが不味かった。

 

要するにこの状態の一刀は与えられた力が大きい分だけ、早く敵に斬撃が返るのだ。

 

・・・その両手に持つ二振りの剣によって。

 

「ック!!」

 

しかし、呂布は僅か0、1秒にも満たない時間で反応し、瞬時に戟を防御にまわした。

 

直後に二つの重い斬撃が襲い掛かった。

 

呂布はその力に抵抗せず、むしろその勢いを生かしたまま後方へと飛んだ。

 

「ハァ・・・ハァ・・・」

 

まだほんの数合しか打ち合っていないというのにこの疲労感。

 

彼女は今だ構えたままでいる青年を睨みながら思った。

 

(・・・コイツなら、恋の本気を出せるかも知れない・・・!!)

 

もし咄嗟に戟を守りに入れていなければ、確実に首が飛んだであろう。

 

そう思うと、いつぞやの黄巾党の大軍に一人で立ち向かったときに意識した死の感覚が蘇って来る。

 

それは久しぶりの感覚だった。

 

 

呂布は先程とは違い、腰を少し落として戟を構えなおした。

 

それを見た一刀は、

 

(身に纏う雰囲気が変わった・・・?・・・なるほど、まだ本気じゃなかったということか。あれでも此方は結構狙っていったんだけどな・・・)

 

それでも目の前の少女は防いだのだ。この事実は大きい。

 

(アレは何回も使えるもんじゃないし・・・参ったな・・・)

 

そう考えながらも今度は二振りの剣を組み合わせた。

 

形は柄を組み合わせた双剣状態だ。

 

その瞬間、鋭い頭痛と共に微かに声が聞こえてきた。

 

『・・・・・・・・・・・・・』

 

だが頭痛や声が小さすぎてせいで良くは聞こえなかった。

 

(この前から・・・一体何なんだよ・・・?)

 

頭を抑えながら手の中にある剣を見つめる。

 

填め込まれている宝玉は、先程までの輝かしさはどこにも無く、むしろ黒く変色していくようだった。

 

ここに来るまでは一度だってこんなことは無かったのだ。

 

考えに沈もうとする一刀だったが、すぐに中断させられることになった。

 

何故ならば、チャンスとばかりに呂布が先程までよりスピードを上げて襲い掛かってきたことで、それに対応せざるを得なかったからだ。

 

先程と打って変わって力やスピードが増している。

 

縦、横、斜めと絶大な威力を持つ戟で振りかざしていく呂布。

 

(クソッ・・・後手に回ったのは厳しいな・・・さっきの頭痛は治まったけど、このままじゃ押し切られる・・・!!)

 

実際双剣で何度か呂布の攻撃を防ぎ、反撃に移ろうと試みたが、その勢いが覆されることは無かった。

 

足首を切り払うような斬撃を上手く防ぐが、返し刀で今度は高速の突きが繰り出される。

 

その最後の突きが・・・剣の柄へと当たり、予想外の事で一刀はまともに後ろに吹っ飛んでしまった。

 

(・・・流石に・・・ハァ・・無理か・・・)

 

ヨロヨロと立ち上がりながら息を整えようとするが、腕は痺れ、足は震えていた。

 

いかに上手く攻撃をいなしても、その衝撃までは打ち消すことは出来ない。

 

ましてや一瞬とはいえ、弱った一刀をそのままほぼ一方的に攻撃すればそのダメージは計り知れないだろう。

 

再び此方に走り寄って来る呂布を見ながら、一刀は呟いた。

 

「ここらが・・・限界・・・みたいだ・・・」

 

沈もうとする意識の中で、再び声が聞こえてきた。

 

『・・・タスケテ・・・ホシイカ?」

 

今度はちゃんと聞こえた。

 

その声は感情が含まれていないものだった。

 

『オレガ・・・カワロウ・・・カ?』

 

(変わる・・・?何を・・・?)

 

『アンシンシロ・・・・オマエガオキルコロニハ・・・スベテオワッテイル・・・』

 

そこで一刀の意識は途切れた・・・

 

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呂布は目の前で顔を下に向けたままたっている青年に飛び掛っていった。

 

その時の彼女はこの一騎討ちを楽しんでいた。

 

自分が本気を出しているにも拘らず、青年はそれについて来る。

 

しかも所々で反撃や動きを封じに来たりと、今まで自分にそんなことをしてくる者などいなかったからだ。

 

この青年はまだ自分が知らない力を隠しているのではないか?

 

そう思うと更に自身の中で燃えている闘争の火が燃え盛るようだった。

 

(だから、恋も本気で行く!!)

 

戟を構えながら勢いをつけ、渾身の一撃を一刀へと振り上げた―――――――

 

・・・だが呂布は次の瞬間には地面に伏していた。

 

「・・・・・え?」

 

何が起きたか全く分からなかった。

 

頭が今の状況を把握できていないようだった。

 

顔を見上げると、そこには二振りの剣を持つ青年が立っていた。

 

「うむ・・・実に久しぶりだな。こうして地に立つなど何年ぶりか・・・」

 

先程とは比べ物にならないほどの圧倒的な威圧感。

 

その一言一言に含まれる力強さ。

 

逆光で顔が良く見えなかったが、その瞳は紅と蒼に煌いていた。

 

「あ奴はこのような輩に手こずっていたのか?・・・全く、弱いものだな。」

 

その言葉には侮蔑と冷酷さが入り混じっていた。

 

「まぁいい。今は時間が惜しい。この場にいられるのは精々一刻ほど・・・と言った所か。始めとしては上々だろう。徐々にこの体、俺の物としてくれよう。」

 

フッフッフと薄笑いを浮かべながら独り言を言っている一刀。

 

「お前・・・誰だ・・・?」

 

気付けば呂布は先刻した質問を再び繰り返していた。

 

それに気付いたのか、一刀はニヤリと笑いながらこう答えた。

 

 

「俺の名は項籍。字は羽だ。人は皆、俺の事を『覇王』と呼ぶ。」

 

 

その両手に握られた二振りの剣は、狂気と破壊の権化とでも言うような漆黒と真紅に染まっていた・・・

 

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あとがき

 

皆さんお久しぶりです。

 

長らくお待たせしましたね。

 

やっとうpできて安心しているところです。

 

今回からちょくちょく他の三人とキーボード回しながら上の作品紹介や、あとがきなどを書いて行こうと思ってます。

 

まぁ滅多に全員が集まるなんてことは無いですから、殆どが一人か二人だと思いますけどね・・・

 

さて、今回も次ページから人物紹介を載せときます。

 

では行ってみよう!!

 

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名・・・紀信(キシン)

字・・・定昇(テイショウ)

真名・・・真理(マリ)

武器・・・手枷『縛』足枷『楔』

 

 

〜設定〜

 

とある湖で自由気ままに暮らしていた昔仲間七人衆の一人。また慎の側室でもある。

 

性格は生前と変わらずのほほんとしていて、常に緊張感が足りていない。その為口調もいつも気が入っていないように聞こえてしまい、周りから「空気読めよ」と言われるが本人は至って真面目である。ちなみに字はオリジナル。

 

 

 

名・・・周苛(シュウカ)

字・・・吏(リ)

真名・・・翼(ツバサ)

武器・・・長槍『獄焔』

 

とある湖でニヤニヤしながら暮らしていた昔仲間七人衆の一人。慎の側近でもある。

 

生前は常に『面白いこと』を探していて、時には慎から離反した事もあったほど。しかし死んでからというもの毎日が面白いので裏切るつもりは無いみたいだ。三槍流の使い手で、巧みに槍を自分の手や足のように使うことが出来る。此方も字はオリジナル。

 

 

 

名・・・夏侯(カコウ)

字・・・嬰(エイ)

真名・・・蘭(ラン)

武器・・・手甲『岩龍』

 

とある湖で皆の面倒を見ながら暮らしていた昔仲間七人衆の一人。慎の側近でもある。

 

翼や真理ら昔仲間達よりも若干年上の一人。昔から落ち着きの無い皆を束ねてきたこともあって、保母さん以上のお母さん的存在。生前は良く幼い子供に勉強を教えてあげたり、遊んであげたりしていた。しかし一旦怒ると手甲『岩龍』を装着して問答無用に本気のチョップやお尻ペンペンをして来る。春蘭や秋蘭が彼女の末裔だと言われており、その姿は二人に似ている。

 

 

 

とまあこんな感じですね。

 

さて、次回はなるべく早くうpしようと『努力』はしてみますが、時間や予定や気分の問題があるので・・・・・・・・わかりましぇん!!

 

期待せず、のんびりとお待ち頂ければ幸いですね。

 

では、お疲れ様でした〜ノシ

説明
東方武神「遅れました。」
西方幻神「次回は遅れるなよ?」
東方武神「それはムリ。」

西北南『ジェノサイドブレェエエイバァァァアア!!!』


・・・はい、という訳で本気で叩かれました。第十五話目です。更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

それではどうぞ〜

※追記 この作品にはオリジナルキャラが登場します。純粋な恋姫ではありませんので、そういうのが苦手、あるいは気に食わないという方は今すぐ回れ右、戻るをしてください。
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コメント
豪く難儀な方にとり憑かれていますな・・・何やら言ってる事もやたらと不穏ですし、これからが楽しみなような怖いような; しかし、恋を一蹴するってのは流石というか^^;(深緑)
関平さんへ、そうだとは思います。自分は聞いていませんが、恐らくそう言ったイメージがあるのではないかな?と思います。by西方幻神(東方武神)
はりまえさんへ、まぁその辺は期待してて待っててくださいなby東方武神(東方武神)
砂のお城さんへ、コメント見てマックシェイク吹きましたby東方武神(東方武神)
xxxさんへ、剣の内容はこれからちょっとずつ明らかになるかも知れませんね〜by東方武神(東方武神)
namenekoさんへ、それは秘密☆by東方武神(東方武神)
ランペイジみたいな話だ。この様子だといずれもう一つの遠くでいちゃいちゃしてる人とバトル開始か?(黄昏☆ハリマエ)
雌雄一対之剣かな?(xxx)
一刀の刀はなんなんっすか?謎です。次の更新楽しみにしてます(VVV計画の被験者)
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